リュウカデンドロン(ギンヨウジュ)は属の中に約30~80種がありますが、一般に園芸で親しまれている種は幾つかの種とその園芸品種です。例えば、開花期間が長く総苞片が華やかに色づきカラーリーフのように楽しめるリュウカデンドロン・サリグナム、葉に絹のような白色の毛が密生するためシルバーリーフのように楽しめるシルバーアフリカーナ、花の周りを総苞片が螺旋状に密につくためより美しい花姿をつくるリュウカデンドロン・ストロビリナム等が親しまれています。
リュウカデンドロン(ギンヨウジュ)属の種ごとの育て方は写真か育て方をクリックすると出てくる為よかったらそちらをご覧下さい!
このページでは主な種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を紹介しています。
リュウカデンドロン(ギンヨウジュ)の主な種の目次
リュウカデンドロン・サリグナムの特徴や園芸品種
- 原産:南アフリカ
- 学名:Leucadendron salignum
- 草丈:約50~200cm
- 分類:常緑低木
- 開花時期:11月~4月
- 花色:赤色●黄色●緑色●
- 葉色:緑色●黄色●赤色●桃色●橙色●白色〇
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:普通
- 誕生花:1月22日/8月10日/9月4日
- 花言葉:物言わぬ恋/閉じた心を開く
- 用途:カラーリーフ/切り花
リュウカデンドロン・サリグナムとは!?
リュウカデンドロン・サリグナムは学名Leucadendron salignum、別名では「レウカデンドロン・サリグナム」や「コモン・サンシャイン・コーンブッシュ(common sunshine conebush)」とも呼ばれる南アフリカ原産の常緑低木です。
リュウカデンドロン・サリグナムの語源(由来)
- 属名のLeucadendronは古代ギリシャ語で「輝く」「白色」を意味する「λευκός(Leuca)」と、古代ギリシャ語で「木」を意味する「δένδρον(dendron)」の2語からなります。
- 種小名のsalignumはラテン語で「柳」を意味しています。
リュウカデンドロン・サリグナムの特徴(魅力)
- リュウカデンドロン・サリグナムは高さが50~200cm程度に成長する低木で、下部でよく枝分かれしてブッシュ状に茂り、秋から翌春にかけて色付く総苞が魅力の植物です。
- 花は球状の形をしており茎の頂部に咲きますが、葉(総苞)に囲まれるため目立ちません。
- 開花期は総苞片が品種により赤色・桃色・橙色・黄色・白色などに色付くため非常に装飾的です。
- 開花期がとても長いため長期間にわたり楽しめます。
- リュウカデンドロン・サリグナムの花は花瓶の中での寿命がとても長く最長20日保つため切り花として高い人気があります。
- リュウカデンドロン・サリグナムの花は乾燥しても色褪せが少なく形が崩れにくいためドライフラワーとしても高い人気があります。
- リュウカデンドロン・サリグナムは栄養の多過ぎる土壌や多湿を嫌い育てる難度がやや高い植物になります。
- その一方で乾燥に非常に強く肥料も基本的に与える必要がありません。
リュウカデンドロン・サリグナムの樹高は約50(~200)cm、樹形は下部でよく枝分かれしてブッシュ状に茂り、茎の色は赤色もしくは緑色をしています。葉序は互生葉序、葉色は緑色(しばしば赤みを帯びる)、葉身の大きさは長さ約2(~7)cm、葉身の形は狭楕円形もしくは披針形です。花序は頭花、頭花の周りには総苞片が螺旋状に密に付き、総苞片は柔らかで毛深く白色・橙色・黄色・桃色等があります。花は雌雄異株のため雄株(雄花だけ作る)と雌株(雌花だけ作る)がそれぞれ分かれてあります。果実は長球形、種子は翼をもちます。
リュウカデンドロン・サリグナムの切り花の楽しみ方

- リュウカデンドロン・サリグナムの収穫は朝の涼しい時間帯もしくは夕方におこないましょう。
- 水揚げは水切りもしくは燃焼を行いましょう。
- 管理場所は出来るだけ低温環境(糖の消費や蒸散が抑えられる)で楽しみましょう。
- 管理は必要に応じて数日ごとに水切りもしくは燃焼と、水換えを行いましょう。
- 萎れた花を手で丁寧に摘み取ると蕾の花が咲きやすくなります。
- 日持ちは管理の方法でも左右されますが最大20日保ちます。
水切り
水切りとは茎の根元を水の中に浸けた状態で、茎の根元から上に約1~5cmの部分でハサミを使い斜めにカットして、吸水面を広げる水揚げ方法です。水切りを行う目的は「細菌」「空気」「その他」が原因で茎が詰まり水揚げが悪くなってる部分を、水の中で切り戻して正常な状態に戻し水揚げを改善する事です。水切りは水の中で茎を切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。
燃焼
