ラベンダーは属の中に約39種がありヨーロッパを中心にアフリカやアジアに分布する常緑低木です。一般的にに園芸で親しまれる種では、丸く愛らしい蕾をもち甘い香りが魅力的なイングリッシュラベンダーや、株が高性で香りが長続きし香水の原料として最も利用されているラバンディン種、兎の耳の様な苞葉が可愛らしく高温に強いストエカス種等があり、ラベンダーと一言にいっても様々な主と品種があり選択肢が多いのが魅力です。
種毎の育て方は写真か育て方をクリックすると出てきます。
このページでは主に種の種類と特徴、園芸品種の種類と特徴を記載しています。
![]() 開花時期:5月~6月 | ![]() 開花時期:7月~9月 |
![]() 開花時期:5月~7月 | ![]() 開花時期:5月~11月(夏を除く) |
![]() 開花時期:6月~10月 | ![]() 開花時期:6月~10月 |
![]() ⑦アラルディ種開花時期:6月~8月 | ![]() 開花時期:6月~10月 |
![]() 開花時期:4月~6月 |
原産:ヨーロッパ
学名:Lavandula angustifolia
草丈:約30~90cm
分類:常緑低木
開花時期:5月~6月
花色:紫色●青色●桃色●白色〇
葉色:緑色●灰緑色●
分類:常緑低木
誕生花:5月11/5月24日/6月11日/6月24日/7月5日/7月19日/12月3日
花言葉:「期待」「沈黙」「私に答えて下さい」「疑惑」「献身的な愛」
特徴:イングリッシュラベンダーは学名Lavandula angustifolia、別名「コモンラベンダー」とも呼ばれる常緑低木です。茎は直立しこんもりと茂り線形でギザギザとした鋸歯のない美しい灰緑色の葉を付けます。晩春から初夏に咲く花は非常に香りが高くリラックス効果や鎮静効果をもつとされアロマセラピーやポプリ等でも利用されています。
開花時期は晩春から初夏、花色や萼の色は青色や紫色、桃色や白色があり、丸みを帯び色付く萼から唇形の花を出し穂状(穂状花序)に咲かせます。草姿は直立性でこんもりと茂り高さは約30(90)cm × 幅は30(90)cmまで成長し、葉は香りがよく灰緑色で葉形は線形で対生葉序もしくは輪生葉序につきます。
イングリッシュラベンダーは花壇の境界や中央、鉢植えにするとドーム状にこんもりと茂る美しい草姿と花姿を楽しむが出来ます。美しい灰緑色の葉は上品で落ち着いた魅力があり、青色や紫色、桃色の花との相性も抜群に良く上品で落ち着いたお庭やふんわりパステル調のロマンチックなお庭等によく合うでしょう。またシソ科であるラベンダーは蜜蜂や花蜂の蜜源としても非常に人気があり開花期間中は蜂が飛び回る賑やかなお庭になるでしょう。
イングリッシュラベンダーは他の種と比べて甘い香りが際立って高いのが魅力です。晩春から初夏に収穫した花を花茎ごと逆さに吊るしてドライフラワーに利用したり、乾燥させた萼や花を密閉容器に保存し、ポプリやハーバルバス、ハーブティの香り付け等に利用することが出来ます。
イングリッシュラベンダーは夏の高温多湿を苦手にしいるため、夏越しさせる場合は遮光ネットを利用したり土の排水性や長雨等の対策が必要になるでしょう。一方で寒さには強いため冬越しの問題はありません。
![]() イングリッシュラベンダー(マンステッド)は非常にコンパクトな草姿をしており、1916年に発売され今なお人気の高い園芸品種です。早咲き系で一般的な種より少し早めに咲き、花は濃い紫色で乾燥しても色褪せが少なくポプリやドライフラワー等におすすめです。高さは約45cm × 幅は60cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() イングリッシュラベンダー(ヒドコート)はビロード状の深紫色の萼をもち、紫色の花は乾燥しても甘い香りが長く続きます。高さは約45cm × 幅は60cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() イングリッシュラベンダー(ドワーフブルー)は非常に矮性で横へよく広がり、青みの強い紫色の花を咲かせる園芸品種です。高さは約30cm × 幅は60cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() イングリッシュラベンダー(ロゼア)は一般的な品種と比べると高性で、淡く優しい印象をもたせる桃色の花を咲かせる園芸品種です。