- 原産:日本/台湾
- 科:モクセイ(Oleaceae)
- 属:モクセイ(Osmanthus)
- 種:ヒイラギ(heterophyllus)
- 別名:ヒヒラギ/オニノメツキ(鬼の目突き)/ホーリー・オリーブ(holly olive)/フォールス・ホーリー(false holly)/ホーリー・オスマンサス(holly osmanthus)
- 品種:マルバヒイラギ(Osmanthus heterophyllus ‘Rotundifolius’)
- 開花時期:9月~10月
- 花の色:白色〇
- 葉の色:緑色●
- 香り:花
- 分類:常緑小高木
- 草丈:約250cm
- 誕生花:11月8日/12月7日
- 花言葉:保護/歓迎/先見の明/用心深さ
- 用途:カラーリーフ/生垣/香りが良い/日陰植物/
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ヒイラギ(マルバヒイラギ)とは!?
ヒイラギ(マルバヒイラギ)は、葉の大きさが約4cmと小さく、また葉のふち部分に鋭い棘がなく丸い形をした可愛らしい外観の葉の形が特徴の園芸品種です。高さは約250cm、幅は約250cmに成長します。
ヒイラギ(柊)とは!?
ヒイラギ(柊)は学名Osmanthus heterophyllus、別名では「オニノメツキ(鬼の目突き)」や「ヒヒラギ」等とも呼ばれる日本および台湾が原産の常緑小高木です。
ヒイラギ(柊)の語源(由来)
- 属名のOsmanthusは古代ギリシャ語で「香り」を意味する「ὀσμή(osmḗ)」と「花」を意味する「ἄνθοσ(ánthos)」の2語からきており、花の香りに由来しています。
- 種小名のheterophyllusは古代ギリシャ語で「異なる」を意味する「ἕτερος(héteros)」と「葉」を意味する「φύλλον(phúllon)」からきており、葉の縁部分にある鋭い棘が老木ではなくなる事に由来するともいわれます。
- 和名のヒイラギ(柊)の由来は、「ヒリヒリ痛む」事を意味している日本語の古語動詞「疼く(ひひらく)・疼ぐ(ひいらぐ)」からきており、葉の棘に触るとヒリヒリ痛む事に由来しています。
ヒイラギ(柊)の特徴(魅力)
- ヒイラギ(柊)は、葉に鋭い棘があるため邪気を払う「縁起木」として扱われており、また葉の棘が鬼の目を刺すと信じられている事から節分には、ヒイラギの枝葉を魔除けとして利用する風習があります。
- 園芸では縁起のよい木として庭木として育てられたり、鋭い葉が人の侵入や邪気を追い払うと信じられている事から生垣として利用されたり、また萌芽力が強い事からトピアリー(玉散らし等)として利用されたりします。
- 樹皮の色は褐色もしくは暗色か灰色をしており、空気の通路となる皮目があります。
- ヒイラギ(柊)は、枝の葉腋から約3~8個の白色の花が束生(葉・花・茎等が1箇所から束状に生える)して咲きます。
- ヒイラギ(柊)の白色の花は、汚れのない清潔な印象を与えたり、輝いている様な明るい印象を与えたりします。
- ヒイラギ(柊)の花には甘くフルーティーな香りがありますが、キンモクセイほどの強い香りはありません。
- ヒイラギ(柊)は葉の縁部分に約2(~5)対の歯牙と鋭い棘があります。
- 葉の色はふつう緑色をしていますが、開放的な印象を与える黄色の葉色や、洗練された印象や明るく輝くような印象を与える白色の葉色などがあるため、品種を選びカラーリーフとしても楽しめます。
- ヒイラギ(柊)の生垣は樹形がある程度整ったフォーマルヘッジの生垣として利用されます。
- ヒイラギ(柊)は葉に棘があるため人の侵入を阻む生垣としての働きがあり、また邪気を払うと信じられている事から縁起木として利用出来る所が魅力です。
- ヒイラギ(柊)の生垣は背が高く、常緑性があり、枝葉は密な事から生垣としての機能性(目隠し効果・侵入防止効果・防音効果・防風効果等)をしっかり発揮する事が出来ます。
- ヒイラギ(柊)の生垣の植付け間隔は苗の大きさ等でも変わりますが約30cm~60cmです。
- ヒイラギの材は緻密で比較的に強靭なため、細工物(彫刻・将棋の駒など)や道具などに利用されます。
- 奈良県や関東一円などの1部の地域では節分に柊の枝葉と焼いた鰯の頭を門口に飾る風習が残っています。
- 悪い鬼は柊の棘のある葉で目を刺され、鮎を焼く臭気と煙で近寄れなくなると信じられています。
