スパティフィラム属の種は約76種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは4種類の原種と、11種類の園芸品種の詳しい特徴を紹介しています。
また上記の他にも、このページでは育て方や購入する際のリンクも用意しています。よければ、そちらもご活用ください。
■目次
スパティフィラムの特徴



スパティフィラムとは!
スパティフィラム(学名: Spathiphyllum)は、別名「ササウチワ(笹団扇)」「ピースリリィ(peace lily)」とも呼ばれるサトイモ科スパティフィラム属に分類される常緑多年草です。
スパティフィラムの原産地は熱帯アメリカで、自生地が主に湿地や川岸にある、湿生~中生植物です。
スパティフィラムの特徴
- 形態:草丈は約30~180cm、生育型は【叢生型】で、茎は根茎と短縮茎があります。葉序は互生(束生)、葉身の長さは約10~80cm、葉の概形は楕円形・卵形・披針形、葉の色は緑色ですが、栽培品種では黄色や白色の斑入りも見られます。花序は肉穂花序、肉穂花序の基部に仏炎苞がついており、仏炎苞は楕円形で肉穂花序の後方で直立します。
- ライフサイクル:生活形は常緑多年草です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、日本では開花が始まります。
- 夏:高温期も生育旺盛に成長し、根茎を這わせ、株を充実させながら、新しい葉が展開し、開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍ります。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長し、開花も見られますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 開花期間の長さ:基本的に周年開花する能力をもちますが、日本では開花に必要な十分な温かさが確保できないため、5月~10月が主な開花期間となります。連続開花性にも優れ、花(仏炎苞)も長く鑑賞出来ます。そのため、花を長く楽しみたい人に好まれる植物です。
- 花の魅力:黄色の肉穂花序と、純白の仏炎苞の組み合わせは、まるでお洒落な和紙を照らす蝋燭のような上品な雰囲気を醸し出します。そのため、エレガントな雰囲気のインテリアとしておすすめです。
- カラーリーフ:葉の色は緑色が一般的ですが、品種の中には黄色・白色も見られます。そのため、品種を選べば明るさや清潔感を感じさせるカラーリーフとしても楽しめます。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、10度を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、熱帯・亜熱帯以外での屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は2000~15000Luxまたは277.5μmol/m2・sで、生存ラインは1000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
- 毒性⚠️:本種は全草に有毒なシュウ酸カルシウムの針状結晶を含有しており有毒です。樹液は皮膚に付くと炎症を引き起こす可能性があり、粘膜に付くと激しい痛みを伴います。また食べても有毒で【口内の炎症】【嘔吐】等の症状を引き起こす可能性があります。
スパティフィラムの原種と品種の紹介
スパティフィラムの原種の紹介
スパティフィラムの原種の紹介
●スパティフィラム・カンニフォリウム(別名:オオササウチワ)

原産地:熱帯アメリカ
学名:Spathiphyllum cannifolium
生活形:常緑多年草
開花時期:周年(主に5月~11月)
花序:肉穂花序
花の色:黄色・白色
葉の長さ:約20~60cm
葉の形:楕円形
葉の色:緑色・黄色・白色
生育型:叢生型
草丈:約50~100cm
近縁種との比較:株が比較的大きくなり、カンナに似た比較的巨大な葉を広げます。
魅力:熱帯に自生する植物で、寒さに弱く、耐陰性が高いため主にインドアグリーンとして花や葉が楽しまれます。特に花は和紙を照らす蝋燭のような上品な雰囲気があるため、エレガントなインテリアとして利用できます。
●スパティフィラム・コクレアリスパトゥム(別名:ニオイササウチワ)
原産地:メキシコ
学名:Spathiphyllum cochlearispathum
生活形:常緑多年草
開花時期:周年(主に5月~11月)
花序:肉穂花序
花の色:緑色・クリーム色
葉の長さ:約10~80cm
葉の形:楕円形・長楕円形
葉の色:緑色・黄色・白色
生育型:叢生型
草丈:約100~180cm
近縁種との比較:株が非常に大きくなり草丈180cmまでに成長し、葉も巨大で80cm程度までなります。また仏炎苞はスプーン状に湾曲し、花は薬品を想像させるような爽やかな香りがします。
魅力:熱帯に自生する植物で、寒さに弱く、耐陰性が高いため主にインドアグリーンとして花や葉が楽しまれます。特に花は和紙を照らす蝋燭のような上品な雰囲気があるため、エレガントなインテリアとして利用できます。
●スパティフィラム・フロリバンダム(別名:オカメウチワ)
原産地:メキシコ
学名:Spathiphyllum floribundum
生活形:常緑多年草
開花時期:周年(主に5月~11月)
