グラジオラスは属の中に約300種がありますが、一般に園芸で親しまれているのは原種同士が交配されて作出された園芸品種と、幾つかの原種になります。
このページでは様々な原種や園芸品種を紹介しています。育て方へのリンクや購入方法のリンクなども用意しているため、そちらもよければご活用下さい。
目次
グラジオラスの特徴や園芸品種
- 原産:アジア/地中海沿岸/アフリカ
- 学名:Gladiolus
- 草丈:約30~180cm
- 分類:多年草
- 開花時期(夏咲き):6月~9月
- 開花時期(春咲き):3月~5月
- 花色:赤色●桃色●橙色●黄色●紫色●緑色●黒色●白色〇
- 葉色:緑色●
- 耐暑性:強い
- 耐寒性:普通
- 誕生花:3月23日・6月16日・7月2日・7月8日・7月13日・8月6日・11月26日
- 花言葉(全体):たゆまぬ努力・ひたむきな愛・満足・勝利・密会・用心
- 花言葉(白花):密会
- 花言葉(赤花):堅固・用心深い
- 花言葉(桃花):たゆまぬ努力・ひたむきな愛・満足
- 花言葉(紫花):情熱的な恋
- 花言葉(黄花):愛の招待状
- 用途:背が高い花/切り花/球根植物
- 購入方法:グラジオラスを楽天で購入
グラジオラスとは!?
グラジオラスの学名はGladiolus、別名では「トウショウブ(唐菖蒲)」や「オランダショウブ(阿蘭陀菖蒲)」等とも呼ばれる多年草です。グラジオラス属の中には約300種があり、原産地はアジア・地中海沿岸・アフリカにあります。ただし殆どの原種の原産地は南アフリカにあります。
観賞用として栽培されているグラジオラスは、基本的に種間交雑により作出されたハイブリッドの品種になります。グラジオラスは、18世紀初頭にインド貿易のルートを通じてアフリカからヨーロッパに輸出され、イギリスやオランダ等のヨーロッパで盛んに交配が行われるようになりました。グラジオラスの交雑種として初めて記載されているのは1832年にイギリスのJames Colvilleが作出したコルビリー(Gladiolus × colvillii)です。現在もコルビリー系の品種群は親しまれていますが、主流となるのは大輪高性のグランディフローラ系(Gladiolus × grandiflora)と小輪のピクシオーラ系(G. x pixiola)の品種群になります。
またグラジオラスは開花時期により夏咲き系と春咲き系の二種類に分類される事があります。グランディフローラ系やピクシオーラ系を含む多くのグラジオラスは夏咲き系ですが、幾つかの原種や品種は春咲き系のグラジオラスとして分類されます。春咲き系は栽培方法が変わることもあるため、育てる際は注意が必要です。
グラジオラスの語源(由来)
- 属名のGladiolusはラテン語で「小さな剣」を意味する「gladiolus」から来ており、葉の形が剣のような見た目をしている所に由来します。
グラジオラスの特徴(魅力)
- グラジオラスの特徴は、立ち姿が真っ直ぐとしていて洗練された雰囲気がある所、花穂の中で十個以上の花が密に重なりながら咲くためボリュームのよい花姿が楽しめる所、花は片側を向いて咲く傾向があるためユニークな見た目をしてる所、葉は剣のようにシャープな見た目をしていて上向きにつくため洗練された印象を与える所等にあります。
- グラジオラスは草姿が真っ直ぐとしていて高さがあるため、花壇などに植えると立体感や垂直のラインを強調することができます。また花を収穫して花瓶に生ければ切り花にもなります。
- 草姿は直立、茎や葉は基本的に真っ直ぐ立ち上がり、高さ30~180cmまで成長します。そのため、お庭の中で高さと立体感を演出する事が出来たり、また洗練された見た目をしているためエレガントなお庭によく合います。
- 球茎が地面下にあり、球茎の形は扁球形です。基本的に球茎は一年で生命力を失って萎み、古い球茎の上に新しい球茎が生成されて、新しい球茎の周りに小さな木子をつくります。
- 木子は増殖に使うことが出来ますが、開花するまでには最低でも二年が必要です。
- 葉の形は剣形、葉は直立または扇状に広がるため、洗練された印象を与えたり、優雅な印象を与えたりすることができます。
- 開花期間は夏咲き系( 6月~9月)と春咲き系(3月~5月)があり、現在主流となるハイブリッドの品種群は基本的に夏咲き系です。
- 花序は穂状花序、穂状花序は数個から数十個の花が片側に寄るように咲く傾向があります。
- 夏咲き系のハイブリッド品種は、花序の中で花が密に重なりながら十個以上が同時に咲き、また花も大輪で6cm以下から14cm以上の品種もあるため、非常に豪華な花姿が楽しめます。
- 春咲き系は花序の中で花がやや疎らに空間をあけながら数個程度が同時に咲き、茎は細いため繊細で可憐な花姿が楽しめます。
- グラジオラスは休眠期が異なることがあるため、栽培する際は注意が必要です。
- 夏咲き系は春から秋が生育期間になり、冬は基本的に休眠します。栽培方法については育て方からご覧下さい。
