オミナエシの特徴
オミナエシは秋の七草の1つ。株元から数本の長い茎を直立に伸ばし、草丈は1mを越えるまでに成長します。花期には先端に黄色く可愛らしい小花をたくさん付け自然味溢れる花壇を演出してくれるでしょう、 草丈の高い花ですが、こまめに切り戻しを行えばコンテナで育てる事も出来ます。 強健で耐寒性、耐暑性がありとても丈夫で育てやすい花です。 |
植物の種類や育て方の紹介を行います
オミナエシは秋の七草の1つ。株元から数本の長い茎を直立に伸ばし、草丈は1mを越えるまでに成長します。花期には先端に黄色く可愛らしい小花をたくさん付け自然味溢れる花壇を演出してくれるでしょう、 草丈の高い花ですが、こまめに切り戻しを行えばコンテナで育てる事も出来ます。 強健で耐寒性、耐暑性がありとても丈夫で育てやすい花です。 |
オミナエシは日当たりが良く通気性のいい土を好みます。逆に日影では花が綺麗に咲かず、粘土質の土では多湿になり立枯病等のカビ性の病気にかかりやすくなります。 植付けの前に土の診断を行い、腐葉土や通気性・保水性のいい改良用土を入れてあげましょう。 | |||
鉢植えでは「通気性」がよく「保水性」もある培養土を作成します。 作成例 解説 | |||
オミナエシは暑さに強く直射日光にも耐え、花を咲かせてくれます。梅雨明け頃、夏が始まる頃にに一度切り戻しをしてあげてください。 | |||
オミナエシは寒さに強く屋外でも特に対策の必要なく冬越し出来ます、枯れたら枝を切り戻しロゼット葉が隠れないように株元を腐葉土でマルチングしてあげましょう。 | |||
肥料は控えめに、植え替えたばかりなら元肥だけで十分です。 冬はボカシ肥料や堆肥を株元に与え、来年の成長に備えてあげましょう。 | |||
オミナエシは春頃に摘芯する事で分枝がよくなり、梅雨前に切り戻しを行う事で株の高さを抑え花数を増やす事ができます。 | |||
オミナエシは挿し木で増やす事ができます。 挿し木時期は五月~六月が最も適しており、10月頃(挿し木のまま冬越し)まで行えます。切り戻した枝等を利用しましょう。 | |||
オミナエシの発芽適温は15℃~20℃前後です、三月頃から種蒔が行えます。 バーミキュライトと赤玉土をブレンドした土(土はお好みで大丈夫)に種を撒き、軽く指で押して土と種を密着させましょう。光に影響されない種子なので、土を被せても被せなくてもOKです。種蒔後は乾かさないように管理しましょう。上の画像のリンクからも種蒔のやり方が載っています。 | |||
株分けで増やす | |||
オミナエシは株分けで増やすことが出来ます。 休眠期に株を掘り起こし土軽く落としたら、根茎をハサミまたは手で切り分けましょう。その際、出来るだけ根を傷付けないようにおこなってください。 | |||
病気 | |||
うどん粉病 うどん粉病はsphaerotheca等の菌が原因でおこる病気です。乾燥した環境で発症しやすく、発病すると白い粉状のカビが葉に付着し、徐々に株全体へと広がります。そのため光合成ができなくなり生育不良たなり、酷いと枯れる事もあります。治療は感染した葉を取り除き殺菌剤(ダコニール1000・フルピカフロアブル等)を散布して病気の広がりを抑えましょう。 立枯病 立枯病は土壌に潜むフザリウム菌やリゾクトニア菌が根や地際部から感染して起こります。発症すると、地際付近の茎の表皮が褐色に腐敗し上部は水枯れしたような症状がおこります。治療は難しく発症部位から下を切断して治る事もありますが、基本は株を抜き病気の広がりを抑えましょう。花壇の土の通気性を上げて有用な微生物を増やす事で病気を減らす事が出来ます。 | |||
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オミナエシ属の種類 | |||
目次 | ||
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花壇土 | 鉢土 | 水やり |
肥料 | 剪定 | 夏越し |
冬越し | 増やし方 | 病気 |
カラミンサ・ネペタの学名はClinopodium nepetaまたは同義語でCalamintha nepeta、別名では「レッサー・カラミンサ(lesser calamint)」とも呼ばれるヨーロッパ・アジア・アフリカを原産とする多年草です。
