ツル植物とは、茎が柔軟で基本的に自らで自立する事なく、他の植物や物体を支えにしながら上もしくは横に成長する習慣がある植物の事です。
ツル植物は、一般的に園芸では壁面緑化として利用されたり、トレリスなどの人工的な資材を被覆する目的で利用されたり、また花などを楽しむ目的でツルを支柱などに誘引して楽しまれたりします。
ここでは、ツル植物ごとに違う登攀方法の種類や、ツル植物を誘引させる資材、ツル植物の種類と特徴を紹介しています。紹介の欄には植物の種類・育て方・購入ページのリンクもつけているため、もっと知りたい方はそちらもご活用ください。
ツル植物の登攀方法一覧
ツル植物は、他の植物や物体を支えにして登攀する習慣があります。茎を固定しながら登攀する方法は、植物によって違いがあり、一般的に「巻き付き茎」「まきヒゲ」「鈎・刺」「根(付着根)」「吸盤」「その他」の六タイプがあります。
ツル植物ごとに違う茎の固定方法を知る事で、ツル植物を育てる際に必要な資材などを選びやすくなったり、また育てる環境に合った植物を探しやすくなります。
巻き付き茎
巻き付き茎とは、茎自体が他の植物や物体に巻き付いて登攀する方法です。
巻き付き茎は、茎頂が物体に接触すると、茎の先端が右か左に旋回するように動き、他の植物や物体に茎を絡めて自分の体を固定しながら成長します。
まきヒゲ
まきヒゲとは、茎や葉の一部が変形して紐状となり、紐状の部分を他の植物や物体に巻き付けて、茎を固定するための器官です。
まきヒゲには幾つかの種類があります。例えば、スイートピーは羽状複葉する葉軸の先端がまきヒゲになります。またクレマチスは葉柄がまきヒゲとなっています。一方でトケイソウやニガウリは茎が変形してまきヒゲになっています。
まきヒゲはコイル状にクルクルとしている事があり、途中で巻く方向が逆になっている事があります。これは台風などの強風が吹いた際に、コイルの部分で風の力を分散させて、茎が切れるのを防ぐためといわれています。
鈎・刺
鈎・刺とは、枝や葉柄、托葉や根などが変化して、刺状もしくは鈎状の突起物になり、植物体の表面から突起したものです。
ノイバラや等の幾つかの植物は鈎・刺を他の植物体や物体に引っ掛けて茎を固定して登ることができます。※ただし他のツル植物のように登るのが上手くないため、基本的に誘引が必要になります。
気根(付着根)
気根(付着根)とは、地上部の茎から伸びる根(気根)のうち、他の植物や物体に根が浸透もしくは付着して張り付き、植物体を支える気根(付着根)です。
茎から出る付着根は、植物や物体に浸透もしくは付着して張り付いて、茎を支えながら登攀します。そのため、自然では岩壁や樹木などの根が付着しやすい所を登る事が得意です。
園芸では、付着根が定着しやすい資材を準備してあげるとツルがスイスイと登ってくれます。例えば、古い木造住宅の外壁、資材ではヘゴ支柱やココスティック、登攀パネル等です。
吸盤
吸盤とは、まきヒゲの先端にある丸い部分で、吸盤は他の植物や物体に張り付き、植物体を支える働きがあります。
吸盤を接着して登る事が出来るため、岩壁やコンクリート、木造の構造物なども登る事が出来ます。
スクランブリング・シュラブ
スクランブリング・シュラブ(Scrambling shrub)とは、他の植物や構造物の上にかけるように伸びるシュート(新鞘)です。
スクランブリング・シュラブは、他の植物や構造物の上にかけるようにシュートを伸ばす事で、植物体を固定または安定させながら登攀したり広がったりする事ができます。
他のツル植物と比較すると茎はやや硬めで半自立する傾向があり、鈎・刺タイプの登攀方法同様にあまり登る事が上手くありません。そのため、基本的に誘引が必要になる事が多く、エスパリエとして楽しまれる事が多いです。
ツル植物の資材
支柱
支柱とは、植物が倒れないように支える棒状の資材です。
支柱は、巻き付き茎やまきヒゲなどのタイプのツル植物を育てる際に向いている資材です。またネットを張る際に利用される事もあります。
ネット
ネットとは、ビニールや紐を網の目状に張った資材です。
ネットは巻き付き茎やまきヒゲなどのタイプのツル植物を育てる際に向いている資材です。
グリーンカーテンとして利用される事もあり、建物を太陽光から保護して、熱が吸収されるのを抑制することができます。
トレリス
トレリスとは、西洋式のガーデンニングで使用される格子状に組んだお洒落なフェンスです。
トレリスは、歴史的に植物を誘引するためのフェンスとして利用されており、境界を区切る柵としての機能も持っています。
一般的にツルバラの誘引のために利用される事が多いですが、華やかさと香りが魅力的なジャスミンの誘引資材としてもおすすめです。
また歴史的に西洋の文化で使われてきた事から、イングリッシュガーデンなどの西洋風のお庭によくあいます。
ラティス
ラティスとは、四角い枠が付いている格子状のフェンスです。