- 春咲き系は一般的に秋から春が生育期間になり、夏になると休眠します。ただし、冬の間も休眠しており、早春から春に植え付け後、直ぐに開花するものを春咲き系とする場合もあります。栽培方法については品種ごとの育て方から確かめた方が良いでしょう。
グラジオラスの草丈は約30~180cm、球茎の形は茎が肥大化して扁球形をしており、外側の薄皮は褐色または薄い褐色、茎は基本的に分枝をせず直立する。
葉序は根生または茎葉、葉は約1~9枚つき、葉の付け根は葉鞘がある、葉身の形は剣形または線形、 葉脈は平行脈で縦方向に溝が入る、葉の色は緑色です。
花序は穂状花序、穂状花序は長く伸びる花序軸に花柄のない花を多数付けており、花は片側を向いて咲く傾向がある。花の形は漏斗状または皿状に平開する、花は花被片の数が6枚(内側3枚・外側3枚)・雄蕊の数が3本・雌蕊(子房3・花柱1・柱頭3)です。花被片の形は三角形または楕円形、花被片の色は赤・桃・橙・黄・紫・緑・白・黒です。果実は蒴果、成熟すると果皮が3裂して種子を放出します。
グラジオラスの切り花の楽しみ方
- 収穫タイミング
- 花が一個から二個開いていて数個の蕾が色使いているものを収穫します。※株に葉を残しておくと光合成を行い球根にエネルギーを蓄えるため翌年の開花に好影響を与えます。
- 朝の涼しい時間帯もしくは夕方に収穫すると花に十分な水分が含まれており水揚げしやすいです。
- 水揚げ
- 葉は水揚げを悪くするため必要な分を除いて茎から全て取り外しましょう。
- 水揚げの方法は水切りを行います。
- 花瓶に生ける
- 花瓶に水と延命剤を入れて花を生けましょう。
- 延命剤の効果により蕾が開きやすくなり日持ちが長くなります。
- 日持ちは管理の方法でも左右されますが約3~10日です。
水切り法
水切り法とは、切り花の切り口を水の中に付けた状態で切り戻しを行い、切り口の更新を行う水揚げ方法です。
水切りは、特定の植物または特定の条件を除いた、殆どの植物に行われている、最も一般的な水揚げ方法になります。
水切りは、水の中で茎を切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。また水切りを行うことで「微生物」「空気」「その他」が原因で詰まっている茎を取り除くため、切り口からの水揚げ正常に戻ります。
水切りの方法
切り花の切り口を水の中に浸けます。水の中につけた状態で、切口の根元から上に1~5cm程度を取り除くつもりで、ハサミを使って斜めにカットします。
切り口部分を斜めにすることで、吸水部分が広がり、水揚げの効果が高まります。
グラジオラスの園芸分類
主に栽培されている品種群
グランディフローラ系(Gladiolus × grandiflora)
グランディフローラ系の特徴は、休眠が冬、植え付け時期は春、開花は夏咲きで遅咲きな所、花の大きさは大輪、花の形は漏斗形で花被片の形は三角形をしていて、花被片同士が重なる所、花色がとても豊富にある所、花序の中に多数の花がつき同時に10個以上の花が咲く所、草丈は高性です。
ピクシオーラ系(G. x pixiola)
ピクシオーラ系の特徴は、休眠が冬、植え付け時期は春、開花は夏咲きで早咲きな所、花の大きさは小輪、花の形は漏斗形で花被片の形は三角形または楕円形、花被片同士が重なる所、花色がとても豊富にある所、花序の中に多数の花がつき同時に10個以上の花が咲く所、草丈は低めです。
ナナス系(Gladiolus Nanus Hybrids)
ナナス系またはナヌス系の特徴は、休眠が秋から冬、植え付け時期が早春から春または植えっぱなしにして、開花が早く春から夏に花が咲く所、花の大きさはグランディフローラ系と比べると小振りな所、花の形は皿状に平開する傾向がある所、花被片の形は楕円形と幅が狭めで花被片同士はあまり重ならない所、花色は基本的に二色で下部の花被片にブロッチが入る所、多くのグラジオラスと比べて耐寒性がとても高く植えっぱなしで育てられる所等にあります。
チューベルゲニー系(gladiolus × Tubergenii)
チューベルゲニー系の特徴は、休眠が冬、植え付け時期が早春から春で開花が早く晩春から夏に花が咲く所、花の大きさは多くのグラジオラスと比べると小振りで可愛らしい所、花の形が漏斗状で花被片が反り返る傾向がある所等にあります。有名な品種には桃花が可愛らしいチャーミングビューティなどがあります。
コルビリー系(gladiolus × Colvillei)
コルビリー系は、イギリスのJames ColvilleがG. tristisとG.cardinalisを種間交雑して作出した品種群です。この品種は1832年に初めて記載されており、恐らくグラジオラスの初めての交雑種と見られています。
特徴は、植え付け時期が早春から春で開花が早く晩春から夏に花が咲く所、花の大きさは小振りで可愛らしい所、花の形が漏斗状で花被片が反り返る傾向がある所、花被片は楕円形であまり重ならない所等にあります。古くからある品種群ですが、現在も沢山の園芸品種が親しまれています。