燃焼とはコンロやバーナーの火で茎の先端(約1~3cm)を炙り炭化させた後に、冷えた水に浸け、熱で茎内部の気泡(空気)を膨張させて外に押し出し、水揚げを改善する方法です。原理としては湯揚げと似ています。茎が硬く水揚げが悪い花材等に向きます。水分を多く含み柔らかい茎の花材等には向きません。
リュウカデンドロン・サリグナムのドライフラワーの作り方
- リュウカデンドロン・サリグナムの収穫は乾燥が続く日の朝(朝露が消えた後)もしくは夕方に行いましょう。
- 収穫のタイミングは花が綺麗に開き最高の色が出ている花を選びます。
- 茎を好みの長さで剪定ハサミで切って収穫して下葉を取り除きましょう。
- 収穫した花はハンギング法もしくはグリセリン法(切り花タイプ)でドライフラワーを作ります。
ハンギング法
ハンギング法とは、植物を壁や天井等から吊り下げて自然乾燥でドライフラワーをつくる方法です。ハンギング法は最も一般的に利用されるドライフラワーを作る手順で、用意する物も花材以外には殆ど要らず手軽に作れる所が魅力です。手順は花の茎の下部を固定する物(麻紐・洗濯バサミ等)で抑えて、逆さにし壁や天井から吊り下げます。管理する場所は基本的に直射日光の当たらない涼しく乾燥した場所です。乾燥させる時間は2~4週間程度で、自然乾燥させます。

グリセリン法
グリセリン法とは、グリセリン溶液を切り花に吸わせる、もしくはグリセリン溶液の中に花(葉)を漬け込んで作る、ドライフラワーです。グリセリン法はハンギング法と比べて、花や葉の形や色が綺麗に残るため、生花と変わらないような質感にドライフラワーが作れる所が魅力になります。
グリセリン法に必要な道具
花材・容器(タッパ・花瓶等)・グリセリン・熱湯・剪定ハサミ
グリセリン法のやり方
- 容器の中に3対1の割合で熱湯(3)とグリセリン(1)を入れて溶けるまでかき混ぜます。
- 容器は切り花として吸わせる場合は花瓶等を利用して、漬け込む場合はタッパ等を利用しましょう。
- 溶液が冷めたら花材をいれます。
- 切り花として茎から吸わせる場合は新鮮な花材(水揚げが良い)を準備して茎の先端を水切りして花瓶(グリセリン溶液)の中に挿します。
- 漬け込む場合は花材をタッパ(グリセリン溶液)の中に漬け込んでしまい蓋をします。
- 直射日光の当たらない涼しく乾燥した場所で1~2週間保管しましょう。
- 切り花として染み込ませたものは花材からグリセリンがシミ出してきたら完成です。
- 漬け込んだ場合はグリセリン溶液から花材を取り出して表面についた溶液を丁寧に拭き完成です。
おすすめのグリセリン
リュウカデンドロン・サリグナムの園芸品種の紹介
ジェスター(leucadendron salignum ‘jester’)は葉の縁部分にクリーム色の覆輪が入るため開花期以外もカラーリーフとして楽しめます。また開花期になると総苞片が赤色(~桃色)に染まるため緑色・黄色・赤色の3色の葉色が楽しめてカラフルな雰囲気をつくる園芸品種です。高さ幅ともに150cmまで成長します。
デビルズブラッシュ(leucadendron salignum ‘devils blush’)は秋から春にかけて濃い赤色(~赤紫色)に染まる総苞片が魅力の園芸品種です。高さ幅ともに100cmまで成長します。
イエローデビル(leucadendron salignum ‘yellow devil’)は秋から春にかけて濃い黄色(~クリーム色)に染まる総苞片が魅力の園芸品種です。高さ幅ともに100cmまで成長します。
リュウカデンドロン・レッドデビルは秋から春にかけて花が咲く時期に、総苞片が色鮮やかな赤色に染まる魅力的な園芸品種です。色鮮やかな赤色の総苞片は、遠くからでも目を引き付ける効果があり、また気分を高揚させるなどの効果もあります。そのため、パーティ会場を思わせるような華やかで明るいお庭等によく合うでしょう。高さは約150cm幅は約100cmまで成長します。
リュウカデンドロン・ファイアーグローは開花期になると花の周りに色が変化する総苞片が花弁のように付き、総苞片はクリーム色から橙色、橙色から赤色へと変化して華やかな雰囲気をつくります。花は他のリュウカデンドロンと同様に、切り花やドライフラワーなどとして楽しむ事が可能です。樹形は下部からよく枝分かれしてブッシュ状になり、高さ幅ともに約100~200cmまで成長します。
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シルバーアフリカーナの特徴や園芸品種
- 原産:南アフリカ
- 学名:Leucadendron argenteum
- 草丈:約500~1500cm
- 分類:常緑高木
- 開花時期:3月~5月
- 花色:緑色●白色〇
- 葉色:緑色●白色〇灰色●
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:普通
- 用途:カラーリーフ
シルバーアフリカーナとは!?