- ヒイラギは日陰に耐える事ができる陰樹のためシェードガーデンなどに利用する事が出来ます。
ヒイラギ(柊)の樹高は約300(~800)cm、樹皮の色は幅広く褐色もしくは暗色か灰色をしており、樹皮には皮目があり、樹皮は古くなると縦に裂けるか鱗状に割れます。
葉序は対生葉序、葉色は緑色、葉柄は長さ約0.5(~1)cm、葉身の大きさは長さ約3(~7)cm、幅は約1.5(~4)cm、葉身の形は楕円形、葉の縁部分に約2(~5)対の歯牙と鋭い棘があり、ただし老木になると歯牙はなくなり全円となります。葉は光沢があり革のような質感があります。
花序は腋花、葉腋から約3(~8)個の花が束生(葉・花・茎等が1箇所から束状に生える)します。花は雄株と両性花を付ける株があります。雄株の花冠の色は白色、形は筒状で裂片は4個、裂片は反り返る傾向にあり、雄蕊は2個、不完全な雌蕊があります。両性花の花冠の色は白色、形は筒状で裂片は4個、裂片は反り返る傾向にあり、雄蕊は2個、雌蕊が1個あります。
果実は核果(薄い外果皮・多肉質な中果皮・殻状の硬い内果皮がある)、核果は長球形、色は暗紫色もしくは白粉を帯びた紫色をしています。
ヒイラギ(柊)の園芸品種の紹介
- ゴシキ(osmanthus heterophyllus ‘goshiki’)は、ひとつの株の中に緑色・桃色・薄い黄色(クリーム色)の3色の葉が入り交じるため、明るい印象や可愛らしい印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。ゴシキは若葉が桃色の葉色をしており、クリーム色の散班が入ります。樹高は約150cmと背が低いため鉢植えや小さな花壇等でも育てやすい所も魅力です。
- キッコウヒイラギ(Osmanthus heterophyllus ‘Subangulatus’)は、その名前からも分かる通り「亀の甲羅」のような外観をした葉の形が特徴で、葉のふち部分に鋭い棘がありません。
- マルバヒイラギ(Osmanthus heterophyllus ‘Rotundifolius’)は、葉の大きさが約4cmと小さく、また葉のふち部分に鋭い棘がなく丸い形をした可愛らしい外観の葉の形が特徴の園芸品種です。高さは約250cm、幅は約250cmに成長します。
- オウゴンヒイラギ(osmanthus heterophyllus ‘all gold’)は、若葉の葉が黄色の葉色となり、また冬の間はやや赤みを帯びた黄金葉となるため、開放的で明るい印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。
- フイリヒイラギ(osmanthus heterophyllus ‘variegatus’)は、葉のふち部分に鋭い棘と白色の覆輪が入る事から、洗練された印象を与えるカラーリーフとして楽しめる園芸品種です。
- アウレオマルギナタス(osmanthus heterophyllus ‘aureomarginatus’)は、葉のふち部分に黄色の班(覆輪)が入るため、明るく元気な印象や開放的な雰囲気をつくるカラーリーフとした楽しめる園芸品種です。樹高は約300cmに成長します。
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モクセイの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
モクセイ属の珍しい種類、主な種と園芸品種の紹介【2022】
ヒイラギ(マルバヒイラギ)の育て方
花壇の土づくり
日当たり
ヒイラギ(マルバヒイラギ)は、日陰に耐える事ができる陰樹として知られています。基本的に半日影を好みますが、日向から日陰まで幅広い環境で育てる事ができます。
作土層
ヒイラギ(マルバヒイラギ)がしっかり根を張り健康な成長するには、十分な深さの作土層(表層にある柔らかな土)が必要です。苗(根鉢)の1.5~3倍の深さまでスコップを使い穴を掘り、根張りを邪魔したり保水性や栄養の保持を悪くする石やゴミ等を取り除いておきましょう。
土壌の土質
ヒイラギ(マルバヒイラギ)は通気性と保水性のバランスがよく肥沃な壌土を好みます。基本的には幅広い土壌で育てる事が出来ますが、粘土質な土壌は生育不良を引き起こす可能性があるため避けた方がよいでしょう。植え付け前にしっかり土壌診断を行い、通気性と保水性のバランスがよく肥沃な壌土に改善してから植え付けを行いましょう。