花径による分類
名称 | サイズ |
---|---|
ミニチュア(MINIATURE) | 6.4cm以下 |
スモール(SMALL) | 6.4cm~8.9cm |
中程度(DECORATIVE) | 8.9cm~11.4cm |
大きい(STANDARD OR LARGE) | 11.4cm~14cm |
巨大(GIANT) | 14cm以上 |
グラジオラスの主な原種を紹介
春植え球根系
オポシティフロールス
グラジオラス・オポシティフロールスの学名はGladiolus oppositiflorus、別名では「トランスカイ・グラジオラス(Transkei gladiolus)」や「サーモン・グラジオラス(salmon gladiolus)」とも呼ばれる南アフリカが原産の多年草です。
グラジオラス・オポシティフロールスの特徴は、夏咲き系で六月から九月頃に花が咲く所、花穂の中の花は交互に反対を向くように咲く傾向があり、片側を向く一般的なグラジオラスと違う所、花の形は漏斗形で細い筒のような見た目をしている所、花の色がサーモンピンク色をしているため柔らかな印象を感じさせる所等にあります。
アシダンセラ
アシダンセラの学名はGladiolus murielae、別名では「グラジオラス・ムリエラ」や「フレグラント・グラジオラス(fragrant gladiolus)」とも呼ばれるエチオピア・タンザニア・マラウイ・モザンビークが原産の多年草です。
アシダンセラ(Gladiolus murielae)は、現在はグラジオラス(Gladiolus)属に移動していますが、以前はアシダンセラ(Acidanthera)属にあったため、現在も一般名としてアシダンセラと呼ばれています。
アシダンセラの特徴は、開花が7月から10月頃と少し遅めな所、立ち姿が真っ直ぐとしていて洗練された雰囲気がある所、花穂の中に3から5個の花を咲かせる所、花は途中で湾曲するため俯くように可憐に咲く所、花は平開する傾向があり花被片は細くシャープなためスタイリッシュなお庭によく合う所、花の色が白色と紫色の二色のため上品さやエレガントさを感じさせる所、花には甘い香りがある所等にあります。
秋植え球根系
トリスティス
グラジオラス・トリスティスの学名はGladiolus tristis、別名では「エバーフラワーリング・グラジオラス(ever-flowering gladiolus)」や「マーシュ・アフリカーナ(marsh Afrikaner)」とも呼ばれる多年草です。原産地は南部アフリカにあり、斜面や湿地、川沿いなど様々な場所に自生しています。
グラジオラス・トリスティスの特徴は、春咲き系で三月から五月に花が咲く所、花穂の中に二から八個の花を咲かせる所、花の色がクリーム色をしていて、しばしば赤みを帯びる所、花にはグローブに似た香りがある所、茎は花と比べて細く華奢なため繊細な雰囲気を感じさせるところ等にあります。
カルディナリス
グラジオラス・カルディナリスの学名はGladiolus cardinalis、別名では「ウォーターフォールグラジオラス(Waterfall Gladiolus)」や「ニューイヤーリリー(New Year lily)」とも呼ばれる多年草です。原産地は南アフリカにあり、滝の傍の濡れた崖地等に自生しています。
グラジオラス・カルディナリスの特徴は、滝の傍の崖地等に自生していて常に濡れた場所を好む所、開花時期が12月~1月にある所、花穂の中には最大12個の花を咲かせる所、花の色が鮮やかな赤色と白色をしているため華やかなコントラストが楽しめる所、茎は花と比べて細く華奢なため湾曲する傾向があり繊細な雰囲気を感じさせるところ等にあります。
イタリクス
グラジオラス・イタリクスの学名はGladiolus italicus、別名では「イタリアン・グラジオラス(Italian gladiolus)」や「フィールド・グラジオラス(field gladiolus)」とも呼ばれるヨーロッパおよびアジア、北アフリカが原産の多年草です。
グラジオラス・イタリクスの特徴は、春咲き系で三月から五月に花が咲く所、花穂の中に6から16個の花を咲かせる所、花の花被片がとても細いためシャープな見た目をしている所、花の色がピンクに白色の班が入る所、茎と葉は細く華奢なため繊細で可憐な雰囲気を感じさせる所等にあります。
カリオフィラセウス
グラジオラス・カリオフィラセウスの学名はGladiolus caryophyllaceus、別名では「ブルーアフリカーナー(blue Afrikaner)」とも呼ばれる南アフリカが原産の多年草です。
グラジオラス・カリオフィラセウスの特徴は、春咲き系で三月から五月に花が咲く所、花穂の中に2から10個の花を咲かせる所、花の形は漏斗状で花の色が鮮やかなピンク色をしている所、花にはグローブを想像させるような甘い香りがある所、葉の縁部分に赤色の細覆輪が入る所等にあります。とも呼ばれる南アフリカが原産の多年草です。