カラミンサ・ネペタの草丈は約10~50cm、草姿はブッシュ状、茎は直立、分枝は斜上する、茎の色は緑色です。葉序は対生葉序、葉身の形は卵形、葉の色は緑色です。花序は輪散花序、花冠は唇形花、唇形花は上唇と下唇があり、上唇は裂片が一個で中央が浅く裂け、下唇は裂片が三個、花の色は白色・桃色・紫色、花冠の下唇にスポットが入ります。
育て方・楽天で購入
カラミンサ(モントローズホワイト)の特徴は、成長が早く開花も早くから楽しめる所、花の数がとても多く茎を覆うように花が咲くため華やかな花姿が楽しめる所、花の色が白色をしていて明るく輝いているように見える所等にあります。
カラミンサ(ホワイトクラウド)の特徴は、花の数がとても多く、白花が株を覆うように咲き、雲を思わせるような外観をつくる所、葉にはレモンやオレガノを想像させるような香りがある所等にあります。
カラミンサ(マーベレッテホワイト)の特徴は、草姿がコンパクトで均一性が高く行儀よく成長するため見た目が良い所、早咲きの性質があり開花が早くから見られる所、花の色が白色をしていて明るく輝くような印象を感じさせる所等にあります。
カラミンサ・ネペタは、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。
そのため基本的には日向で育てる方が良いでしょう。また半日影までで育てる事が出来ます。
カラミンサ・ネペタは、水捌けがよい土壌であれば土質は殆ど選びません。基本的には通気性・排水性・保水性のバランスが良く、適度に肥沃な土壌で育てると良いでしょう。
注意することは水捌けの悪い場所で育てたり、粘土質な土壌で育てる事です。水分が停滞するような土壌で育てると根腐れを引き起こして生育不良になったり、枯れたりすることがあります。
そのため、植え付けの前に土壌診断を行い、土壌の通気性を良くしたり、通気性と保水性のバランスを改善したり、腐葉土等の有機物を入れて適度に肥沃な土壌にした方が良いでしょう。
カラミンサ・ネペタは、日光のよく当たる場所で最もよく成長して沢山の花を咲かせます。
そのため基本的には日向で育てる方が良いでしょう。また半日影までで育てる事が出来ます。
カラミンサ・ネペタは、一般的な草花の培養土で育てられます。培養土を自作する場合は通気性・排水性・保水性のバランスが良く適度に肥沃な培養土で育てましょう。
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カラミンサ・ネペタを地植えしている場合は、基本的に水やり不要です。ただし、生育が活発な期間、夏場などの乾燥しやすい季節、雨が長く降らない時にどは必要に応じて水やりが必要になります。
カラミンサ・ネペタを鉢植えで育てる場合は、地植えと比べて土の乾燥が早くなるため注意が必要になります。そのため、水やりの頻度は地植えと比べて多くなります。
水やりのタイミングは、基本的に土の表面(数cm)が乾いてきたタイミングで行うといいでしょう。水やりの量は、土壌内に新鮮な酸素を行き渡らせる目的もあるため、一度に与える水の量はたっぷりと与えてください。
カラミンサ・ネペタの剪定は、晩秋から早春に行います。
カラミンサ・ネペタは冬になると、株は休眠に入り地上部の殆どが枯れます。枯れた枝は、残しておくと、株内部への日当たりや風通しが悪くなり、春からの新しい成長が阻害されてしまいます。そのため、必ず剪定して下さい。
剪定のやり方
剪定の時期は、晩秋から早春頃です。剪定の方法は、枯れた茎を根元付近まで強く切り戻し剪定します。
アズールフェアリーは北アメリカ原産のエリゲロンスペリオスの改良品種で、春から夏にかけ薄紫の細い花弁を無数につける、直径3mm程の可愛らしい花です。 草姿はマウンド状になりますが、匍匐茎のため地面に接した節からは根を伸ばし増えていきます。ある程度は管理して育ててあげて下さい。 またお日様の当たらない場所や窒素肥料が多くなると茎が徒長するばかりで花はつかなくなります。日当りのいい場所に植え、肥料はリン酸の多いものを与えましょう。 耐寒性や耐暑性があり丈夫で、乾燥や病害虫にも強く、殆どお世話をしなくても元気に育ちます。 ネットでは周年購入できます。値段は300円から500円程です。 |
