- 原産:日本/朝鮮半島/中国/台湾/ラオス/ミャンマー/ベトナム
- 科:クワ(Moraceae)
- 属:フィカス/イチジク(Ficus)
- 種:プミラ(Ficus pumila)
- 和名:オオイタビ
- 別名:クリーピング・フィグ(creeping fig)/クライミング・フィグ(climbing fig)
- 品種:コアラ(Ficus pumila ‘Koara’)
- 開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
- 花の色:緑色・黄緑色
- 葉の色:緑色・黄緑色・白緑色
- 香り:
- 生活形:常緑高木
- 全長:50cm以上
- 誕生花:
- 花言葉:永遠の幸せ
- 用途:カラーリーフ/インドアグリーン/日陰植物
- 購入方法:フィカス(コアラ)を楽天で購入
■フィカス(コアラ)の特徴
- 学名:Ficus pumila ‘Koara’
- 開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
- 葉の形:心形・広卵形
- 葉の色:緑色・黄緑色・白緑色
- 葉の模様:中斑・三光中斑
- 樹高:50cm以上
- かわいい葉型:葉は非常に小さく丸みがあり、皺の寄るクシャッとした見た目をしています。
- カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、葉の一番内側に黄緑色の中斑、その外側に白緑色の三光中斑が入ります。そのため、まるで森の中に光が差し込んできたような明るさを感じさせるカラーリーフが楽しめます。
- ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
- ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる草姿が観賞できます。
■フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)とは!?

フィカス・プミラ(学名: Ficus pumila)は、別名「オオイタビ」「クリーピング・フィグ(creeping fig)」「クライミング・フィグ(climbing fig)」とも呼ばれるクワ科フィカス属(イチジク属)に分類される常緑つる性木本です。
フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)の原産地は日本、朝鮮半島、中国、台湾、ラオス、ミャンマー、ベトナムで、自生地は森林や岩場、渓流沿い等にあり、生育環境は地生・岩隙です。
■フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)の語源(由来)
- Ficusの語源:古典ラテン語で植物の「イチジク」を示します。
- pumilaの語源:ラテン語で「矮性」「低い」を意味しており、樹形に由来しています。
■フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)の特徴(魅力)

- 形態:全長は約2~12m、生育型は【ツル型】で、茎は基本的に柔軟で自立せずに、気根(付着根)を他物に付着させて登攀する【ツル】です。葉序は互生、葉は異形葉性で幼葉と成葉があり、葉身の長さ約1.5~12cm、葉身は心形・卵形・広卵形・広楕円形です。花序は隠頭花序で、花軸の部分が倒卵形(壺状)に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲きます。
- ライフサイクル:生活形は常緑つる性木本です。
- 春:暖かくなってくると代謝が活発になり、新芽が展開し、茎も生育旺盛に伸長し、理想的環境では開花も見られます。
- 夏:高温期も生育旺盛にぐんぐん成長し、茎を伸長させながら、新しい葉も展開させ、理想的環境では開花も見られます。
- 秋:この時期も生育期間中で開花も続きますが、気温が低くなり始めると生育がやや鈍り、理想的環境では開花も見られます。
- 冬:温暖な地域では、この時期も茎葉が成長しますが、日本などの寒さが厳しい地域では代謝が落ちて生育がほぼ止まります。
- 近縁種との比較:近縁種と比べて、本種の生育型が【ツル型】で他物にツルを這わせて登攀したり、また地面を這う性質があります。異形葉性で幼葉と成葉があり、幼葉は長さ1.5~2.5cmしかなく小ぶりです。また日本にも自生しており、他のフィカス属と比べて耐寒性が高めです。
- 葉の魅力:本種の幼葉は長さ1.5~2.5cmと小さいため緻密で繊細な雰囲気を醸し出せます。葉の色は基本緑色ですが、栽培品種では黄色・白色の斑入りも見られるため、品種を選びカラーリーフとして楽しむことが可能です。
- ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
- ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる草姿が観賞できます。
- シェードガーデン:本種は耐陰性があるため、明るい日陰での栽培が可能です。ただし、氷点下を下回る環境では成長が停止して葉が変色して落ちるなど株が弱るため、関東以西の温暖な地域以外の屋外での年間を通じた栽培は難しいです。
- インドアグリーン:本種は比較的高い耐陰性があり、インドアグリーンとして栽培することも可能です。本種を栽培するのに必要な光量の目安は5000~20000Luxまたは92.5~370μmol/m2・sで、生存ラインは2000Luxです。そのため、窓際から1m以内のレース越しに太陽光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培しましょう。
- 空気清浄効果:本種は密閉された空間の中で、シックハウス症候群の原因になる有害物質(ホルムアルデヒド、ベンゼン、トリクロロエチレン、キシレン、トルエン)などを吸収し、分解(植物や土壌微生物など)するなどして空気を綺麗にする効果が期待できます。そのため、観葉植物として栽培すると健康な生活にも寄与するでしょう。
■フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)の生活形と形態
●生活形・茎の形態
- 生活形:常緑つる性木本
- 生活場所:地生・岩隙
- 全長:約2~12m
- 生育型:他物を支えにして成長する【ツル型】です。
- 根の種類:普通根・気根(付着根)
- 茎の種類:茎は基本的に柔軟で自立せずに、他物を支えにしながら伸びる【ツル】です。このツルは気根(付着根)を他物に付着させて登攀します。また支えにする他物がない場合は地表を這います。
- 茎の色:緑色・黄褐色・灰白色
●葉の形態
- 葉序:互生
- 葉柄の長さ:約0.2~2cm
- 葉身の概形:異形葉性で幼葉と成葉があります。
- 幼葉:概形は心形・広卵形・卵形、葉縁部は全縁、葉先端は鋭頭・鈍頭、長さ1.5~2.5cmです。
- 成葉:概形は卵形・広卵形・広楕円形、葉縁部は全縁、葉先端は鋭頭・鈍頭、長さは約4~12cmです。
- 葉脈:羽状脈
- 葉の色:通常は緑色ですが、栽培品種では黄色・白色の斑入りも見られます。
- 備考:クチクラ層とワックス層が発達しており、水を弾き、環境ストレスに耐性があります。
●花の形態
- 花序:花軸の部分が球状に多肉化(花托)し、内部の空洞に多数の花が咲く【隠頭花序】です。これは緑色・黄緑色をしています。
- 苞:基部に3枚あります。
- 花:雌雄同株で、雌花(花被・雌蕊)と雄花(花被・雄蕊)があります。
- 花被:花被片は3~4枚、それぞれ離生します。
- 雄蕊:1本
- 雌蕊:1本
●果実・種子の形態
- 果実の分類:陰頭花序の壺形をした花軸の内部に沢山の花(雌蕊)があり、それぞれの花(雌蕊)が痩果となり、ひとつの果実のようにみえる【イチジク状果(syconium)】です。
※植物の形態についてはこちらのページも参考にしてください。
■フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)の園芸品種を紹介
●クエルギフォリア
学名:Ficus pumila var.quercifolia
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:分裂葉(掌状中裂)
葉の色:緑色
樹高:50cm以上
かわいい葉型:原種と違い変種のフィカス・クエルギフォリアは葉の裂片が3~5個ある分裂葉です。そのため、まるで小動物の足のような可愛らしい見た目をしています。
ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる草姿が観賞できます。
●コアラ
学名:Ficus pumila ‘Koara’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:心形・広卵形
葉の色:緑色・黄緑色・白緑色
葉の模様:中斑・三光中斑
樹高:50cm以上
かわいい葉型:葉は非常に小さく丸みがあり、皺の寄るクシャッとした見た目をしています。
