ストケシア(ルリコマチ)の育て方や増やし方

花壇の土づくり

ストケシア(ルリコマチ)は直射日光の6時間以上当たる日向から6時間程度の半日影で育てられます。

土はPH5.5～6.5の通気性が良く肥沃な土壌を好みます。植付けの前に土壌診断を行い、必要に応じて改良用土をいれて土壌を改善しましょう。 改善後は腐葉土を3割、規定の量の元肥を入れて混ぜ合わせた後に植付けを行いましょう。

鉢土づくり

ストケシア(ルリコマチ)は通気性の良い培養土で育てましょう。

自作する場合は’赤玉土小粒6割＋腐葉土2割＋堆肥2割＋元肥’を混ぜた培養土がおすすめです。

水やりの仕方

ストケシア(ルリコマチ)は他の一般的な植物と同様に短期的な乾燥と湿潤の繰り返しによって根を深く張り成長が良くなるため、水やりは土がしっかり乾いてから行うといいでしょう。

肥料の与え方

ストケシア(ルリコマチ)は植付け時もしくは冬から早春に規定量の元肥を施し、追肥として成長期間中は水でゆっくり溶ける緩効性肥料を月に1度与えましょう。

剪定のやり方

ストケシア(ルリコマチ)は基本的に剪定を必要としませんが、花がら摘みを行うと次の開花を促します。

夏越しする方法

ストケシア(ルリコマチ)は夏の暑さに耐性があります。乾燥に気をつけ水やりをしっかり行い株が弱らないように管理しましょう。

冬越しする方法

Hardiness:5b～9a

ストケシア(ルリコマチ)は耐寒性が高く冬越しの準備をする必要は特にありません。

来年の成長に備え株の周囲に穴を掘り有機肥料を入れたり、腐葉土でマルチングしてあげる等して上げましょう。

挿し木や株分けで増やす

ストケシア(ルリコマチ)は挿し木によって増やす事ができます。

挿し木

ストケシア(ルリコマチ)の挿し木時期は五月から六月が最も適します。新しく成長した茎をとり上部にある葉を残して下部の葉は取り除きましょう。その時に植物ホルモンが集中している節の少し下で、切り口を斜めにすると成功率が上がります。切り口に発根ホルモンを付け湿らせた培地(ピートモス／バーミキュライト／パーライトの混合か単体で使う)に挿して下さい。

株分け

ストケシア(ルリコマチ)を株分けする時期は春もしくは秋が最も最適です。株分けを行う前日夜に水をしっかり与えておくと株分け後の活着が良くなります。

スコップを使い株を掘りあげたら根と葉茎をしっかり付けた束を2個から3個に分けるように手もしくはハサミを使い切り分けます。株分け後は直ぐに植付けて水をしっかり与えてください。

播種で増やす

ストケシアの種蒔の方法

播種時期:3月～5月
発芽適温:約20度
発芽日数:約21日
光条件:

種は通気性保水性のいい無菌の培地に撒き、指で軽く押し薄く覆土しましょう。種が流されないように底面吸水もしくは優しく水やりを行い乾燥しない様に管理して下さい。

植物の病気

ストケシアの病気