また花は甘く強い香りがあり料理目的で栽培される事もあります。高さは約75cm × 幅は90cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() イングリッシュラベンダー(ミスキャサリン)は一般的な品種と比べると高性で、淡く優しい印象をもたせる桃色の花を咲かせる園芸品種です。高さは約75cm × 幅は90cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() イングリッシュラベンダー(アロマティコブルー)は横への広がりが少ないコンパクトな草姿をしており、花は香り非常によくやや赤みが入る濃い青色の花を咲かせる園芸品種です。高さは約50cm × 幅は30cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() イングリッシュラベンダー(メリッサライラック)は濃い紫色の萼からふんわりと大きめの淡い紫色の花を穂状に咲かせ、とても甘い香りを漂わせる園芸品種です。高さは約60cm × 幅は75cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() イングリッシュラベンダー(ナナアルバ)は非常に矮性で、黄色みの強い緑色の萼から白色の花を咲かせる園芸品種です。高さは約30cm × 幅は50cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() イングリッシュラベンダー(スーパーブルー)は非常に矮性でコンパクトな草姿をしており、濃い紫色の萼からふんわり大きな淡い紫色の花を咲かせる園芸品種です。高さは約30cm × 幅は30cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() イングリッシュラベンダー(ブルークッション)は矮性でふんわりとしたドーム状の草姿をつくり、濃い青色の萼から大きめの淡い青色の香りの良い花を咲かせる園芸品種です。高さは約40cm × 幅は40cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() イングリッシュラベンダー(ブルーリバー)は矮性でコンパクトな草姿をつくり、非常に香りの良い紫色の小ぶりな花を咲かせる園芸品種です。高さは約35cm × 幅は35cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() イングリッシュラベンダー(ブルーアイス)は透明感を感じさせる様な白色の萼から淡い青色の香りの良い花を咲かせる園芸品種です。高さは約50cm × 幅は50cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() イングリッシュラベンダー(エレガンスパープル)は非常に矮性でコンパクトな草姿をしており、濃い紫色の小花を穂状に咲かせ、他の一般的な品種と比べて耐病性がある園芸品種です。高さは約30cm × 幅は30cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() イングリッシュラベンダー(センティヴィア ブルー)は直立に茎が伸び横への広がりが少ないコンパクトな草姿をしており、濃い紫色の萼と花を穂状に咲かせ甘い香りが魅力的な園芸品種です。高さは約50cm × 幅は30cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() ココナッツアイス (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() ナナ ロゼア (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() プラチナブロンド (´・ω・)p楽天で購入q |
原産:ヨーロッパ
学名:Lavandula Intermedia
草丈:約80~120cm
開花時期:7月~9月
花色:紫色●青色●白色〇
葉色:灰緑色●
分類:常緑低木
特徴:ラベンダー(ラバンディン)は香りが良く耐寒性の高いイングリッシュラベンダー(L.angustifolia)と、耐熱性が高いスパイクラベンダー(L.latifolia)との交配でうまれたハイブリッド種のラベンダーです。イングリッシュラベンダーと比べて高性になりやすく花は香りが長続きし、また優れた耐熱性をもちます。