花序:肉穂花序
花の色:緑色・黄色・白色
葉の長さ:約10~25cm
葉の形:楕円形・長楕円形
葉の色:緑色・黄色・白色
生育型:叢生型
草丈:約30~80cm
近縁種との比較:株が小型から中型で、葉も10~25cm程度と小ぶりです。
魅力:熱帯に自生する植物で、寒さに弱く、耐陰性が高いため主にインドアグリーンとして花や葉が楽しまれます。特に花は和紙を照らす蝋燭のような上品な雰囲気があるため、エレガントなインテリアとして利用できます。
●スパティフィラム・ワリシー

原産地:コロンビア/ベネズエラ
学名:Spathiphyllum wallisii
生活形:常緑多年草
開花時期:周年(主に5月~11月)
花序:肉穂花序
花の色:緑色・クリーム色・白色
葉の長さ:約10~40cm
葉の形:楕円形・長楕円形
葉の色:緑色・黄色・白色
生育型:叢生型
草丈:約30~50cm
近縁種との比較:株が比較的小型で、葉の概形がほそながくなる傾向があります。
魅力:熱帯に自生する植物で、寒さに弱く、耐陰性が高いため主にインドアグリーンとして花や葉が楽しまれます。特に花は和紙を照らす蝋燭のような上品な雰囲気があるため、エレガントなインテリアとして利用できます。
スパティフィラムの品種の紹介
●いせ姫
学名:Spathiphyllum ‘Isehime’
育種:中世古園芸
開花時期:周年(主に5月~11月)
花の色:黄色・白色
葉の形:長楕円形・披針形
葉の色:緑色・クリーム色
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、クリーム色の掃け込み斑の模様が入ります。この配色は、降り注ぐ木漏れ日を見ているようで、明るさを感じさせたり、心身を深くリラックスさせる効果があります。
インドアグリーン:非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。
空気清浄効果:スパティフィラムは密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。
●ゴールドメリー
学名:Spathiphyllum ‘Gold Merry’
開花時期:周年(主に5月~11月)
花の色:クリーム色・白色
葉の形:披針形
葉の色:緑色・黄緑色
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、黄緑色の掃け込み斑の模様が入ります。この配色は、降り注ぐ木漏れ日を見ているようで、明るさを感じさせたり、心身を深くリラックスさせる効果があります。
インドアグリーン:非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。
空気清浄効果:スパティフィラムは密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。
●スーパーメリー

学名:Spathiphyllum ‘Super Merry’
開花時期:周年(主に5月~11月)
花の色:クリーム色・白色
葉の形:披針形
葉の色:濃緑色
草丈:30cm以上
比較:メリーと比較して、スーパーメリーは比較的株が大きくなります。
多花性:花付きが抜群によく、次々と花が咲きます。また開花期間も長く、充分な温度と光量のある環境では周年咲きます。
インドアグリーン:非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。
空気清浄効果:スパティフィラムは密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。
●スウィートキョリオーサ
学名:Spathiphyllum ‘Sweet Curiosa’
開花時期:周年(主に5月~11月)
花の色:クリーム色・白色
葉の形:披針形
葉の色:濃緑色
草丈:30cm以上
優美な姿:葉や仏炎苞は細長くシャープで、縁部分が緩く捻れ、優美な雰囲気を漂わせます。そのため、インテリアとしてお部屋に飾るとエレガントな雰囲気を演出出来ます。
インドアグリーン:非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。
空気清浄効果:スパティフィラムは密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。
●センセーション・バリエガータ
学名:Spathiphyllum ‘Sensation Variegated’
開花時期:周年(主に5月~11月)
花の色:黄色・白色
葉の形:披針形・細楕円形
葉の色:緑色・クリーム色
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、クリーム色の掃け込み斑・散斑・切斑の模様が入ります。この配色は、降り注ぐ木漏れ日を見ているようで、明るさを感じさせたり、心身を深くリラックスさせる効果があります。
インドアグリーン:非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。
空気清浄効果:スパティフィラムは密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。
●ダイヤモンド
学名:Spathiphyllum ‘Diamond’
開花時期:周年(主に5月~11月)
花の色:黄色・白色
