- 原産:インド/ミャンマー
- 科:ツリフネソウ(Balsaminaceae)
- 属:インパチェンス/ツリフネソウ(Impatiens)
- 種:ホウセンカ(Impatiens balsamina )
- 別名:インパチェンス・バルサム/バルサム(balsam)/ガーデン・バルサム(garden balsam)/ローズバルサム(rose balsam)/スポッテッド・スナップウィード(spotted snapweed)/タッチミーノット(touch-me-not)
- 品種:カメリア咲き
- 開花時期:5月~10月(2~3か月)
- 花の色:赤色●桃色●橙色●白色〇
- 葉の色:緑色●
- 分類:一年草
- 草丈:約60cm
- 誕生花:8月27日/9月8日/9月28日
- 花言葉:短気/燃えるような愛/私に触れないで
- 用途:
- 購入方法:ホウセンカ(カメリア咲き)を楽天で購入
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
ホウセンカ(カメリア咲き)とは!?
ホウセンカ(カメリア咲き)は、一個一個の花が八重咲きして椿のような華やかな外観をしており、茎に連なり咲く花姿が華やかな雰囲気をつくる園芸品種です。草姿は直立、株元から複数の茎が立ち上がり高さ60cmまで成長します。
ホウセンカとは!?
ホウセンカは学名Impatiens balsamina、別名では「バルサム(balsam)」や「スポッテッド・スナップウィード(spotted snapweed)」等とも呼ばれるインドおよびミャンマーが原産の一年草です。
ホウセンカの語源(由来)
- 属名のImpatiensはラテン語で「なし」「ない」を意味する「im」と、ラテン語で「苦しむ」「我慢する」を意味する「patior」の2語のからきており「我慢出来ない」「忍耐がない」事を意味します。
- 「我慢出来ない」「忍耐がない」が由来になった理由は、種が熟すと鞘が破裂して種子を飛ばす様子からきています。
- インパチェンスの別名であるtouch-me-notも、種を触ると鞘が破裂して種子が散布される様子からきています。
ホウセンカの特徴(魅力)
- ホウセンカは、行儀よく直立して成長する習慣や、茎に沿って花が連なり咲く豪華な花姿、種子から育てられ大量植栽しやすい所などが特徴の植物です。
- 草姿は直立、そのため行儀よく洗練された雰囲気があり、花壇の中で高さを出すのに使えます。
- 葉は茎に螺旋状に付き、細長く披針形をしています。
- 花は一般的に花弁が5個あり3個の大きな花弁と2個の目立たない花弁があります。
- 園芸品種が豊富にあるため、花の形が八重咲きだったり、豊富な花色があったりします。
- 種は他のインパチェンスと同様に熟すと果皮が勢いよく裂開して、爆発するように種子を放出します。
ホウセンカの草丈は約20(~75)cm、草姿は直立、茎は分枝が少なく、分枝は斜上します。茎の色は緑色または薄い赤褐色、茎の質感は多肉質で柔らかい。
葉序は互生葉序(螺旋状)、葉色は緑色、葉柄は長さ約1(~3)cm、 葉身の長さは約2.5(~9)cm、幅は約1(~2.5)cm、葉身の形は狭楕円形または披針形、葉のふち部分に鋸歯があります。
花序は腋性、腋性は葉腋に1個または複数が束生する。花の大きさは直径約2.5(~5)cm、花弁は5個(三個が目立ち二個は目立たない)、萼片は三個、花弁は平開して、距は後ろに突き出ます。果実は蒴果(複数の心皮からなり果皮が裂開して種子を放出する)で、種子は球形で色は黒色です。
ホウセンカの園芸品種の紹介
楽天で購入 ホウセンカ(カメリア咲き)は、一個一個の花が八重咲きして椿のような華やかな外観をしており、茎に連なり咲く花姿が華やかな雰囲気をつくる園芸品種です。草姿は直立、株元から複数の茎が立ち上がり高さ60cmまで成長します。 |
インパチェンスの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
ホウセンカ(カメリア咲き)の育て方
花壇の土づくり
日当り
ホウセンカ(カメリア咲き)は、日向から明るい日陰まで幅広い環境に適応します。ただし、日向で育てると乾燥が早くなり、茎葉が萎れやすくなる可能性あります。また日陰でも光量が足らずに生育が緩慢になる事があります。
そのため、西日の当たらない半日影で育てる事が理想です。
土壌の土質