開花時期は初夏から秋、花色や萼の色は青色や紫色、白色があり、長球の萼から唇形の花を出し穂状(穂状花序)に咲かせます。草姿は直立性でこんもり茂り高さは約60(120)cm × 幅は60(90)cmまで成長し、葉は香りがよく灰緑色で葉形は線形で対生葉序につきます。
ラベンダー(ラバンディン)は背が高くこんもりと茂る草姿をしており、花壇の後方や中央に植えると高低差を出す事が可能です。美しい灰緑色の葉は上品で落ち着いた魅力があり、青色や紫色の花は灰緑色の葉との相性も抜群に良く上品で落ち着いたお庭やふんわりパステル調のロマンチックなお庭等によく合うでしょう。またシソ科であるラベンダーは蜜蜂や花蜂の蜜源としても非常に人気があり開花期間中は蜂が飛びわ回る賑やかなお庭になるでしょう。
ラベンダー(ラバンディン)は他の種と比べて精油量が多く、香りが長続きするのが魅力です。初夏から秋に収穫した花を花茎ごと逆さに吊るしてドライフラワーに利用出来ますが、花はやや色落ちます。また乾燥させた萼や花を密閉容器に保存してポプリやハーバルバスの香り付け等にも利用することが出来ます。
ラベンダー(ラバンディン)は夏の暑さに耐えることが出来ますが、多湿は許容しません。土の排水性や長雨等の対策が必要になるでしょう。一方で寒さには強いため冬越しの問題はありません。
![]() ラベンダー(エーデルワイス)は比較的矮性で横への広がりが良く、香りが良い白色の花を咲かせる園芸品種です。高さは約60cm × 幅は90cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() ラベンダー(スーパー)は他の一般的な品種と比べ開花期間が長く青みの強い紫色の花を密につけ穂状に咲かせる園芸品種です。高さは約90cm × 幅は90cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() ラベンダー(グロッソ)は最も香りが強く長続きするラベンダーの1つとして知られ、花穂は長いものでは15cm前後になり濃い紫色をしています。乾燥しても花の色褪せが少なく香りが続くためポプリやドライフラワーなどにも最適です。高さは約90cm × 幅は90cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() ラベンダー(ヒデコートジャイアント)は濃い紫色の萼からふんわりと大きめの小花を穂状(約10cm)に咲かせ、強い香りが高く評価されている園芸品種です。高さは約90cm × 幅は90cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() ラベンダー(フェノメナル)は精油量が多く、強く甘い香りがある濃い紫色の花穂(約12cm)を咲かせる園芸品種です。高さは約75cm × 幅は90cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() ラベンダー(プロバンス)は最も香りが強く長続きするラベンダーの1として知られ、紫色の花は乾燥しても花の色褪せが少なく香りが続くためポプリやドライフラワーなどにも最適です。高さは約90cm × 幅は90cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() ラベンダー(インプレス パープル)の非常に濃い紫色の花は一般的な品種と比べてみても黒みが強いのが特徴です。茎が長く甘い香りの花や葉をもつため花束や切り花に使う品種としても人気です。高さは約90cm × 幅は90cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() ラベンダー(グロスブルー)はフランスの新しい品種のラバンディン系ラベンダーです。比較的コンパクトな草姿をしており、紫色の花穂は約10cm程で野性味が少なくグロッソより甘い香りがすると言われます。高さは約75cm × 幅は50cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() ラベンダー(アラビアンナイト)は一般的なラバンディン系の品種より開花が遅めで、黒みの強い紫色の香りのよい花を咲かせる園芸品種です。高さは約90cm × 幅は50cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() ラベンダー(ディリーディリー)は一般的なラバンディン系と比べて非常に矮性でコンパクトな草姿をしており、灰緑色の萼から淡い紫色の花を咲かせる園芸品種です。高さは約30cm × 幅は30cmまで成長します。 |