スペリオス-アズールフェアリーに必要なものは「通気性」と「日当り」です。窒素肥料が効きすぎると花付きの悪化を招くので砂質でCECが低く水はけのいい土がおすすめです。 おすすめ |
鉢植えでは「通気性」いい培養土を作成しましょう。 作成例 赤玉土(小or中)六割+腐葉土三割+パーライト一割+元肥 解説 パーライトを入れる事で通気性が高まり、また真珠岩タイプのパーライトを用いれば保肥力を高めることなく保水性も上げ管理が楽になります。 長期間咲くエリゲロンですが、リン酸がないと花付きが悪くなります!元肥はしっかり施しておきましょう |
スペリオス-アズールフェアリーは夏に強い花です。特にお世話する必要はありませんが、この時期は花が一段落するので切り戻しを行い形を整えてあげてください。 |
スペリオス-アズールフェアリーは耐寒性があり、ほとんどお世話の必要がありません。 暖地であればこの時期もポツポツお花が咲いています。 |
肥料は冬を除き、水でゆっくり溶けだす緩効性肥料を少なめに月に一度ほど与えましょう。 冬は遅効性の有機肥料や腐葉土を与え、来年の成長に備えて下さい。 |
基本的に剪定の必要は無いですが、放置するとどんどん株が広がっていきます。 切り戻しを行い調整してあげてください。 |
スペリオス-アズールフェアリーの挿し木はとても簡単で、清潔な土に挿し、水遣りさえ怠らなければ殆どつきます。 時期は真冬を除き1年を通し可能です。 葉を三、四枚残し五センチ前後で切り分けて、半日程水につけておきましょう。 清潔な赤玉土(小)に挿してください。 |
エリゲロンは花後に綿毛の様な種を付けます。採取した種は休眠させる必要がなく、秋または春に撒きましょう。 使用する種まき用土はバーミキュライトと赤玉土をブレンドした土に種を撒き、軽く指で押して土と種を密着させましょう。 種まき後は乾かさないように管理して下さい。 上の画像のリンクからも種蒔のやり方が載っています。 |
病気 |
うどん粉病 乾燥した環境で発症しやすく、風で胞子が葉にくっつき感染します。発症すると白または灰色の粉状の胞子が葉に広がり、放っておくと株全体に病気が広がり枯れる事もあります。治療法は感染した葉を取り除き殺菌剤(ダコニール・フルピカフロアブル)等で治療と予防を行ってください。 立枯病 立枯病は土壌に潜むフザリウム菌やリゾクトニア菌が根や地際部から感染して起こります。発症すると、地際付近の茎の表皮が褐色に腐敗し上部は水枯れしたような症状がおこります。治療は難しく発症部位から下を切断して治る事もありますが、基本は株を抜き病気の広がりを抑えましょう。花壇の土の通気性を上げて有用な微生物を増やす事で病気を減らす事が出来ます。 |
エリゲロンの種類 |
種から育てられる園芸植物とは、自分で草花の種を撒いて増やせる植物です。
種から、草花を育てる魅力は苗を直接買うよりも低予算で沢山の苗の揃えられる所や、店頭では矮性品種が並びやすいですが種から育てれば高性品種を揃えられる所、店頭では根鉢が回った苗が出回ることも多いですが種から育てれば根鉢ができる前に定植出来て生育不良になりにくい所などにあります。
ここでは、種まきをする時に必要な知識として、発芽条件や発芽促進処理のやり方、種の保存方法や種から育てられる園芸植物の種類を紹介しています。紹介の欄には植物の種類や育て方のリンクもつけているため、もっと知りたい方はそちらもご活用ください。
種は発芽する過程で水を常に吸水しており、温度が適温にあると呼吸を開始して貯蔵養分を分解しながら発芽のためのエネルギーを蓄え、準備が整うと発芽します。そのため発芽の過程では「水分」「温度(適温)」「空気(酸素)」の三要素が欠かせません。
また上記の三要素以外にも、特定の種は「光」が発芽に影響を与えたり、種が「休眠」している事で発芽能力があり水分・温度・空気を適切に与えられても発芽しないことがあります。
発芽条件を知ることで「水分」「温度(適温)」「空気(酸素)」の大切さや、発芽しなかった時の理由を理解することが出来ます。
水分は種の発芽のための最も重要な要素の一つであり、発芽期(物理的吸水・生理的吸水・成長的吸水)において、水切れ(乾燥)を一度でも起こすと種が発芽しない大きな要因ともなります。
その一方で、過剰な水分を与えると酸素不足を引き起こして呼吸が阻害され発芽不良になる事もあります。適切な水分を与えることが種の発芽のために重要な要素となります。
