リュウカデンドロン(ギンヨウジュ)は属の中に約85種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは6の原種と、29の園芸品種等を紹介しています。
上記の他にも、このページでは育て方へのリンクや購入方法のリンクなども用意しているため、そちらもよければご活用下さい。
■目次
■リュウカデンドロン(ギンヨウジュ)の主な種と園芸品種の紹介
主な原種
- シルバーアフリカーナ
- 同義語
- アルゲンテウム
- リュウカデンドロン・コニカ
- リュウカデンドロン・サリグナム
- 品種
- ジェスター
- デビルズブラッシュ
- イエローデビル
- レッドデビル
- ファイアーグロー
- インカゴールド
- リュウカデンドロン・ストロビリナム
- 品種
- ウォーターリリー
- リュウカデンドロン・ポンデンス
- リュウカデンドロン・ラグジュウム
その他の品種
- リュウカデンドロン(エイミー)
- リュウカデンドロン(クリームデライト)
- リュウカデンドロン(ケープスパイス)
- リュウカデンドロン(ゴールデンファイヤーワークス)
- リュウカデンドロン(ゴールドストライク)
- リュウカデンドロン(サファリサンセット)
- リュウカデンドロン(サファリマジック)
- リュウカデンドロン(サマーサン)
- リュウカデンドロン(シックスティーンキャンドルズ)
- リュウカデンドロン(ジプシーシルバー)
- リュウカデンドロン(ジョリージョーカー)
- リュウカデンドロン(シルバーコーン)
- リュウカデンドロン(ストロベリーフェア)
- リュウカデンドロン(デュリフ)
- リュウカデンドロン(バーガンディサンセット)
- リュウカデンドロン(ハーベスト)
- リュウカデンドロン(パープルヘイズ)
- リュウカデンドロン(ハーレクイン)
- リュウカデンドロン(ハワイアンマジック)
- リュウカデンドロン(ベビーブーケット)
- リュウカデンドロン(ライムマジック)
- リュウカデンドロン(レッドジェム)
●主な原種
シルバーアフリカーナ
シルバーアフリカーナの学名は Leucadendron argenteum 、別名では「リュウカデンドロン・アルゲンテウム」「シルバーリーフ・ツリー(silver leaf tree)」「シルバー・ツリー(silver tree)」等とも呼ばれる常緑高木です。
シルバーアフリカーナの原産地は南アフリカの西ケープ州にあり、自生地は南向きの斜面などにあります。
シルバーアフリカーナの特徴は、樹形が直立して最大15メートルの高木に成長する所、葉の表面に絹のような毛が密生していてビロードのような質感があり、光の反射で輝くため銀白色に見える所、開花期に見られる総苞は他の葉と比べてより輝く傾向がある所、他のリュウカデンドロンと同様に雌雄異株で雄株と雌株がある所、頭花は球形で雄株は総苞が小さく、雌株は総苞が大きく鱗状につくため松かさのような見た目をしている所などにあります。
鑑賞用途としては、葉の色が綺麗な銀白色でシルバーリーフとなるため、清潔感を感じさせるエントランスガーデンやエレガントなお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
シルバーアフリカーナの園芸品種の紹介
リュウカデンドロン・コニカ
リュウカデンドロン・コニカの学名は Leucadendron conicum 、別名では「ペニンシュラ・コーンブッシュ(peninsula conebush)」等とも呼ばれる常緑小高木です。
リュウカデンドロン・コニカの原産地は南アフリカ、南アフリカの東ケープ州と西ケープ州にあり、自生地は砂岩地域や川岸などにあります。
リュウカデンドロン・コニカの特徴は、雌花の総苞片が鱗片状に重なり松かさのようなユニークな形状をしている所、雌花の総苞は薔薇色(赤桃色)に染まるため華やかな見た目をしている所、果実は成熟すると松かさのように総苞片が開き、上から見ると薔薇のようにも見える所、若い葉は絹糸のような毛が生えているため光の反射で輝きシルバーリーフのようにも見える所などにあります。
リュウカデンドロン・サリグナム
リュウカデンドロン・サリグナムの学名は Leucadendron salignum 、別名では「レウカデンドロン・サリグナム」「コモン・サンシャイン・コーンブッシュ(common sunshine conebush)」等とも呼ばれる常緑低木です。
リュウカデンドロン・サリグナムの原産地は南アフリカ、南アフリカの東ケープ州・西ケープ州・北ケープ州にあり、自生地は海抜ゼロメートルの場所から標高2000メートルまでの山岳地帯にあり、幅広い土壌に適応して生息しています。