原産:ヨーロッパ
学名:Lavandula stoechas
草丈:約30~90cm
開花時期:5月~7月
分類:常緑低木
誕生花:5月19日
花言葉:「私に答えてください」
特徴:フレンチラベンダーは学名Lavandula stoechas、別名「ストエカス系」とも呼ばれ、同様にフレンチラベンダーと呼ばれるデンタータ系と比較して花穂は丸みを帯び可愛らしく、花頂部にある苞葉が長く、花色が最も豊富にあります。また葉縁にはギザギザとした鋸歯がありません。
開花時期は晩春から初夏、花や苞葉や萼は青色や紫色、桃色や赤色、白色があり、色付く萼から唇形の花を出し穂状(穂状花序)に咲かせ、頂部に長い苞葉をもちます。草姿は直立性で分枝がよくこんもりと茂り高さは約30(90)cm × 幅は30(90)cmまで成長し、葉は香りがよく灰緑色で葉形は線形で対生葉序につきます。
フレンチラベンダーは花壇の境界や中央、鉢植えにするとドーム状にこんもりと茂る美しい草姿と花姿を楽しむが出来ます。美しい灰緑色の葉は上品で落ち着いた魅力があり、青色や紫色、桃色の花との相性も抜群に良く上品で落ち着いたお庭やふんわりパステル調のロマンチックなお庭等によく合うでしょう。またシソ科であるラベンダーは蜜蜂や花蜂の蜜源としても非常に人気があり開花期間中は蜂が飛びわ回る賑やかなお庭になるでしょう。
フレンチラベンダーはポプリやドライフラワーとしても利用されますが、苞葉や花は色味を失いやすく、また香りも薄いためイングリッシュラベンダーやラバンディンと比べると魅力が落ちるでしょう。
フレンチラベンダーは夏の暑さに耐えることが出来ますが、長雨等による多湿は嫌います。土の排水性や長雨等の対策が必要になるでしょう。またイングリッシュラベンダー等と比べると耐寒性も低く、軽い霜に耐えますが強い霜に当たると枯れる恐れがあります。冬越しさせる場合は管理に注意が必要になるでしょう。
![]() フレンチラベンダー(バレリーナ)は白く長い苞葉と紫色の小花がエレガンスな魅力をもち、花は色褪せるに従い桃色へと色変わりする性質をもつ園芸品種です。高さは約45cm × 幅は60cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() フレンチラベンダー(アルバ)の白く長い苞葉と白色の小花が天使を思わせる様な魅力をもち、お庭を明るくする園芸品種です。高さは約60cm × 幅は60cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() フレンチラベンダー(ホワイトアヌーク)は紫色の小花を穂状に咲かせ、頂部に白色の短めの苞葉をもつ園芸品種です。高さは約40cm×横30cm程まで成長する。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() フレンチラベンダー(フェアリーウィング)は紫色の小花を穂状に咲かせ、頂部にある桃色の長い苞葉が可愛らしい雰囲気をもつ園芸品種です。高さは約50cm × 幅は60cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() フレンチラベンダー(スノーマン)は白色の小花を密に咲かせ、花穂の頂部に白い苞葉をもち純白のウエディングドレスを思わせる様なエレガンスな魅力をもつ園芸品種です。高さは約40cm × 幅は30cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() フレンチラベンダー(アボンビュー)の灰緑色の美しい葉と、紫色の花穂と苞葉は非常に相性がよくエレガンスな雰囲気をつくる園芸品種です。高さは約80cm × 幅は60cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() フレンチラベンダー(バンデラパープル)は非常に矮性で、紫色の花穂と苞葉をもちエレガンスな雰囲気がオシャレなお庭によく合う園芸品種です。