ラティスは、一般的に境界を区切る目隠しフェンスとして利用されますが、トレリスと同様に植物を誘引するためのフェンスとしても利用されます。またツル植物を誘引する以外にも、ハンギングバスケットなどを掛けて楽しまれることもあります。
ツル植物では、ツルバラを誘引される事が多いですが、華やかさと香りが魅力的なジャスミンの誘引資材としてもおすすめです。またツタやヘデラなどを誘引すれば、自然と一体化して荒廃していく様子などを演出することも出来ます。
アーチ
アーチとは、上部が曲線を描き半球状になる構造物で、ガーデニングの世界では境界を分ける門としてよく利用されています。
アーチは、お洒落な資材のため、一般的にツルバラやジャスミンなどの華やかで香りがよい植物などが誘引される事が多いです。しかしツタやヘデラなどを誘引して、自然と一体化して荒廃していく様子などを演出することも出来ます。
ガゼボ
ガゼボとは、外周に柱と上部に屋根もしくは屋根状の骨組みがある構造物です。
ガゼボは庭園などにおいて、お洒落な休憩所として設けられており、日除けや雨宿りの場所として利用されます。
ツル植物を誘引して楽しむ場合は、格子状の作りになっているガゼボを選ぶと良いでしょう。
オベリスク
オベリスクとは、古代エジプトに建てられたら石柱です。
ガーデニングの世界では、円錐形もしくは円柱形にかたどられる金属のお洒落なフレームになり、ツル植物を誘引してトピアリーとして楽しまれたり、アンドン仕立てのようにしてツル植物の花を鑑賞する目的で利用さたりする事が多いです。
ヘゴ支柱
ヘゴ支柱とは、シダ植物の一種であるヘゴの材を棒状にして乾燥させた資材です。
ツル植物の中でも気根(付着根)をもつ「ヘデラ」や「ポトス」などの植物を這わせて登らせるのに適した資材になります。
ココスティック
ココスティック(トーテムポール)とは、ココナッツの繊維を棒状に形成して作られた資材です。
ツル植物の中でも気根(付着根)をもつ「ヘデラ」や「ポトス」などの植物を這わせて登らせるのに適した資材になります。
壁面ワイヤー
壁面ワイヤーは、壁面にツルを誘引する目的で、壁面に張られるワイヤーです。
壁面ワイヤーは、一般的にツル植物を誘引する目的で張られます。ツル植物は、ツルバラやフジなどであればエスパリエ仕立てにされたり、ヘデラやツタなどであれば壁面緑化にされたりします。
パネル
パネルは、建物などの壁面緑化を大規模に行う目的で張られる資材です。
パネルは一般的にワイヤーやヤシ繊維などが使われており、ヘデラなどの気根をもつ植物が登攀しやすくなっています。
ツル植物の種類と特徴
名称:アジサイ(ツルアジサイ)
分類:落葉ツル性木本
開花時期:5月~7月
花色:黄・白
葉色:緑
草丈:約500~2500cm
主な種:イワガラミ・ツルアジサイ
登攀方法:気根(付着根)
用途:開花期間長い/カラーリーフ/生垣/ツル植物/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アジサイは属の中に約43種がありますが、ツル植物として園芸で利用されているのはツルアジサイとイワガラミです。
ツルアジサイは樹形がツル性で、気根を使いながら、他の植物や構造物を支えにして成長する習慣があります。またツルは非常に長いため、壁面などを被覆する能力も高めです。開花は5月~7月頃、花の姿はガクアジサイ型でレースのような上品な見た目をしています。
イワガラミは、その名前からもわかる通り、茎が岩に絡み登る事ができるツル性の植物です。樹形はツル性で、ツルアジサイと同様に気根を利用して植物や構造物などを登ります。ツルアジサイと違い、装飾花の萼片が一個しかない所、園芸品種が複数あり、桃花を楽しめたり、カラーリーフが楽しめたりする所などが違いになります。
名称:アブチロン
分類:常緑低木
開花時期:4月~11月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃
葉色:緑・黄・白
草丈:約200~500cm
登攀方法:スクランブリング・シュラブ(Scrambling shrub)
用途:開花期間長い/枝垂れる植物/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アブチロンの特徴は、開花期間がとて長くて理想的な温暖な環境では1年を通して花が咲く所、花は提灯に見立てられる事もあり、袋状の萼と黄色の花弁がカラフルな印象を与える所、茎は柔軟なためツル植物として扱われる事もあり、新鞘(シュート)を他の植物や構造物の上にかけるようにして成長する所などにあります。
アブチロンは茎が柔軟で湾曲しながら広がる傾向がある事から、トレリスや壁面などにエスパリエ状に誘引して楽しむと良いかもしれません。
名称:オキシペタラム(ブルースター)
分類:多年草・亜低木
開花時期:5月~10月
花色:青・桃・白
葉色:緑
草丈:約50~100cm
登攀方法:スクランブリング・シュラブ(Scrambling shrub)