葉の形:長楕円形
葉の色:緑色・クリーム色
草丈:30cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、クリーム色の掃け込み斑・散斑・切斑の模様が入ります。この配色は、降り注ぐ木漏れ日を見ているようで、明るさを感じさせたり、心身を深くリラックスさせる効果があります。
インドアグリーン:非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。
空気清浄効果:スパティフィラムは密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。
●トレリー
学名:Spathiphyllum ‘Torelli’
開花時期:周年(主に5月~11月)
花の色:クリーム色・白色・緑色
葉の形:長楕円形
葉の色:緑色
草丈:30cm以上
多花性:花付きが抜群によく、次々と花が咲きます。また開花期間も長く、充分な温度と光量のある環境では周年咲きます。そのため、長く花を楽しみたい人に人気の高い品種です。
優美な花姿:純白の仏炎苞は、直立に立ち上がり、縁部分が緩やかに捻れ、まるで【炎の揺らめき】のような外観を呈します。そのため、インテリアとしてお部屋に飾ると優美でエレガントな雰囲気を演出できます。
インドアグリーン:非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。
空気清浄効果:スパティフィラムは密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。
●ミコ
学名:Spathiphyllum ‘Miko’
開花時期:周年(主に5月~11月)
花の色:クリーム色・白色
葉の形:狭楕円形・披針形
葉の色:緑色・白色
草丈:30cm以上
優美な姿:葉や仏炎苞は細長くシャープで、縁部分が緩く捻れ、先端が上を向きます。そのため、炎が立ち上るような雰囲気を醸し出し、優美な雰囲気も漂わせます。
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、白色の掃け込み斑の模様が入ります。この配色は、降り注ぐ木漏れ日を見ているようで、明るさを感じさせたり、心身を深くリラックスさせる効果があります。
インドアグリーン:非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。
空気清浄効果:スパティフィラムは密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。
●ミニメリー
学名:Spathiphyllum ‘Mini Merry’
開花時期:周年(主に5月~11月)
花の色:クリーム色・白色
葉の形:長楕円形・披針形
葉の色:緑色
草丈:30cm程度
比較:メリーと比較して、ミニメリーは株が小型なため、鉢植えなどで管理がしやすい所が魅力です。
多花性:花付きが抜群によく、次々と花が咲きます。また開花期間も長く、充分な温度と光量のある環境では周年咲きます。
インドアグリーン:非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。
空気清浄効果:スパティフィラムは密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。
●メリー
学名:Spathiphyllum ‘Merry’
開花時期:周年(主に5月~11月)
花の色:クリーム色・白色
葉の形:長楕円形・披針形
葉の色:緑色
草丈:
比較:スーパーメリーと比較して、メリーは比較的株が小型です。
多花性:花付きが抜群によく、次々と花が咲きます。また開花期間も長く、充分な温度と光量のある環境では周年咲きます。
インドアグリーン:非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。
空気清浄効果:スパティフィラムは密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。
●ワリチー・バリエガータ
学名:Spathiphyllum ‘Wallisii variegated’
開花時期:周年(主に5月~11月)
花の色:クリーム色・白色
葉の形:狭楕円形
葉の色:緑色・クリーム色
草丈:30cm以上
優美な葉型:葉は細長くシャープで、葉縁部が緩やかに波打ちます。そのため、洗練されていながら、優美な雰囲気も感じさせる葉姿が楽しめます。
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、クリーム色の散斑の模様が入ります。この配色は、降り注ぐ木漏れ日を見ているようで、明るさを感じさせたり、心身を深くリラックスさせる効果があります。
インドアグリーン:非常に高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することが出来ます。
空気清浄効果:スパティフィラムは密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、アンモニア、アセトン)を吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が研究(NASA空気清浄研究)で確認されています。