発芽期の三段階
①物理的吸水:水分が種皮から種の内部に、物理的に染み込んでくる段階です。
発芽適温じゃなかったり、発芽能力のない種でも起こり、含水率が高まり種が膨張します。
②生理的吸水:吸水した水により種の中の消化酵素が活性化され、種子に蓄えられているデンプン・タンパク質・脂肪等が分解されて、幼芽や幼根の成長に必要な材料を準備しする段階です。
この段階に来ると含水率が、殆ど変化しないようになります。
③成長的吸水:種皮は破られて発根と発芽が始まり、活発に成長します。
この段階になると、停滞していた吸水が再び活発になり、十分な水分を必要とするようになります。
種はある一定の温度にならないと発芽しません。
発芽するために必要な温度は「発芽最低温度」「発芽最高温度」「発芽適温」の三種類に分類されており、種を撒く際に大切なのは発芽適温を確認する事です。
発芽最低温度:種が発芽を始める最も低い温度になります。最低温度は植物によって違いますが一般的に0~10度になり、発芽適温に近付くにつれて発芽率がよくなります。
発芽適温:発芽適温とは、発芽に最も適した温度になります。発芽適温から温度が上がったり下がったりすると徐々に発芽率が悪くなります。
発芽最高温度:種が発芽できる最も高い温度になります。最高温度は植物によって違いますが一般的に25~35度になり、温度が下がり発芽適温に近付くにつれて発芽率がよくなります。
温度の測り方
種が発芽するための温度とは、大気中の気温ではありません。地表面または地中の中の地温です。地温は温度計(土壌テスターなど)を利用する事で測ることが出来ます。
花壇や畑に種を撒く時は、発芽率を上げるために測っておくと安心です。
種は生理的吸水の段階に入ると、呼吸により酸素を取り入れ、エネルギーを蓄え始めます。
空気(酸素)は基本的に大気中に沢山あるため、発芽段階で問題になることは基本的にありません。
ただし種が地中深くに埋まっていたり、土が粘土質で通気性が悪かったり、水に浸かっていると、酸素が足りずに発芽不良になる事があります。
そのため、空気の大切さも知り、種を撒く事が大切になります。
一般的な植物の種は、光が発芽に影響を与えない「中間性種子(非光感受性種子)」です。そのため、発芽に必須な三要素の中には「光」が入っていません。
ただし、特定の植物の種は光が発芽に影響する事があります。光により発芽が促進される種は「好光性種子(光発芽種子)」と呼ばれ、光により発芽が抑制される種は「嫌光性種子(暗発芽種子)」と呼ばれています。
好光性種子とは、光に当たることを条件にして発芽する種子です。一般的に貯蔵されている養分が少ない小型の種によく見られ、地表面近くに種がある事で発芽後に生き残る可能性を上げていると言われています。
好光性種子の種は、発芽に光を必要とする事から、種は覆土しないか、種の表面にかかる程度で薄く覆土します。
嫌光性種子とは、光が当たると発芽が抑制される種子です。一般的に大豆やカボチャ等の貯蔵されている養分の多い大型の種でよく見られます。
嫌光性種子の種は、光が当たると発芽が抑制される事から、種の大きさの2倍から3倍の深さに、種を埋めます。
種子の休眠とは、発芽能力があり、適切な水分・温度・空気があっても発芽しない状態にある種子です。
種子の休眠は、不適な時期(低温・高温など)に発芽して、発芽後に上手く成長しない事を防ぐためのメカニズムになります。
休眠の状態には「1次休眠」と「2次休眠」の二タイプがあります。
1次休眠とは、種が成熟するにつれて自然に休眠にする状態をさします。そのため、親株から離れた瞬間には既に休眠状態にあります。
2次休眠とは、1次休眠をしない種または1次休眠から覚めた種が、発芽に不適な環境におかれた時に、再び休眠に入る状態のことをいいます。
休眠の種類は大別すると「外部休眠」と「内部休眠」の二種類にわけることが出来ます。また一部の種子(アイリス等)では外部休眠と内部休眠が組み合わさるため複合休眠と呼ばれています。
外部休眠は発芽しない原因が胚以外にあり、種皮や胚乳などにあります。一方で内部休眠は発芽しない原因が胚にあります。
外部休眠
物理的休眠
物理的休眠とは、種が物理的に水分を防ぐ構造にあり、休眠状態にある種です。通常は、不浸透性の種皮が吸水を阻害することで起こります。物理的休眠の代表として最も知られているのは、硬実種子をもっているアサガオやマメ科の植物です。
