コテージガーデンとは、イギリスの田舎にある小さな家屋の庭をテーマにして作られるお庭です。歴史や人の営みを感じさせる手作り感のある小道と、何年も使われてきたような農具や車両などの装飾品の数々、自然な雰囲気を演出する密植された植栽、アクセントになる色鮮やかな草花などが魅力的なお庭のスタイルです。
コテージガーデンは、イギリスの歴史や伝統的なスタイルが好きな人、自然な雰囲気と手作り感が調和する雰囲気が好きな人、歴史を感じさせるようなアンティークな雰囲気が好きな人、色鮮やかな草花やハーブや果物類を植栽して楽しみたい人などに向くお庭です。
このページではコテージガーデンのデザイン性やカラーの使い方、コテージガーデンを作る方法や、コテージガーデンに合う植物などを紹介しています。良ければ最後までご覧下さい☆。.:*・゜
コテージガーデンのデザインの方法
配色 | 形状と配置 |
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コテージガーデンの配色は、自然を感じさせる植物の緑色や、建物や歴史ある骨董品などを感じさせる茶色がメインカラーまたはサブカラーになり、色鮮やかな花々がアクセントとして働き、お庭を全体の雰囲気を引き締め立体感を作りだします。 コテージガーデンに関連する色を集めたアースカラーまたはアンティークカラーのカラーパレットをコテージガーデンの作り方に用意しているため、お庭全体の配色を行う時に参考にしてみて下さい。 | コテージガーデンは、手作り感のある小道や花壇、無造作に置かれる年季の入った農具や車輪などの装飾品、効率性を考えて密植される植物、色鮮やかな草花などが魅力です。 手作り感や歴史を感じさせたり、人の営みと自然の同化を演出するために、綺麗に作り過ぎない事が大切になります。例えば、時の流れで傷付いたかのようなエイジング加工がしている素材なども使ってみたり、素材を設置する時も多少のズレや凹凸を気にせずに、並べ配置していきます。 |
装飾品 | 植物 |
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コテージガーデンは、イギリスの文化を反映した美しいお庭です。そのため、イギリスで昔から親しまれていた 植物や、ヨーロッパに自生する植物が適しています。また、花が豊富で色鮮やかな植物、香りが良い植物、トレリスやアーチ等に這わせる事が出来るツル植物、季節ごとに咲き翌年また戻ってくる宿根草等が、コテージガーデンでよく利用されます。 詳しくはコテージガーデンの作り方にあるおすすめの植物からご覧下さい。 | コテージガーデンでは、イギリスの文化を感じさせるような物や、田舎の畑で使われていたような物が置かれます。例えば、道具を運ぶ台車の車輪、アンティークな雰囲気がある農具、薔薇などを絡ませるアーチ、昔使っていた窓枠などです。これらがお庭の中に無造作に置かれて、独特なアンティークな雰囲気を作り出します。 |
コテージガーデンにオススメの色と配色
コテージガーデンでは、歴史や時代の流れを感じさせる建物や装飾品等の温もりある色と、色鮮やかで華やかな印象を与える草花の色のコントラストが特徴です。
例えば、歴史を感じさせる建物や装飾品はアンティークカラーやアースカラーなどの褐色・セピア色・くすんだ白色などが使われますが、草花などは原色または原色に近いトーンの様々な花色が用いられて華やかな雰囲気が作られます。そのため、建物・装飾品と草花のコントラストが楽しめるカラーになります。
ここでは、コテージガーデンにおすすめの色と配色の方法を紹介しています。建物・装飾品・植物等の色を決める際に参考にしてみて下さい。
コテージガーデンにおすすめの色(カラーパレット)
コテージガーデンで配色する際は、コテージガーデンカラーを使うのがおすすめです。コテージガーデンカラーとは、建物や装飾品などを想像させるアンティークカラーと草花の華やかな色を集めたカラーパレットです。そのため、コテージガーデンの伝統的なイメージと草花の華やかさが表現出来ます。
コテージガーデンで使われる色の意味
褐色 | セピア色 |
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褐色は時代の流れを感じさせる事が出来る色です。例えば、鉄製品であれば錆びると赤褐色や黄褐色に色が変化します。また木製品であれば紫外線の影響を受けて褐色が濃くなったり焦たりします。そのため、人工物が自然にかえっていくような印象を与える事が出来ます。 褐色は地面の色や植物の幹などの色になるため、自然を感じさせる事が出来ます。自然風のデザインで作られるコテージガーデンでは欠かせない色のひとつとなります。 | セピア色は時代の流れを感じさせる事が出来る色です。何故なら、写真や紙は古くなるとセピア色に変わるため、時代の流れを感じさせるからです。 また写真等は遠い昔を想像させるためノスタルジックな気持ちにさせる事があります。セピア色も同様に昔の記憶を呼び起こしノスタルジックな気持ちにさせる事があります。そのため、人の営みと自然が調和するコテージガーデンにピッタリな色のひとつです。 |
緑色 | vivid・light・strong |
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緑色は「自然」を象徴をしており深い森の中や草原等をイメージさせます。そのため、自然をイメージして作られるコテージガーデンでは欠かせない色となっています。 | vivid・light・strongの色鮮やかなトーンは、視線を引きつける力強さがあり、派手でエネルギーに溢れた印象を与えます。そのため、明るくポップな雰囲気を作ることが出来ます。コテージガーデンを華やかに彩る草花の色になります。 |
配色のイメージ
コテージガーデンでは、アンティークカラーの建物や装飾品と、色鮮やかな草花の2パターンの色合いがあります。アンティークカラーは落ち着いた雰囲気があり調和が取りやすいですが、色鮮やかな草花は主張が強いため配色がやや難しい傾向にあります。ここでは配色のコツを書くため、良ければ参考にしてみて下さい。
ベースカラー・サブカラー・アクセントカラー | トーンオントーン |