高さは約25cm × 幅は30cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() フレンチラベンダー(シルバーアヌーク)は他の一般的な品種と比べて非常にシルバー色が強く、淡い紫色の花との相性よく落ち着きあるオシャレなお庭によく合う園芸品種です。高さは約45cm × 幅は30cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() フレンチラベンダー(プリンセス)は美しい桃色の花穂と長い苞葉が、可愛らしくロマンティックな雰囲気をもつ園芸品種です。高さは約60cm × 幅は60cmまで成長します。 | ![]() フレンチラベンダー(ヘルムスデール)はラベンダーでは珍しい赤みの非常に強い紫色の花を咲かせる園芸品種です。高さは約70cm × 幅は70cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() フレンチラベンダー(キューレッド)は赤みの強い桃色の花穂と淡い紫色の苞葉が、可愛らしくロマンティックな雰囲気をもつ園芸品種です。高さは約50cm × 幅は50cmまで成長します。 | ![]() フレンチラベンダー(ラッフルズストロベリー)は通常高さよりも横への広がりが良い草姿をしており、桃色の花と苞葉が可愛らしくロマンティックな雰囲気をもつラッフルシリーズの園芸品種です。高さは約60cm × 幅は80cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
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原産:大西洋諸島/アラビア半島/地中海地方
学名:Lavandula dentata
草丈:約60~90cm
開花時期:5月~11月(夏を除く)
花色:紫色●青色●白色〇
葉色:灰緑色●
分類:常緑低木
特徴:ラベンダー(デンタータ種)は学名Lavandula dentata、別名「フレンチラベンダー」や「フリンジラベンダー」とも呼ばれ、同様にフレンチラベンダーと呼ばれるストエカス種と比較して四季咲き性があり春と秋に2度咲き(もしくは疎らに咲く)します。花は苞葉と隠された小花で構成されており頂部に花弁のような何枚かの苞葉があり、また最大の特徴は葉にギザギザとした鋸歯がある所で、ラテン語の「デンタータ=歯のような」の名前の由来にもなります。
開花時期は晩春から晩秋(夏は除く)、苞葉や花は紫色や青色があり、苞葉から唇形の花を出し穂状に咲かせ、頂部に花弁の様な苞葉があります。草姿は直立性でこんもりと茂り高さは約60(90)cm × 幅は60(120)cmまで成長し、葉は香りがよく灰緑色で葉形は線形で鋸歯があり対生葉序につきます。
ラベンダー(デンタータ種)は花壇の境界や中央、鉢植えにすると高性に茂る美しい草姿と花姿を楽しむが出来ます。美しい灰緑色の葉は上品で落ち着いた魅力があり、青色や紫色の花との相性も抜群に良く上品で落ち着いたお庭等によく合うでしょう。
ラベンダー(デンタータ種)はポプリやドライフラワーとしても利用されますが、苞葉や花は色味を失いやすく、また香りも薄いためイングリッシュラベンダーやラバンディンと比べると魅力が落ちるでしょう。
ラベンダー(デンタータ種)は夏の暑さに耐えることが出来ますが、長雨等による多湿は嫌います。土の排水性や長雨等の対策が必要になるでしょう。またイングリッシュラベンダー等と比べると耐寒性も低く、軽い霜に耐えますが強い霜に当たると枯れる恐れがあります。冬越しさせる場合は管理に注意が必要になるでしょう。
![]() ラベンダー(ピュアハーモニー)は非常に高性で、白色の花を穂状に咲かせ、頂部に白色の花弁の様な苞葉をもつ園芸品種です。高さは約90cm × 幅は90cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() ラベンダー(キャンディキャンズ)は非常に高性で株の広がりがよく、青色の花を穂状に咲かせ、頂部に淡い紫色の花弁の様な苞葉をもつ園芸品種です。高さは約90cm × 幅は120cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