リュウカデンドロン・サリグナムの特徴は、開花期に見られる葉と総苞の魅力的な色にあり、緑色・黄色・赤色・紫色・白色の範囲で変化がある所、葉の色の変化は花の下辺りで最も顕著に現れる所、開花期が秋から春頃までと非常に長いため花を長く楽しみたい人などに好まれる所、花は基部の総苞で包み隠される傾向があり、茎の頂部で蕾やチューリップを想像させる外観となりやすい所、花は雄株と雌株があり、雌株の方が球形の頭花が小さい傾向がある所、地面下に根茎があるため森林火災などで地上部が失われた時も芽が出て再生する能力がある所などにあります。
鑑賞用途としては、葉と総苞の色が鮮やかなため明るくカラフルなお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、葉・総苞を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
リュウカデンドロン・サリグナムの園芸品種の紹介
ジェスター
学名:Leucadendron salignum ‘jester’
開花時期:11月~4月
花(総苞)の色:桃色・黄色
葉の形:狭楕円形・倒披針形・倒線状披針形
葉の色:緑色・クリーム色(覆輪)・桃色(開花期)
樹高:約100~150cm
備考:葉の縁部分にクリーム色の覆輪が入るため、一年を通して明るい印象を与えるカラーリーフとして楽しめる。開花期になると、葉全体が桃色・赤桃色に染まるため、女性的な可愛らしさも感じさせる品種です。
イエローデビル
学名:Leucadendron salignum ‘yellow devil’
開花時期:11月~4月
花(総苞)の色:黄色・クリーム色
葉の形:線形・倒線状披針形
葉の色:緑色・黄緑色・クリーム色
樹高:約100~150cm
備考:開花期になると明るさや爽やかさを感じさせる黄色の葉・総苞が茎の上部で現れます。葉の形状が線状に細くシャープな見た目をしている。
レッドデビル
学名:Leucadendron salignum ‘red devil’
開花時期:11月~4月
葉の形:狭楕円形・倒披針形・倒線状披針形
花(総苞)の色:鮮やかな赤色
葉の色:緑色・赤色・紫色
樹高:約100~150cm
備考:開花期になると葉の色が赤色または紫色になり、総苞が鮮やかな赤色へと変化するため、華やかさと上品さを感じさせる品種です。
ファイアーグロー
学名:Leucadendron salignum ‘Fireglow’
開花時期:11月~4月
花(総苞)の色:黄色・クリーム色・赤色
葉の色:青緑色~緑色・黄色・赤色
樹高:約100~150cm
備考:青緑色・黄色・赤色の三色が南国の砂浜や海などの色を想像させるため、トロピカルなお庭などによく合う品種です。
インカゴールド
学名:Leucadendron salignum ‘inca gold’
開花時期:11月~4月
花(総苞)の色:黄色・クリーム色
葉の形:狭楕円形・倒披針形・倒線状披針形
葉の色:緑色・黄色・クリーム色
樹高:約100~150cm
備考:開花期になると明るさや爽やかさを感じさせる黄色の葉・総苞が茎の上部で現れます。
リュウカデンドロン・ストロビリナム
リュウカデンドロン・ストロビリナムの学名は Leucadendron strobilinum 、別名では「ペニンシュラ・コーンブッシュ(peninsula conebush)」等とも呼ばれる常緑低木です。
リュウカデンドロン・ストロビリナムの原産地は南アフリカの西ケープ州にあり、自生地は岩の多い斜面などにあります。
リュウカデンドロン・ストロビリナムの特徴は、株に雄株と雌株があり、雌株の方が雄株と比べて花・葉のサイズが大きい所、花(花序)の形が球形・卵形でサイズが大きくてハッキリとした見た目をしている所、花の基部には花弁状の総苞がロゼット状に広がり、基本的に総苞は花(花序)を隠さない所、黄色・橙色の花と白色とクリーム色の総苞がお菓子のような可愛らしい見た目をしている所、花は酵母の強い香りがあり花粉媒介昆虫などを引き寄せる所、花の後に出来る果実は総苞が鱗状に重なるため松ぼっくりのような可愛らしい見た目をしている所、松ぼっくり状の果実は火災により中の種(果実)を放出するセロティニー(Serotiny)と呼ばれる性質がある所などにあります。
鑑賞用途としては、花と総苞の色がお菓子のような見た目をしているため可愛いをテーマにするお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、葉・総苞を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
リュウカデンドロン・ストロビリナムの園芸品種の紹介
リュウカデンドロン・ポンデンス
リュウカデンドロン・ポンデンスの学名は Leucadendron pondoense 、別名では「ボンドランド・コーンブッシュ(Pondoland conebush)」等とも呼ばれる常緑低木です。
