オオシキンカラマツ(ヒューウィッツダブル)の特徴
原産:中国 科:キンポウゲ(Ranunculaceae) 属:カラマツソウ/タリクトラム(thalictrum) 種:オオシキンカラマツ(delavayi) 品種:ヒューウィッツダブル(Hewitt’s Double) 開花時期:5月~7月 花の色:桃色● 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約150cm 誕生花: 花言葉: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
オオシキンカラマツ(ヒューウィッツダブル)は濃い桃色の八重咲きする小花が円錐状に集まり非常に豪華な花穂をつくる園芸品種です。ポップで明るい雰囲気ある濃い桃色の花はカラフルでコントラストのあるお庭等によく合うでしょう。
開花時期は晩春から夏、桃色の八重咲きする小花を長さ約40cmまでの円錐花序に咲かせます。草姿は直立で高さ約150cm × 幅は約60cmまで成長します。葉色は緑色、小葉は浅く3裂する円形で3~4回羽状複葉して葉序は根生もしくは互生葉序につきます。
オオシキンカラマツの最大の特徴(魅力)は非常に長い花穂と繊細で華奢な見た目をした花姿にあり、茎は垂直に最大1.5mまで伸び非常に背が高く花壇に植えれば美しい背景を作ります。個々の花には花弁がなく萼片と長い雄蕊と雌蕊からなっており、小花が俯く様に下向きに咲き、疎らに集まりながら最大40cmの花序(円錐花序)を作ります。葉は根出葉もしくは茎葉につき、可愛らしい円形の小葉を羽状に付けレース模様の装飾的な草姿が作られます。
園芸では花壇の中央や後方に植えられる事が多く、垂直に伸びる茎は最大150cmまで伸び単調になりがちな平らな花壇の中で高さというアクセントを作りリズム感のある美しい背景を作ります。桃色や紫色の美しい花と洗練されたレース状の葉の組み合わせはロマンティックなお庭や上品なお庭等によく合うでしょう。
オオシキンカラマツは一般的に自家採取した種を撒くか株分けにより増やすことが出来ます。育てる際は夏の暑さや乾燥、過湿を苦手にしているため夏の管理には注意が必要です。
カラマツソウ(タリクトラム)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
オオシキンカラマツ(ヒューウィッツダブル)の育て方