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土なバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
鉢土づくり
ヒイラギ(マルバヒイラギ)は、日陰に耐える事ができる陰樹として知られています。基本的に半日影を好みますが、日向から日陰まで幅広い環境で育てる事ができます、
培養土
ヒイラギ(マルバヒイラギ)の培養土を自作する場合は通気性と保水性のバランスが良く適度に肥沃な培養土で育てましょう。
赤玉土+鹿沼土+腐葉土=4:2:4
赤玉土(中粒)+バーク堆肥=5:5
水やりの仕方
生育初期
ヒイラギ(マルバヒイラギ)は植え付けから1年、根が張り活着するまでは、土が完全に乾燥しないように定期的に水やりを行い育てましょう。
地植え
ヒイラギ(マルバヒイラギ)は乾燥に強いため、地植えしている場合は極端に乾燥する場合を除いて、基本的には降水のみで育てられます。
鉢植え
ヒイラギ(マルバヒイラギ)を鉢植えで育てる場合は土の乾燥が早くなるため、定期的な水やりが必要になります。基本的には土の表面(数cm)が乾いてきたタイミングで水やりを行うといいでしょう。
肥料の与え方
ヒイラギ(マルバヒイラギ)はある程度、有機物を含んだ肥沃な土壌であれば肥料を必要としません。必要に応じて成長を促したい場合などは毎年晩冬から早春に1回、肥料(寒肥)と土質を改善する堆肥を与えましょう。
寒肥と堆肥の与え方
- 寒肥は晩冬から早春に与える肥料です。
- 肥料の種類は、肥沃な土を好むため有機肥料(配合肥料)が理想ですが、緩効性肥料でも問題ありません。
- 寒肥は株元から少し離れた場所に穴を掘り肥料を入れるか置き肥しましょう。
- 有機肥料の場合は匂い等で虫がよってくる可能性があるため、株から少し離した場所に穴を掘り肥料を与えた方が良いでしょう。
- 緩効性肥料の場合は株の近くの土の上に置く、置き肥で問題ありません。
- 堆肥とは有機物が微生物により分解された肥料もしくは土壌改良材です。生態サイクルのない庭の花壇や鉢植えは、風雨や微生物の働き等により、土壌が年々劣化していき土が硬くなったり水はけが悪くなったりします。堆肥には【化学性・物理性・生物性】を高める効果があり、劣化した土を肥沃(植物の生育がよく生産性が高い土)な土に変える働きがあります。
- 堆肥は寒肥を与える時期(初冬から早春の間)に、寒肥と一緒に与えると良いでしょう。株から少し離れた場所に堆肥(腐葉土もしくは牛糞堆肥等)を盛ってマルチングするか、穴を掘って堆肥を埋めましょう。
剪定のやり方
ヒイラギ(マルバヒイラギ)の剪定は庭木として育てる場合と、形状を整え維持して生垣(トピアリー)などに利用する場合で剪定のやり方が違います。庭木として育てる場合は、枯れ枝や混みあった枝葉などをぬく間引き剪定や切り戻し剪定を行い樹形をつくります。生垣(トピアリー)として育てる場合は形状を維持するため切り戻し剪定もしくは刈り込み剪定を行い樹形をつくります。
庭木として剪定する方法
- 剪定する時期は春(3月~4月)に1回だけ、もしくは秋にもう1回行います。
- 芽が動く前の春に剪定を行う事で、春からの強い成長を邪魔する事なく、また花芽を落とす事なく剪定する事が出来ます。剪定が遅くなると枝がしっかり伸びなかったり、花芽が上手くつかない場合があるため注意が必要です。
- 秋の剪定は形を整える剪定を行います。秋以降は成長が緩やかになるため、強い剪定は行わず、軽い切り戻し剪定でとどめます。基本的には著しく伸びた徒長枝を全体に合わせて切り戻ししましょう。
- 株全体を観察して枯れた茎・損傷した茎(折れてる茎等)・病気の茎を探して、これを根元から間引き剪定して取り除きます。
- 何故ならこれらの茎は日当りや風通しを阻害したり、健康に成長している茎に悪影響を及ぼしやすいからです。
- 株全体のバランスを見ながら、枝が混み合っている場所の枝を間引き剪定したり、著しく枝が伸びて外観を崩している徒長枝を切り戻し剪定しましょう。
- 枝が混み合っていると風通しや日当たりを悪化させる事があります。そのため生産性の落ちた古い枝や、太く伸びた枝、弱い枝、並行枝、逆さ枝、絡み枝などの不要と思われる不要枝を、株全体のバランスを見ながら、枝の根元から間引き剪定、もしくは枝の途中の節(芽・枝)の少し上で切り戻し剪定しましょう。