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色を伝える有効な配色手段としてベースカラー・サブカラー・アクセントを使う方法があります。配分を決めて色を配色する事で、視覚的にバランスよく見えるようになります。 ベースカラーは基礎となる色で面積の約70%を占めます。ベースカラーは色のもつ意味を最もよく表現する事が出来るため、伝えたい色をベースに持ってくると良いでしょう。例えば、赤色なら「情熱」「愛情」等が色から伝わります。 サブカラーはベースカラーに次いで二番目に広く面積の凡そ25%を占めます。メインカラーを補完したり、対比させてコントラストを生みだしたりする働きがあります。 アクセントカラーは、ベースカラーとサブカラーに相対して最も面積が少なく、面積の凡そ5%を占めます。視線を引き付けたい場所にアクセントカラーを用いたり、全体のバランスを取ったり、リズム感を出すために用いられる事が多いです。 | トーンオントーン配色とは、赤色・黄色・青色といった色相を基本的に変えずに、明度と彩度だけを変えて作られる配色です。 基本的に色相が一緒のため色の統一感がでやすく、また桃色や青色などの色本来の印象を出しやすい配色です。例えば、桃色を基調にして配色すると、女性的な印象や可愛らしい雰囲気を作る事が出来ます。 |
トーンイントーン配色とは「vivid」や「light」などのトーンの中で、または類似のトーンの中で、赤色や黄色や青色の色相を変えて変化を出す配色です。 トーンの中で配色するため、基本的にトーン(vivid・light等)の与えるイメージが出やすいです。コテージガーデンでは草花の色が、基本的に色鮮やかなため、カラフルで華やかな配色となりやすいです。 | グラデーションとは、色相または明度や彩度を段階的に変化させて徐々に色の変化を作る配色方法です。 グラデーションは色の変化が滑らかなため配色に違和感を感じさせにくい方法です。 また配色の方法により与える印象が変わってきます。例えば、色相に変化を出すと虹のようにカラフルになったり、明度に変化を出すと明るさと影が出来るため立体感を感じさせたり、また彩度の変化を出すと色が与える印象を強く出す事が出来たりします。 |
カラフルな配色 | |
\色の印象や配色についてもっと詳しく知りたい場合はカラーガーデンの方もご覧下さい/
コテージガーデンにピッタリな小道の作り方
お庭の小道とは、庭の中で移動する時に歩きやすく靴を汚さないように機能性をよくする目的、お庭を装飾する目的で作られる道です。
コテージガーデンの小道は、基本的には自然風、または人の営みと自然の形が融合したような小道を作ります。何故なら、コテージガーデンがイギリスの田舎の家や自然を模して作られるからです。
そのため、コテージガーデンの道で使う素材は、自然な印象を与える草花やマルチバーク、ヨーロッパで古くから使われているレンガや枕木などがオススメです。
また人が営みを続ける中で、小道が壊れてきた感じを演出したり、また植物が小道の隙間から生えてくる事で自然と同化していく場面を演出したりする事も出来ます。それを行う事でイギリスの田舎の家の感じがより強く出てきます。そのため、長年使い込まれた感があるエイジング加工がされた敷材を選んだり、敷材を並べる時も隙間や段差を作ると良いかもしれません。
枕木の小道 | レンガの小道 |
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特徴:枕木の小道とは、木材またはコンクリートを加工して作られた枕木を道に並べて作られる小道です。基本的に耐水性や防腐性などに優れ耐久性が高い針葉樹などの木材がつかわれており、またコンクリートの場合は殆ど劣化する事がありません。そのため、コテージガーデンで枕木を使う場合は、長年使い込んだ枕木を思わせるようなエイジング加工がされた枕木を使うのがおすすめです。 枕木の小道は、徐々に劣化していく小道を演出出来るため、自然と人の営みが調和するようなお庭によく合います。 | 特徴:レンガの小道とは、レンガを並べて作られた小道です。小道に使われるレンガは、直線的でシャープな外観をしており、硬くガッシリとしているため、洗練された雰囲気と重厚感を演出する事が出来ます。またレンガは月日が経つに連れて欠けたり色が褪せたりします。そのようなレンガはレトロでアンティークな雰囲気を作り出すため歴史を感じさせる事が出来ます。従って、アンティークレンガはコテージガーデンや自然と調和するようなお庭等によくあいます。 |
枕木の小道の作り方:コテージガーデンで枕木の小道を設置する場合は、高さを綺麗に揃えるなら小道に沿って溝を掘り、砂を敷いた後に枕木を並べて固定します。高さを綺麗に揃えない場合は、一個一個穴を掘って枕木を固定します。※詳しくは木製の小道の作り方の方に詳しい作り方を紹介しているためそちらをご覧下さい。 | レンガの小道の作り方:基本的には小道に沿って溝を掘り、溝の中に路盤材を敷いた後に、転圧して地面を平坦にして、路盤材の上に砂を敷いて、砂の上にレンガを並べ、最後に砂で固定します。時間の流れによる損傷等を演出するために凹凸を作る場合は、土を掘り軽く平坦にした後にレンガを並べて固定する事も出来ます※詳しくはレンガの小道の作り方の方に詳しい作り方を紹介しているためそちらをご覧下さい。 |
マルチバークの小道 | |
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特徴:マルチバークの小道とは、針葉樹(または広葉樹)の樹皮を粉砕して繊維状にした資材を地面に敷き詰めた小道です。マルチバークで敷かれた小道は、森の中を歩いているような柔らかな踏み心地があるため心地よく、また自然と同化するため落ち着いた景観を作り出せる所が魅力です。 | |
作り方:基本的には小道に沿って溝を掘り、溝の中に防草シートを敷いた後に、マルチバーク資材を敷きます。またマルチバークの合間に敷材を配置する事もあります。※詳しくはマルチバークの小道の作り方の方に詳しい作り方を紹介しているためそちらをご覧下さい。 |
\小道の詳しい作り方は下記リンクからご覧下さい/
コテージガーデンの花壇の作り方
花壇とは、草花を植える目的で特定の場所を区切り作られるスペースです。お庭や家の周りに花壇をつくる事で、色彩豊かな草花が華やかな雰囲気を作ったり、植物が道行く人の目を引き付けて心を癒したり、四季折々の草花を植栽する事で季節感を感じさせてくれたりします。
コテージガーデンの花壇では、基本的に自然風、または人の営みと自然の形が融合したような花壇を作ります。何故なら、コテージガーデンがイギリスの田舎の家や自然を模して作られるからです。
ここでは、コテージガーデンの花壇におすすめの材料と、材料ごとの花壇の作り方を紹介しています。
花壇の作り方
レンガの花壇 | 木製の花壇 |