シルバーアフリカーナは学名Leucadendron argenteum、別名では「シルバー・ツリー(silver tree)」や「シルバーリーフ・ツリー(silver leaf tree)」とも呼ばれる南アフリカ原産の常緑高木です。
シルバーアフリカーナの語源(由来)
- 属名のLeucadendronは古代ギリシャ語で「輝く」「白色」を意味する「λευκός(Leuca)」と、古代ギリシャ語で「木」を意味する「δένδρον(dendron)」の2語からなります。
- 種小名のargenteumはラテン語で「銀色」を意味しており、葉の色に由来します。
シルバーアフリカーナの特徴(魅力)
- シルバーアフリカーナは単幹(根元から上部まで幹が1本)で卵形の樹形をつくり、通常は高さが500cm程度、野生では最大1500cmにも成長する常緑高木です。
- シルバーアフリカーナの最大の特徴はシルク(絹)を思わせるような光沢のある葉にあり、煌めくような美しい外観をつくります。
- 葉は絹のような柔らかな白い毛が密生するためシルバーリーフとして楽しむ事ができ、また光が反射するため輝いて見えます。
- シルバーリーフはスッキリとした印象や洗練された印象を与えるため上品なお庭や洗練されたかっこいいお庭などによくあいます。
- 葉は柔らかで布のような質感があります。
- 花は雌雄異株のため雄花と雌花が別々の株にあり長さ幅ともに約4(~5)cmの球状の花を咲かせます。
- シルバーアフリカーナは湿度の高い環境では真菌(フィトフトラ等)の影響をうけやすく根腐れや腐敗などの病気にかかりやすくなります。
- その一方で乾燥に非常に強く肥料も基本的に与える必要がないため環境が合えば低メンテナンスで育てられます。
シルバーアフリカーナの樹高は約500(~1500)cm、樹形は卵形、幹は単幹(根元から上部まで幹が1本)で、枝は斜上に伸びます。茎は木質で黄褐色もしくは灰白色をしています。葉序は互生葉序、葉色は緑色で絹のような白色の毛が密に生えています。葉身の長さ約8(~15)cm、葉身の形は狭楕円形もしくは披針形です。花序は頭花、頭花は長さ幅ともに約4(~5)cm、花は雌雄異株のため雄株(雄花だけ作る)と雌株(雌花だけ作る)がそれぞれ分かれてあります。果実は卵形、種子は翼をもちます。
シルバーアフリカーナの園芸品種の紹介
リュウカデンドロン・ストロビリナムの特徴や園芸品種
- 原産:南アフリカ
- 学名:Leucadendron strobilinum
- 草丈:約100~300cm
- 分類:常緑低木
- 開花時期:3月~5月
- 花色:赤色●橙色●黄色●緑色●
- 葉色:緑色●黄色●赤色●桃色●橙色●白色〇
- 耐暑性:普通
- 耐寒性:普通
- 誕生花:1月22日/8月10日/9月4日
- 花言葉:物言わぬ恋/閉じた心を開く
- 用途:カラーリーフ/切り花
リュウカデンドロン・ストロビリナムとは!?