![]() ラベンダー(セレニティー)は青色の花を穂状に咲かせ、頂部に淡い紫色の花弁の様な苞葉をもつ園芸品種です。高さは約70cm × 幅は60cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q | ![]() ラベンダー(エバーモアブルー)は直立に茎が伸びるコンパクトな草姿をしており、香りの良い紫色の花と灰緑色の葉が魅力の園芸品種です。高さは約50cm × 幅は50cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
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原産:地中海沿岸/ポルトガル/北アフリカ
学名:Lavandula multifida
草丈:約60~90cm
開花時期:6月~10月
分類:常緑低木
特徴:ラベンダー(ムルチフィダ種)は学名Lavandula multifida、別名「レースラベンダー」とも呼ばれ「プテロストエカス系」に分類される低木植物です。茎は分枝がよく直立しレースの様に羽状に避ける葉は白色の産毛がありシルバーリーフとしての魅力ももちます。花は一般的なラベンダーと比べると香りが薄いものの四季咲き性が強く長期間に渡り青色から紫色の花を楽しめます。
開花時期は初夏から晩秋、花色は青色や紫色があり、緑色から灰色の萼から唇形の花を出し穂状(穂状花序)に咲かせます。草姿は直立性でこんもり茂り高さは約60(90)cm × 幅は60(120)cmまで成長し、葉は2回羽状深裂し白色の産毛で覆われます。
ラベンダー(ムルチフィダ種)は花壇の後方や中央、鉢植えにすると高性に茂る美しい草姿と花姿を楽しむが出来ます。美しい灰緑色の葉は上品で落ち着いた魅力があり、青色や紫色の花との相性も抜群に良く上品で落ち着いたお庭等によく合うでしょう。またシソ科であるラベンダーは蜜蜂や花蜂の蜜源としても非常に人気があり開花期間中は蜂が飛びわ回る賑やかなお庭になるでしょう。
ラベンダー(ムルチフィダ種)は夏の暑さに耐えることが出来ますが、長雨等による多湿は嫌います。土の排水性や長雨等の対策が必要になるでしょう。またイングリッシュラベンダー等と比べると耐寒性も低く、軽い霜に耐えますが強い霜に当たると枯れる恐れがあります。冬越しさせる場合は管理に注意が必要になるでしょう。
![]() ラベンダー(スパニッシュアイズ)は矮性で分枝がよく、長さ約10cmの花穂を多数咲かせる園芸品種です。高さは約60cm × 幅は80cmまで成長します。 |
原産:カナリア諸島/マディラ諸島
学名:Lavandula pinnata
草丈:約60~90cm
開花時期:6月~10月
分類:常緑低木
特徴:ラベンダー(ピナータ種)は学名Lavandula pinnata、別名「レースラベンダー」とも呼ばれ「プテロストエカス系」に分類される低木植物です。茎は分枝がよく直立しレースの様に羽状に避ける葉は白色の産毛がありシルバーリーフとしての魅力ももちレモンの様な香りがあります。花は一般的なラベンダーと比べると香りが薄いものの四季咲き性が強く長期間に渡り青色から紫色の花を楽しめます。
開花時期は初夏から晩秋、花色は青色や紫色があり、灰緑色の萼から唇形の花を出し穂状(穂状花序)に咲かせます。草姿は直立性でこんもり茂り高さは約60(90)cm × 幅は60(120)cmまで成長し、葉は2回羽状深裂し白色の産毛で覆われます。
ラベンダー(ピナータ種)は花壇の後方や中央、鉢植えにすると高性に茂る美しい草姿と花姿を楽しむが出来ます。美しい灰緑色の葉は上品で落ち着いた魅力があり、青色や紫色の花との相性も抜群に良く上品で落ち着いたお庭等によく合うでしょう。またシソ科であるラベンダーは蜜蜂や花蜂の蜜源としても非常に人気があり開花期間中は蜂が飛びわ回る賑やかなお庭になるでしょう。
ラベンダー(ピナータ種)は夏の暑さに耐えることが出来ますが、長雨等による多湿は嫌います。土の排水性や長雨等の対策が必要になるでしょう。またイングリッシュラベンダー等と比べると耐寒性も低く、軽い霜に耐えますが強い霜に当たると枯れる恐れがあります。冬越しさせる場合は管理に注意が必要になるでしょう。
![]() ピナータ種 (´・ω・)p楽天で購入q |
学名:Lavandula allardii
草丈:約30cm~120cm
開花時期:6月~8月
花色:紫色●青色●