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レンガの花壇の特徴 レンガの花壇とはレンガを並べて、また必要に応じて積み重ねて作られる花壇です。レンガはヨーロッパの伝統的な建物や庭園などによく使われています。またレンガの褐色の色はアンティークカラーでもあります。そのため、イギリスの田舎のお庭を模して作られるコテージガーデンにピッタリな花壇素材になります。 | 木製の花壇の特徴 木製の花壇は自然素材のため植物が溢れるお庭の中で溶け込む事が出来ます。温もりがあり、柔らかな雰囲気をつくるため自然と人の営みが調和するコテージガーデンによく合う花壇素材です。 |
レンガの花壇の作り方 ・花壇の縁に沿ってレンガを仮置きします。レンガが花壇の輪郭に収まらないことがあります。その場合は花壇の輪郭を調整するか、本置きする時にレンガをタガネで割り調整します。 ・花壇の輪郭が定まったら仮置きしたレンガを退けて花壇の輪郭に沿って深さ5cm程の溝を掘ります。 ・溝の部分を土固めや、土固めがない場合は木材などを使って資材の設置場所を踏み固めます。土を踏み固める事で土の沈下を防ぎ、花壇の安定性が増したり、花壇の資材が劣化することを防ぎます。 ・溝の中を水平にするため砂を2cm程度入れて平になるようにならします。 ・溝の中が水平になったら一辺の端から順番にレンガを並べます。 ・花壇の輪郭に沿ってレンガを設置出来たら、レンガに土を寄せて安定させます。 ・高さを出す場合はレンガが交互になるように重ねます。そこまで高く積み上げない場合は、モルタル等で固定しなくても問題ありません。レンガの花壇は多少ズレていた方が時の流れを演出できます。 | 木製の花壇の作り方 木製の花壇の作り方は、一般的に木製の杭または枕木が使われるため、それぞれの花壇の素材で作り方がかわります。杭は花壇の輪郭に沿って並べて上から打ち込み花壇を作ります。枕木は地面の上に設置するか、輪郭に沿って溝を掘り固定して使います。 |
岩石の花壇 | |
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岩石の花壇の特徴 岩石の花壇は使われる岩石の種類や、並べ方等で与える印象が変わります。大理石の岩石などは宝石のように綺麗ですが、清潔感が出て自然な雰囲気を崩すため、褐色の岩石等を選ぶとよいでしょう。コテージガーデンでは、岩石が不安定に積み上がる姿や、岩石の間から草花が生える姿、岩石に苔が生えたりする事で、自然と人の営みが調和していくような雰囲気を作る事が出来ます。 | 草花の花壇の特徴 草花は自然環境の中で最もよく見られるため、花壇の縁取りに使っても、縁取りと感じさせにくいです。そのため自然と調和します。 植物は草姿や草丈、色合いなどが様々あるため、お庭のデザインと雰囲気に合わせて植物選びが出来る所も魅力です。 |
岩石の花壇の作り方 ・岩石の花壇では、自然な印象を与えるために、同系統の岩を使い、様々な大きさの物を準備します。 ・花壇の輪郭に沿って岩を仮置きするように並べて位置を調節します。 ・仮置きした岩石を取り外して、花壇の輪郭に沿って10cm程度の溝を掘ります。 ・溝に岩石を置いて固定して、必要に応じて岩石を積み重ねます。 | 草花の花壇の作り方 ・花壇の縁どりとなる植物を選びます。グラス類やカラミンサ等がおすすめです。 草場をグルーピングします。グルーピングとは、植物の種類や色、形状などに基づき、似た種類をグループにして花壇などに植え付ける方法です。グラス類の場合は個として群生を作るため不要です。 自然な風合いに見えるようにドリフト植栽(drift planting)します。ドリフト植栽とは、グルーピングと凹凸をつけた不規則な植栽によって自然な風合いを出す植栽方法です。例えば、グルーピングした植物を直線上に並べず「W」のようにジグザグに配置して、また配置する間隔も開けて、自然な風合いを出します。 |
\更に詳しい花壇の作り方は下記のリンクからご覧下さい/
植物の植栽方法
ステップ植栽 | クレバス植栽 |
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ステップ植栽は、花壇を前面・中面・後面に分けて、前面から後面に向かって草丈を高くしていき、花壇に立体感をだす植栽方法です。植物が自然と映えて、植栽方法としてもシンプルなため人気が高い植栽方法です。 | クレバス植栽は、岩やコンクリート、木材などの隙間や亀裂に植物を植栽する方法です。植物が無機質な物などを覆う事で、時間の経過とともに岩やコンクリートなどが風化していく様を感じる事が出来ます。そのため、人工物と自然の一体化をより演出する事が出来ます。 |
ランダム植栽 | グルーピング植栽 |
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ランダム植栽とは、植物を規則に従わずにランダムに植栽する方法です。ナチュラルガーデンなどに使われる事が多いですが、センスがないと混沌としやすい傾向にあります。時間が経つにつれて生存競争を勝ち残った植物がグループを作り始まるため、ナチュラルに落ち着いてくる傾向にあります。 | グルーピング植栽とは、植物の種類や色、形状などに基づき、似た種類をグループにして植え付ける方法です。グルーピングする事で、植物が集まり群生しているように見せて自然な雰囲気を与えたり、色で集めてより色が与える効果を強く生み出したりします。また同じ植物で集めると草姿も似ているため花壇の中のデザインがしやすくなるなどのメリットも生まれます。 |
\更に詳しい植栽のやり方は下記のリンクからご覧下さい/
コテージガーデンにおすすめの植物
コテージガーデンにおすすめする植物とは、伝統的に古くからイギリスで親しまれている植物(バラやハーブ等)、花が豊富で色鮮やかな植物(タチアオイ等)、香りが良い植物(キャットミント等)、トレリスやアーチ等に這わせる事が出来るツル植物(ツルバラやクレマチス等)、季節ごとに咲き翌年また戻ってくる宿根草等がこのまれます。
ここでは、コテージガーデンにピッタリな植物を一覧にして紹介しています。更に植物について詳しく知りたい場合、園芸品種を知りたい場合、育て方を知りたい場合は、種類と育て方のリンクからご覧ください。
コテージガーデンにおすすめの植物一覧
名称:アガパンサス 園芸では、上品さを演出する花としてエレガントガーデンの中で楽しまれたり、また花を収穫して切り花として利用されたりしています。 | 名称:アカンサス アカンサスの特徴は、草姿が叢生して根茎でゆっくりと広がりながら群生をつくる所、葉のサイズが約50cmと巨大で、葉縁部分が羽状に裂けるためお洒落なファンシーリーフとして楽しめる所、開花期になると、最大200cmまで伸びる茎に、大きな花(約4.5cm)が何十個と連なるため豪華な花穂となる所等にあります。 アカンサスは、高さと立体感を出す草姿・豪華でボリュームのある花・古典主義建築の装飾を想像させるお洒落な葉を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、古代ギリシアをテーマにするギリシャ庭園をつくる時に利用したり、背が高く豪華な花を咲かせるため庭園などの広いお庭などでフォーカルポイントとして利用したり、幾つかの品種は葉の色が白色やクリーム色をしているためカラーリーフとして利用したり、葉が地面を覆うように広がるため地被植物として利用して楽しまれたりします。 |