物理的休眠にある種は、自然界の中では、凍結・乾燥・燃焼・微生物等の働きにより種皮が自然に分解され、時間をかけて休眠から覚めます。自然の影響を受けながら時間をかけて休眠打破する事で、種の発芽が分散されて、自然災害や気候の変動で絶滅する事を防いでいるとも言われています。
一方で園芸では、発芽が不揃いになると扱いにくいため、発芽促進法(硬実打破)を行い発芽が揃えられます。硬実種子の発芽促進法とは、種皮の一部をカットまたは削り、水分を吸水できる状態にする事です。
化学的休眠
化学的休眠とは、胚の周囲を覆う被覆物に成長や発芽を阻害する物質があり、種が休眠している状態です。自然界では雨水や雪どけ水により、発芽を阻害する化学物質が洗い流され休眠から覚めます。
機械的休眠
機械的休眠とは、胚の膨張または成長を制限する組織(種皮・その他)があるため、休眠状態にある種です。
内部休眠
生理的休眠
生理的休眠は、最も一般的に見られる休眠の形態です。胚が生理的な成長阻害機構を持っており発芽が妨げられています。一般的に成長を阻害している化学物質が分解されるか、化学物質が生成されなくなるまで後熟することで休眠がとけます。
生理的休眠は種の種類によって変わりますが一般的に「温度(低温・高温)」「乾燥」「光」によって休眠が解かれます。また園芸ではジベレリン酸 (GA3)を用いて休眠打破が行われる事もあります。
形態的休眠
形態的休眠とは、胚が未熟な状態で、種が親株から離れるため、胚が成熟して発芽するまでに一定の期間が必要な休眠の形態です。
そのため、種を収穫して直ぐに撒いても、種は発芽しません。
形態生理的休眠
形態生理的休眠は、種が親株から離れた時点で胚が未発達で、胚が成熟した後も、生理的休眠が見られる種子です。
発芽促進処理とは、休眠状態にある種に対して、物理的または生理的な処置を行って、適切な水分・温度・空気を与えた時に発芽出来る状態にする事です。※種の休眠とは、発芽能力があり、適切な水分・温度・空気があっても発芽しない状態にある種の事です。
発芽促進処理は、基本的に休眠する性質がある自家採種の種で行います。量販店などで流通している種は、一般的に発芽促進処理がされた後の種のため、購入後に発芽促進処理を行う必要はありません。
硬実種子とは、種皮が硬かったり、種皮に厚みがあり、種の中に上手く水分を吸収出来ない種子です。
硬実種子は、物理的な休眠状態にあり、そのまま種を撒いても発芽が安定しません。そのため、自家採種された種は発芽促進処理をしてから種まきがされるのが一般的です。
種皮カット
事前吸水
生理的休眠(胚休眠)とは、胚が生理的な成長阻害機構を持っており発芽が妨げられている状態です。種の休眠の中で最もよく見られる形態になります。
生理的休眠は種の種類によって変わりますが「温度(低温・高温)」「乾燥」「光」によって、成長を阻害している化学物質が分解されるか、化学物質が生成されなくなる事で、休眠が解かれます。
生理的休眠の種の多くは、冬の低温を経験した後の春に発芽する事が多い低温要求性種子です。また生理的休眠をしている種は、基本的に「アブシジン酸(休眠促進)」と「ジベレリン(発芽促進)」の二つの化学物質(ホルモン)により制御されています。
そのため、生理的休眠の種の発芽促進は、低温湿層処理またはジベレリン処理で行われるのが一般的です。
低温湿層処理
※種を保管するだけの場合は、種を湿気のない密閉容器に入れて冷蔵庫の中に保管します。
ジベレリン処理
生理的休眠をしている種は、基本的に「アブシジン酸」と「ジベレリン」の二つの化学物質(ホルモン)により制御されています。
アブシジン酸は、発芽抑制に働き休眠を強める働きがあり、ジベレリンは発芽促進に働き休眠を弱める働きがあります。そのため、種の中でアブシジン酸を減らして、ジベレリンを増やすと休眠が解けて発芽しやすくなります。
ジベレリンを増やす方法として、ジベレリンの薬液に浸す方法があります。薬液の濃度や浸し方などは、製品によって違うため、製品の使用方法の説明書きに従って利用してください。
種の寿命は、植物の種類により長命種子(寿命4~6年以上)・常命種子(寿命2~4年)・短命種子(寿命1~2年)に分けられていますが、必ずしも一定ではなく、種の寿命は採取された環境(種の成熟中に親株が弱る等)や、種の状態(含水率)や、保管場所(湿度)などに大きく左右されます。
