オレアリア属は属の中に約181種がありオーストラリアを原産とする低木です。一般に園芸では、植物全体が白色の毛で覆われ美しいシルバーリーフとして親しまれるオレアリア(アキシラリス)、オレアリア(olearia lepidophylla)の園芸品種等が親しまれます。
オレアリアは基本的には夏の暑さに耐えますがジメジメとした高温多湿を苦手にしており、また冬も軽い霜に耐えますが強い霜が降りると枯れるため、夏や冬の管理に注意が必要です。
種毎の育て方は写真か育て方をクリックすると出てくるためそちらで確認して下さい。
このページでは種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
①オレアリア(アキシラリス) |
原産:オーストラリア
学名:Olearia axillaris
草丈:約30~300cm
分類:常緑低木
開花時期:春・秋
花色:黄色●白色〇
葉色:緑色●白色〇
耐暑性:普通
耐寒性:強い
誕生花:2月7日/12月7日
花言葉:「清純」
特徴:オレアリア(アキシラリス)は学名Olearia axillaris、別名「コースタル デージーブッシュ(coastal daisybush)」や「ワイルド ローズマリー(wild rosemary)」とも呼ばれるオーストラリア原産の常緑低木です。園芸では一般に属名の「オレアリア」で呼ばれており由来はドイツの学者アダム・オレアリウス (Adam Olearius)に因んでいます。
オレアリア(アキシラリス)の最大の特徴(魅力)は美しいシルバーリーフが作るフサフサとした樹形にあります。茎や葉は白色の毛で密に覆われており、枝は非常に分枝がよくフサフサとしたドーム状の樹形を作り最大3m迄の高さに達します。花は葉腋から腋生して非常に小さく取るにたらないものとも見られますが、黄色の花はシルバーリーフとの相性も良く、シルバーリーフの明るさの中に黄色の花がフレッシュ感を出します。
園芸では美しいシルバーリーフを鑑賞する目的で庭木として育てられたり、枝が密に茂る事から生垣として境界を囲うのに利用されたり、また矮性品種等では鉢植えに植えられて寄せ植えの素材等でも利用されます。またオレアリア(アキシラリス)は最大高さが3mに達する低木ですが、園芸で流通する品種は一般的に高さ幅ともに最大60cm程度でコンパクトな樹形が魅力の「リトルスモーキー」です。
開花時期は春と秋、白色の苞葉に包まれて黄色の小花を葉の付け根(腋花)から咲かせます。樹形は分枝がよくドーム状にこんもり茂り高さ約30(300)cm × 幅は約30(250)cmまで成長します。葉色は緑色から白色、葉身は線形もしくは楕円形、葉序は互生葉序につきます。
オレアリア(アキシラリス)は一般的に晩春から夏に行う挿し木によって簡単に増やす事が出来ます。育てる際は夏の暑さに強い一方で過湿を苦手にするため土の排水性を高める等の対策が必要です。また軽い霜に耐える一方で強い霜に当たると枯れる恐れがあるため、地域によっては屋外での越冬が難しいでしょう。
オレアリア(リトルスモーキー)は、一般的な種が2mに達するのに比較して、リトルスモーキーは高さが30~60cmと非常に矮性でコンパクトな樹形をしており、寄せ植え等にも使いやすい所が魅力です。また丸みの可愛らしい葉の形と白色の毛が密生する美しいシルバーリーフも同様に魅力ある所でしょう。高さ約30(60)cm × 幅は約30(60)cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
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