リュウカデンドロン・ポンデンスの原産地は南アフリカの東ケープ州にあり、自生地は砂岩の沿岸地域などにあります。
リュウカデンドロン・ポンデンスの特徴は、株に雄株と雌株があり、雌株の方が雄株と比べて花・葉のサイズが大きい所、雌花の花(果実)は松かさのようなユニークな形状をしている所、花の基部にある総苞は小さくて目立たない所、松ぼっくり状の果実は火災により中の種(果実)を放出するセロティニー(Serotiny)と呼ばれる性質がある所などにあります。
リュウカデンドロン・ラグジュウム
リュウカデンドロン・ラグジュウムの学名は Leucadendron laxum 、別名では「ブレダスドルプ・コーンブッシュ(Bredasdorp conebush)」等とも呼ばれる南アフリカが原産の常緑低木です。
リュウカデンドロン・ラグジュウムの特徴は、雌雄異株のため雄株と雌株の二種類の個体がある所、雄株は多花性で球形の黄色の花が散房状に沢山咲き、雌株は雄株と比べると花の数が少数ですが薔薇のような花を咲かせる所、雌株の花色は成熟するにつれて緑色から黄色と赤色の複色になり華やかな見た目になる所、葉は線状と細く繊細な見た目をしている所などにあります。
●その他の品種
エイミー
学名:Leucadendron ‘amy’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):卵形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):クリーム色・赤桃色・赤紫色
葉の形:楕円形・倒披針形
葉の色:緑色・赤桃色・赤紫色
樹高:約100~150cm
備考: 花序の頭花の形状は卵形、花の咲き始めは基部の総苞で頭花が包み隠されているため、茎の頂部でチューリップを想像させるような外観を作りますが、開花が進むと総苞が皿状に開き頭花があらわれます。※ただし、頭花はそれほど装飾的ではありません。
備考②:一部の葉と総苞の色は赤桃色・赤紫色、総苞が開いて花が現れる頃になるとクリーム色の総苞も見られます。
用途:赤桃色やクリーム色は果物の桃のような見た目をしているため、お菓子をテーマにする可愛いお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
クリームデライト
学名:Leucadendron ‘cream delight’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):卵形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):クリーム色・赤桃色・赤紫色
葉の形:楕円形・倒披針形
葉の色:緑色・クリーム色
樹高:約150~200cm
備考: クリームデライトは Leucadendron laureolum と Leucadendron salignum が交配されて作出された園芸品種です。
備考②:花序の頭花の形状は卵形、花の咲き始めは基部の総苞で頭花が包み隠されているため、茎の頂部でチューリップを想像させるような外観を作りますが、開花が進むと総苞が皿状に開き頭花があらわれます。※ただし、頭花はそれほど装飾的ではありません。
備考③:一部の葉と総苞の色はクリーム色と赤桃色をしているため、果物の桃のような見た目をしています。
用途:花が甘い果物やスイーツを想像させるため、お菓子をテーマにする可愛いお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ケープスパイス
学名:Leucadendron ‘Cape spice’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):長球形・卵形
花の色(頭花):緑色・赤色
花の色(基部の総苞):緑色
葉の形:線形・狭楕円形
葉の色:緑色
樹高:約100~200cm
備考:樹形は直立、葉の形状が線状と細いため、スッキリとした洗練された外観となります。
備考②:花序の頭花は一般的なリュウカデンドロンと比べて大きめで、頭花の形状は長球形から卵形、頭花の側面には大きめの総苞片が鱗状について花を保護しているため松かさのような外観をしており、総苞片は縁部分が赤みを帯びて緑色と赤色の複色になります。
備考③:花序の基部付近にある総苞は緑色をしていますが、襟のように放射状に広がり、花を引き立てるような装飾的な働きがあります。
用途:松かさを思わせるユニークな外観の花をお庭でたのしむ目的で利用されたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ゴールデンファイヤーワークス
学名:Leucadendron ‘golden fireworks’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):球形