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、葉の一番内側に黄緑色の中斑、その外側に白緑色の三光中斑が入ります。そのため、まるで森の中に光が差し込んできたような明るさを感じさせるカラーリーフが楽しめます。
ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる草姿が観賞できます。
●サニーホワイト

学名:Ficus pumila ‘Sunnywhite’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:広卵形・広楕円形
葉の色:緑色・白色
葉の模様:覆輪
樹高:50cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、白色の覆輪の模様が入ります。そのため、光が反射し輝いているような明るさを感じさせたり、また額縁に入っているような洗練された見た目となります。
ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる草姿が観賞できます。
●ツキヨノヒカリ
学名:Ficus pumila ‘Tsukiyonohikari’
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:広卵形・卵形・広楕円形
葉の色:緑色・黄緑色
葉の模様:中斑
樹高:50cm以上
カラーリーフ:葉の色は緑色を基調として、葉の一番内側に黄緑色の中斑、その外側に白緑色の三光中斑が入ります。そのため、まるで森の中に光が差し込んできたような明るさを感じさせるカラーリーフが楽しめます。
ツル植物の仕立て:本種は生育型がツル型で、他物にツルの気根を付着させて登攀します。そのため、園芸ではツルを支える園芸資材(ヘゴ支柱・ココスティック・パネル)を準備して栽培すると良いでしょう。
ハンギング仕立て:本種は茎が比較的柔軟で枝垂れる性質があるため、吊り鉢やコンテナなどに植えると鉢縁から真下に枝垂れる草姿が観賞できます。
●ミニマ
学名:Ficus pumila var.minima
開花時期:周年※栽培環境ではほぼ咲きません。
葉の形:心形・広卵形・卵形
葉の色:緑色
樹高:50cm以上
かわいい葉型:原種と違い変種のフィカス・ミニカは幼葉が1cm程度と非常に小さく、より可愛らしい見た目をしており、また節間が短く葉が密生する傾向にあります。
■フィカス属(イチジク属)の主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
■フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)の育て方
花壇の土づくり

●バイオームと植生
- 主なバイオームと植生:熱帯雨林・モンスーン林・温帯林など
- 熱帯雨林(Tropical forests): 一年を通して温暖で、雨季と乾季の区別がなく降水量の多い地域に見られるバイオームです。生命の宝庫と呼ばれるほどに、生物の多様性が高く、数十mに達するほどの高木が多数密生しています。生物の多様性がある一方で、高温による分解の早さや、降水量の多さから、腐植層は浅く肥沃さがほぼない土壌となります。
- モンスーン林(monsoon forest):熱帯の中で長い雨季と明瞭な乾季(数ヶ月)がある森林のバイオームです。熱帯雨林と違い、乾季があるため落葉する樹木が見られ、一時的に林内が開け明るくなる時期があります。またサバンナと違い樹木が生い茂り森林を形成します。
- 温帯林:その名前が示すとおり、温帯に分布する森林の総称です。日本の大部分の森林は温帯林です。夏は暖かで、冬は低温になり、四季の変化が明瞭で、その中でも地域の細かな気候に適応した多様な森林が形成されます。生物の多様性が高く、冬に落葉が多いため、土壌は肥沃になる傾向があります。
- 原産地:日本・朝鮮半島・中国・台湾・ラオス・ミャンマー・ベトナム
- 自生地:森林・岩場・渓流沿い等
- 生態環境:地生・岩隙・半着生
- 気候:主に熱帯雨林気候 ・熱帯モンスーン気候・温暖湿潤気候に属します。
- 日照:日向・半日陰・明るい日陰
- 土壌:アクリソル(Acrisol)・アリソル(Alisol)・アンドソル(Andosols)・フルヴィソル(fluvisol)など
- アクリソル:下層に粘土の集積層があり、塩基飽和度が低く、強い酸性の土壌です。土壌は粘土層の影響で排水性が悪く、保水性は比較的高い傾向にあります。塩基飽和度が低く養分が乏しいため、肥沃度は低い傾向があります。
- アリソル:下層に粘土の集積層があり、集積層はアルミニウム含有量が高く、pHは強い酸性を示します。土壌は粘土層の影響で排水性が悪く、保水性は比較的高い傾向にあります。アルミニウムが植物に毒性を示すレベルで溶出することが多く、肥沃度は低めです。