名称:アキレア 草姿は直立、地面から何本も茎を出して群生してをつくります。葉は、一個の葉が羽状に分かれて細かい小葉が集まるため、ギザギザとした外観を作り「ノコギリ」のような見た目をしています。 花はキク科でよく見られる頭花、頭花は茎の頂部に集まるため、球状または平面的な花姿を作ります。また花色が豊富にあるため、お庭のデザインにあわせて色選びが出来る所も魅力です。 | 名称:アストランティア 草姿は叢生して地際から多数の葉または茎を伸ばして、ドーム状の外観をつくります。葉はふち部分が大きく避けるため「楓の葉」や「掌」を連想させるお洒落な形をしており、地面を覆うように放射状に広がる事から地被植物として利用される事も多いです。 花は、中央に小花が集まりドーム状の外観を作るため、ピンクッション(針山)とも呼ばれます。花は光を反射して煌めくこともあるため、宝石のような美しさがあり、上品な雰囲気をつくります。またその美しさから収穫されて切り花にされることも多い植物です。 |
名称:アネモネ(秋明菊) 秋明菊は真っ直ぐ伸びた茎の先に、花が咲くため楚々とした印象を与える花姿をしています。また花は、花弁が丸みを帯びて形が不均一でアンバランスな外観をしているため可愛らしいと感じやすく、また桃色の花色も同様に柔らかで可愛らしい印象を与えます。 秋明菊は上品な印象を与える花姿と、可愛らしい印象を与える花の形と色が魅力の植物です。 | 名称:アリウム(クリストフィー) 花は繊細な印象を与える星形の小さな花が球状に集まり、直径20~30cmに達することもある巨大な花を咲かせます。巨大な花は、細い茎と強く対比します。そのため、アンバランスさが際立つ花姿となり、品種改良を積み重ねられて作られたかのような洗練された印象を与えることができます。 |
名称:アリッサム 花は茎の頂部に集まるように次々と開花するため、半球状の可愛らしい外観の花姿をつくり、また多花性で株を花を咲かせる事から、開花期間中は花の絨毯を敷いたような美しい景観をつくり出す事ができます。 | 名称:アルケミラモリス アルケミラモリスは、ふんわりと盛り上がる草姿と、柔らかな印象を与える葉の色、降雨の後に沢山の水玉を保持する所が魅力の植物です。 草姿はドーム状、太い根茎で地面の下を広がり、茎や葉を出します。そのため、花壇の縁どりや地被植物として利用される事が多いです。 葉は丸みのある可愛らしい外観をしており、縁部分がダンスをした時のフリルドレスの様に波打ちます。そのため、優雅な外観をしています。また葉全体が白色の毛で覆われている事から柔らかな印象を与える葉色をしており、また白色の毛は降雨の後に沢山の水玉を保持する能力があります。 葉の上に保持される水玉は「ダイヤ」「水銀」などに例えられており、中世時代は、錬金術師がこの水玉を使って卑金属を金に変換していたようです。そのため、錬金術師の庭や魔女の庭には欠かせない植物のひとつです。 |
名称:エキナセア 草姿は直立、茎は殆ど分枝することなく垂直に伸びます。そのため洗練された外観をしており、また比較的に背が高くなるため、花壇の中央などで立体感や高さを出したい時に使えます。 花は中央の筒状花が球状に盛り上がり、外周の舌状花が下がります。そのため、手に持って応援する時に使うポンポンを思わせるような可愛らしい外観となります。 エキナセアは園芸品種が、とても多く様々な花色があります。そのため、同系統の植物で違和感なくグラデーションを作ったり、カラフルな雰囲気に作ったり出来ます。そのため、色鮮やかな花が溢れるコテージガーデンにピッタリな植物です。 | 名称:エキノプス 花は直径約3~5cmのまん丸の可愛らしい外観をしています。丸い花は乾燥しても色褪せが緩やかで、型崩れしにくい事から、ドライフラワーにされる事がおおく、フラワーアレンジメントの花材として利用されます。 |
名称:エリゲロン エリゲロンの花は、白色から桃色へと花弁の色が変化していきます。そのため、一株の中に白色+桃色+黄色(筒状花)の三色の花が入り交じり、ロマンティックな印象を与えたり、カラフルで元気の良い印象を与えたりする事ができます。 草姿は、こんもりと盛り上がるドーム状の外観をつくります。そのため、花壇の縁どり等におすすめです。また強健で岩の隙間等でも容易に育つためロックガーデン等に使われることもあります。 | 名称:エリンジウム 花は上部に集まります。花は卵形で可愛らしい外観をしており、花の下には花弁のような鋭利で尖った苞があります。そのため、襟巻を巻いているかのような個性的な外観の花姿が楽しめます。 葉はアザミのように葉先が尖ります。そのため、シャープでカッコ良い外観をしており、少し危険で近寄り難い印象も与えます。そのため、カッコ良くお洒落な印象を与えるお庭にピッタリです。 |
名称:オダマキ 草姿は直立、葉は放射状に広がり地面を覆う事から、お洒落な地被植物として使われることもあります。※ただし暑さに弱く夏になると多くの場合で枯れます。 花は、ふつう俯き気味に咲くため、可憐な雰囲気を作りますが、園芸品種によっては花が上向きについてお洒落で華やかな印象を与える品種もあります、 また園芸品種の花は基本的に八重咲きするため、非常に華やかでお洒落な雰囲気をつくります。また花色も豊富にあるため、色鮮やかな花が溢れるコテージガーデンにピッタリな植物です。 | 名称:カモミール 草姿は直立、茎は細く華奢な印象を与える外観をしており、また葉も細く霞のような外観をつくるため、繊細な雰囲気を作り出します。 花はキク科でよく見られる頭花、白色の舌状花と黄色の筒状花からなり、明るく輝くような雰囲気で、お庭を彩る事が出来ます。また花には果物にも似た香りがあり、香りは気分を落ち着けてリラックスする効果を生み出します。そのため、ガーデンファーニチャーの近くに置いて香りを楽しむのも良いかもしれません。 |