リュウカデンドロン・ストロビリナムは学名Leucadendron strobilinum、別名では「ペニンシュラ・コーンブッシュ(peninsula conebush)」とも呼ばれる南アフリカ原産の常緑低木です。
リュウカデンドロン・ストロビリナムの語源(由来)
- 属名のLeucadendronは古代ギリシャ語で「輝く」「白色」を意味する「λευκός(Leuca)」と、古代ギリシャ語で「木」を意味する「δένδρον(dendron)」の2語からなります。
- 種小名のstrobilinumは「松かさ」を意味しており、花後の果実が松かさのような形をしています。
リュウカデンドロン・ストロビリナムの特徴(魅力)
- リュウカデンドロン・ストロビリナムは通常100cm程度に成長する低木で、下部でよく枝分かれしてブッシュ状に茂り、春には切り花にも使われる華やかな花を咲かせる南アフリカの植物です。
- 花は中央にある頭花と花弁のように見える総苞片で構成されています。
- 花は雌雄異株のため雄花と雌花が別々の株にあり、雄花は長さ2.5cm程度の球状、雌花は長さ7.5cmの長球状の形をしています。
- 花の周りには目立つ総苞片があり、総苞片は花弁のようで螺旋状に密につきます。
- 総苞片は品種により赤色・桃色・橙色・黄色・白色などの色があります。
- リュウカデンドロン・ストロビリナムの花は花瓶の中での寿命がとても長く最長20日保つため切り花として高い人気があります。
- リュウカデンドロン・ストロビリナムの花は乾燥しても色褪せが少なく形が崩れにくいためドライフラワーとしても高い人気があります。
- 葉はしばしば先端が赤くなります。
- リュウカデンドロン・ストロビリナムは栄養の多過ぎる土壌や多湿を嫌い育てる難度がやや高い植物になります。
- その一方で乾燥に非常に強く肥料も基本的に与える必要がありません。
リュウカデンドロン・ストロビリナムの樹高は約100(~300)cm、樹形は下部でよく枝分かれしてブッシュ状に茂り、茎の色は赤色もしくは緑色をしています。葉序は互生葉序、葉色は緑色(しばしば先端縁部分が赤みを帯びる)、葉身の大きさは長さ約8cm、葉身の形は楕円形もしくは倒披針形です。花序は頭花、頭花は長さ2.5cm(雄株)もしくは約7.5cm(雌株)の長球形、頭花の周りには総苞片が螺旋状に密に付き、総苞片は白色・橙色・黄色・桃色等があります。花は雌雄異株のため雄株(雄花だけ作る)と雌株(雌花だけ作る)がそれぞれ分かれてあります。果実は長球形、種子は翼をもちます。
リュウカデンドロン・ストロビリナムの切り花の楽しみ方
- リュウカデンドロン・ストロビリナムの収穫は朝の涼しい時間帯もしくは夕方におこないましょう。
- 水揚げは水切りもしくは燃焼を行いましょう。
- 管理場所は出来るだけ低温環境(糖の消費や蒸散が抑えられる)で楽しみましょう。
- 管理は必要に応じて数日ごとに水切りもしくは燃焼と、水換えを行いましょう。
- 萎れた花を手で丁寧に摘み取ると蕾の花が咲きやすくなります。
- 日持ちは管理の方法でも左右されますが最大20日保ちます。
水切り
水切りとは茎の根元を水の中に浸けた状態で、茎の根元から上に約1~5cmの部分でハサミを使い斜めにカットして、吸水面を広げる水揚げ方法です。水切りを行う目的は「細菌」「空気」「その他」が原因で茎が詰まり水揚げが悪くなってる部分を、水の中で切り戻して正常な状態に戻し水揚げを改善する事です。水切りは水の中で茎を切るため導管内に気泡が入りにくいメリットがあります。
燃焼
燃焼とはコンロやバーナーの火で茎の先端(約1~3cm)を炙り炭化させた後に、冷えた水に浸け、熱で茎内部の気泡(空気)を膨張させて外に押し出し、水揚げを改善する方法です。原理としては湯揚げと似ています。茎が硬く水揚げが悪い花材等に向きます。水分を多く含み柔らかい茎の花材等には向きません。
リュウカデンドロン・ストロビリナムのドライフラワーの作り方
- リュウカデンドロン・ストロビリナムの収穫は乾燥が続く日の朝(朝露が消えた後)もしくは夕方に行いましょう。