- アンドソル:火山噴出物を母材として、アロフェンやイモゴライトといった粘土鉱物と集積された腐植が強く結びつき、黒色を呈す土壌です。土壌は厚い腐植層により団粒構造が極めて発達しており、通気性・排水性・保水性のバランスが非常に優れています。保肥力も高く基本的には肥沃ですが、リン酸を強く吸着する性質があるため植物が上手く吸収出来ないことがあります。
- フルヴィソル:沖積堆積物を由来とするフルビック物質(Fluvic material)をもつ土壌と定義されています。土性は様々ですが、肥沃度が高いことが多いです。
※バイオームについてはこちらのページも参考にしてください。
●日照条件
フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)は【日向・半日陰(西日無し)・明るい日陰】の範囲で育てることができます。基本的には日当たりを好みますが、夏場の西日が、植物に強いストレスを与えて、葉焼けを引き起こしたり、株を弱らせて生育不良にさせることがあるため、西日を避けた半日陰から明るい日陰で栽培した方が綺麗な葉を維持しやすいです。
日照条件の分類(参考)
- 日向:直射日光が6時間以上当たる場所です。主として全方位に遮蔽物がない、または遮蔽物を背にして開けた空が南向き・西向き(午後から日向)にある場所です。
- 半日陰:直射日光が3時間から5時間程度当たる場所ですが、西日の当たる半日陰は夏場の強光と地温の上昇が日向と変わらないため、一般的に午前中に日が当たる場所が半日陰と考えます。主として遮蔽物を背にして開けた空が東向きにある場所、または木漏れ日がはいるような場所です。
- 明るい日陰:直射日光が2時間程度当たる場所、または間接光だけが当たる比較的明るい場所です。主として、遮蔽物を背にして開けた空が北向きにある場所、または樹木から木漏れ日が当たる場所や周囲が開けているが太陽が当たらない場所などになります。
- 暗い日陰:直射日光も間接光もほとんど当たらないような暗い場所です。主に高い建物に囲まれているような、深い森の中にいるような場所になります。
●土壌の土質
- 概要:自生地は熱帯・亜熱帯・温帯の森林や岩場などです。熱帯・亜熱帯の土壌は痩せていますが、循環が早く栄養の供給が十分にあり、温帯の林床は比較的肥沃です。この地域の代表的な土壌(WRB)はアクリソル(Acrisol)・アンドソル(Andosols)等です。
- 土質:基本的に通気性と排水性が十分であれば幅広い土壌に適応します。ただし、一定の湿潤環境を好むため、直ぐに乾くような土壌、過湿が続くような土壌も避けた方が良いです。日照条件・周囲の水捌け具合などを考慮して、土質は水捌けのよい【砂壌土・壌土】に調節すると良いでしょう。
- 肥沃さ:適度に肥沃な土壌を好みます。腐葉土などの有機物を入れることで、土壌の団粒化が促されて物理性(通気性・排水性・保水性)が向上したり、陽イオン交換容量が高くなり保肥力が向上したり、植物が必要とする栄養分を含有するため成長を補助したりする効果が期待出来ます。そのため、土壌の状態にもよりますが土壌診断を通じて肥沃さが足りないと感じたら【腐葉土・完熟牛糞堆肥】などを2割程度を目安に混ぜこみましょう。
土壌診断と改善の行い方(参考)

- 排水性の診断:診断したい場所に深さ30cm程度・幅30cm程度の穴を掘ります。一度穴を水で満たし、完全に排水されるまで待ちます。再度、穴の中を水で完全に満たし、一時間あたり約3~10cmの排水があれば、一般的な植物を育てるのに適した排水性になり、それ以下またはそれ以上である場合は排水が不良、または排水が過剰すぎる可能性があります。
- 排水性の改善:環境に合う植物を栽培するか、レイズドベッド(背の高い花壇)やロックガーデンを作るか、縦穴暗渠(縦穴排水)や排水溝をつくる方法などがあります。
- 作土層の診断:調べたい箇所の土壌に支柱を垂直に押し込み、ほとんど抵抗なく入る深さが20~30cm(樹木50cm)前後あれば、一般的な園芸植物が根を張るのに十分な作土層があります。それ以下であれば通常改善が必要です。また土壌を観察して石やゴミがあれば根を伸ばすのに邪魔になるため取り除いた方が良いでしょう。
- 作土層の改善:植物を植える箇所とその周囲をシャベルを使って必要な深さまで掘り起こして土を解します。また石や異物がある場合は【土ふるい】等を使用して取り除きましょう。
- 土性の診断:土壌の通気性・排水性・保水性・保肥力を知るために、土壌の土性を【砂土・砂壌土・壌土・埴壌土・埴土】に分類して、植物に合わせて土壌の改良をしましょう。診断法は適度に湿らせた土を触った時の感触と、こねた時の様子から判断します。