用途:開花期間長い/ツル植物/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:オキシペタラム(ブルースター)の特徴は、葉や花が厚手の布のようにふわふわとしているためさわり心地が良い所、花の色が水色のため清涼感があり心を落ち着ける効果がある所、草姿がツル性で茎が柔軟な所、茎は支えられるものがない場合はアーチ状に横に広がる傾向がある所等にあります。
園芸では、青花が上品な印象を与えることからエレガントガーデンやヒーリングガーデンなどによくあいます。また花は収穫して切り花とさたり、フラワーアレンジメントに利用される事もあります。
名称:イポメア(モミジヒルガオ)
分類:一年草・多年草
開花時期:4月~11月(理想的な環境では周年)
花色:青・紫・白
葉色:緑
草丈:約500cm以上
主な種:アサガオ・西洋アサガオモミジヒルガオ等
登攀方法:巻き付き茎
用途:開花期間長い/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:イポメアは属の中に約306種があり、幾つかの種や園芸品種が親しまれています。
例えば、アサガオは夏の花の代表の一つとして知られており、ツルを巻き付けながら壁面や棒を登り、漏斗形の花を所々に咲かせます。またモミジヒルガオ等は開花期間がとても長く理想的な環境では周年花を咲かせることができます。
イポメア属にはこの他にも魅力的な種や園芸品種があるため、詳しくは種類のリンクからご覧ください。
名称:カエンカズラ
分類:常緑ツル性木本
開花時期:12月~3月
花色:橙
葉色:緑
草丈:約300~600cm
登攀方法:まきヒゲ
用途:ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カエンカズラの特徴は、樹形がツル性で、まきヒゲを他の植物や物体に絡ませて茎を支えながら登攀する所、花は茎の上部に密に集まるためボリュームのよい花姿をつくる所、花の形が筒状で裂片が強くカールするためユニークな見た目をしている所、葉は2個の小葉とまきヒゲで構成されている所などにあります。
園芸では、南国を思わせるような明るい花を鑑賞する目的や、ツルをラティス等に絡ませて壁面緑化として利用する目的で育てられます。
名称:クレマチス(モンタナ系)
分類:落葉ツル性木本
開花時期:4月~5月
花色:赤・桃・白
葉色:緑
草丈:約600cm~1200cm
主な種:モンタナ系・パテンス系・ジャックマニー系等
登攀方法:まきヒゲ
用途:開花期間長い/ツル植物/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:クレマチスは別名では「ツル植物の女王」とも呼ばれており、ツル植物を代表する植物の1つとして知られています。クレマチスは属の中に約373種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、パテンス系は花径が20cmに達する事もあり巨輪の花が強い存在感と豪華さを感じさせます。またヴィオルナ系は花の筒部がぷっくりと風船のように膨らむ所が魅力になり、お庭に植えると可愛らしい雰囲気をつくります。その他にも、モンタナは他のクレマチスと比べてツルがとても長く伸びるため構造物への被覆力が格段に高く、花数が圧倒的に多いため、春になると桃花が株を覆い尽くし、圧巻の景観を作り出す所が魅力のクレマチスです。
上記の他にも、クレマチスには様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。
名称:グロリオサ
分類:多年草
開花時期:7月~9月
花色:赤・桃・黄・橙
葉色:緑
草丈:約200cm
登攀方法:まきヒゲ
用途:ツル植物/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:グロリオサは炎を想像させるような華やかな花が魅力的な植物です。
特徴は、花の形が炎の揺らめきを想像させる所、花被片が上に反り返り縁部分が波打っている所、花の色が赤色と黄色の二色で構成されていて炎の色を想像させる所、草姿がツル性でまきひげをつかって構造物を登る所、球根は山芋に似てますが有毒なため絶対食べられない所等にあります。
園芸では、お洒落で華やかな花をお庭の中で楽しむ目的で育てられたり、ツル植物として誘引されて楽しまれたり、花を収穫して切り花として楽しむ目的で育てられたりします。
名称:ジャスミン
分類:落葉ツル性木本
開花時期:5月~10月
花色:桃・白
葉色:緑・黄
草丈:約400~800cm
主な種:ソケイ・羽衣ジャスミン・マツリカ等
登攀方法:巻き付き茎
用途:開花期間長い/カラーリーフ/ツル植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ジャスミンは香りの花として知られている植物です。香りは「バラ」「スズラン」と並んで、三大フローラルと呼ばれおり、人気の高い香りの1つです。