名称:カンパニュラ(フウリンソウ) 例えば、フウリンソウは風船のように膨らむ花の形と、真っ直ぐ伸びる茎に連なり咲く花姿が、可愛らしくボリューミーな雰囲気を作ります。また、オトメギキョウは匍匐するように茎が広がり岩の隙間等にも自生するため地被植物やロックガーデン等にも利用されており、星のように広がる青紫色の花弁が上品な雰囲気を作ります。 上記の他にも、カンパニュラには様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。 | 名称:キダチルリソウ(ヘリオトロープ) 花は茎の頂部に集まるため、半球状またはフラットで大きな花姿をしており、開花中はバニラのような甘い香りを数メートル先まで強い香りを漂わせます。そのため香りの花としても楽しまれており、以前は香水の原料としても採取されていました。そのため、ガーデンファーニチャーの近くに置いて香りを楽しむのも良いかもしれません。 |
名称:ギボウシ 草姿は叢生してロゼット状になり、地面を覆うように葉が広がります。そのため、地被植物として利用される事が多い植物です。 葉は形が多様で、ハート型から卵形、細長い披針形や葉の中心部で折りたたまれたような形など様々です。また葉の色も豊富なため、お庭のデザインに合わせて品種選びが出来ます。 コテージガーデンでは、密集して草花が植えられる事が多いです。そのため、日陰の部分が多くなります。ギボウシはそのような日陰の場所でも育てられる貴重な植物です。 | 名称:キャットミント 草姿は直立、茎は上部で殆ど分枝する事なくスッと上に伸びるため、洗練された印象を与えやすく、またふさふさとした外観もしているため柔らかな印象も与えます。 花は穂状に並ぶためシャープな印象を与えやすく、青色または紫色の花を咲かせます。青色や紫色の花は、落ち着いた印象を与えたり、上品な雰囲気をつくります。そのため、エレガントガーデンなどによく合うでしょう。 |
名称:グラジオラス グラジオラスは草姿が真っ直ぐとしていて高さがあるため、花壇などに植えると立体感や垂直のラインを強調することができます。また花を収穫して花瓶に生ければ切り花にもなります。 | 名称:クリスマスローズ 草姿はロゼット状、葉が放射状に広がり優雅な姿をつくるため、花のない時期は地被植物として利用される事もあります。葉は小葉が7~11個集まり一個の葉をつくっており、小葉は細長く、手のひら状に集まるため、シャープでお洒落な雰囲気のリーフとして楽しめる所が魅力です。 花は大きさが10cmに達する事もあり、バラのような華やかな外観をしています。一方で、俯くように控えめに咲くため可憐な雰囲気が感じられる所も魅力です。花は開花後も、1ヶ月以上も外観を保ち、非常に長く楽しむ事が出来ます。そのため、切り花としても人気の高い植物です。 |
名称:クレマチス(モンタナ系) 例えば、花が巨大で品種によっては直径約20cmに達する事もあり存在感のある花姿が楽しめる「パテンス系」や、花の筒部がぷっくりと風船のように膨らみ可愛らしい雰囲気をつくる「ヴィオルナ系」など、様々な系統があるため、お庭の雰囲気に合わせてクレマチス選びができます。 その中でも特におすすめしたいのが、モンタナです。モンタナは、他のクレマチスと比べてもツルが著しく長いため、高い被覆能力があり、家などの大きな構造物でも覆い尽くす事ができます。また春には、ツルを覆うように沢山の花を咲かせるため、花が視界を覆ってしまい幻想的な空間を作ることができます。そのため、自然と人の営みが調和するコテージガーデンにおすすめの植物です。 | 名称:ゲラニウム 例えば、開花期間がとても長く直径5cmに達することもある大きな花と、青色の花色が華やかな印象を与えたり落ち着いた雰囲気を作る雑種のゲラニウム・ロザンネ、ロザンネの親種で開花期間の長さや大きな花が魅力的なワリキアナム種などがあります。 上記のように、ゲラニウム属の中には様々な種と園芸品種があります。更に詳しく知りたい方は種類のリンクの方からご覧ください。 |
名称:ジキタリス 草姿は直立、基本的に分枝しないため、雑多な印象を与えにくく、洗練された雰囲気をつくります。そのため、花壇の中で立体感を出したり、花壇の後方の背景として利用するのにおすすめです。 花は一個一個がとても大きくて、筒が潰れたような個性的な外観をしています。また花は穂状に密に連なり並んで咲くため非常に豪華な花姿を作ります。ジキタリスは園芸品種が豊富にあり様々な花色があります。そのため、コテージガーデンに合うカラーも沢山探せます。 | 名称:ジャスミン 花は香りが非常に高く、開花期には数メートル先まで香りが届きます。香りは官能的で刺激的な蜂蜜のような甘い香りがあり、催淫作用や気分の高揚などの効果があるとされています。そのため海外では花を収穫してベットの周りに散らしたり、花瓶に生けてベットの横に飾り楽しまれたりするようです。 樹形はツル性、他の植物や物体に接触すると茎先端が旋回するように動き、他の植物や構造物に茎を巻き付けて体を固定します。そのため、巻き付く物がある場所、またはトレリスやオベリスク等の資材を準備して育てる必要があります。 |
名称:スイートピー 草姿はツル性、茎は柔軟なため支える物がない場合は地面に倒れますが、葉の先端にある、まきヒゲを構造物や植物に絡めながら植物体を固定して、上に登る事ができます。そのため、トレリスやアーチ等に絡めて植物を楽しむ事が出来ます。 花はマメ科特有の蝶形花、蝶形花は花弁が蝶々のようにひらひらとしており、非常に優雅な外観をしています。また花には甘く繊細な香りがあることから、香りの花として楽しまれたり、また切り花として部屋の中で楽しまれたりする魅力的な植物です。 | 名称:セントランサス 園芸では、遠くからでもよく目立つ美しい花を鑑賞する目的で育てられます。また花は昆虫の蜜源にもなるため、開花期間中は蝶々や花蜂が花の周りを飛び回りお庭の雰囲気を明るくする効果なども期待できるはずです。 |
名称:ダイアンサス(カーネーション) 例えば、母の日に贈る花としても知られるカーネーション、直立する洗練された草姿と球状に集まり咲く可愛らしい花姿が魅力的なアメリカナデシコなどがあります。 上記の他にも、ダイアンサス属には様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。 | 名称:タイム |
名称:タチアオイ 草姿は直立、茎は殆ど横に倒れることなく垂直に伸びるため、雑多な印象を与えず洗練された雰囲気を作ります。また草丈が高くなるため、花壇の中で高さや立体感を出すのにおすすめの植物です。 花は一個一個が非常に大きく、八重咲きする品種もあるため非常に華やかです。また花は穂状に連なり密に咲くため非常にボリュームよい花姿をつくります。そのため、遠くからでもよく目立ち、お庭の中でアクセントとして働く事ができます。 タチアオイは、園芸品種がとても多く様々な花色があります。そのため、同系統の植物で違和感なくグラデーションを作ったり、カラフルな雰囲気に作ったり出来ます。またお庭のデザインに合わせて、ピンク色やパステル調の花色を選んでロマンチックな雰囲気を作ったり、紫色を選んで上品でエレガントな雰囲気を作ったりする事ができます。 | 名称:デルフィニウム また園芸では、花が非常に大きく目立つことから、庭園等の広い空間の中でフォーカルポイントとして活用される事が多いです。お庭や花壇の中で高さと立体感を出す目的で利用されたり、豪華な花を収穫して切り花として利用されることもあります。 |