花の色(頭花):黄色
花の色(基部の総苞):緑色
葉の形:線形
葉の色:緑色
樹高:約100~200cm
備考:花の形が球形で色が鮮やかな黄色をしているため、フラワーアレンジメントでよく利用されているクラスペディアのような見た目をしています。
備考②:葉のサイズはとても小さく形状は線形で、茎に螺旋状について、茎と葉は一体感があり、洗練された見た目をしています。
用途:黄色の花が明るく元気な印象を与えるため、エントランスガーデン等で楽しまれたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ゴールドストライク
学名:Leucadendron ‘gold strike’
開花時期:3月~5月
花の形(頭花):長球形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):黄色・クリーム色
葉の形:楕円形
葉の色:緑色・黄色
樹高:約100~150cm
備考: 花序の頭花は一般的なリュウカデンドロンと比べて大きめで、頭花の形状は長球形をしており、色は緑色から黄色をしています。花序の下の総苞は緩くカップ状に広がり、総苞の色は黄色です。
備考②:花序の下部の葉の色の変化は限定的です。
用途:黄色の花が明さや元気の良さを感じさせるため、爽やかな雰囲気のあるお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
サファリサンセット
学名:Leucadendron ‘safari sunset’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):卵形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):赤色・赤橙色・赤桃色
葉の形:楕円形・倒披針形
葉の色:緑色・赤橙色・赤桃色
樹高:約200~250cm
備考: サファリサンセットは Leucadendron laureolum と Leucadendron salignum が交配されて作出された園芸品種です。
備考②:花序の頭花の形状は卵形、頭花は緑色の総苞片が鱗状についていて、総苞片の間から黄色の花が咲きます。花序の下の総苞はロゼット状に広がり、総苞は頭花を緩く包んで隠す、総苞の色は赤色・赤橙色・赤桃色の範囲であり、花序の下部の葉も総苞と同様に色が変わる傾向がある。
用途:赤色の花・総苞・葉の色が派手さや華やかさを感じさせるためカラフルで明るいお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
サファリマジック
学名:Leucadendron ‘safari magic’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):卵形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):濃い赤色・赤紫色
葉の形:楕円形・倒披針形
葉の色:緑色・赤紫色
樹高:約100~150cm
備考:花序の頭花の形状は卵形、頭花は緑色の総苞片が鱗状についていて、総苞片の間から黄色の花が咲きます。花序の下の総苞はロゼット状に広がり、総苞は頭花を緩く包んで隠す傾向があり、総苞の色は明度の低い濃い赤色・赤紫色の範囲であり、花序の下部の葉も総苞と同様に色が赤紫色に変わる傾向がある。
用途:明度の低い赤色から赤紫色の花色は華やかさの中に雅な上品さを感じさせるため、エレガントなお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
サマーサン
学名:Leucadendron ‘summer sun’
開花時期:3月~5月
花の形(頭花):球形
花の色(頭花):黄色・橙色
花の色(総苞):白色・クリーム色
葉の形:楕円形・倒披針形
葉の色:緑色
樹高:約100~150cm
備考: サマーサンは Leucadendron laureolum と Leucadendron strobilinum が交配されて作出された園芸品種です。
備考②:花序の頭花は一般的なリュウカデンドロンと比べて大きめで、形状は球形をしており、色は黄色から橙色をしています。花序の下の総苞はロゼット状に広がり、総苞の色は白色からクリーム色をしています。そのため、南国の太陽を想像させたり、甘いスイーツを想像させたりする品種です。
備考③:花序の下部の葉の色の変化は限定的です。
用途:橙色とクリーム色の花・総苞の色が甘いスイーツや太陽を想像させるため、甘いお菓子をテーマにする可愛いお庭や南国をテーマにするトロピカルなお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
