アクタエア(ミスティブルー)の特徴
原産:北アメリカ 科:キンポウゲ(Ranunculaceae) 属:ルイヨウショウマ/アクタエア(Actaea) 種:パキポダ(pachypoda) 品種:ミスティブルー(misty blue) 開花時期:5月~6月 実の時期:7月~11月 花の色:白色〇 実の色:白色〇 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約30~60cm 誕生花: 花言葉: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
アクタエア(ミスティブルー)は成熟するにつれて葉が青緑色へと色変わりしていき、白色の実とのコントラストが美しい園芸品種です。
開花時期は晩春から初夏、花色は白色、個々の小花は4~10枚の花弁と15~40個の雄花があり、総状花序に花が咲きます。実の時期は7月から11月頃、実の色は白色、実の形は直径約1cmの長球形をしています。草姿は直立で高さは約30(60)cm × 幅は約30(90)cmまで成長します。葉色は緑色、小葉は卵形で葉縁に鋸歯があり羽状複葉して根生もしくは互生葉序につきます。
アクタエア(パキポダ)の最大の特徴(魅力)は花後に出来るロウ状の光沢のある実にあり、夏に熟した実は晩秋頃まで残り彩りを与えます。根茎は太く地面下で広がり、冬を越した後に春に芽を出して茎は数回枝分かれし通常高さよりも横へと広がります。花は個々の花の雄蕊が多く(15~40)また開花後に花弁が落ちやすいためふさふさとした見た目をしており、小花が穂状に集まり咲く花姿はふさふさとしたブラシ等を連想させるかもしれません。花は受粉すると緑色の実をつけ、夏の中頃から終わりにかけて白色に熟し晩秋頃まで残ります。植物は葉・茎・花に至るまで全草が有毒ですが、特に実は毒性(鳥には無毒)が強いため食べられません。
アクタエア(パキポダ)は一般的に早春に株分けにする事により増やされますが、自家採取した種を撒き増やす事も出来ます。丈夫で育てやすい植物ですが、強い日差しや乾燥を苦手にしているため植える場所等には注意が必要でしょう。
ルイヨウショウマの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
アクタエア(ミスティブルー)の育て方