特徴は、もちろん花の香りが非常に強い所にあり、開花期には数メートル先まで香りが届く所、香りは官能的で刺激的な蜂蜜のような甘い香りがあり、催淫作用や気分の高揚などの効果があるとされている所、茎はツル性で、茎先端が旋回するように動き、茎を固定しながら登る性質がある所、葉の形がユニークで一個の葉が分裂して三個の小葉が放射状に広がりお洒落な見た目をしている所、葉の色が緑色の他にも、品種を選べば黄色もあるため、明るく元気になるようなカラーリーフとしても楽しめる所等にあります。
園芸では、ツルがとても長く、構造物を覆う能力が高い事から壁面やトレリス等に誘引して楽しまれる事が多いです。
名称:スイートピー
分類:一年草(多年草)
開花時期:4月~6月(春撒き6月~7月)
花色:赤・桃・青・紫・白
葉色:緑
草丈:約50cm~240cm
主な種:スイートピー・宿根スイートピー・キバナノレンリソウ等
登攀方法:まきヒゲ
用途:ツル植物/切り花/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:スイートピーの特徴は、花の形が蝶々を想像させるような優美な見た目をしている所、花に甘く繊細な香りがある所、草姿がツル性で、まきヒゲを使いながら他の植物や構造物を支えにして成長する習慣があるところなどにあります。
園芸では、優美な花を鑑賞する目的で育てられる事が多く、また花を収穫して切り花に利用される事もあります。育てる際は茎がツル性のため、支柱やネット等に誘引して育てましょう。
名称:ソリア(オーストラリアンブルーベル)
分類:常緑ツル性木本
開花時期:5月~7月
花色:桃・青・白
葉色:緑
草丈:約100~200cm
登攀方法:巻き付き茎
用途:ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ソリア(オーストラリアンブルーベル)の特徴は、草姿はツル性で、茎先端が旋回するように動き、茎を固定しながら登る性質がある所、花の形が鐘形をしていて、下向きに俯きながら咲くため、お洒落なベルを想像させる所、花が終わると茄子を想像させるような実がなる所などにあります。
名称:タチノウゼン(ヒメノウゼンカズラ)
分類:常緑低木/常緑ツル性木本
開花時期:5月~11月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・黄・橙
葉色:緑
草丈:約100~400cm
登攀方法:スクランブリング・シュラブ(Scrambling shrub)
用途:開花期間長い・ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:タチノウゼン(テコマ)は属の中に約10種があり、幾つかの種が園芸で親しまれています。
例えば、ヒメノウゼンカズラは開花期間がとても長く、理想的な環境であれば一年を通して花を咲かせる能力があり、枝を引っ掛けて壁面を登りながら、ラッパを思わせるような個性的な花をたくさん咲かせます。またキンレイジュ(金鈴樹)は理想的な環境であれば一年を通して花を咲かせる開花能力があり、枝先に房状に咲くボリューミーな花姿と、明るく開放感を感じさせる鮮やかな黄色または橙色の花の色が魅力的な植物になります。
名称:ツタ
分類:落葉ツル性木本
開花時期:6月~7月
花色:緑
葉色:緑・黄・橙・赤・桃・紫
草丈:約800~3000cm
登攀方法:吸盤
用途:カラーリーフ/枝垂れる植物/ツル植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ツタは、古い家の外壁や橋などに、よく張り付き、構造物を覆うように成長している事が多い植物です。
特徴は、草姿がツル性で、茎の吸盤を他の他の植物や構造物に張り付けて支えにしながら成長する所、茎がとても長く非常に生育旺盛なため、広範な範囲を覆う能力がある所、葉の形がシャープで葉の縁部分が掌状に裂けているためカッコ良さを感じさせる所、四季折々に春から夏は歯の色は青々とした緑色をしていて、秋に赤く紅葉して、冬になると葉が落ちてツルのテクスチャーが楽しめる所などにあります。
園芸では、自然な雰囲気を演出したり、人工物が植物に覆われて荒廃していく様を演出したりする目的で利用されることがあります。またツタは日本原産の植物で、花は蜜蜂の蜜源となり、茎葉は昆虫や小動物の隠れ家となり、秋から冬にかけては実が野鳥の食源として利用される事から、ビオトープに取り入れたい植物のひとつとなります。
名称:ツタバウンラン
分類:多年草
開花時期:5月~9月
花色:黄・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~15cm
登攀方法:気根
用途:グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ツタバウンランは、南ヨーロッパが原産ですが日本の北海道・本州・四国と広い範囲で帰化しており、石壁の隙間や道端等によく自生しています。