カルミネウス
グラジオラス・カルミネウスの学名はGladiolus carmineus、別名では「クリフ・グラジオラス(cliff gladiolus)」や「ヘルマナス・グラジオラス(Hermanus gladiolus)」とも呼ばれる多年草です。原産地は南アフリカにあり、海岸沿いの崖地などに自生しています。
グラジオラス・カルミネウスの特徴は、秋植え(夏植え)かつ秋咲き系で成長が早く直ぐに花が咲く所、花穂の中に2から6個の花を咲かせる所、花の漏斗形で鮮やかな赤色(赤ピンク)の花を咲かせるため華やかな印象を感じさせる所、茎は細く華奢でくねくねと曲がる傾向がある所、草丈が30~50cm程度と矮性な所等にあります。
グラジオラスの主な園芸品種を紹介
- 夏咲き系
- 春咲き系
- 早咲き系
- ナナス系(Gladiolus Nanus Hybrids)
- チューベルゲニー系(gladiolus × Tubergenii)
- ガンダベンシス系(Gladiolus x gandavensis)
夏咲き系
常陸きらめき
グラジオラス(常陸きらめき)の特徴は、花径が7cm前後の中輪で、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿をつくる所、花の向きは上向きで花被片の縁部分がフリル状に波打つ所、花の色は鮮やかな黄色をしているため明るさや元気の良さを感じさせる所、草丈は150cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がある所などにあります。
ジェスター
グラジオラス(ジェスター)の特徴は、花穂の中で同時に十個以上の花が開花するためとてもボリュームのよい花姿をつくる所、花が大輪でフリルするため豪華さや優雅さを感じさせる所、花の色が黄色(金色)と橙色の二色からなり、下側の三枚の花被片に橙色のブロッチが入る所にあります。そのため、お庭に植えると明るさや元気の良さを感じさせたり、また豪華で華やかな雰囲気を演出することができます。
ビスタ
グラジオラス(ビスタ)の特徴は、花径が10cm程度あり大輪で、花穂の中で同時に十個以上の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿をつくる所、花の色は紫色・白色・濃い紫色の三色で構成されていて、下側の三枚の花被片に濃い紫色と白色のブロッチが入る所、草丈は120cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がある所などにあります。そのため、上品さや優雅さをテーマにするエレガントガーデンなどによくあいます。
祝典
グラジオラス(祝典)は、日本の国旗を想像させるような綺麗にピシッとした花の形と、赤色と白色の二色の花色が特徴の園芸品種です。紅白の花の色は「お正月」「お祝い」「お祭り」などでよく利用される配色です。そのため、花を収穫してイベントなどで切り花として利用したり、また縁起のよい植物としてお庭の中で楽しむのと良いかもしれません。
アメジストレイ
グラジオラス(アメジストレイ)の特徴は、花の色が蕾の時は鮮やかな紫色で、花が開くとグレイッシュな灰紫色をしている所、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿をつくる所、草丈は50~100cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がある所などにあります。
初夢
グラジオラス(初夢)の特徴は、花の色が白色と薄い桃色の二色で構成されており、花の縁部分に薄い桃色の覆輪が入る所、花の縁部分がフリル状に波打つため優雅な見た目をしている所、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿をつくる所、草丈は100~150cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がある所などにあります。そのため、かわいいをテーマにするお庭や愛をテーマにするロマンチックガーデンなどによく合う園芸品種です。
インプロンプト
グラジオラス(インプロンプト)の特徴は、花の色が桃色・白色・赤色の三色で構成されており、花の縁部分に桃色、基部が赤色の班が入る所、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿をつくる所、草丈は100~150cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がある所などにあります。
リトルレディ