シックスティーンキャンドルズ
学名:Leucadendron ‘sixteen candles’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):卵形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):クリーム色・赤紫色
葉の形:狭楕円形・倒披針形
葉の色:緑色・赤紫色
樹高:約100~150cm
備考: 花序の頭花の形状は卵形、花の咲き始めは基部の総苞で頭花が包み隠されているため、茎の頂部でチューリップを想像させるような外観を作りますが、開花が進むと総苞が皿状に開き頭花があらわれます。※ただし、頭花はそれほど装飾的ではありません。
備考②:総苞と花序の下部の一部の葉は真紅から赤紫色をしており、総苞が開いて花が現れる頃になると柔らかな桃色からクリーム色の総苞となります。
用途:花は果物の桃を想像させるため、お菓子をテーマにする可愛いお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ジプシーシルバー
学名:Leucadendron ‘gypsy silver’
開花時期:5月~8月
花の形(頭花):長球形・卵形
花の色(頭花):黄緑色・銀白色
花の色(基部の総苞):緑色
葉の形:線形・狭楕円形
葉の色:緑色
樹高:約100~150cm
備考:樹形は直立、葉の形状が線状と細いため、スッキリとした洗練された外観となります。
備考②:花序の頭花は一般的なリュウカデンドロンと比べて大きめで、頭花の形状は長球形から卵形、頭花の側面には大きめの総苞片が鱗状について花を保護しているため松かさのような外観をしており、総苞片は光沢があり黄緑色・銀色の複色のため、金色・銀色のボールのようなお洒落な見た目をしています。
備考③:花序の基部付近にある総苞は緑色をしていて、重要視されません。
用途:金色・銀色の花が高級感ある装飾品のような見た目をしているため、ラグジュアリーなお庭などで利用されたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ジョリージョーカー
学名:Leucadendron ‘jolly joker’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):球形・卵形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):赤桃色・赤紫色
葉の形:狭楕円形・倒披針形
葉の色:緑色・黄色・赤桃色
樹高:約200cm
備考:リュウカデンドロンでは珍しい班入り品種になり、一年を通して葉の中に黄色の班が入るため明るく元気な印象を与えるカラーリーフとなり、秋・冬・春は花序の下部の多くの葉と総苞が赤ピンク色へと染まるため、ロマンチックな雰囲気をつくります。
備考②:花序の頭花の形状は球形・卵形、基本的に総苞で頭花が包み隠されており、茎の頂部で総苞がチューリップのような可愛らしい外観をつくります。
用途:開花期になると葉の色が赤桃色になるため、可愛いをテーマにするお庭や恋愛をテーマにするロマンチックお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
シルバーコーン
学名:Leucadendron galpinii ‘silver cone’
開花時期:5月~8月
花の形(頭花):球形・卵形
花の色(頭花):緑色・白色~銀白色
花の色(基部の総苞):緑色
葉の形:線形・狭楕円形
葉の色:緑色
樹高:約200~250cm
備考:樹形は直立、葉の形状が線状と細いため、スッキリとした洗練された外観となります。
備考②:花序の頭花は一般的なリュウカデンドロンと比べて大きめで、頭花の形状は球形から卵形、頭花の側面には総苞が鱗状について花を保護しており、総苞は大きめで縁部分が白色・白銀色へと綺麗に色づくため、銀色のボールのようなお洒落な見た目をしています。
備考③:花序の基部付近にある総苞は緑色をしていて、重要視されません。
用途:銀色の花がシックで上品な印象を与えるため、エレガントなお庭などで利用されたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ストロベリーフェア
学名:Leucadendron ‘strawberry fair’
開花時期:5月~8月
花の形(頭花):卵形
花の色(頭花):黄緑色・赤色
花の色(総苞):緑色
葉の形:線形・狭楕円形
葉の色:緑色
樹高:約50~100cm
備考:樹形は直立、株は矮性でコンパクトに成長するためスモールガーデンや鉢植えの中で育てやすい品種です。