名称:ハニーサックル(スイカズラ) 例えば日本にも自生しており、開花期には黄色の花を株一面に咲かせて甘くフルーティーな香りを数メートル先まで漂わせるスイカズラや、茎の頂部に花が集まり「王冠」のような華やかな外観をつくるニオイニンドウ等です。 上記の他にも、ハニーサックル(スイカズラ)属には様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。 | 名称:バコパ 園芸では、地被植物として利用して花絨毯のように仕立てられたり、またハンギング仕立てにして上から下へと下垂する優雅な草姿と花が楽しまれたりします。 |
名称:バーベナ(ボナリエンシス) 例えば、ボナリエンシス種は、アゲハ蝶に非常に好まれる花のためバタフライガーデンでは欠かせない花として必ずランキングされており初夏頃から晩秋まで殆ど休みなく紫色の花を咲かせます。また燭台のように花穂が並び個性的な外観の花姿が楽しめるハスタータ種などがあります。 上記の他にも、バーベナ属には様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。 | 名称:ヒヤシンス 花は花被片が外側に緩くカールするため、優雅な雰囲気をつくり、穂状に密に連なるためボリュームよく豪華な花姿をつくります。また花にはフレッシュでスパイシーな心地よい香りがあります。そのため、香りの花としても楽しまれており、またその香りの良さから精油は香水等にも利用されています。 |
名称:ヒューケラ 草姿はドーム状、親株の周りに子株を作り叢生します。葉はふち部分が浅く裂けるため、楓の葉のようなお洒落な外観をしており、また中央から外側へとロゼット状に広がる傾向があるため優雅な外観をつくります。そのため、園芸では地被植物として利用される事が多く、花壇の縁どりとしてよく植えられます。 ヒューケラは園芸品種が非常に豊富にあり、様々な葉の色があります。そのため、お庭の雰囲気に合わせて品種が選べる所も魅力です。 | 名称:ヘデラ 草姿はツル性、茎は気根を使い壁面を登る事が出来る事から、壁面緑化として使用される事があり、また茎は柔軟で地面を這うように広がるため、地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされて枝垂れる草姿が鑑賞されたりします。 葉は、ふつう葉のふち部分が掌状に裂けるため「紅葉の葉」や「掌」などを連想させるシャープな外観の葉の形をしています。しかし品種によっては「ハート型」をしている事もあり可愛らしい葉の形が楽しめる事があります。そのため、お庭のデザインに合わせて葉の形が選べます。 |
名称:ベロニカ(ロンギフォリア) 例えば、透明感のある青色の花がクールで落ち着いた印象を与えて行儀のよい草姿が洗練された雰囲気をつくるゲンチアノイデス、地面を匍匐するように広がり開花期には株を覆うように花が咲く事から花絨毯のような景観を作り出すペドゥンクラリス等です。 上記の他にも、ベロニカ属には様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。 | 名称:ミント |
名称:ムスカリ ムスカリは球根を持っており、球根から葉と花茎を伸ばします。葉の形は種によって変わり、細長く垂れたり、行儀よく立ったり、幅広い形だったりします。 花は中央が風船のように膨らむツボ形をしており、花が密に穂状に集まる事で葡萄のような外観の花姿をつくります。また普通、上部の花は不稔性、そのため色が違う事がよくあります。 | |
名称:ムラサキナズナ 草姿は匍匐性、地面を覆うように広がるため、一般的にグランドカバーや岩場の斜面を覆うロックガーデンなどに使用されています。 花は密集するように咲くため、開花期は花絨毯のような美しい景観を作り出します。花の色は桃色・紫色・白色とあるため、お庭の雰囲気に合わせて可愛らしい印象を与える桃色の品種を選んだり、上品な印象を与える紫色の品種を選ぶとよいでしょう。 | 名称:ムラサキベンケイソウ 例えば、オオベンケイソウはプラスチックの玩具のような可愛らしい外観をしており、茎の頂部に直径15cmにも達する巨大な花を咲かせる所が特徴です。またミセバヤは匍匐するように広がる草姿をつくるため鉢植えにすると枝垂れるような優雅な草姿が楽しめます。 上記の他にも、ムラサキベンケイソウ属には様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。 |
名称:ライラック 樹形は、仕立て方で株立ち状(根元から茎がわかれ複数の茎が立ち上がる樹形)または単幹(根元から上部まで幹が1本)になります。 花は沢山の小花が円錐状に密に集まるため、非常にボリュームよく豪華な花姿をつくります。そのため、遠くからでもよく目立ち、お庭の中で景観またはアクセントとして働く事ができます。また開花期間中は数メートル先まで果物のような甘い香りが広がります。そのため、開花期間中は甘い香りによりリラックス出来る空間をつくる事が出来ます。 | 名称:ラベンダー(フレンチラベンダー) 例えば、葡萄のような可愛らしい外観の花の形と甘い香りが魅力的なイングリッシュラベンダー、花の形が兎のような外観をしているフレンチラベンダー、葉がシダ植物のように羽状するレースラベンダーなどです。 上記の他にも、ラベンダー属には様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。 |
名称:ローズマリー 樹形は品種により「立性」「匍匐性」「半匍匐性」の三種類があります。 葉は細長い線形の形をしており、触ると「針葉樹」や「薬品」などを連想させるようなスッキリとした爽やかな香りを漂わせます。そのため、ローズマリーを気軽に触れるような小道の脇やガーデンテーブルの隣等に植えると良いかもしれません。 開花期間が長く温暖な気候では一年を通して花が見られます。花の色は薄い紫色、葉腋から出る短い茎に4個~16個まとまって咲きます。花は蜜蜂に大変好まれます。そのため、ローズマリーの場所が蜜蜂に認識されたら、沢山の蜂が訪れるようになるかもしれません。 |
コテージガーデンにおすすめの装飾品等
コテージガーデンは、イギリスの田舎のお庭を表現して作られています。そのため、イギリスの田舎で使われる古い農具や道具などがディスプレイされたり、また伝統的にバラやクレマチス等を這わせるためにアーチを設置したり、自然との共生を演出する目的でバードハウスやバードバスなどが設置される事もあります。
