ディフェンバキア属の種は約60種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは1種類の原種と、12種類の園芸品種の詳しい特徴を紹介しています。
また上記の他にも、このページでは育て方や購入する際のリンクも用意しています。よければ、そちらもご活用ください。
■ディフェンバキア属の主な種と園芸品種の紹介
おすすめの品種
●主な原種
ディフェンバキア・アモエナ(同義語:ディフェンバキア・セグイネ)

ディフェンバキア・アモエナとは!
ディフェンバキア・アモエナ(学名: Dieffenbachia amoena)は、同義語でディフェンバキア・セグイネ(Dieffenbachia seguine)として扱われており、また別名で「ダムケーン(Dumb Cane)」とも呼ばれるサトイモ科ディフェンバキア属に分類される常緑多年草の種です。
ディフェンバキア・アモエナの原産地は南アメリカ北部で、自生地は熱帯の林床や河畔林、生態環境は地生です。
ディフェンバキア・アモエナの特徴
- 形態:草丈は約50~300cm、生育型は主軸が明瞭な【直立型】または【叢生型】で、茎の質感は太く多肉質で目立つ白色の葉痕があります。葉序は互生、葉身の長さは約20~50cm、葉の概形は楕円形・長楕円形・披針形、葉の色は緑色を基調として葉脈とその周辺に黄緑色の斑が入る傾向があります。花序は肉穂花序、花序の基部に舟形をした仏炎苞が付き、これは肉穂花序を包むように直立します。
- ライフサイクル:生活形は常緑多年草です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛に成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、この時期も開花が見られます。
- 秋:この時期も生育期間中ですが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍ります。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長しますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べたら、本種は茎が太く多肉質で、生育が進むと下部の茎の葉が無くなり露出し、目立つ白色の葉痕が見られます。
- 茎の魅力:茎は太く多肉質で目立つ白色の葉痕があり、生育が進むと下部の葉が落ちて茎が露出します。この茎は基本的に直立に伸びますが、曲がったり、螺旋状に捻れることもあるため、スタイリッシュ感を感じさせる独特な茎のシルエットを楽しむことができます。
- 葉の魅力:本種は、葉の脈とその周辺部が黄緑色をしているため、明るく爽やかな印象を感じさせるカラーリーフとして利用出来ます。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は2500~5000Luxまたは46.25~92.5μmol/m2・sで、生存ラインは500Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
- 毒性⚠️:本種は全草に有毒なシュウ酸カルシウムの針状結晶を含有しており有毒です。樹液は皮膚に付くと炎症を引き起こす可能性があり、粘膜に付くと激しい痛みを伴います。また食べても有毒で【口内の炎症】【嘔吐】等の症状を引き起こす可能性があります。
ディフェンバキア・アモエナの園芸品種の紹介
●その他の品種
●アンナ
学名:Dieffenbachia ‘Anna’
開花時期:春・夏
花の色:緑色・クリーム色
葉の形:楕円形
葉の色:緑色・白色(白緑色)
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色・白色(白緑色)の複色で、葉の中に面積が非常に大きな白色(白緑色)の中斑と、緑色の星斑と覆輪の模様が入ります。この配色は、降り注ぐ木漏れ日を見ているようで、明るさを感じさせたり、心身を深くリラックスさせる効果があります。
インドアグリーン:高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。ただし、綺麗な斑を維持するため一定の明るさが必要です。
●カミーラ
学名:Dieffenbachia seguine ‘Camilla’
開花時期:春・夏
花の色:緑色・クリーム色
葉の形:広楕円形・卵形
葉の色:緑色・白色(白緑色)
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、面積が非常に大きな白色の中斑の模様が入ります。そのため、明るく清潔感を感じさせるカラーリーフとして楽しめます。
インドアグリーン:高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。ただし、綺麗な斑を維持するため一定の明るさが必要です。
●クールビューティ

学名:Dieffenbachia ‘Cool Beauty’
開花時期:春・夏
花の色:緑色・クリーム色
葉の形:卵形・楕円形
葉の色:緑色・白色・黄緑色
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色・白色・黄緑色の複色で、葉の内側に黄緑色や白色の中斑、中斑の外側に緑色の帯斑が入り、最外側に白色の覆輪が入ります。そのため、明るくカラフルな色彩が楽しめる品種です。