備考②:花序の頭花は一般的なリュウカデンドロンと比べて大きめで、頭花の形状は卵形、頭花の側面には総苞が鱗状について花を保護しており、総苞は大きめで赤色から赤桃色へと綺麗に色づくため、苺のような可愛らしい見た目をしています。
備考③:花序の基部付近にある総苞は緑色をしていて、重要視されません。
備考④:葉の形状が線状と細いため、スッキリとした洗練された外観となります。
用途:苺を想像させる可愛い花を咲かせるため、甘いお菓子をテーマにする可愛いお庭などで利用されたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
デュリフ
学名:Leucadendron ‘durif’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):卵形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):暗赤色・赤紫色
葉の形:狭楕円形・倒披針形
葉の色:暗紫色・黒色
樹高:約100~200cm
備考: 葉の色が一年を通して殆ど黒色しているため、シックな印象を与えるカラーリーフとして楽しめる品種です。
用途:黒葉が落ち着いた雰囲気をつくるため、シックでモダンなお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
バーガンディサンセット
学名:Leucadendron ‘burgundy sunset’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):卵形
花の色(頭花):緑色・黄色・白色
花の色(総苞):暗紫色・赤紫色・赤色
葉の形:狭楕円形
葉の色:暗緑色・暗紫色・黒色
樹高:約100~250cm
備考:花序の頭花は卵形、花の咲き始めは基部の総苞で頭花が包み隠されていますが、開花が進むと総苞が緩く開いて緑色・黄色・白色の複色の頭花があらわれます。
備考②:葉の色は基本的に殆ど黒色に見える暗紫色から暗緑色をしているため、深い闇のミステリアスさや重厚感を感じさせるカラーリーフとなり、また開花期になると赤紫色の総苞が現れるため、華やかさも感じさせます。
用途:暗紫色の葉が重厚感や上品さを感じさせる事から、格式高い雰囲気のお庭やエレガントなお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ハーベスト
学名:Leucadendron ‘harvest’
開花時期:3月~5月
花の形(頭花):球形
花の色(頭花):黄色
花の色(総苞):白色~クリーム色・赤桃色
葉の形:楕円形・倒披針形
葉の色:緑色・赤紫色
樹高:約150~200cm
備考:花序の頭花は一般的なリュウカデンドロンと比べて大きめで、形状は球形をしており、色は鮮やかな黄色をしています。花序の下の総苞は皿のように広がり、総苞の色は表面が白色からクリーム色、裏面が赤桃色をしています。
備考②:花序の下部の葉の色の変化は限定的で、赤紫色を帯びることがあります。
用途:黄色・白色・赤桃色の三色の花色はカラフルで元気のいい色合いをしているため、色をテーマなするお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
パープルヘイズ
学名:Leucadendron ‘purple haze’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):長球形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):紫色・赤紫色
葉の形:線状倒披針形
葉の色:緑色・紫色・赤紫色
樹高:約60~120cm
備考:樹形はブッシュ状で、基部付近からよく分枝して、茎の向きは直立してコンパクトに成長するため、スモールガーデンや鉢植えの中で育てやすい品種です。
備考②:花序の形は球形で、色は銀色をしているため、高級な装飾品のような美しさがあります。
備考③:葉は一般的なリュウカデンドロンと比べて細長くシャープな見た目をしており、開花期になると上部の殆どの葉の色が紫色に変化します。そのため、洗練された印象や上品な印象を感じさせる品種です。
用途:紫色の葉と銀色に見える花は上品さと高級感を感じさせるため、高級感あるラグジュアリーなお庭やエレガントなお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ハーレクイン
学名:Leucadendron ‘harlequin’
開花時期:10月~4月
花の形(頭花):卵形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):赤紫色・赤桃色・クリーム色
葉の形:狭楕円形・倒披針形