グラジオラス(リトルレディ)の特徴は、花の大きさが小輪のため可愛らしい所、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿が楽しめる所、花の色は白色に赤ピンク色の覆輪が入るため女性が化粧をしているような可愛らしさがある所などにあります。そのため、かわいいをテーマにするお庭や愛をテーマにするロマンチックガーデンなどによく合う園芸品種です。
南都
グラジオラス(南都)の特徴は、花は大輪で、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿をつくる所、花の色は鮮やかな赤ピンク色と白色の二色で構成されていて、縁部分を中心に桃色に染まっている所、草丈は100~150cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がある所などにあります。そのため、かわいいをテーマにするお庭や明るくカラフルなお庭などによく合う園芸品種です。
コンカヴェルデ
グラジオラス(コンカヴェルデ)の特徴は、花径が7~10cm程度あり大輪で、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿をつくる所、花の縁部分がフリル状に波打つためお洒落さを感じさせる所、花の色がクリーム色と赤紫色をしているため、ベリーやクリームなどの甘いスイーツを想像させる所、草丈は70~100cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がある所などにあります。そのため、お菓子をテーマにするスイーツガーデンや、かわいいをテーマにするお庭などによく合う園芸品種です。
キングストンフリズル
グラジオラス(キングストンフリズル)の特徴は、花が大輪で、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿をつくる所、花の縁部分がフリル状に波打つためお洒落さを感じさせる所、花の色が鮮やかなピンク色をしているため、可愛らしさや元気の良さを感じさせる所、草丈は100~150cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がある所などにあります。
テッズフリズル
グラジオラス(テッズフリズル)の特徴は、花が大輪で、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿をつくる所、花の縁部分がフリル状に波打つためお洒落さを感じさせる所、花の色が鮮やかな橙色をしているため、南国の太陽を想像させるような明るさと元気の良さを感じさせる所、草丈は100~150cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がある所などにあります。
ダッチパレード
グラジオラス(ダッチパレード)の特徴は、花の色が桃色・白色・赤色の三色で構成されており、花の縁部分から内側に向かい桃色から白色になり、基部に赤色の班が入る所、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿をつくる所、草丈は100~150cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がある所などにあります。
赤門
グラジオラス(赤門)の特徴は、花径は5~8cm程度あり、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿をつくる所、花の縁部分がフリル状に波打つためお洒落さを感じさせる所、花の色が鮮やかな赤橙色をしているため、明るさと元気の良さを感じさせる所、草丈は100~150cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がある所などにあります。
ドルチェビータ
グラジオラス(ドルチェビータ)の特徴は、花の縁部分がフリル状に波打つためお洒落さを感じさせる所、花の色がクリーム色に桃色の覆輪が入るため、果物の桃のような可愛らしさを感じさせる所、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿をつくる所、草丈は80~100cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がある所などにあります。
バックスター
グラジオラス(バックスター)の特徴は、花の色が殆ど黒色にみえる赤黒色をしているため高級感のあるラグジュアリーなお庭などによくあう所、花は大輪で花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿が楽しめる所、草丈は100~150cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がありお庭の中で高さを出せる所などにあります。
プリンセスサマーイエロー