- 砂土:排水性と通気性が非常に高く乾燥しやすい土壌です。土を触った時にザラザラとした砂の粗い感触があり、手のひらや指で捏ねても全く固まらずに簡単に崩れます。
- 砂壌土:排水性と通気性が高く比較的乾燥しやすい土壌です。土を触った時に砂のザラザラ・粘土のヌルヌルとした感触があり、手のひらや指で捏ねると、緩く土を固めることが出来ますが、簡単に土塊は崩れます。
- 壌土:通気性・保水性・保肥力のバランスが高い土壌です。土を触った時に砂のザラザラ・粘土のヌルヌルとした感触があり、手のひらや指で捏ねて伸ばすと、鉛筆程度の太さの棒状まで伸ばすことが出来ます。 ただし伸ばした棒を曲げるのは難しいです。
- 埴壌土:保水性・保肥力が高いため乾燥しにくい土壌です。土を触った時に粘土のヌルヌルとした感触があり、砂のザラザラも少し感じます。手のひらや指で捏ねて伸ばすと、マッチ棒程度の太さまで伸ばすことが可能で、緩く曲げることも可能です。
- 埴土:保水性・保肥力が非常に高い乾燥しにくい土壌です。土を触った時に粘土のヌルヌルとした感触のみがあり、手のひらや指で捏ねて伸ばすと、コヨリ程度の太さまで伸ばすことが可能で、輪っかに曲げても殆ど切れません。
- 土性の改善:土性の診断をしたら、栽培する園芸植物に合わせて土性を改善します。
- 通気性・排水性の改善:植物の自生地の環境に適した通気性・排水性を向上させる園芸用土(硬質赤玉土・硬質鹿沼土・パーライト・日向土・川砂・軽石・ゼオライト・腐葉土・ピートモス・バーク堆肥・くん炭・木炭・籾殻)を土壌の状態に合わせて必要量(1~3割程度またはそれ以上)の土壌改良材を入れて、スコップを使い作土層の部分を混和します。
- 保水性の改善:植物の自生地の環境に適した保水性を向上させる土壌改良用土(赤玉土・バーミキュライト・荒木田土・ゼオライト・腐葉土・ピートモス・バーク堆肥・黒土)を土壌の状態に合わせて必要量(1~3割程度またはそれ以上)の土壌改良材を入れて、スコップを使い作土層の部分を混和します。
- pHの診断:土壌のpHを【土壌酸度計・pH試験紙・ペーハー測定器・アースチェック液】などを利用して診断します。製品によって調べ方がことなるため、詳しい手順は製品の取り扱い説明書をご確認ください。
- pHの改善:pHを診断後に植物の適正なpHに合わせて、土壌改良材を入れてpHの改善をおこないます。
- pHを酸性に改善:酸度未調整のピートモスを使用する場合はpHを約1下げるために、一般的に1㎡あたり約10L~15L(乾燥重量で約1〜2kg)を入れて、よく混和します。
- pHをアルカリ性に改善:苦土石灰を使用してpHを約1上げるには、1㎡あたり苦土石灰を約100~200g入れて、よく混和します。
- 肥沃度の診断:肥沃度は【土壌の色・触感・香り・団粒構造の有無】によりある程度診断できます。土壌の色は黒色や茶色の場合は腐植が多く肥沃度が高い傾向があり、赤色・黄色・白色の場合は腐植が少なく肥沃度が低い傾向があります。また触るとふわふわとした質感がありますが、肥沃でない土壌は粘土質で乾いているとガチガチに硬かったり、砂質でザラザラとして握っても固まらない質感があります。また土粒を観察すると小さな団子のように団粒構造を形成している場合は土粒を観察すると粘土や腐植がくっつき小さな団子のようになっておりコロコロとしています。
- 肥沃度の改善:診断を元にして、栽培する植物の生育環境に合わせた土壌改良を行います。
- 痩せ地を好む植物:土壌に有機物が多く肥沃な場合は、土壌を取り除き新しい通気性・排水性が高い土壌で栽培するか、鉱物系の通気性の高い園芸資材(硬質赤玉土・硬質鹿沼土・パーライト・日向土・川砂・軽石・ゼオライト)を混和します。
- 肥沃な土壌を好む植物:土壌に有機物が少なく痩せている場合は、土壌に有機質資材(腐葉土・ピートモス・バーク堆肥・牛糞堆肥・馬糞堆肥・黒土・くん炭・木炭(竹炭)・籾殻等)を1~3割程度混ぜて混和します。堆肥を入れる量は、通気性を好む植物であれば程々に1割程度、湿潤を好む植物であれば2~3割程度を目安に入れて混和しましょう。
※詳しい土壌診断と改善方法はこちらのリンクからご覧下さい
鉢の培養土づくり

●日照条件
フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)は【日向・半日陰(西日無し)・明るい日陰】の範囲で育てることができます。基本的には日当たりを好みますが、夏場の西日が、植物に強いストレスを与えて、葉焼けを引き起こしたり、株を弱らせて生育不良にさせることがあるため、西日を避けた半日陰から明るい日陰で栽培した方が綺麗な葉を維持しやすいです。