ホウセンカ(カメリア咲き)は、通気性・排水性・保水性のバランスが良く、有機物がしっかり入る肥沃な土壌を好みます。
注意することは粘土質な土壌を避けることです。ある程度の水分を保った土壌で、最もよく成長しますが、水分が停滞するような土壌では根腐れを引き起こします。
そのため、植え付けの前に土壌診断を行い、土壌の通気性と保水性のバランスを改善して、腐葉土等の有機物を入れ肥沃な土壌に改善しましょう。
土壌診断と改善の行い方
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土なバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
鉢土づくり
日当り
ホウセンカ(カメリア咲き)は、日向から明るい日陰まで幅広い環境に適応します。ただし、日向で育てると強い日差しや乾燥により、葉焼けを引き起こしたり、茎葉が萎れたりして生育不良を引き起こす可能性あります。また日陰でも光量が足らずに生育が緩慢になる事があります。
そのため、西日の当たらない半日影で育てる事が理想です。
培養土
ホウセンカ(カメリア咲き)は、一般的な草花の培養土で育てられます。自作する場合は通気性が良く適度に肥沃な培養土で育てましょう。
培養土の配合例
- 赤玉土(小粒・中粒)+腐葉土=6:4
- 赤玉土(小粒・中粒)+パーライト+腐葉土=4:2:4
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- super grade Ⅱの培養土はサラサラとした粒状の用土のみで構成されており堆肥が使用されていない所が特徴です。
- 堆肥が使われていないため、昆虫や微生物湧きにくく、お部屋でも使いやすいです。
- 堆肥が原因で夏場に蒸れる事がないため、多湿で植物が弱りにくくなります。
- 培養土は擬似団粒構造を形成しており優れた保水性・排水性・通気性・保肥力があります。
- 培養土の中には保水剤(CMC)が配合されているため水持ちがよく管理が楽になります。
- 培養土に含まれる赤玉土は焼きが入り硬質なため、劣化しにくく繰り返して何度でも使えます。
- 赤玉土には肥料も含有しているため植物の成長が良くなります。
- 肥料は3種類配合されており植物の成長段階に応じて非常に長く放出されます。
- 堆肥は入っていませんが、質の良い腐植酸が配合されているため、地力の高い肥沃な培養土となっています。
水やりの仕方
ホウセンカ(カメリア咲き)は、やや湿り気が保たれる土壌で最も生産性が高まります。そのため、土壌の湿り気を保つ水やりが必要になります。
ただし、何時までも水分が停滞するジメジメした環境は根腐れを引き起こす原因となるため、水の与えすぎには注意が必要です。
水やりの頻度と与え方
水やりの頻度は環境(植える場所や土質)にも左右されますが、基本的には土の表面が乾いてきたタイミングで水やりを行うといいでしょう。水やりは、土壌内に新鮮な酸素を行き渡らせる目的もあるため、一度に与える水の量はたっぷりと与えてください。
水をやる際は、花にかけてしまうとカビ(真菌)が発生する原因となるため、株元に優しく注ぐようにしましょう。
水やりのチェックを簡単にするオススメの道具
- 水やりチェッカー(サスティ)とは、視覚的に分かりやすく色の変化で水やりのタイミングを教えてくれる水分計です。
- 白色(水やり必要)・青色(水やり不要)
- 水やりチェッカー(サスティ)は世界で初めて家庭用水分計で「PF値」が採用されています。PF値は、殆どの植物の生育に阻害がない有効水分域の中のPF2.0付近で色が変わるように設計されているため、水やりの失敗を減らします。
- PF2.0は、どんな土や多肉・観葉植物・草花にも対応しますが、乾燥に強い多肉植物では色変わり後に若干の猶予があり、乾燥に弱い草花では色変わり後は直ぐに水やりをした方が良いかもしれません。
- PF値とは、土壌の水分が毛管力によって引き付けられている強さの程度を表している数値で、これを使う事で土壌の湿り具合や植物への水やりのタイミングが分かるようになります。殆どの植物にとって利用しやすいPF値は1.7~2.3の間にあります。常にPF値が1.7より下の値にあると、多湿を嫌う多肉などは湿潤すぎて根腐れを引き起こしやすくなったり、PF値が2.3より上にあると乾燥が苦手な草花などは水枯れを引き起こしやすくなります。
- 水やり三年と言われるプロでも難しい水やり作業が、水やりチェッカー(サスティ)を使うだけで安心して行えるようになります。