特徴は、草姿がツル性で地表面を覆うように広がる所、茎は壁面の隙間に不定根を伸ばして定着しながら登る能力がある所、葉の形はヘデラのように縁部分が裂けているためお洒落な見た目をしており、小さくて可愛い所、花は中央部が膨らんでいて金魚草の花のような見た目をしている所等にあります。
園芸では、地面を覆うように広がる性質があることから地被植物として利用される事が多いです。また強健で岩壁の隙間を登る性質があるため、壁面の隙間などに誘導して人工物が自然と同化して荒廃していく様を演出するのに利用されることもあります。
名称:ツリガネカズラ
分類:半常緑ツル性木本
開花時期:4月~5月
花色:赤・橙・黄
葉色:緑
草丈:約900~1500cm
登攀方法:巻き付き茎・吸盤
用途:ツル植物
リンク:種類・育て方
特徴:ツリガネカズラの特徴は、花数がとても多く葉腋に1~5個の花が束生する所、花の形がトランペットのようなユニークな見た目をしている所、花の色が赤橙色と黄色の二色で、トロピカルな南国の雰囲気を感じさせる所、草姿がツル性で、まきヒゲ(吸盤)もしくは巻き付き茎を使いながら他の植物や構造物を支えにして成長する所、茎がとても長く非常に生育旺盛なため、広範な範囲を覆う能力がある所、葉には二個の小葉とまきヒゲがある所などにあります。
園芸では、自然な雰囲気を演出したり、人工物が植物に覆われて荒廃していく様を演出したりする目的で、壁面などに誘因されて利用されることがあります。花の色は、明度がやや低い赤橙色と黄色をしているため、インドやメキシコなどの異国情緒溢れるエスニックな国を想像させることが出来ます。
名称:テイカカズラ(ハツユキカズラ)
分類:常緑ツル性木本
開花時期:5月~6月
花色:桃・黄・白
葉色:緑・桃・赤・橙・黄・白
長さ:約30~600cm
主な種:テイカカズラ・トウキョウチクトウ
登攀方法:巻き付き茎・気根(付着根)
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:テイカカズラは、属の中に約11種ありますが、一般的に白色・桃色・赤色の美しい新葉を持っている、園芸品種のハツユキカズラでよく知られている植物です。
特徴は、草姿がツル性で巻き付き茎と気根を使いながら、他の植物や構造物を支えにして成長する習慣がある所、茎を支える物がない場合は横に移動したり下垂したりする所、花の形がプロペラのような見た目をしている所、花にはジャスミンを思わせるよう香りがある所、葉の色が緑色の他にも品種を選べば様々な葉色が楽しめる所などにあります。
園芸では草姿がツル性のため、地被植物やハンギング仕立て、壁面などに誘引される事が多いです。幾つかの品種では葉の色が白色や桃色などをしているためカラーリーフとしても楽しめます。
名称:テロスマ(イエライシャン)
分類:常緑ツル性木本
開花時期:6月~9月
花色:黄
葉色:緑
草丈:約200~500cm
登攀方法:巻き付き茎
用途:ツル植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:テロスマ(イエライシャン)の特徴は、開花期になると昼夜を問わず(特に夜)に甘く重厚な香りを花から漂わせる所、花は茎の頂部に約10~30個集まりボリュームよい花姿をつくる所、新鮮な花(蕾)は食用として利用されている所、樹形がツル性で、茎先端が旋回するように動き、茎を固定しながら登る性質がある所などにあります。
名称:ニシキギ(ツルマサキ)
分類:常緑ツル性木本/常緑低木
開花時期:6月~7月
花色:黄・緑・白
葉色:緑・黄・紫・白
草丈:約200~2000cm
登攀方法:気根(付着根)
用途:カラーリーフ/生垣/ツル植物/切り花/ドライフラワー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ニシキギは属の中に約142種がありますが、ツル植物として親しまれているのはツルマサキです。
ツルマサキの特徴は、樹形がツル性で、気根を使いながら、他の植物や構造物を支えにして成長する習慣がある所、ツルは長く伸びるため被覆力が高い所、葉の色が緑色の他にも黄色や白色などがあるためカラーリーフとしても楽しめる所などにあります。
名称:ノウゼンカズラ
分類:落葉ツル性木本
開花時期:7月~9月
花色:赤・橙・黄
葉色:緑
草丈:約300~1000cm
主な種:ノウゼンカズラ・アメリカノウゼンカズラ等
登攀方法:気根(付着根)
用途:ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ノウゼンカズラの特徴は、花の形が漏斗形でトランペットのような見た目をしている所、花数がとても多く円錐花序に花が咲くため、ボリュームのよい花姿が楽しめる所、花の色が鮮やかな赤橙色(橙色)をしていてトロピカルな南国の雰囲気を感じさせる所、草姿がツル性で、茎の気根を使いながら他の植物や構造物を支えにして成長する所、茎がとても長く非常に生育旺盛なため、広範な範囲を覆う能力がある所、葉は一個の葉が分裂して羽状に広がる所などにあります。