- 収穫のタイミングは花が綺麗に開き最高の色が出ている花を選びます。
- 茎を好みの長さで剪定ハサミで切って収穫して下葉を取り除きましょう。
- 収穫した花はハンギング法もしくはグリセリン法(切り花タイプ)でドライフラワーを作ります。
ハンギング法
ハンギング法とは、植物を壁や天井等から吊り下げて自然乾燥でドライフラワーをつくる方法です。ハンギング法は最も一般的に利用されるドライフラワーを作る手順で、用意する物も花材以外には殆ど要らず手軽に作れる所が魅力です。手順は花の茎の下部を固定する物(麻紐・洗濯バサミ等)で抑えて、逆さにし壁や天井から吊り下げます。管理する場所は基本的に直射日光の当たらない涼しく乾燥した場所です。乾燥させる時間は2~4週間程度で、自然乾燥させます。

グリセリン法
グリセリン法とは、グリセリン溶液を切り花に吸わせる、もしくはグリセリン溶液の中に花(葉)を漬け込んで作る、ドライフラワーです。グリセリン法はハンギング法と比べて、花や葉の形や色が綺麗に残るため、生花と変わらないような質感にドライフラワーが作れる所が魅力になります。
グリセリン法に必要な道具
花材・容器(タッパ・花瓶等)・グリセリン・熱湯・剪定ハサミ
グリセリン法のやり方
- 容器の中に3対1の割合で熱湯(3)とグリセリン(1)を入れて溶けるまでかき混ぜます。
- 容器は切り花として吸わせる場合は花瓶等を利用して、漬け込む場合はタッパ等を利用しましょう。
- 溶液が冷めたら花材をいれます。
- 切り花として茎から吸わせる場合は新鮮な花材(水揚げが良い)を準備して茎の先端を水切りして花瓶(グリセリン溶液)の中に挿します。
- 漬け込む場合は花材をタッパ(グリセリン溶液)の中に漬け込んでしまい蓋をします。
- 直射日光の当たらない涼しく乾燥した場所で1~2週間保管しましょう。
- 切り花として染み込ませたものは花材からグリセリンがシミ出してきたら完成です。
- 漬け込んだ場合はグリセリン溶液から花材を取り出して表面についた溶液を丁寧に拭き完成です。
おすすめのグリセリン
リュウカデンドロン・ストロビリナムの園芸品種の紹介
その他の種や園芸品種
リュウカデンドロン・サマーサンは学名Leucadendron ‘summer sun’、ラウレオルム種(Leucadendron laureolum)とストロビリナム(Leucadendron strobilinum)の交雑種の常緑低木です。リュウカデンドロン・サマーサンの特徴は、太陽を連想させるように咲く橙色の球形の花と、太陽の輝きを連想させるような白色の総苞片にあります。花は他のリュウカデンドロンと同様に、切り花やドライフラワーなどとして楽しむ事も可能です。樹形は下部からよく枝分かれしてブッシュ状になり、高さ幅ともに約150cmまで成長します。
リュウカデンドロン・サファリ サンセットは学名Leucadendron ‘safari sunset’、ラウレオルム種(Leucadendron laureolum)とサリグナム種(Leucadendron salignum)の交雑種の園芸品種です。
リュウカデンドロン・サファリ サンセットの特徴は、非常に背が高く最大300cmに達する長い茎と、鮮やかな赤色をした茎色、冬から春にかけて花が開花すると赤く色付く綺麗な総苞片等にあります。花は他のリュウカデンドロンと同様に、切り花やドライフラワーなどとして楽しむ事も可能です。樹形は下部からよく枝分かれしてブッシュ状になり、高さ幅ともに約300cmまで成長します。
リュウカデンドロン・クリームデライトは、成熟するにつれて桃色からクリーム色へと変化する総苞片と、総苞片が花を包むようにつき球状になる花姿が魅力的な園芸品種です。甘い果物の白桃を連想させる花は、甘く柔らかな印象を与えるため、心が癒される様な優しい雰囲気のお庭や、ロマンチックな雰囲気をつくるお庭などにオススメです。また花は他のリュウカデンドロンと同様に切り花やドライフラワーなどとして楽しむ事が可能なため収穫して楽しむのもよいでしょう。樹形は下部からよく枝分かれしてブッシュ状になり、高さ約200cm幅は約100cmまで成長します。