そのため、コテージガーデンで装飾品等を選ぶ際は、イギリスの文化を感じさせる物や経年を感じさせる物がおすすめです。最新素材でもエイジング加工(長く使っているように見せる加工)しているものを選んだりすると良いかもしれません。
アーチ
アーチとは、上部が曲線を描き半球状になる門です。主に庭園の入口や小道の途中などに設置されており、プライベートな空間と外部を区切る門として機能、ツル植物等へのサポートとしての機能、お庭に立体感を出す目的等で利用されます。
コテージガーデンでアーチを選ぶ際は素材やデザイン等を見ると良いでしょう。例えば、鉄製のアーチであれば錆びるため経年を感じさせる事が出来ます。また木製のアーチであれば紫外線で色が変わるなどして経年を感じさせる事が出来ます。経年を感じさせる事で、自然と調和していくお庭を演出していくことが出来ます。
※必要に応じてエイジング加工する事も出来ます。エイジング加工とは、長年使い込まれたかのように素材を加工してアンティーク感を演出する方法です。例えば木材であれば、ペンキ▶︎ヤスリ▶︎ノコギリ▶︎ワックスの順番で色を塗ったり傷つけてエイジング加工します。
またデザインも大切です。コテージガーデンはイギリスのお庭です。そのため、西洋の歴史を感じさせるような装飾がされたアーチもコテージガーデンの雰囲気を出すのに一役かいます。
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ガーデンハウス
ガーデンハウスとは、庭に作られる家または小屋です。ガーデンハウスは趣味で使う道具類をしまったり、園芸や農業で使う道具類をしまったり、趣味や植物の手入れなどを行う作業部屋だったり、休憩場所として利用されたりします。
コテージガーデンでは、小屋はお庭の雰囲気をアンティークに演出する背景として利用されたり、また物置として利用されます。
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車輪
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ガーデンテーブル
ガーデンテーブルとは、屋外で利用される耐久性のあるテーブルです。一般的に家族や恋人等と語らう場所として利用されたり、植物に囲まれながら紅茶を飲んだり食事をしたりする場所として利用されたり、読書をするなどしてリラックスするための空間として利用されたりします。コテージガーデンでは、アンティーク調のテーブルや西洋風のテーブルがオススメです。何故なら、コテージガーデンが昔のイギリスの田舎のお庭を模して作られているからです。
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ドア・窓
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鳥かご
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お庭作りはDIY?プロの施行?どちらが最適?【PR】
お庭作りをするに当たって、素人のDIYでするのか、専門知識のあるプロに施行を頼むのか、迷う事があると思います。その場合は、DIYとプロの違いを比較して、頼んだ方がいいポイントを理解しておくことで、失敗する事なくDIYを選べたり、失敗する前にプロに任せたりする事が出来ると思います。
ここでは、DIYとプロの比較を行い、DIYの強みと、プロに頼んだ方がいい場面等を紹介して行きます。
DIYと専門知識のあるプロの比較
DIY | 専門知識のあるプロ |
---|---|
費用:費用はDIYの方が材料費のみで済むため安くすみます。 ただし、時間・労力・品質などを合わせて考えると高くついたと感じる場合があります。 | 費用:材料費の他に作業費や諸経費などがかかるため、プロに頼むと値段が高くなります。 費用は施行内容にもよりますが、外交・エクステリアパートナーズのアンケートでは100万円未満で抑える人が最も多く、殆どの人の施行費用が250万未満になるようです。 |
知識・技術:個人の能力(知識・技術)によって変わります。基本的には専門的に庭作りを行っていないため、プロと比べると品質が劣る傾向にあります。 そのため、後々に壊れたり、水捌け対策が悪くて水がたまる等の失敗するリスクが高まる傾向にあります。 | 知識・技術:プロの施工業者は専門知識を持っており、また毎日作業に従事して腕を磨いています。 そのため、安全に使いやすくする方法、時間が経っても不具合を出さない方法、品質が高いものを作る方法などを理解しています。 従って、人の目に沢山触れたり、何度も利用するような場所では、プロの施行業者に庭作りをお任せするのがおすすめです。 |
安全性:DIYは、基本的に素人の作業になるため、正しい知識と技術を持たない場合があります。そのため、プロの仕上げたものと比べて安全性・耐久性などが劣る可能性があります。 DIYは、プロと比べると作業中の安全対策がしっかり取れていなかったり、工具の使い方に拙さが出る場合があります。そのため、高い所に登ったり、危険な工具が必要な作業がある場合はプロの施行業者に任せましょう。 | 安全性:プロは専門的な正しい知識と技術を持っているため、どうすれば安全なものを作れるのか理解しています。技術力も高く、品質が高い物が出来るため、安全性・耐久性等にも期待出来ます。そのため、子供が乗って使用するような物や、台風などで飛ばされる心配がある物などは施工業者に任せた方がよいでしょう。 プロは適切な工具の使い方をしっており、適切な安全マージンも取っているため作業中の事故も少ないです。そのため、安心して任せられます。 |
時間:DIYは、慣れない作業が多く、知識も少ないため、非効率な作業になる事があります。また所有する工具が限られている場合があるため、作業効率が悪くなり完成までに時間がかかる傾向にあります。 そのため、庭を一から作ったり、庭が広かったり、作業工程が多いと、庭がいつ迄も完成しない事があります。そのため、お庭を楽しむ事がないまま時間が過ぎていったり、外からの見た目も悪いままという事態になる事があります。 従って、お庭を素早く楽しむ為にも、大まかな部分は専門業者に任せてしまい、花壇やちょっとした小道などの、細かい部分でDIYを行うと良いでしょう。 | 時間:プロは専門的に作業に従事して腕を磨いているため効率的に作業が行えます。また適切な工具を持っているため、作業が素早く済みます。 短期間でお庭を完成させたい場合はプロの施行業者に任せてしまいましょう。 |
DIYの強み!!
