オレアリアは属の中に約180種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページではオレアリア属の幾つかの原種と、幾つかの園芸品種を紹介しています。
また上記の他にも、このページでは育て方へのリンクや購入方法のリンクなども用意しているため、そちらもよければご活用下さい。
■オレアリアの主な種と園芸品種の紹介
オレアリア・アキシラリス
オレアリア・アキシラリスの学名は Olearia axillaris 、別名では「コースタル・デイジーブッシュ(coastal daisy-bush)」「コースト・デイジーブッシュ(coast daisy-bush)」とも呼ばれる常緑低木です。
オレアリア・アキシラリスの原産地はオーストラリア、自生地は海岸沿いの砂丘や丘陵地にある。
オレアリア・アキシラリスの特徴は、樹形がブッシュ状で茎がよく枝分かれして密になる所、茎・葉は羊毛状の毛が密生しているため白色の見た目をしている所、開花は晩夏から秋頃にあり、腋生に目立たない花を咲かせる所などにあります。
オレアリア・アキシラリスは、立体感のあるドーム状の樹形や美しいシルバーリーフを楽しむ目的で栽培されています。用途としては、美しいシルバーリーフが清潔感や神聖さを感じさせるため明るいエントランスガーデンやエレガントなお庭などで利用されたり、シルバーリーフは他の植物の色を引き立てる効果があるため寄せ植えの素材として利用されたり、乾燥した地域では生垣として利用されたり、花壇や歩道などの縁どりとして利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
オレアリア・アキシラリスの園芸品種の紹介
オレアリア・アフィン
オレアリア・アフィンの学名は Olearia lepidophylla 、別名では「オレアリア・レピドフィラ」「クラブモス・デイジーブッシュ(club-moss daisy-bush)」とも呼ばれる常緑低木です。
オレアリア・アフィンの原産地はオーストラリア、自生地は海岸沿いの砂丘や乾燥気味の丘陵地などにあります。
オレアリア・アフィンの特徴は、樹形がブッシュ状で茎がよく枝分かれして密になる所、茎は羊毛状の毛が密生しているため白色の見た目をしている所、葉は茎の所々で束生について密生しており、葉のサイズは小さくて目立たないため茎のシルエットが強調されている所、開花は夏頃にあり、茎の頂部に白色の花を咲かせる所などにあります。
オレアリア・アフィンは、ユニークな茎葉のシルエットや美しいシルバーリーフを鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、他の植物と組み合わせて寄せ植えの素材として利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
オレアリア・アフィンの園芸品種の紹介