- 原産:メキシコ/中央アメリカ
- 科:サトイモ(Araceae)
- 属:モンステラ(Monstera)
- 種:ホウライショウ(Monstera deliciosa)
- 流通名:モンステラ
- 別名:モンステラ・デリシオサ/スイスチーズ・プラント(Swiss cheese plant)/スプリットリーフ・フィロデンドロン(split-leaf philodendron)/デリシャスモンスター(delicious monster)/フルーツ・サラダプラント(fruit salad plant)
- 開花時期:夏頃(稀に咲く)
- 花の色:黄色●白色〇
- 葉の色:緑色●黄色●白色〇
- 香り:
- 分類:多年草
- 登攀方法:気根(付着根)
- 草丈:約200~2000cm
- 誕生花:9月30日・12月15日
- 花言葉:献身・深い関係・壮大な計画・嬉しい便り
- 用途:カラーリーフ/ツル植物/日陰植物/切り花/エスニックガーデン
- 購入方法:モンステラ(ホウライショウ)を楽天で購入
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
モンステラ(ホウライショウ)とは!?
モンステラ(ホウライショウ)は学名Monstera deliciosa、単に「モンステラ」と呼ぶ場合は本種を指している事が多く、和名では「ホウライショウ」と呼ばれている多年草です。原産地はメキシコおよび中央アメリカにあり、自生地は湿潤な熱帯雨林などにあります。
モンステラ(ホウライショウ)の語源(由来)
- 属名のMonsteraはラテン語で「怪物」「異常」などを意味しており、穴の空いた個性的な葉の形に由来します。
- 種小名のdeliciosaはラテン語で「美味しい」を意味しており、甘い香りを漂わせる食用の果実に由来します。
モンステラ(ホウライショウ)の特徴(魅力)
- モンステラ(ホウライショウ)は、葉が非常に大きく存在感があり、また所々に穴が空く個性的な外観をしています。そのため、一般的に葉を鑑賞する目的で育てられる植物です。
- 草姿はツル性、茎からは気根を出して樹木等に浸透または付着しながら上へと成長していきます。野生では2000cmの高さまで成長する事もありますが、栽培環境では一般的に200~300cm程度にしかなりません。
- 気根を浸透または付着させて成長する習慣がある事から、屋外では樹木の傍で育てられたり、また気根の付着しやすいヘゴ支柱やココスティック(トーテムポール)等に誘引して育てられる事もあります。
- 葉は非常に大きく長さ25~90cm程度までになるため遠くからでもよく目立ち、強い存在感のある豪華な葉姿が楽しめます。
- 葉の形状は心形、幼葉には裂けや穴がないですが、成熟すると葉の葉縁部分が羽状に裂け、葉の中に穴が空きます。その形状から英名ではSwiss cheese plant(スイスチーズの植物)とも呼ばれています。
- 葉は装飾品のようなお洒落さがあるため、トロピカルな雰囲気を演出するインテリアにもなり、また切り花として利用される事もあります。
- 花は株が成熟して適切な環境に置かれる事で開花することがあります。花序はサトイモ科でよく見られる肉穂花序、肉穂花序は多肉質な花軸に多数の花を付けるためバナナのような外観をしていおり、肉穂花序を包む仏炎苞は白色です。
- 果実はトウモロコシのような形状をしており、表面に六角形の鱗片が密についています。
- 果実は成熟までに一年以上かかり、熟すと六角形の鱗片が剥がれ、バナナやパイナップルに例えられる甘い香りを漂わせます。
- 果実は食用です。ただし、完熟前の果実にはシュウ酸カルシウムの針状結晶を含有しており、また完熟には一年以上の月日が必要で、完熟後は急速に劣化します。そのため、適切なタイミングで食べるのが難しい植物です。