園芸では、自然な雰囲気を演出したり、人工物が植物に覆われて荒廃していく様を演出したりする目的で、壁面などに誘因されて利用されることがあります。花の色は、鮮やかな赤橙色(橙色)をしているため、南国を思わせるようなトロピカルなお庭におすすめの植物です。
名称:ノウゼンハレン(カナリークリーパー)
分類:多年草
開花時期:6月~11月
花色:黄
葉色:緑
草丈:約250cm
主な種:カナリークリーパー・ナスタチウム・フレームナスタチウム等
登攀方法:まきヒゲ
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ノウゼンハレンは属の中に約74種があり、ツル植物としても幾つかの種が親しまれています。
例えば、カナリークリーパーは草姿がツル性で、葉柄のまきヒゲを使いながら他の植物や構造物を支えにして成長する習慣があり、子供の手の平を思わせるような可愛らしい葉の形や、元気な印象を与える黄花が魅力的な植物になります。またフレーム・ナスタチウムもカナリークリーパーと同様にツル性の成長習慣があり、華やかな赤花と掌状に裂ける装飾的な葉が魅力的な植物になります。
この他にも、ノウゼンハレン属の中には魅力的な種や品種が沢山あります。詳しくは種類からご覧ください。
名称:ハーデンベルギア
分類:常緑ツル性木本
開花時期:3月~5月
花色:桃・青・紫・白
葉色:緑
草丈:約200cm
登攀方法:巻き付き茎
用途:ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ハーデンベルギアは、フジの花とよく似ており、シャンデリアを想像させるような優美な花が魅力的な植物です。
特徴は、花の形がフジと同様に蝶形花冠をしており、大きさがやや小ぶりな所、花序はフジと同様に総状花序ですが、花序の向きは湾曲しながら横または下に向かう傾向が強い所、葉はフジと違い単葉で細長い所、樹形がツル性で、巻き付き茎の性質を使いながら他の植物や構造物を支えにして成長する習慣がある所などにあります。
園芸では、シャンデリアを想像させるような優美な花を鑑賞する目的で育てられる事が多いです。また花は蜜蜂の蜜源にもなるため、お庭の中に花蜂を呼びたい時は取り入れてみるのも良いでしょう。育てる際は茎がツル性のため、ツルを支える支柱やトレリス等の資材を準備して、誘引して育てる必要があります。
名称:ハニーサックル(スイカズラ)
分類:落葉ツル性木本
開花時期:5月~7月
花色:赤・桃・黄・橙・白
葉色:緑
草丈:約450~1000cm
主な種:スイカズラ・ニオイニンドウ・ゴールデンフレーム・ハニーサックル等
登攀方法:巻き付き茎
用途:カラーリーフ/生垣/ツル植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ハニーサックル(スイカズラ)は属の中に約103種があり、園芸でも幾つかの種が親しまれています。
例えばスイカズラは、別名で金銀花とも呼ばれており花の色が成熟するにつれて白色から黄色へと変化する性質があります。花の香りもとても強烈で、開花期は数メートル先まで甘くフルーティーな香りを漂わせるため、香りの花としても知られており、原産地が日本にあり、イチモンジチョウの食草になったり、蝶々などの昆虫の蜜源にもなっているため、ビオトープに取り入れたい植物としてもあげられます。またニオイニンドウは花の形が王冠のような見た目をしており、花の色が金色・桃色・白色とラグジュアリーな色合いをしています。そのため、高級感あるラグジュアリーな雰囲気をお庭の中に演出したり、ロマンチックな雰囲気を演出したりすることが出来ます。
上記の他にもハニーサックル(スイカズラ)属には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:ヒスイカズラ
分類:常緑つる性木本
開花時期:3月~5月
花色:青・緑
葉色:緑
草丈:約600~1800cm
登攀方法:巻き付き茎
用途:ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヒスイカズラの特徴は、花の形が鉤爪のような見た目をしている所、花が沢山集まりフジの花ように垂れ下がるため、優雅でボリュームのよい花姿をつくる所、花の色が青緑色で、表面に光沢があるため「エメラルド」や「翡翠」などの宝石を想像させる所、樹形がツル性で、巻き付き茎の性質を使いながら他の植物や構造物を支えにして成長する習慣がある所などにあります。
名称:ブーゲンビリア
分類:常緑ツル性木本
開花時期:4月~6月・9月~11月
花色:赤・桃・黄・橙・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約100~1200cm