グラジオラス(プリンセスサマーイエロー)の特徴は、早生品種で開花までが早い所、花の大きさは中輪で上を向いて咲く所、花が片側ではなく螺旋状につくため全方位から花が楽しめる所、花の色が黄色に橙色の爪班が入るため、明るさや元気の良さを感じさせる所、草丈は80~120cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がありお庭の中で高さを出せる所などにあります。
プリンセスマーガレットローズ
グラジオラス(プリンセスマーガレットローズ)の特徴は、花の縁部分がフリル状に波打つためお洒落さを感じさせる所、花の色が黄色に赤橙色の覆輪が入るため、南国の太陽を想像させるようなトロピカルガーデンによく合う所所、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿を楽しめる所、草丈は80~100cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がありお庭の中で高さを出せる所などにあります。
グリーンスター
グラジオラス(グリーンスター)の特徴は、花の色が明るい緑色をしているため自然で爽やかなお庭などによく合う所、花の縁部分がフリル状に波打つためお洒落さを感じさせる所、花穂の中で同時に十個以上の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿を楽しめる所、草丈は100~150cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がありお庭の中で高さを出せる所などにあります。
モヒート
グラジオラス(モヒート)の特徴は、花の色が蕾の時は鮮やかな紫色で、花が開くとグレイッシュな灰紫色をしているため、上品なお庭などによく合う所、花穂の中で同時に沢山の花が開花するためとても豪華でボリュームのよい花姿を楽しめる所、草丈は100~150cm程度に成長する事もあり、立ち姿が真っ直ぐとしているため洗練された雰囲気がありお庭の中で高さを出せる所などにあります。
春咲き系
アディー
グラジオラス(アディー)の特徴は、春咲き球根のため普通のグラジオラス花が早くから楽しめる所、花の形が漏斗形をしていて百合の花のようなお洒落な見た目をしている所、花の色が赤色と白色の二色で構成されているため派手さや華やかさを感じさせる所などにあります。
早咲き系
ダスティッドレッド
グラジオラス(ダスティッドレッド)の特徴は、早咲き系で花が早くから楽しめる所、花の色が非常に濃い赤色をしていている所や、花の花被片の幅が狭く原種系のようなシャープな見た目をしている所、茎は花と比べて細く華奢なため繊細さと大胆さを感じさせる所などにあります。そのため、高級感を感じさせるラグジュアリーなお庭や落ち着きと上品さを感じさせるエレガントなお庭などにピッタリな品種です。
ダスティッドレッドは、休眠期が冬にあり、開花が早く植え付け時期にもよりますが春から夏に花が咲きます。植え付け時期は早春から春ですが、秋に植え付けられる事もあります。ただし、耐寒性が極端に強いわけではないため、冬の寒さが厳しい地域では冬越し対策が必要になります。
ナナス系(Gladiolus Nanus Hybrids)
インプレッシブ
グラジオラス(インプレッシブ)の特徴は、可愛らしさや元気の良さを感じさせる桃色と赤ピンク色の二色の花の色にあります。そのため、可愛いをテーマにするお庭や、愛をテーマにするロマンチックなお庭などにピッタリな品種です。
花穂の中で花は同時に12個程度咲く事もあるため、とてもボリュームのよい花姿をつくります。花の形は皿状に平開する傾向があり、花の色は桃色で、下部の花被片に赤ピンク色のブロッチがはいります。
ルビネッタ
グラジオラス(ルビネッタ)の特徴は、花の色が赤ピンク色・赤色・白色の三色で構成されていて、下側の三枚の花被片に赤色と白色のブロッチが入ります。そのため、カラフルで華やかな印象を与えたり、可愛らしさを感じさせたりする園芸品種です。
チューベルゲニー系(gladiolus × Tubergenii)
チャーミングビューティー
グラジオラス(チャーミングビューティー)の特徴は、花の形が漏斗形をしている所、花の色が桃色と白色をしていて、下側の花被片の基部に白色の班が入る所、花穂の中に最大7個の花が咲き、球茎から2~3本の茎が出る所、耐寒性が高いため冬の間も植えっぱなしで問題ない所などにあります。
ガンダベンシス系(Gladiolus x gandavensis)
プリシラ
グラジオラス(プリシラ)は、花の色がピンク・クリーム・白色の三色の花色あるグラジオラス・ガンダベンシス種の園芸品種です。開花は夏咲き、花穂の中で同時に6~7個程度が同時に咲きます。花の形は漏斗形、花被片は幅広な三角形のため重なり合い、花の色は中心がクリーム色、外側に向かうに連れて白色になり、縁部分はピンク色です。そのため、女性的な優しやさ可愛らしさを感じさせるお庭などによく合う園芸品種です。