- シュウ酸カルシウムの針状結晶は、口内で炎症を引き起こして口内を荒らしたり、嘔吐を引き起こしたり、尿路結石になる等のリスクが生じさせる可能性があります。
- モンステラ(ホウライショウ)は観葉植物の中でも高い耐陰性があり、光量が500lux~2500luxの弱い光の環境の中でも育てる事が可能です。
モンステラ(ホウライショウ)の茎は長さ約500(~2000)cm、茎の直径は約5(~7)cm、茎はツル性、茎の色は緑色で成熟すると半木質化して淡い褐色になる、茎は気根を出し樹木等に付着して登攀します。
葉序は互生葉序、葉柄は長さ約50(~100)cm、葉色は緑色、葉身の長さ約25(~90)cm、葉身の幅は約25(~75)cm、葉身の形は心形、幼葉は裂けや穴がなく、成熟すると羽状中裂または羽状深裂したり葉の中に穴が空く、葉の質感は革質、葉の表面は光沢がある。
花序の長さ約10(~25)cm、花序は肉穂花序、肉穂花序は多肉質な花軸に花柄のない小さな花が多数密生するようについており、肉穂花序を包む様に外周には仏炎苞があります。肉穂花序の色は白色から薄い黄色、仏炎苞の色は白色から薄い黄色をしています。
果実は集合果(多数の果実が集まり1個の果実に見える)、集合果の形は長球形で表面には六角形の鱗片があり、大きさは長さ約20(~25)cm、色は緑色もしくは黄色です。
モンステラ(ホウライショウ)の園芸品種の紹介
有松植物園 楽天市場支店 育て方・楽天で購入 イエローモンスターは、葉の色が緑色とクリーム色(黄色)の二色からなり、葉全体に絵の具を散らしたかのような黄色の散班が入ります。黄色は「太陽」や「光」を象徴する色です。光を反射する力が強く、明るさを強調するため輝くような印象を与える事が出来ます。そのため、元気よく活力を感じさせるお庭によくあう園芸品種です。 | home and garden BHMS 育て方・楽天で購入 モンステラ(タイコンステレーション)は、葉の中に飛沫が散ったような散班または掃け込み班が入る、白色または黄色は明るさを強調する色のため、お庭の中に明るい雰囲気を演出したい時などにおすすめの品種です。また他のモンステラと同様に、葉は非常に大きく存在感があり、縁部分に切れ込みが入る個性的な外観をしています。 |
育て方・楽天で購入 ホワイトタイガーは、葉の中に不規則に白色の班が入ります。班は葉全体が白色になるか、葉を区切るように白色の切り班が入るか、白色の掃け込み班が入ります。白色は穢れのなさや明るさを演出することができるため、ウェディングガーデンやエレガントガーデンなどにピッタリな品種となります。 |
モンステラの主な種と園芸品種は下のリンクから紹介しています。
モンステラ(ホウライショウ)の育て方
花壇の土づくり
日当り
モンステラ(ホウライショウ)は、自生地が森林の中などにあります。そのため、基本的には間接光が当たるだけの日陰の中で育てる事が出来ます。
モンステラ(ホウライショウ)は直射日光は必要としません。直射日光も朝の1~2時間程度であれば問題ないですが、それ以上の直射日光が当たる場所で管理すると、光合成能力を超えてしまい葉焼けを引き起こして株が弱りやすくなります。
- 日向とは、直射日光が6時間以上当たる場所です。
- 半日影とは、直射日光が3時間から5時間程度当たる場所です。また基本的には午前中のみ日が当たり午後から日陰になる場所になります。
- 明るい日陰とは、間接光だけが当たる日陰または直射日光が2時間程度までの場所です。
モンステラ(ホウライショウ)は日陰の中の弱い光(500~2500lux)でも生き残ります。ただし成長が停滞しやすいです。株の強い成長や新しい葉を生み出したい場合は、もう少し強い光を当てた方が良いでしょう。※理想的な環境は気温などにも左右されるため、環境に合わせて管理する場所を変えましょう。
