ナガバユキノシタの特徴
原産:中央アジア/東アジア 科:ユキノシタ(Saxifragaceae) 属:ヒマラヤユキノシタ/ベルゲニア(Bergenia) 種:ナガバユキノシタ(crassifolia) 別名:ベルゲニア・クラシフォリア/ハートリーフ ベルゲニア(heartleaf bergenia) 開花時期:2月~4月 花の色:桃色● 葉色:緑色● 分類:常緑多年草 草丈:約20~50cm 誕生花: 花言葉: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ナガバユキノシタは学名Bergenia crassifolia、別名「ベルゲニア・クラシフォリア」や「ハートリーフ ベルゲニア(heart-leaved bergenia)」とも呼ばれる中央アジア及び東アジアが原産の常緑多年草で、中国北西部からシベリアまでの岩場等に自生しています。種小名のcrassifoliaはラテン語で「厚い葉」を意味します。
ナガバユキノシタの最大の魅力は冬も落葉する事なく花壇を彩る大きく光沢のある葉(長さ35cm × 幅30cm)と花が少なくなる冬から春にかけて咲く鮮やかな桃色のボリューミーな花にあります。ナガバユキノシタの葉は革を思わせる様な厚みと光沢があり、形はかつて武将が指揮の為に持った軍配を連想させる様な楕円形をしています。地面下にある根茎は太く這うよう広がり、葉は根生して個々でロゼット状の草姿を作ります。
開花時期は冬から春、花色は桃色、個々の小花は花弁が5枚(5数花)で直径約1~3cm、花序は円錐花序の様に咲きます。草姿はロゼット状で太い根茎で広がり高さは約20(50)cm × 幅は約20(30)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は倒卵形もしくは腎臓形で長さ3(35)cm × 幅2(30)cmになり根生します。
ナガバユキノシタは一般的に株分けもしくは根伏せにより増やされますが、播種によっても増やす事が出来ます。育てる際は梅雨時期や夏の時期の長雨を苦手にしているため、土の排水性を高める等の長雨対策が必要になります。
ヒマラヤユキノシタの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ナガバユキノシタの育て方