登攀方法:スクランブリング・シュラブ(Scrambling shrub)
用途:開花期間長い/カラーリーフ/生垣/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ブーゲンビリアは、開花期になると桜の花のように沢山の花をつけ、紙吹雪を想像させるような美しい景観をつくる事で知られている植物です。
特徴は、樹形がツル性で、茎は湾曲して広がりながら他の植物や構造物などを支えにして成長する傾向がある所、花芽が蕾になり損ねた時に枝には鋭い棘ができる所、開花は温暖であれば周年咲く能力がありますが、基本的に休息を挟み2回咲く所、花と見られている部分は葉が変化した苞になり、紙のような見ためをしている所、花数がとても多いため開花期には花吹雪が舞ったかのような美しい景観が見られる所などにあります。
園芸では、樹形が優雅に広がり、桜の花を想像させるような圧巻の花を咲かせる事から、幻想をテーマにしたロマンチックなお庭などによくあいます。
名称:フジ
分類:落葉ツル性木本
開花時期:4月~5月
花色:桃・青・紫・白
葉色:緑
草丈:約2000~3000cm
登攀方法:巻き付き茎
用途:ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:フジは、上から下にシャンデリアのように優雅に垂れ下がる豪華な花を咲かせる事で知られている植物です。
特徴は、花序は総状花序で茎に沿って沢山の花が密につくため豪華な花姿をつくり、また上から下に下垂して咲くため優雅でお洒落な雰囲気をつくる所、花の形が蝶々のようなお洒落な見た目をしている所、葉は一個の葉が分裂して羽状に広がる所、樹形がツル性で、巻き付き茎の性質を使いながら他の植物や構造物を支えにして成長する習慣がある所などにあります。
園芸では、上から下へと垂れ下がる花が視界を覆い幻想的な雰囲気をつくる事から、ロマンチックなお庭などによくあいます。フジは基本的にツル性のため、藤棚や壁面(エスパリエ)などにツルを誘引して育てられますが、ツルを支柱で支えながら茎を太くして一本の木のように仕立てられる事もあります。
名称:ヘデラ
分類:多年草
開花時期:8月~11月
花色:黄・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約100~3000cm
登攀方法:気根(付着根)
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/切り花/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヘデラは、お洒落さや優雅さを演出する観葉植物として人気の高い植物の一つです。
特徴は、葉の形が掌状に深く裂けていて、シャープでカッコイイ見た目をしている所、葉の色が緑色の他にも白色や黄色があるためカラーリーフとしても楽しめる所、樹形がツル性で気根を使いながら、他の植物や構造物を支えにして成長する習慣がある所、茎を支える物がない場合は横に移動したり下垂したりする所、花は目立たず装飾性はないですが、花蜜や花粉を求めて蜜蜂が集まったり、花後の果実を食べに鳥が集まったりするため、お庭の中に生き物を呼べる所などにあります。
園芸では、樹形がツル性のため、地被植物やハンギング仕立て、壁面などに誘引される事が多いです。壁面に誘引した場合は、人工物が植物に覆われて荒廃していく様を演出することが出来るでしょう。また基本的に葉の形がお洒落なため、ファンシーリーフとして楽しまれます。幾つかの品種では葉の中に白色や黄色の班が入るため、カラーリーフとしても楽しめるでしょう。
名称:ペトレア
分類:多年草
開花時期:5月~10月(理想的な環境では周年)
花色:紫・白
葉色:緑
草丈:約400~1200cm
登攀方法:巻き付き茎
用途:開花期間長い/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ペトレアは、フジの花を想像させるような優雅な花姿と、花弁と萼で作り出す美しい紫色のグラデーションが魅力的な植物です。
特徴は、樹形がツル性で、巻き付き茎の性質を使いながら他の植物や構造物を支えにして成長する習慣がある所、花の色が紫色、萼片の色が薄い紫色をしているためグラデーション効果をつくる所、花が落ちても花弁状の萼片が残るため長く装飾性が保てる所、葉は触るとザラザラとした粗い質感がある事から英名ではサンドペーパー・バインと呼ばれている所などにあります。
園芸では、上から下へと垂れ下がる花が視界を覆い幻想的な雰囲気をつくる事から、ロマンチックなお庭やエレガントなお庭などによくあいます。基本的にツル性のため、藤棚や壁面(エスパリエ)などにツルを誘引して育てられることが多いです。
名称:ホップ
分類:多年草
開花時期:7月~9月
花色:緑・黄
葉色:緑・黄
草丈:約600~1200cm
主な種:ホップ・カナムグラ
登攀方法:巻き付き茎・鈎・刺
