クロッカス(スペシオサス)の特徴
原産:トルコ/コーカサス地方/クリミア 科:アヤメ(Iridaceae) 属:クロッカス(Crocus) 種:スペシオサス(speciosus) 別名:ビーバーシュタイン・クロッカス(Bieberstein’s crocus) 分類:多年草 開花時期:10月~11月 花の色:紫色●白色〇 葉色:緑色● 草丈:約10~15cm 花言葉:1月3日/1月4日/1月5日/1月21日/1月31日/2月10日/2月24日/4月7日 誕生花:「切望」「青春の喜び」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
クロッカス(スペシオサス)は学名Crocus speciosus、 別名「ビーバーシュタイン・クロッカス(Bieberstein’s crocus)」とも呼ばれるトルコ及びコーカサス地方、クリミアが原産の多年草です。
クロッカス(スペシオサス)の語源(由来)
- 属名のクロックス(Crocus)の由来は古代ギリシャ語の「κρόκος」からきています。
- 種小名のスペシオサス(speciosus)はラテン語で「綺麗な/美しい」を意味します。
クロッカス(スペシオサス)の特徴(魅力)
- 花はサフランと同様に秋に開花します
- ↳花色は基部付近が薄く花脈に濃いラインが入る
- ↳開花中は葉が全くなく春に葉をだします
- 1個の球茎から1個から数個の花を咲かせます
- 種子や分球で増殖しやすい
クロッカス(スペシオサス)は地面下の根茎に栄養を溜め込み肥大化する球茎があり、この根茎(球茎)が増える事で栄養繁殖します。葉は非常に細く線形で、球茎から数個の葉(根生葉)をつけます。花は1つの球茎から一個から数個の花茎を伸ばし各花茎の頂部に一個の花を上向きに咲かせます。
開花時期は秋、花色は紫色や白色、個々の花は花被片が6個あり、花序は単頂花序に花が咲きます。草姿は高さ約10(15)cm × 幅は約10(15)cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は線形、葉序は根生葉につきます。
ゴールデン・クロッカスの栽培
園芸では、足元で上向きに咲くカラフルな花を鑑賞する目的で育てられます。育てる際は、1番に夏の多湿に気をつけないといけません。夏の休眠期に降る雨は病気を招き、球根を腐敗させる原因ともなります。対策としては管理のしやすい鉢植えで育てて雨が続く時期は軒下などで管理したり、夏の時期は涼しい冷暗所で根茎(球茎)を管理して晩夏もしくは初秋に植える等するのもいいでしょう。増やし方は、数年に1度のペースで休眠期に根茎(球茎)を掘りあげて分球を行います。
クロッカスの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
クロッカス(スペシオサス)の育て方