原産:北アメリカ 科:ハナシノブ(Polemoniaceae) 属:フロックス(Phlox) 種:クサキョウチクトウ/パニキュラータ(paniculata) 品種:ペパーミントツイスト(peppermint twist) 花の色:桃色●白色〇 葉色:緑色● 分類:多年草 草丈:45cm 草姿:直立 開花時期:6月~9月 切り花寿命:7日~10日 誕生花:6月3日/8月28日 花言葉:「温和」「合意」 | ||
花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
フロックス(ペパーミントツイスト)はキャンディーを連想させる様な白色と桃色の2色の花色をもつ魅力的な園芸品種です。花は甘い香りがあり、白色と桃色の縦縞模様の斑が入ります。
開花時期は初夏から秋、花色は桃色と白色、個々の花は筒状で花先が5裂して直径約2.5cmになり、花序は小花が集まり円錐花序に花が咲きます。草姿は直立で根茎をもち高さは約45cm × 幅は約45cmまで成長します。葉色は緑色、葉身は楕円形もしくは披針形(長さ約3~9cm)、葉序は対生葉序につきます。
クサキョウチクトウの最大の特徴(魅力)は直径約2.5cmの小花が密集して円錐状に咲き誇るボリューミーな花姿と、垂直に伸びる洗練された草姿にあります。花は芳香があり花穂が何本も集まる事で円錐状の花穂の形を作ります。また地際から伸びる茎は通常分枝せずに真っ直ぐ伸び、高さ120cm迄達する事があります。
園芸では花壇の中央や後方に植えられる事が多く、直立に何本も伸びる茎は最大120cmまで伸びるため単調になりがちな平らな花壇の中で高さというアクセントを作りリズム感のある美しい背景を作ります。園芸品種には、灰紫色の花が非常に上品でエレガントな雰囲気を作り出す「ブルーパラダイス」や桃色と白色の2色の花色が甘いキャンディーを連想させ可愛らしい花姿が魅力的な「ペパーミントツイスト」等があり、それぞれお庭の雰囲気に合わせて品種を選ぶと良いでしょう。※その他の種や園芸品種は下のリンクから見れます。
クサキョウチクトウは挿し木や株分け、根挿しや種により増やす事が出来ます。育てる際は暑さや寒さに強く基本的には丈夫ですが、うどん粉病等の真菌性の病気にかかりやすいため注意が必要です。