光のレベル
- 弱い光:500~2500lux
- 中程度の光:2500~10000lux
- 明るい間接光:10000lux~(直射日光なし)
土壌の土質
モンステラ(ホウライショウ)は、通気性・排水性・保水性のバランスが良く、有機物がしっかり入る肥沃な土壌を好みます。
注意することは粘土質な土壌を避けることです。ある程度の水分を保った土壌で、最もよく成長しますが、水分が停滞するような土壌では根腐れを引き起こします。
そのため、植え付けの前に土壌診断を行い、土壌の通気性と保水性のバランスを改善して、腐葉土等の有機物を入れ肥沃な土壌に改善しましょう。
土壌診断と改善の行い方
- 土を掘る時に土が硬い場合は作土層が十分でない可能性があります。
- スコップで土を深くまで掘り返し石等を取り除きます。
- 適度に濡れた土を、手にとり握って土塊を作り、通気性・保水性などを診断します。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 保水性を改善したい場合は保水性を高める用土(堆肥や黒土など)を入れると良いでしょう。
- 手のひらを開いても土の塊は崩れず、土塊を軽く指で押すと崩れる場合は通気性と保水性のバランスが良い壌土に近い土壌です。幅広い植物に向く土壌です。
- 植物に合わせて保水性を好む植物であれば保水性を高める用土(黒土やバーミキュライト等)を入れたり、乾燥を好む植物であれば排水性や通気性を高める用土(川砂やパーライトなど)を入れましょう。
- 手のひらを開いても土の塊が崩れず、指で押しても崩れる感じがない場合は粘土質で水捌けが悪い土壌の可能性があります。必要に応じて排水性・通気性を高める用土(川砂・パーライト等)を混和しましょう。
- 手のひらを開き土の塊がバラバラと崩れる場合は通気性と排水性の高い砂壌土や砂土に近い土壌です。栄養の乏しい土壌や乾燥に強い植物にむきます。
- 土壌に入る有機物の量を診断しましょう。土の色を見て、有機物が沢山入る肥沃な土の場合は有機物(腐植)が多く含むため土の色が黒っぽくなります。一方で有機物(腐植)が少ない場合は土の色が薄くなります。
- 土壌の状態とバランスを見ながら、2割から3割を目安に堆肥(腐葉土・バーク堆肥等)を土壌に混和しましょう。
楽天で人気の高いおすすめの堆肥
鉢土づくり
日当り
モンステラ(ホウライショウ)は、自生地が森林の中などにあります。そのため、基本的には間接光が当たるだけの日陰の中で育てる事が出来ます。
屋内で管理する場合は、窓辺などの明るい場所に置くとよいでしょう。ただし南向きの窓などで育てる場合は、強い日差しが植物に当たり葉焼けする事もあるため注意が必要です。日差しが強く当たる場合はカーテンやブラインドで光を和らげたり、窓から少し離すと良いかもしれません。
一方で、植物に当たる光量が少ない場合があります。暗い場所では、葉色が悪くなったり、生育が非常に遅くなったり、生育不良で枯れる事があります。植物の健康な成長を促すために、屋内で育てる場合も最低500lux~2500luxの光が当たる場所で管理してあげると良いでしょう。また光に当てる時間も最低でも12時間以上必要です。
光のレベル
- 弱い光:500~2500lux
- 中程度の光:2500~10000lux
- 明るい間接光:10000lux~(直射日光なし)
※照度(lux)を調べる方法は、携帯のアプリや照度計などがあります。携帯のアプリでも手軽に調べられますが、詳しく調べたい方は楽天に売ってある照度計を利用すると良いでしょう。
※照度が少ない場所で育てたい場合は楽天に売ってある植物育成ライトを利用してみるとよいかもしれません。植物育成ライト以外の人工的な照明の光には光合成に必要な波長が僅かにしか含まれない事があるため、十分の照度あると思っても植物がしっかり育たない事もあるため注意が必要です。
