クロッカス(シエベリ)の特徴
原産:バルカン半島 科:アヤメ(Iridaceae) 属:クロッカス(Crocus) 種:シエベリ(sieberi) 別名:シーバーズ・クロッカス(Sieber’s crocus)/クレタ島のクロッカス(Cretan crocus)/スノー・クロッカス(snow crocus) 分類:多年草 開花時期:2月~3月 花の色:紫色● 葉色:緑色● 草丈:約10cm 花言葉:1月3日/1月4日/1月5日/1月21日/1月31日/2月10日/2月24日/4月7日 誕生花:「切望」「青春の喜び」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
クロッカス(シエベリ)は学名Crocus sieberi、 別名「シーバーズ・クロッカス(Sieber’s crocus)」や「クレタ島のクロッカス(Cretan crocus)」とも呼ばれる多年草です。クロッカス(シエベリ)はバルカン半島周辺に分布しており主にクレタ島に自生しています。
クロッカス(シエベリ)の語源(由来)
- 属名のクロックス(Crocus)の由来は古代ギリシャ語の「κρόκος」からきています。
クロッカス(シエベリ)の特徴(魅力)
- クロッカス(シエベリ)はゴールデン・クロッカスと同様に別名でスノークロッカスとも呼ばれており、まだ雪の残る時期から花を咲かせます
- 1個の球茎から1個から数個の花を咲かせます
- 花の基部付近が橙色でカラフルな花色をしています
クロッカス(シエベリ)は地面下の根茎に栄養を溜め込み肥大化する球茎があり、この根茎(球茎)が増える事で栄養繁殖します。葉は非常に細く線形で、球茎から数個の葉(根生葉)をつけます。花は1つの球茎から一個から数個の花茎を伸ばし各花茎の頂部に一個の花を上向きに咲かせます。
開花時期は晩冬から春、花色は紫色や青色、橙色があり、個々の花は花被片が6個あり、花序は単頂花序に花が咲きます。草姿は高さ約10cm × 幅は約10cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は線形、葉序は根生葉につきます。
クロッカス(シエベリ)の栽培
園芸では、足元で上向きに咲くカラフルな花を鑑賞する目的で育てられます。育てる際は、1番に多湿に気をつけないといけません。特に夏の休眠期に降る雨は病気を招き、球根を腐敗させる原因ともなります。その為、管理のしやすい鉢植えで育てて雨が続く時期は軒下などで管理したり、また夏の時期は涼しい冷暗所で球茎を管理して晩夏もしくは初秋に植え直すのもいいでしょう。増やし方は、数年に1度のペースで休眠期に球茎を掘りあげて分球を行います。
クロッカスの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
クロッカス(シエベリ)の育て方