インドアグリーンの光環境

- 屋内環境:窓越しに直射日光が届く範囲から、太陽光が直接届きませんが太陽の反射光などで十分に明るい場所までで栽培が可能です。窓から離れていて間接光が全く当たらない場所で栽培したい場合は【植物育成ライト】の導入を検討しましょう。
- 生存ライン:2000Lux/37μmol/m2・s
- Lux※1:5000~20000Lux
- PPFD※2:92.5~370μmol/m2・s
- DLI※3:4~16mol·m⁻²·d⁻¹
- 注意点:植物が求める光は基本的には光飽和点を目安にしながら、これを超えない光強度の範囲で、適切な時間を確保して栽培するのが最適(暗い時間も重要)となります。ただ生き残るためであれば光補償点を上回る程度の光の強さでも栽培可能ですが、光が足りないと日照不足で植物の外観が悪くなることもあるため適切な光を知っておくことが大切です。
【日照積算量(DLI)の照射時間の算出】
※1 Lux:人間の目が感じる明るさに基づいて数値化された単位です。照度では人間の目が最も明るいと感じる緑色(555nm)の光を最も高く評価しており、植物が光合成で必要とする赤色光(600~700nm)や青色光(400~500nm)はやや過小評価されています。そのため、照度(Lux)は光の量を測る手法として最も広く用いられていますが、植物の成長に必要な光の質(光合成有効放射)と量を厳密に測る手法としては不十分と言えます。
※2 PPFD:植物の光合成に有効な波長域である【光合成有効放射(PAR):400~700nm】の光の量(密度)を測定した指標です。この単位は【μmol/m2・s】で示されており、この値が大きいほど植物に供給する光の量が多いことを示します。
※3 DLI:植物が1日で受け取る光合成有効放射(PAR)の総量で、これは光合成光量子束密度(PPFD)と時間(照射時間)の累積値です。植物を健康に栽培する上での最も重要な指標になり、これを活用してPPFDの値と照射時間を調整することもできます。
植物育成ライト
室内で十分な光を確保出来ない場合は植物育成ライトの購入を検討しましょう。植物育成ライトでは、PPFDが指標として使われているため、光合成に必要な赤色光(600~700nm)や青色光(400~500nm)といった波長の強さが分かり、植物に必要な光の量を十分に確保・調整することができます。
植物育成ライトを購入する場合はPPFDや色温度などが重要になります。詳しくは観葉植物のページをご覧下さい。
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●培養土
培養土を購入する場合は通常の観葉植物の培養土または、通常の観葉植物の培養土より排水性が高めのものを購入すると良いでしょう。
自作する場合は、pHは弱酸性~中性、通気性・排水性を重視しながら、保水性も保ったバランスの良い配合にしましょう。また屋内で栽培する場合は清潔(無機質・CEC適正)で雑菌や害虫の発生しにくい用土を重視し、屋外で栽培する場合は成長を促進させるため肥沃度を向上させる用土(有機物)を重視すると良いでしょう。
培養土の配合例
- 基本の配合:硬質赤玉土(小粒)5割+軽石2割+ピートモス(酸度調整済)3割+元肥適量
- 培養土が長持ちする配合:硬質赤玉土(中粒・小粒)3割+日向土(小粒)2割+ピートモス(酸度調整済)3割+軽石1割+ゼオライト1割+元肥適量
- CECの高い配合: 硬質赤玉土(小粒)5割+腐葉土1割+ピートモス(酸度調整済)3割+ゼオライト1割+元肥少量
水やりの方法

フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)は、自生地が熱帯(熱帯雨林気候・熱帯モンスーン気候)にあり、やや多雨な環境に自生しています。そのため、基本的に一定の湿り気がある環境を好みます。
ただし、過湿は許容せず、ジメジメした状態が続くと病原菌が増えて株が腐敗する原因となったり、根の呼吸を妨げて根腐れを引き起こす原因になったりするため、水やりの頻度には十分な注意が必要となります。
●水やりの方法
- 生育期(春・夏・秋):株は生育旺盛で、多くの水を必要とします。そのため、土壌の表面が乾燥したタイミングで、土中の古い空気(ガス)も全て押し出し空気を入れ替えるイメージで水をたっぷり与えましょう。
- 冬の水やり:気温が下がると代謝が下がり生育が緩慢になります。植物は水をそれほど必要としなくなるため、土壌の乾燥も他の季節と比べると緩やかに進み、水やりの頻度も少なくなります。ただし、乾燥が続くと枯れてしまうため、土壌が乾燥して数日後(2~3日)に水を与えると良いでしょう。