培養土
モンステラ(ホウライショウ)は、一般的な観葉植物の培養土で育てられます。
培養土を自作する場合は、通気性・保水性の良さに気をつけたり、鉢を移動することも考えて軽めの用土を使ったり、微生物(カビや細菌等)がわかないように無菌で栄養の少ない土(ピートモス等)を使ったりすると良いでしょう。ただし、軽すぎる培養土をつくると植物を支えられなくなる事もあるため注意してください。
培養土の配合例
- 赤玉土(小粒・中粒)+ピートモス(調整済)+ゼオライト(or 珪酸塩白土)=5:5:適量
- 赤玉土(中粒・小粒)赤玉土(小粒・中粒)+バーミキュライト+ピートモス+バーク堆肥=3+3+3+1
楽天で人気の高い培養土を購入する
- super grade Ⅱの培養土はサラサラとした粒状の用土のみで構成されており堆肥が使用されていない所が特徴です。
- 堆肥が使われていないため、昆虫や微生物湧きにくく、お部屋でも使いやすいです。
- 堆肥が原因で夏場に蒸れる事がないため、多湿で植物が弱りにくくなります。
- 培養土は擬似団粒構造を形成しており優れた保水性・排水性・通気性・保肥力があります。
- 培養土の中には保水剤(CMC)が配合されているため水持ちがよく管理が楽になります。
- 培養土に含まれる赤玉土は焼きが入り硬質なため、劣化しにくく繰り返して何度でも使えます。
- 赤玉土には肥料も含有しているため植物の成長が良くなります。
- 肥料は3種類配合されており植物の成長段階に応じて非常に長く放出されます。
- 堆肥は入っていませんが、質の良い腐植酸が配合されているため、地力の高い肥沃な培養土となっています。
水やりの仕方
モンステラ(ホウライショウ)は、比較的に乾燥に強い植物ですが、やや湿り気のある土壌を好みます。そのため、土壌の状態を見ながら、やや湿り気のある土壌に保つようにしましょう。
ただし、何時までも水分が停滞するジメジメした環境は根腐れを引き起こす原因となるため、土壌の状態を見ながら、水やりを行う必要があります。
水やりの頻度と与え方
水やりの頻度は環境(植える場所や土質)にも左右されますが、基本的には土の表面が乾いてきたタイミングで水やりを行うといいでしょう。水やりは、土壌内に新鮮な酸素を行き渡らせる目的もあるため、一度に与える水の量はたっぷりと与えてください。
湿度を高める
モンステラ(ホウライショウ)は、熱帯に自生する事も分かる通り、基本的には高湿度を好む植物です。
ただ他の熱帯植物のように、湿度が低いから葉が乾燥して損傷したり、葉が落ちるということは少ないです。そのため、高湿度を保つ事が必ず必要というわけではありません。株の健康な成長や綺麗な葉を保つ為に、出来る範囲で湿度を高める対策をしてあげると良いでしょう。
湿度を高める方法一覧
- 霧吹きする
- 植物の葉に直接水を吹きかけることで湿度を上げることができます。週に1回程度の頻度で霧吹きすると良いでしょう。
- 受け皿に水をためる
- トレイの上に綺麗な小石などを置いて、鉢をその上に設置します。鉢に水が触れないようにトレイの中に水を入れましょう。
- 鉢(鉢土)に直接水が触れるとトレイから水を吸水して培養土が極端に湿ります。培養土がジメジメすると根腐れを引き起こす原因になる事があるため注意してください。
- トレイの水が蒸発することで周囲の湿度が上がる仕様です。
- 加湿器を使う
- 加湿器を使うことで簡単に空気中の湿度を調節することができます。
- 観葉植物をグルーピング
- 観葉植物をグルーピングして近くに置く事で、それぞれの植物が放出する蒸散作用で局所的に湿度が高まり周囲に微気候が形成されます。観葉植物を近くに置くだけのため、比較的に簡単に湿度を上げることが出来ます。