葉色:灰緑色●白色〇
分類:常緑低木
特徴:ラベンダー(アラルディ種)は学名Lavandula allardii、香りが良いイングリッシュラベンダー(L.angustifolia)と、耐熱性があり葉に特徴がある(L.dentata)との交配でうまれたハイブリッド種のラベンダーです。イングリッシュラベンダー同様に香りが良く花穂は30cm近くの長さになります。また葉はデンタータ同様に葉に鋸歯があり、幅広でしっとり柔らかく触ると甘い香りがします。
開花時期は初夏から夏、萼から青色もしくは紫色の花(唇形)を出し穂状(穂状花序)に咲かせます。草姿は直立性でこんもり茂り高さは約60(120)cm × 幅は60(150)cmまで成長し、葉は香りがよく灰緑色で葉形は線形で葉縁にギザギザとした鋸歯があり対生葉序につきます。
ラベンダー(アラルディ種)の美しく香りが良いシルバーリーフはお庭を明るく照らし、青色や紫色の花との相性も抜群に良く上品で落ち着いたお庭やふんわりパステル調のロマンチックなお庭等によく合うでしょう。
ラベンダー(アラルディ種)は一般的な種と比べて耐熱性があり多湿に強いとされますが、長雨によるジメジメとした多湿を苦手にしています。寒さに弱く軽い霜に耐える可能性がありますが、強い霜にあたると枯れてしまいます。
![]() ラベンダー(メルロー)は一般的なラベンダーと比べて葉が幅広くしっとり柔らかで非常に香りがよく、最大の特徴は他のラベンダーでは殆ど見られないクリーム色の班(覆輪)が葉に入るところです。高さは約90cm × 幅は120cmまで成長します。 (´・ω・)p楽天で購入q |
原産:カナリア諸島
学名:Lavandula canariensis
草丈:約50~90cm
開花時期:6月~10月
分類:常緑低木
特徴:カナリーラベンダーは学名Lavandula canariensis、別名「ラベンダー カナリエンシス」とも呼ばれるカナリア諸島原産のプテロストエカス系の低木植物です。下部に集まるレース状の葉は装飾性が高くエレガンスな雰囲気があり、花は一般的なラベンダーと比べると香りが薄いものの四季咲き性が強く、長い花茎の先に大きな唇形の小花を穂状に咲かせます。
開花時期は初夏から晩秋、花色は青色や紫色があり、灰緑色の萼から唇形の花を出し穂状(穂状花序)に咲かせます。草姿は直立性でこんもり茂り高さは約50(90)cm × 幅は50(90)cmまで成長し、葉は2回羽状深裂し白色の産毛で覆われます。
カナリーラベンダーは花壇の後方や中央、鉢植えにすると高性に茂る美しい草姿と花姿を楽しむが出来ます。美しい灰緑色の葉は上品で落ち着いた魅力があり、青色や紫色の花との相性も抜群に良く上品で落ち着いたお庭等によく合うでしょう。またシソ科であるラベンダーは蜜蜂や花蜂の蜜源としても非常に人気があり開花期間中は蜂が飛びわ回る賑やかなお庭になるでしょう。
カナリーラベンダーは夏の暑さに耐えることが出来ますが、長雨等による多湿は嫌います。土の排水性や長雨等の対策が必要になるでしょう。またイングリッシュラベンダー等と比べると耐寒性も低く、軽い霜に耐えますが強い霜に当たると枯れる恐れがあります。冬越しさせる場合は管理に注意が必要になるでしょう。
![]() カナリーラベンダー |
原産:スペイン/ポルトガル
学名:Lavandula viridis
草丈:約30~70cm
開花時期:4月~6月
分類:常緑低木
特徴:ラベンダー(ビリディス)は黄緑色の苞葉から白色からクリーム色の花を咲かせ、花穂の先にクリーム色の苞葉をつける低木植物です。
開花時期は春から初夏、花や苞葉は緑色や黄色、白色があり、唇形の花を穂状(穂状花序)に咲かせ、頂部に長い苞葉をもちます。草姿は直立性で分枝がよくこんもりと茂り高さは約30cm~70cmまで成長し、葉は香りがよく灰緑色で葉形は線形で対生葉序につきます。
ラベンダー(ビリディス)は花壇の境界や中央、鉢植えにするとドーム状にこんもりと茂る美しい草姿と花姿を楽しむが出来ます。美しい灰緑色の葉は上品で落ち着いた魅力があり、青色や紫色の花との相性も良く上品で落ち着いたお庭によく合うでしょう。
ラベンダー(ビリディス)は夏の暑さに耐えることが出来ますが、長雨等による多湿は嫌います。土の排水性や長雨等の対策が必要になるでしょう。また耐寒性も低く霜に当たると枯れる恐れがあります。冬越しさせる場合は管理に注意が必要になるでしょう。