土壌の乾燥の確認方法

- 土壌表面の乾燥:土壌の表面の乾燥とは、土壌の最も上の部分の表面が乾燥していることです。土壌表面の乾燥の確認方法には目視・触感があります。
- 目視で確認:土は濡れているなら色が濃くなったり黒っぽくなったりしていて、乾燥すると色が白っぽくなります。
- 触感で確認:土の表面を指で触ってみます。土は濡れていると湿り気があり、乾燥しているとサラサラとしています。
- 土壌の表層の乾燥:土壌の表層の乾燥とは土壌の表面から5cmが乾燥していることになります。※土壌の表層の定義は様々ありますが、ここでは土の表面から5cm程度の深さと定義しています。
- 目視で確認:透明な植木鉢を使用して植物を育てます。透明で土の色の変化が分かるため、土表面から5cm程度の土の色が白っぽくなってきたら水やりを行います。
- 重量で確認:鉢植えで育てている場合は、水分量で鉢の重量が変わるため、土が乾燥した時の軽さを覚えておいて土の乾きを判断します。
- 道具で確認:割り箸・竹串などを用土の中にさしてみて、引き上げた時の割り箸・竹串の色と湿り気を見て乾燥具合を確認します。
- 専用の道具:サスティーを土壌にさして使用します。サスティーは土壌が乾くと色が変化して水やりのタイミングを教えてくれます。
肥料の与え方

フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)は生育期に十分な肥料を必要とします。そのため、肥料を定期的に与えることが大切です。ただし、過剰な肥料が肥焼けを招くため、適切な施肥を心がけましょう。
●肥料の与え方
- 元肥:元肥は植え付け前または植え付け時に土壌の中にあらかじめ入れて施す肥料です。
- 肥料の成分:窒素・リン酸・カリが同程度の割合で入る肥料、または葉の展開を促すために窒素が多く含まれる肥料を選びます。
- 肥料の製品:緩効性肥料がおすすめです。
- 施し方:植物を植え付ける土壌・培養土の中に、規定の量の元肥を入れて、偏りがないように混和します。
- 追肥:植物が生育する途中で施す肥料です。土壌中の栄養素は植物が吸収して減っていくため、追肥を施すことで補います。
- 肥料を与える時期:生育期の春から秋に追肥を施します。冬は低温になり代謝が落ちて生育が緩慢になるため肥料を止めます。
- 肥料の成分:窒素・リン酸・カリが同程度の割合で入る肥料、または葉の展開を促すために窒素が多く含まれる肥料を選びます。
- 肥料の製品:液肥・固形肥料(速効性肥料・緩効性肥料など)がおすすめです。
- 施し方(液肥):液肥を規定された分量の水で希釈して、約10~14日の頻度で与えます。液肥は1箇所にかけるのではなく、植物の株元を中心に根が張っている範囲にまんべんなく、全ての根に液肥が行き渡るように施しましょう。
- 施し方(固形肥料):固形肥料の与え方は製品により置き肥タイプ・差し込みタイプ・埋め込みタイプがあります。製品に合わせて、規定された分量・規定された頻度・規定された方法で施しましょう。
剪定方法

フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)は剪定せずに育てることも出来ますが、より健康で美しい株を維持するために剪定が推奨されます。例えば、剪定により、茎の分枝が促されてボリューム感のある株に仕立てる事が出来ます。また株の概形が整えられて洗練された見た目になります。
●剪定方法
- 剪定の時期:気温が上がり力強い成長で剪定からの強い回復が見込める【春】が最適です。また初夏頃まで強い剪定が行えます。
- 不要枝の除去:株を観察して、枯れたツルや、活力が失われ成長が緩やかで葉の数が少なくなっているツル、病気のツルなどを探します。これらのツルを健康な部分まで切り戻しましょう。
- ツルの整理(外観を整える):株を観察して、ツルが長く伸びすぎて予め決めていた場所からはみ出していたり、ツルが混み合い繁茂して藪のようになることがあります。これらは、荒廃感を演出する事ができますが、無秩序で管理されていない印象を与えてしまうため、基本的に剪定した方がよいでしょう。
- 剪定方法:不要なツルを探します。不要なツルは、予め決めていた範囲をはみ出して成長しているツルや、枝同士の間隔が狭く密集していて混みあっている状態のツル、枝どうしが絡み合っているツルなどです。これらを、株全体のバランスを見ながら、ツルの途中または根元から剪定するとよいでしょう。