用途:カラーリーフ/グランドカバー/ツル植物/ドライフラワー/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ホップの特徴は、樹形がツル性で巻き付き茎や鉤爪状の毛を使いながら、他の植物や構造物を支えにして成長する習慣がある所、花は松かさに似ており、苞が何枚も重なるコロンとした可愛い花を咲かせる所、ホップの花は針葉樹や柑橘類を想像させる香りがありビールの原料に使われる所、葉の形が掌状に深く裂けているためお洒落な見た目をしている所、葉の色が緑色の他にも黄色などもあるためカラーリーフとしても楽しめる所等にあります。
園芸では、自然な雰囲気を演出したり、人工物が植物に覆われて荒廃していく様を演出したりする目的で、壁面などに誘因されて利用されることがあります。
名称:ポトス
分類:多年草
開花時期:自然開花は稀
花色:黄・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約300~2000cm
登攀方法:気根(付着根)
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ポトスは、優雅に垂れ下がる茎や、光沢のある美しい葉が魅力的な観葉植物です。
特徴は、草姿がツル性で気根を使いながら、他の植物や構造物を支えにして登る能力がある所、茎を支える物がない場合は横に移動したり下垂したりする所、葉の表面には濡れたような強い光沢がある所、葉の色は緑色の他にも黄色や白色があるため、カラーリーフとして楽しめる所などにあります。
園芸では、一般的に屋内の観葉植物として楽しまれます。基本的にプランターの端から枝垂れる優美な草姿を鑑賞出来るように仕立てられる事が多いですが、気根が付着しやすいヘゴ支柱などに誘引して育てられる事もあるようです。
名称:モンステラ
分類:多年草
開花時期:夏頃(稀に咲く)
花色:黄・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約200~2000cm
登攀方法:気根(付着根)
用途:カラーリーフ/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:モンステラは、葉が非常に大きく存在感があり、また所々に穴が空く個性的な葉の形をしている所が特徴の植物です。
草姿はつる性、茎は気根を樹木などに付着させて登る事が出来ます。そのため、園芸では気根の付着しやすいヘゴ支柱やココスティック(トーテムポール)等に誘引して育てられる事もあります。
葉は非常に大きく長さ90cmに達する事もあり、葉の縁部分に強い切れ込みが入ったり、穴が空いたりする個性的な形状をしています。そのため、観葉植物として育てられる事が多い植物です。
名称:ルリマツリ
分類:常緑低木/常緑ツル性木本
開花時期:5月~11月(理想的な環境では周年)
花色:青・紫・白
葉色:緑
草丈:約100~600cm
主な種:ルリマツリ・アカマツリ
登攀方法:スクランブリング・シュラブ(Scrambling shrub)
用途:開花期間長い/枝垂れる植物/生垣/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ルリマツリの特徴は、開花期間がとても長く、理想的な環境であれば一年を通して花を咲かせる能力がある所、花は半球状に集まるためボリュームのよい花姿をつくる所、青花が心を落ち着かせるためヒーリングガーデンなどによく合う所、樹形がツル性で、茎は湾曲して広がりながら他の植物や構造物などを支えにして成長する傾向がある所等にあります。
ルリマツリは、開花期間がとても長いことからお庭の中で長く花を楽しみたい人などに好まれます。茎は柔軟で湾曲しながら広がる傾向があり、仕立て方次第でハンギング仕立てにされたり、またツル植物として育てられたりします。その他にも、温暖な地域では生垣として利用される事もあるようです。
名称:ワイヤープランツ
分類:落葉ツル性木本/落葉低木
開花時期:6月~7月
花色:緑・白
葉色:緑・黄・桃・白
草丈:約100~600cm
登攀方法:スクランブリング・シュラブ(Scrambling shrub)
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/切り花/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ワイヤープランツの特徴は、樹形がツル性で、茎はワイヤーを思わせるような質感があり、クネクネとしながら横に移動したり下垂したりする所、葉の形が殆ど円形をしているため可愛らしい見た目をしている所、葉の色が緑色の他にも黄・桃・白とあるため、カラーリーフとしても楽しめる所などにあります。
園芸では、地面や斜面を覆う地被植物として利用されたり、またハンギング仕立てにされて、端から枝垂れる優美な草姿を鑑賞出来るように仕立てられる事が多いです。