- 水やりチェッカー(サスティ)は水やりが難しい植物(ラン・多肉)にも対応しています。
- 中芯は6ヶ月~9ヶ月経つと水やりをしても青色に変化しなくなるため、変化がなくなったら中芯の交換が必要になります。
肥料の与え方
ホウセンカ(カメリア咲き)を肥沃な土壌で育てている場合は、定期的な肥料が無くても育てられますが、株をしっかり成長させて、沢山の花を咲かせたい場合には定期的な肥料が必要です。
肥料は植え付け時に元肥を入れて、生育期間中(春・秋)は定期的に追肥を与えると良いでしょう。
元肥の与え方
- 元肥は苗の植え付け時に与える肥料の事です。
- 肥料の選び方
- 肥料は肥効が長く続くマグアンプや緩効性肥料を選びましょう。
- 肥料の成分はリン酸が多めに入る山型肥料、または窒素・リン・カリがバランスよく入る水平型肥料を選びましょう。
- 元肥の与え方
- 元肥は苗を植え付ける前の土壌に肥料を入れて、均一に混ぜこみます。
追肥の与え方
- 追肥は春と秋の生育期間中に与えます。
- 追肥は液肥、もしくは肥効が長く続く固形肥料を選びましょう。
- 化成肥料や緩効性肥料などの固形肥料を与える場合は、袋に規定された量を約1~3ヶ月ごとに施します。
- 液体肥料で与える場合は、規定された分量で希釈して約10~14日に1回のペースで水やりの際に一緒に液肥を与えるとよいでしょう。
剪定のやり方
ホウセンカ(カメリア咲き)の剪定は「花がら摘み」です。花がら摘みをせずに育てる事も可能ですが、花がら摘みを行うことでこぼれ種を防いだり、清潔感を保つ事が出来ます。
花がら摘みとは!?
花がら摘みとは、色褪せたり外観が崩れたりした咲き終わりの花を摘み取る事です。
花がら摘みのメリット
- 種を作るエネルギーが、花に向かうため、花の数が増えたり、開花期間が伸びたり、株の寿命が伸びるなどします。
- 種が作られないため、こぼれ種による雑草化を防ぐ事が出来ます。
- 花にカビ(真菌)等がついて腐敗することを防ぐため、病気の予防に繋がります。
- 花がらはカビが生えたり、褐色になったり、乾燥して縮んだりして外観を悪くするため、花がら摘みを行うことで清潔感を保つことが出来ます。
花がら摘みのデメリット
- 種を採取できません。
- 時間と労力が必要になります。
花がら摘みのやり方
ホウセンカは色褪せたり外観が崩れた花を、個々に摘みとります。
夏越しする方法
ホウセンカ(カメリア咲き)は夏の暑さ・乾燥・多湿を苦手にしており、やや夏が苦手な植物です。
夏の暑さ・乾燥・多湿の影響と対策方法
- 強光
- 夏の強すぎる強光は、光阻害を引き起こし、光合成に必要な細胞を壊してしまい生育不良を引き起こす原因となります。また強光は、乾燥や熱などと相互作用を持つため、複合ストレスとなり植物に致命的なダメージを与える原因になることもあります。そのため、高温多湿に弱い植物は強光対策が必須です。
- 西日の当たらない場所で管理
- 暑さ
- 暑さは「光合成・呼吸の阻害」「活性酸素の生成」「細胞の破壊による壊死と老化」等を引き起こします。また暑さは強光・乾燥・病原菌等と相互作用を持つため、複合ストレスとなり植物に致命的なダメージを与える原因になることもあります。そのため、高温多湿に弱い植物は暑さ対策が必須です。
- 西日の当たらない場所で管理する
- 風通しの良い場所で管理する
- 散水する
- 乾燥
- 乾燥は「細胞の脱水による萎れ」「成長の抑制」「代謝活性の低下」「気功閉鎖」「光合成の阻害」「落葉」「細胞死」「ストレス」など多岐にわたって生育不良を引き起こす原因をつくります。また乾燥は強光や暑さ、病害虫などと相互作用をもつため、複合ストレスとなり植物に致命的なダメージを与える原因になることもあります。そのため、夏場の乾燥対策は非常に重要になります。
- 西日の当たらない場所で管理する
- 適切な土壌で管理する
- 散水する
- 多湿・過湿
- 多湿・過湿は「根の酸素不足」「根の腐敗」「水分過多によるストレス」「真菌の繁殖と移動による病気」「細菌・ウィルスの移動による病気」「害虫の繁殖」などを引き起こす原因となります。また多湿は暑さ等と相互作用を持つため、複合ストレスとなり植物に致命的なダメージを与える原因になることもあります。そのため、高温多湿に弱い植物は多湿対策が最も必須になります。
- 雨に当たる場所を避ける
- 適切な日当たりで管理
- 土壌の排水性を良くする