- 徒長枝とは他の枝と比べて著しく長く伸びて外観を乱す枝のことです。植物は基本的に頂芽優勢の性質があり、枝が間延びして外観を崩しやすいです。そのため必要に応じて枝の途中(芽・節がある場所の少し上)で切り戻す剪定を行って上げましょう。コツは全体の外観より少し奥目の節(芽・枝)の上で剪定するか、もしくはイメージする樹形より少し奥目の節(芽・枝)の上で剪定します。
生垣(トピアリー)として剪定する方法
- 生垣の剪定は春(4月~5月)と秋(9月~10月)に計2回行います。
- 春は比較的に強い剪定を行っても早く回復しますが、秋は回復が遅くなるため、形を整える程度の剪定にとどめましょう。
- 刈り込みハサミやヘッジトリマーなどを使い刈り込み剪定を行い全体の外観を整えます。※刈り込み剪定を行うと大きな葉が途中で裁断されたり、葉のない枝が飛び出て、見た目が悪くなる事があります。その場合は必要に応じて後で、その部分の葉を切り戻し剪定で落としましょう。
- 刈り込み剪定をする時に、前回剪定した位置で剪定すると大きさが維持されます。また刈り込む位置を前年より内側もしくは外側にする事で全体を大きくしたり小さくしたりする事も出来ます。
- 刈り込み剪定を行なう際に上部をやや狭く下部をやや広く「▲」の形をイメージしながら剪定すると下部の枝葉にも光がしっかり当たるため、下枝の葉が落ちにくいです。
- 木の内側にある枯れ枝や太い枝を間引き剪定もしくは切り戻し剪定しましょう。
- 枯れ枝は、健康な枝の成長を阻害するため基本的に根元から間引き剪定して取り除きます。
- 太い枝は、残すと剪定した後の外観をゴツゴツとしたものにしやすいため、株全体のバランスを見ながら太い枝を少しずつ減らし、細い枝を増やしましょう。太い枝の剪定のやり方は、枝の根元から間引き剪定、もしくは枝分かれさせたい節(芽・枝)の上で切り戻し剪定を行いましょう。
剪定をプロに任せる
剪定を自分で行う事が不安な場合は、剪定のプロに任せて綺麗に仕上げて貰う事も出来ます。また剪定する時間がとれない、他にも庭の作業を依頼したい時などもプロに作業を任せてしまう事が可能です。
- 剪定作業を自分で行う時に不安がある時
- 剪定は重労働になるため体力が最後までもつか不安がある。
- 大きな木を剪定する時は高所作業になるため怪我をするリスクがあり不安がある。
- 間違った剪定を行う事で、数年後に不格好な樹形になったり、スカスカした生垣になるかもしれない不安がある。※必要な枝と不要な枝の見極めが素人には難しい場合があり、太い枝や古い枝などを残すと不格好な樹形になることもある。
- 剪定を行う時間がとれず放ったらかしになっている
- 生垣の管理が疎かになると枝が暴れるため見た目が悪くなったり、枝が歩行者の邪魔になり怪我をさせるリスクがある。
- 木がどんどん成長していくと管理が難しくなったり、鑑賞したい花が上の方に咲いてしまったり、電線の近くだと枝が電線にかかる可能性がある。
- 剪定の他にも作業を依頼したい
- 庭の草が育って薮のようになっている、芝が伸びてボウボウになっている、庭石を並べたり外壁工事を頼みたい、庭にある不要物を撤去して欲しい等の相談も、剪定依頼をする時に一緒に行うことが可能です。
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夏越しする方法
ヒイラギ(マルバヒイラギ)は夏の暑さに強いため、基本的には夏越し対策は不要です。
冬越しする方法
Hardiness:6b~9a
ヒイラギ(マルバヒイラギ)は寒さに強く冬越し対策は基本的に不要です。
挿し木や株分けで増やす
ヒイラギ(柊)は挿し木で増やす事が出来ます。
ヒイラギ(柊)の挿し木の方法
- ヒイラギ(柊)の挿し木時期は初夏から夏が適します。
- 挿し穂は今年成長した部分を長さ7~15cmとりましょう。
- 茎の下部分を斜めにカットして吸水部分を広くします。
- 茎の下部の葉を取り除きます。
- 挿し穂の切り口を水の中に30分程浸けて水揚げを行います。
- 挿し木用の培養土に幾つかの節を入れ挿し穂を深く挿します。
- 明るい日陰で土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理しましょう。
播種で増やす
ヒイラギ(柊)の種蒔の方法
播種時期:
発芽適温:約
発芽日数:
発芽条件:
植物の病気
ヒイラギ(柊)の病気
- 灰色カビ病
- 炭そ病
- 褐斑病
- 先葉枯病
- さび病
ヒイラギ(柊)の害虫
- カイガラムシ
- ヘリグロテントウノミハムシ