インドアグリーン:高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。ただし、綺麗な斑を維持するため一定の明るさが必要です。
●グリーンマジック
学名:Dieffenbachia ‘Green Magic’
開花時期:春・夏
花の色:緑色・クリーム色
葉の形:楕円形
葉の色:濃緑色・白色
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、中肋に沿い白色の細い中斑の模様が入ります。
インドアグリーン:高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。ただし、綺麗な斑を維持するため一定の明るさが必要です。
●サブライム
学名:Dieffenbachia ‘Sublime’
開花時期:春・夏
花の色:緑色・クリーム色
葉の形:楕円形
葉の色:緑色・黄緑色(黄色)
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色・黄緑色の複色で、葉の中に面積が非常に大きな黄緑色の中斑と、緑色の星斑と覆輪の模様が入ります。この配色は、降り注ぐ木漏れ日を見ているようで、明るさを感じさせたり、心身を深くリラックスさせる効果があります。
インドアグリーン:高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。ただし、綺麗な斑を維持するため一定の明るさが必要です。
●スターブライト
学名:Dieffenbachia ‘Star Bright’
開花時期:春・夏
花の色:緑色・クリーム色
葉の形:披針形
葉の色:緑色・黄緑色(白緑色)
草丈:30cm以上
葉の魅力:一般的なディフェンバキアと比べて、葉が細いためスタイリッシュな見た目をしています。また葉は黄緑色(白緑色)を基調として、緑色の星斑と覆輪の模様が入るため、まるでイラストを見てるような色彩が楽しめる点も魅力です。
インドアグリーン:高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。ただし、綺麗な斑を維持するため一定の明るさが必要です。
●スパークレス
学名:Dieffenbachia ‘Sparkles’
開花時期:春・夏
花の色:緑色・クリーム色
葉の形:楕円形・卵形
葉の色:濃緑色・黄緑色
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は黄緑色を基調として、濃緑色の星斑と覆輪の模様が入ります。
インドアグリーン:高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。ただし、綺麗な斑を維持するため一定の明るさが必要です。
●ティキ
学名:Dieffenbachia ‘Tiki’
開花時期:春・夏
花の色:緑色・クリーム色
葉の形:楕円形・長楕円形・披針形
葉の色:緑色・白緑色
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色と白緑色の複色で、葉の中に掠れたようなミント斑が入ります。この配色は、降り注ぐ木漏れ日を見ているようで、明るさを感じさせたり、心身を深くリラックスさせる効果があります。
インドアグリーン:高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。ただし、綺麗な斑を維持するため一定の明るさが必要です。
●ホワイトエトナ
学名:Dieffenbachia ‘White Etna’
開花時期:春・夏
花の色:緑色・クリーム色
葉の形:楕円形・卵形
葉の色:緑色・黄緑色(白緑色)
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色と黄緑色(白緑色)の複色で、面積の広い黄緑色(白緑色)の中斑、緑色のミント斑と覆輪の模様が入ります。この配色は、降り注ぐ木漏れ日を見ているようで、明るさを感じさせたり、心身を深くリラックスさせる効果があります。
インドアグリーン:高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。ただし、綺麗な斑を維持するため一定の明るさが必要です。
●マリアンヌ
学名:Dieffenbachia ‘Marianne’
開花時期:春・夏
花の色:緑色・クリーム色
葉の形:広卵形・楕円形
葉の色:緑色・淡黄緑色
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色と淡黄緑色の複色で、面積が非常に大きな淡黄緑色の中斑と、緑色の細い覆輪の模様が入ります。そのため、明るく爽やかな雰囲気を感じさせるカラーリーフとして楽しめます。
インドアグリーン:高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。ただし、綺麗な斑を維持するため一定の明るさが必要です。
●リフレクタ
学名:Dieffenbachia ‘Reflector’
開花時期:春・夏
花の色:緑色・クリーム色
葉の形:卵形・広楕円形
葉の色:緑色・黄色
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、黄色の大きな星斑の模様が入ります。そのため、まるで星空を見てるような色彩が楽しめます。
インドアグリーン:高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。ただし、綺麗な斑を維持するため一定の明るさが必要です。