DIYの強みは、手作り感や完璧じゃない所が、味として感じれたり面白みとして感じれる所です。もちろん、完璧に近い完成度が求められるフォーマルなお庭では、浮いてしまう傾向がありますが、お庭のデザインをしっかり選べばDIYでもオシャレなお庭が作れます。
例えば、イギリスの田舎の庭が表現されているコテージガーデンはDIYにおすすめです。何故ならコテージガーデンでは手作り感や自然との調和が大切なため、多少花壇が崩れていたり、レンガの道に凹凸があっても気にならないからです。むしろ、完璧な完成度の花壇やレンガの小道の方が面白みがなく、お庭の中で浮く場合もあります。そのため、お庭のデザインをしっかり選べば統一感のあるお洒落なお庭作りが出来るはずです。
プロに頼んだ方がいい場面
専門知識のあるプロに施行を頼んだ方がいい場合があります。例えば、フォーマル(整形式)で洗練された雰囲気のあるお庭をつくる場合は、形が崩れていたりすると野暮ったい印象を与えたり、管理がされてない印象を与えてしまったりします。
またこの他にも、安全性が求められる物(小屋の設置等)や、熟練の技が求められる物(乱形石の乱貼り等)、やり直しがききにくい作業(セメントで固める等)などは、自分で作るよりも、プロに頼んだ方が安心かもしれません。もちろんDIYは個人の能力(知識・技術)に左右されるため、一概ではありませんが、自信がない場合は施行業者に頼んでみましょう。
専門知識のあるプロに頼む場合の手順
- お庭のデザインを決める
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。そのため、頼む前にどのような庭を作りたいのかしっかりイメージをしておきましょう。例えば、エレガントガーデンであればシンプルで洗練されたデザイン、ロマンチックガーデンであれば、愛をテーマにして丸みのある可愛らしい形の花壇をつくったり遊び心のある小道をつくったりします。
- お庭のデザインに関しては下にリンクを張るため、参考にご覧ください。
- お洒落なデザインのお庭を作るには統一感を持たせる事が大切です。そのため、頼む前にどのような庭を作りたいのかしっかりイメージをしておきましょう。例えば、エレガントガーデンであればシンプルで洗練されたデザイン、ロマンチックガーデンであれば、愛をテーマにして丸みのある可愛らしい形の花壇をつくったり遊び心のある小道をつくったりします。
- 見積もりサイトに相談
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、基本的には業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して施行業者を紹介して貰いましょう。
- 何故なら直接、外構業者に頼むと、比較するものがないため、業者が出す条件にそのまま乗ってしまい料金が高くなりやすいからです。
- 見積もりサイトの相談は簡単です。予算がどれくらいあり、庭をどのようにしたいのかを相談して、ある程度の値段などを聞いてみましょう。
- 見積もりサイトは地域にある専門業者を多数知っているため、相談内容に合わせて、その筋の専門業者を紹介してくれます。
- 外構業者に直接頼む事も出来ますが、基本的には業者の得意分野に精通している見積もりサイトに相談して施行業者を紹介して貰いましょう。
- 2社~4社の専門業者を選び紹介してもらいましょう。
- 見積もりサイトから紹介して貰う専門業者は2社~4社が良いでしょう。何故なら、1社ではよりよい業者との出会いを潰してしまい他の業者との比較が上手く出来ない可能性があり、5社~6社と紹介して貰う業者を増やしすぎると見積もりに立ち会う時間などが長くなり、比較するものが増えすぎて混乱してしまう事が多くなるからです。
- 見積もりの流れ
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査をして貰います。
- 現地調査では図面が必要になるため準備しておきましょう。また作りたい庭のイメージは口で伝えるのが難しい場合があります。そのためイメージにあった写真を準備しておき、業者に要望を伝える時に一緒に見せるとよいでしょう。
- プランニング
- 専門業者が現地調査とヒアリングを元に、デザインと設計を行います。見積もりが出るまでに数日から数週間程度かかります。
- 専門業者からのご提案
- 専門業者からプランと見積書が提出され説明して貰えます。プランや見積もり、説明がイマイチだった場合は、その場で見積もりのお礼と、断りたい理由を伝えて、残念ながらお断りすることを伝えましょう。
- プランと見積もりは、他の見積もりと比較するために一度持ち帰りましょう。
- 見積もりが揃ったら比較して、プランの修正や見積もりの修正を依頼する事も出来ます。
- 紹介して貰った業者と時間を合わせ、現地調査をして貰います。
- 納得のいく見積もりが出たら依頼をしましょう。
- 見積もりに納得が出来たら、専門業者お願いする旨を伝えて施行をお願いしましょう。
- 残念ながらお断りする専門業者には、見積もりをして貰った事への感謝と、お断りする理由を添えて、お断りする旨を伝えましょう。断り辛いと感じる場合は、最初に相談した相見積サイトが代行してお断りを連絡してくれる事があります。
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