水やりのチェックを簡単にするオススメの道具
- 水やりチェッカー(サスティ)とは、視覚的に分かりやすく色の変化で水やりのタイミングを教えてくれる水分計です。
- 白色(水やり必要)・青色(水やり不要)
- 水やりチェッカー(サスティ)は世界で初めて家庭用水分計で「PF値」が採用されています。PF値は、殆どの植物の生育に阻害がない有効水分域の中のPF2.0付近で色が変わるように設計されているため、水やりの失敗を減らします。
- PF2.0は、どんな土や多肉・観葉植物・草花にも対応しますが、乾燥に強い多肉植物では色変わり後に若干の猶予があり、乾燥に弱い草花では色変わり後は直ぐに水やりをした方が良いかもしれません。
- PF値とは、土壌の水分が毛管力によって引き付けられている強さの程度を表している数値で、これを使う事で土壌の湿り具合や植物への水やりのタイミングが分かるようになります。殆どの植物にとって利用しやすいPF値は1.7~2.3の間にあります。常にPF値が1.7より下の値にあると、多湿を嫌う多肉などは湿潤すぎて根腐れを引き起こしやすくなったり、PF値が2.3より上にあると乾燥が苦手な草花などは水枯れを引き起こしやすくなります。
- 水やり三年と言われるプロでも難しい水やり作業が、水やりチェッカー(サスティ)を使うだけで安心して行えるようになります。
- 水やりチェッカー(サスティ)は水やりが難しい植物(ラン・多肉)にも対応しています。
- 中芯は6ヶ月~9ヶ月経つと水やりをしても青色に変化しなくなるため、変化がなくなったら中芯の交換が必要になります。
剪定のやり方
モンステラ(ホウライショウ)は、屋内で育てた場合は、比較的に成長が緩やかなため、あまり剪定を必要としません。
ただし十分な光・水・栄養がある環境ではグングンと大きく成長する事があります。そのため、株の大きさを制御する目的や見た目をよくする目的などで、切り戻し剪定が必要になる事もあります。
- 剪定の時期
- モンステラは生育期間中であれば何時でも剪定が行えます。ただし強い剪定をする場合は活発な成長が始まる前の早春から春に剪定を行う方が良いでしょう。
- 剪定のやり方
- 傷んだ葉・枯れた葉・病気の葉などがある場合があります。このような葉は健康な葉の成長を阻害するため、出来るだけ茎に近い所で剪定して取り除きます。
- ツル性の茎が長く伸びて、草姿が乱れる事があります。そのため、大きさを制御する目的で剪定が必要になる事があります。株のバランスを見ながら好みの長さを決めて、茎の節の上で切り戻し剪定しましょう。
- 茎葉が増えすぎて過密になると、鉢が倒れる危険が増えたり、見た目が悪くなったり、風の流れや日当たりを悪くしたりして健康な生育を妨げることがあります。剪定して葉を減らしましょう。剪定の優先順位は株の下の方にある、小さく成長が悪い葉をまず取り除きます。次に過密になっている所の葉または茎を、全体のバランスを見ながら剪定して取り除きましょう。
- 茎から伸びる長い気根は、全体の外観を悪くする場合があります。気根は、植物が乾燥してきた時のサインや、支柱に絡ませたい時などで必要とする場合もありますが、基本的には切って問題ありません。
冬越しする方法
Hardiness:10~11
モンステラ(ホウライショウ)は寒さに弱いため屋外での越冬はむずかしいです。冬越しさせたい場合は、冬越し対策が必要です。
- 鉢植えで育てている場合は、室温が10度以上ある日当りのよい室内に入れて管理しましょう。
- 暖地などの暖かい地域であればカバーを被せるなどの、霜対策を行うだけでも越冬出来る可能性があります。
- 地植えしている場合は、株を掘り起こし鉢植えにして屋内などで管理します。それが難しい場合は、株元に腐葉土などを入れて霜から株元を守り、また株全体に寒冷紗等をかけて寒さや凍結から株を守ります。