葉の色:緑色・赤紫色
樹高:約100cm
備考:株は矮性でコンパクトに成長するため、スモールガーデンや鉢植えの中で育てやすい品種です。
備考②: 花序の頭花の形状は卵形、花の咲き始めは基部の総苞で頭花が包み隠されているため、茎の頂部で総苞がチューリップを想像させるような外観を作り、開花が進むと総苞が緩く開き頭花があらわれます。
備考②:一部の葉と総苞の色は赤紫色、総苞が開いて花が現れる頃になると総苞の色が赤桃色からクリーム色と変化します。
用途:赤紫色やクリーム色はラズベリーやクリームの乗った甘いお菓子を想像させるため、お菓子をテーマにする可愛いお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ハワイアンマジック
学名:Leucadendron ‘hawaiian magic’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):長球形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):紫色・赤紫色
葉の形:狭楕円形・倒披針形
葉の色:緑色・紫色・赤紫色
樹高:約60~120cm
備考:株は節間が短くコンパクトに成長するため、スモールガーデンや鉢植えの中で育てやすい品種です。
備考②:花序の頭花の形状は長球形、花の咲き始めは総苞で頭花が包み隠されているため目立ちませんが、開花が進むと総苞が皿状に開き、可愛いらしい頭花があらわれます。
備考③:花序の下部の一部の葉と総苞は灰みの紫色をしているため上品さがあり、開花が進み総苞が開いて花が現れる頃になると赤紫色になることから華やかさも感じられます。
用途:紫色や赤紫色の葉と総苞は上品さを感じさせるため、エレガントなお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ベビーブーケット
学名:Leucadendron ‘baby bouquet’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):卵形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):クリーム色・赤紫色
葉の形:狭楕円形・倒披針形
葉の色:緑色・赤紫色
樹高:約100~150cm
備考: 花序の頭花の形状は卵形、花の咲き始めは基部の総苞で頭花が包み隠されているため、茎の頂部でチューリップを想像させるような外観を作りますが、開花が進むと総苞が皿状に開き頭花があらわれます。※ただし、頭花はそれほど装飾的ではありません。
備考②:一部の葉と総苞の色は赤紫色、総苞が開いて花が現れる頃になるとクリーム色の総苞も見られます。
用途:赤紫色やクリーム色はラズベリーやクリームの乗った甘いお菓子を想像させるため、お菓子をテーマにする可愛いお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
ライムマジック
学名:Leucadendron ‘lime magic’
開花時期:3月~5月
花の形(頭花):球形
花の色(頭花):緑色・黄色
花の色(総苞):白色・クリーム色
葉の形:楕円形・倒披針形
葉の色:緑色
樹高:約100~150cm
備考: 花序の頭花は一般的なリュウカデンドロンと比べて大きめで、頭花の形状は球形をしており、色は緑色から黄色をしています。花序の下の総苞はロゼット状に広がり、総苞の色は白色からクリーム色です。
備考②:花序の下部の葉の色の変化は限定的です。
用途:白色とクリーム色の総苞の色が上品な印象を与えるため上品なお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。
レッドジェム
学名:Leucadendron ‘red gem’
開花時期:11月~4月
花の形(頭花):卵形
花の色(頭花):黄色
花の色(総苞):赤色・赤橙色・クリーム色
葉の形:楕円形・倒披針形
葉の色:緑色・赤紫色・赤色
樹高:約150~200cm
備考:花序の頭花は卵形、花の咲き始めは基部の総苞で頭花が包み隠されているため、茎の頂部でチューリップを想像させるような外観を作りますが、開花が進むと総苞が皿状に開き緑色から黄色の頭花があらわれます。
備考②:総苞と花序の下部の一部の葉は赤紫色から赤色をしており、総苞が開いて花が現れる頃になると赤橙色からクリーム色を帯びることもあります。
用途:赤色や赤橙色の花色は華やかでカラフルな元気のいい色合いをしているため、色をテーマなするお庭などで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、花を収穫して切り花・ドライフラワー・フラワーアレンジメントの素材として利用されたりします。