ヒイラギモクセイの特徴
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科:モクセイ(Oleaceae) 属:モクセイ(Osmanthus) 種:ヒイラギモクセイ(fortunei) 別名: 開花時期:10月~12月 花の色:白色〇 葉色:緑色● 香る部位:花 分類:常緑高木 樹高:約400~700cm 誕生花: 花言葉: | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ヒイラギモクセイは学名Osmanthus × fortunei、モクセイ(O. fragrans)とヒイラギ(O. heterophyllus)の雑種の常緑高木です。
ヒイラギモクセイの語源(由来)
- 属名のOsmanthusは古代ギリシャ語で「香り」を意味する「ὀσμή(osmḗ)」と「花」を意味する「ἄνθοσ(ánthos)」の2語からきており、花の香りに由来しています。
- 和名ヒイラギモクセイの由来は、ヒイラギとモクセイの雑種である所からきています。
ヒイラギモクセイの特徴(魅力)
- ヒイラギモクセイは花の直径が約0.8~1.0cmあり
- ↳花の直径が約0.5cmのヒイラギやモクセイと比べて大きいです
- ヒイラギモクセイの花は刺激的でフルーティな香りがあります
- 葉はヒイラギと同様に縁部分に鋭い棘があります
- ヒイラギモクセイもヒイラギと同様に庭木や生垣等によく植えられいます
- ヒイラギモクセイは雌雄異株です
- ↳しかし雄株のみが知られており雌株がないため結実しません
ヒイラギモクセイの茎は木質で樹皮の色は灰褐色をしており、一般的には高さ約400~700cmの間で成長します。葉は濃い緑色で革のような厚みと光沢があり、形は長さ4(~9)cm楕円形で縁部分に歯牙と鋭い棘があります。開花時期は10月~12月、花は雌雄異株ですが雄株しか知られておらず、個々の小花は白色で裂片が4個あり雄蕊が2個つき、花序は葉腋から何個かの小花が束生します。
ヒイラギモクセイの栽培
ヒイラギモクセイを育てる際に注意する事は殆どなく、環境が合えば放ったらかしでも育ちます。ただし剪定を行わないと、植えている場所によっては枝葉が奔放に伸びて通行人の邪魔になることがあります。大きさを制御したい場合は定期的な剪定が必要になってくるでしょう。
モクセイの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ヒイラギモクセイの育て方