- 分枝を促す:株を観察して分枝が少なくてボリューム感がないと感じる場合があります。このような場合は、長いツルを水平方向に誘引して【頂芽優勢】を抑制し各節から芽を出させるか、分枝させたい箇所を決めて、その付近にある葉の付け根(節)の少し上で剪定します。これにより、剪定箇所のすぐ下の節から新たな芽が伸び、枝数が増えます。
夏越し方法

フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)は、それほど夏越しが難しい植物ではありません。基本的な育て方に従えば夏越し対策を特段行う必要はありません。
夏は強光で葉焼けをしやすいため、西日の当たらない場所で管理し、土壌は乾燥しやすいため定期的に土の観察をして表面が乾燥したら水を与えるようにしましょう。
冬越し方法


Hardiness:9~11
フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)は一時的な氷点下や軽い霜であれば耐えられることもあります。そのため、暖地であれば霜に注意しながら管理すれば、屋外で越冬させることも可能です。ただし、個体によっては寒さや軽い霜に耐えられずに枯れることもあるため、確実に冬越しさせたい場合は屋内で管理した方が無難でしょう。
●冬越し対策一覧
- 軒下に移動する:植物を植えている鉢植えを軒下に移動することで、霜を避けることができます。霜があまり降りない地域であれば、霜を避けるだけで冬越し出来ることもあります。
マルチング:株の周囲にマルチング資材を入れて株元と根を保護する。根を凍結や霜から守ったり、乾燥対策になったりします。- 方法:霜が降りる前の11月頃に行います。バーク堆肥や藁などのマルチング資材を準備します。育てている植物の周りに、マルチング資材を3~5cmほどの厚みになるように入れます。
植物にカバー:植物にビニールや寒冷紗などをかけます。植物を寒風から保護したり、霜から保護したり、昼夜の急激な温度変化を防ぐ働きがあったりします。- ビニール・寒冷紗:植物の周りに支柱を立てて、ビニールまたは寒冷紗を支柱に巻き付けます。巻き付けたビニールまたは寒冷紗が落ちないように洗濯バサミや紐などを使い固定しましょう。※ビニールを巻く場合は穴を開けて通気性を確保してください。
- 苗キャップ:透明のカバーで苗や小さな植物を保護するための専用の製品です。専用のカバーを苗または小さな植物の上に被せて、風などで飛んでいかないように固定して利用します。
- 植物保護カバー:不織布などの保護カバーで植物を保護するための専用の製品です。大きめの植物や複数の植物を囲うのにも対応しており、専用の製品になるため、チャックなどがついていて扱いやすい所も魅力です。
温室:内部の温度を一定に保てるようにガラスやプラスチックフィルムなどで作られた建物です。植物を温室の中に入れる事で、寒さの軽減や寒風対策、霜・凍結対策ができます。
屋内に取り込む:植物を建物の中に入れる方法です。冬の屋内は屋外と比べて温度が高く植物が凍結するリスクもありません。ただし屋内は太陽光が当たりにくくなるため、明るさなどには注意が必要になります。植物を窓辺で管理したり、植物育成ライトを活用して、植物が弱らないよう管理することが大切になるでしょう。
栄養繁殖方法

フィカス・プミラ(和名: オオイタビ)は挿し木によって増やす事ができます。
●挿し木の方法
- 概要:茎を採取して、この茎の長さや葉の数を調節し、切り口を土に挿して繁殖させる無性生殖の1種です。
- 挿し木時期:発根率の高い晩春から初夏頃が適します。
- 培養土の準備:培養土は切り口が腐敗して吸水を阻害しないように、無菌のものを利用します。一般的にはバーミキュライト・赤玉土・パーライト・ピートモスなどが利用されていますが、専用の培養土もあるため近くのホームセンターで探すのも良いでしょう。
- 挿し穂の採取:挿し穂の茎は弾力があり健康な部分をカットして利用しましょう。また花芽分化が始まり生殖成長をしている茎は、発根率が極端に下がるため挿し穂に使うのは避けた方がよいでしょう。
- 挿し穂の整形:挿し穂は長さを7~10cm程度にわけて、挿し穂の上部の葉を残して、下部の葉を取り除き、葉も半分程度にカットします。茎の下部分を斜めにカットして吸水部分を広くしておきましょう。
- 水揚げ:切り口から白色の樹液が出るため、これを流水で完全に洗い流して、ボウルなどの水を入れた容器に1時間程度浸し吸水させます。
- 培養土に挿し穂を挿す:挿し穂を挿す場所を決めます。培養土の中に、割り箸等を利用して、事前に穴を開けておきます。挿し穂の切り口を下向きにして、培養土の中に挿し穂を入れましょう。通常は挿し穂の1/3程度を入れます。
- 管理:明るい日陰で土壌が完全に乾燥しない様に水やりを行いながら管理しましょう。






