原産:ヨーロッパ/コーカサス地方/ロシア 科:キンポウゲ(Ranunculaceae) 属:カラマツソウ/タリクトラム(thalictrum) 種:キバナカラマツソウ(flavum) 別名:タリクトラム・フラブム/コモン メドウルー(common meadow rue)/イエロー メドウルー(yellow meadow rue) 開花時期:6月~8月 花の色:黄色● 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:約60~120cm 誕生花: 花言葉: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
キバナカラマツソウは学名thalictrum flavum、別名「タリクトラム・フラブム」や「コモン メドウルー(common meadow rue)」とも呼ばれるヨーロッパ及びコーカサス地方、ロシアが原産の多年草で、種小名のフラブム(flavum)はラテン語で「黄色」を意味し、黄色の花色にに由来しています。
キバナカラマツソウの最大の特徴(魅力)はフワフワと咲くボリューミーな黄色の花姿と、根茎から茎が何本も伸びて群生し最大1.2mまでの高さある背景を作る美しい草姿にあります。個々の花には花弁がなく萼片と長い雄蕊と雌蕊からなっており、長い花糸が何本も集まる事で毛玉の様な形になる小花が房状に多数集まる事でボリューミーでふんわりした花姿が作られます。
園芸では花壇の中央や後方に植えられる事が多く、垂直に伸びる茎は最大120cmまで伸び単調になりがちな平らな花壇の中で高さというアクセントを作りリズム感のある美しい背景を作ります。ふんわりした黄色の美しい花と洗練されたレース状の葉の組み合わせはパステル調のロマンティックなお庭や対比を活かしたカラフルなお庭等によく合うでしょう。
開花時期は初夏から夏、花色は黄色、個々の小花には花弁はなく萼片と長い雄蕊が集まり、花序は散房花序に咲きます。草姿は直立で高さ約60(120)cm × 幅は約30(90)cmまで成長します。葉色は緑色、小葉は浅く3裂する卵形で2~3回羽状複葉して葉序は根生もしくは互生葉序につきます。
キバナカラマツソウは一般的に自家採取した種を撒くか株分けにより増やすことが出来ます。育てる際は他の種よりも比較的に夏の暑さに耐性がありますが、基本的には暑さや乾燥、過湿を苦手にしているため夏の管理には注意が必要です。
カラマツソウ(タリクトラム)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。