- 風通しの良い場所で管理する
- 切り戻しを行う
- 病原菌
- 病原菌は「細胞の壊死」「水分の移動を阻害」「光合成の阻害」「生育阻害」「免疫低下」などを引き起こします。また病原菌は暑さや多湿と相互作用を持つため、複合ストレスとなり植物を弱らせやすくなります。そのため、高温多湿に弱い植物は病原菌対策が必須になります。
- 雨に当たる場所を避ける
- 適切な日当たりで管理
- 土壌の排水性を良くする
- 風通しの良い場所で管理する
- 切り戻しを行う
- 泥はね対策をする
- 農薬を使用する
西日の当たらない場所で管理する
西日対策を行う事で、暑さ対策と強光対策を同時に行う事ができましは。西日対策とは、西日の当たる時間は植物を日陰で管理することです。例えば、鉢植えで育てている場合は、鉢植えを午後からは日陰になる場所に移動します。また地植えする時に、西日の当たらない場所に植えたり、それが難しい場合はで遮光ネットを利用して西日を避けたりします。
風通しの良い場所で管理する
風通しの良い場所で植物の管理を行う事で「多湿対策」「暑さ対策」「病害虫の抑制」を行う事ができます。風が動く事で湿気が溜まる事を防げたり、また風によって植物の周囲の温度を少し下げたり体感温度を下げたりする事ができます。
風通しの良い場所に植物の移動が難しい場合は、暑さの厳しい時間にファンを回して対策することも可能です。ただし、ファンを回し過ぎると強風によって植物の葉が落ちてしまったり、蒸散スピードが増して乾燥しやすくなったりすることもあるので注意が必要です。
雨に当たる場所を避ける
雨に当たらない場所で植物を管理する事で「根の腐敗・酸素不足対策」「水分過多によるストレス対策」「病気(真菌・細菌・ウィルス等)の侵入対策」がまとめて行えます。
そのため、雨が当たらない環境で植物を管理したり、雨の日の前に鉢植えを移動したり、 雨よけの屋根やシェードを使用すると高い効果が期待出来ます。ただし、雨の当たらない環境は太陽も遮る事が多いため日照量が少なくなったり、多湿環境になりやすい事があります。そのため、他の環境要因も考慮しながら雨対策を行うと良いでしょう。
適切な日当たりで管理
適切な日当たりで植物を管理する事は「光合成の促進」「多湿対策」「病害虫の発生を抑制」する事に繋がります。日当りに関しては花壇の土作りをご覧ください。
土壌の排水性を良くする
土壌の排水性を良くする事は「多湿対策」に非常に重要な役割を果たします。何故なら、保水性の高い土壌で植物を管理した場合、水分が何時までも排水されずジメジメした環境が続くため、根に酸素が供給されずに呼吸が出来なくなったり、根腐れを引き起こしたり、病気が増殖して植物が影響を受けやすくなるからです。
そのため、植え付け時に適切な土壌または培養土に植えて上げる事がとても大切になります。
切り戻しを行う
植物の切り戻しを行う事で多湿の改善を行う事ができます。何故なら、切り戻しをすることで茎や葉の密度が減るため、風通しが改善されたり、日当たりが改善されたりするからです。ただし、切り戻しをする事で花芽が摘まれたり強いストレスとなることもあるため注意して下さい。
冬越しする方法
Hardiness:
挿し木や株分けで増やす
ホウセンカは挿し木によって増やす事ができます。
挿し木の方法
- 挿し穂の茎は弾力があり健康な部分をカットしましょう。
- 挿し穂 の長さ約7cmにわけます。
- 挿し穂の下部の葉を取り除き上部の葉を残します。
- 茎の下部分を斜めにカットして吸水部分を広くします。
- 挿し穂用の無菌の培養土を準備します。
- 切り口を下にして培養土の中に挿し穂を挿します。
- 明るい日陰で土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理しましょう
播種で増やす
- ホウセンカの種蒔の方法
- 播種時期:3月~5月
- 発芽適温:約20度
- 発芽日数:約14~21日
- 発芽条件:
種まき手順
- 種を撒く前に、ポットに種まき用の培養土を準備します。
- もしくは直播きする場所の土壌を整えます。
- 種を土に置き軽く押し込みます(鎮圧と呼ばれる方法で土と種の接着を高め水分の吸収をよくする)
- 種の上に薄く土を被せます。
- 播種後は乾燥すると発芽率が落ちるため、基本的に土と種が乾燥しないように水やりを行い管理しましょう
植物の病気
ホウセンカの病気
- 灰色カビ病
ホウセンカの害虫
- ハダニ