採取された後の、種の保存は「低温」「低湿」の環境におく事が基本です。ハリントンの法則では種の含水率と気温が種子の寿命に及ぼす影響として、次の法則が当てはまると述べています。
①種の含水率が1%増加するごとに、種の寿命は半分に短くなる。ただし、含水率が5%以下になると、種の寿命は逆に短くなり、14%を超えると菌が繁殖して発芽率も著しく低下します。
②種を保管する温度が5度上がるごとに、種の寿命は半分に短くなります。ただし、この法則は0~50度の範囲で適用されます。
そのため、種を保存する時は上記二つの項目に特に注意する必要があります。
種は、基本的に完熟した時に最も活力があり、その後は衰退するため、基本的には直ぐに種を使った方が良いですが、購入後または余った種を次の「まきどき」まで保管することがよくあります。
そのため、種の保存方法を知っておくことはとても大切です。
種の保管手順
※上記は、種を保管する方法になります。発芽促進処理をする場合は湿潤環境に置いておく必要があるため注意が必要です。詳しくは発芽促進処理からご覧下さい。
種は「自家採種」または「市販品の種」があります。
自家採種の種は元手がないため安価に苗を増やすことが出来ますが、親株と違う形質になったり、休眠状態にあり発芽が揃わなかったりすることがあります。
一方で市販品の種は発芽促進処理がされているため発芽が揃い、形質も安定していて高品質の苗をつくる事が出来ます。ただし自家採種した種と比べるとお金がかかる点が難点になります。
植物の形質に拘らず原種に近い植物を育てたい場合は自家採種の種で育てたり、高品質な園芸品種の苗が沢山欲しい場合は市販品を利用すると良いかもしれません。
種まき用の培土は、種まきをするために作られた用土です。一般的に、病気(苗立枯病など)の予防のため無菌の用土で作られており、保水性・通気性などのバランスが良く、発芽後の初期生育のために微量の栄養が入っていたりします。
また市販の種まき用の培土は種類が沢山あり、水やりの管理が楽になったり、発芽後の管理が楽になったりするため、失敗のリスクが減るためオススメです。
自作で作る場合は、バーミキュライト・ピートモス・赤玉土(小粒)などを単体で使用したり、ブレンドして培土を作ることが出来ます。自作した培土と市販品の培土の値段はそこまで変わらないため、好みに合わせて利用すると良いでしょう。
種まき用の倍土
種まき用の培土は、無菌用土が利用されているため苗が病気になる心配が少ないです。
また種の発芽が上手くいくように専用に配合されているため、保水性や通気性がとてもよく、また微量な栄養が配合されている事もあるため発芽後の初期生育もよくなります。
含水セル培土は、主にセルトレーや育苗箱で使う種まき倍土です。
含水セル培土は、予め倍土に水が含まれているため、トレーに詰め込み後の灌水時に水を弾く心配がありません。倍土は優れた物理性があり高い通気性と保水性があるため、根回りが優れており、早期からスムーズな苗抜けが出来ます。また速効性肥料が入っており、発芽後の生育がよい所も魅力です。
ジフィーセブンは、培土とポットの機能を兼ね備えた園芸資材です。
ジフィーセブンは、水を吸わせて膨張させたら、種を上に撒くだけで育てられます。発芽後に何度も移植する必要がなく、苗がある程度そだったら、そのまま植付けも出来ます。そのため、根が傷み生育不良を引き起こす心配が少なくなります。
浅鉢は、普通鉢と比べて底の浅い鉢です。浅鉢は、小さな種を撒きたい時や少量の種を撒きたい時に利用される事が多いです。
種まきの方法
育苗箱は、小さな種や中くらい種を撒きたい時や大量の種を撒きたい時に利用される事が多い容器です。
種まきの方法
プラグトレー(セルトレー)は四角い小型のセルが多数連結しているトレー状の園芸資材です。
プラグトレー(セルトレー)は小さな種から大きめの種を撒きたい時、沢山の種を撒いて小苗を沢山作りたい時に利用される事が多い容器です。
種まきの方法
ピートポットは泥炭を材料にして作られた園芸資材です。四角いセルが連結したタイプと個別のポットタイプがあります。
ピートポットは、泥炭で作られてることからもわかる通り、自然に分解されます。また植物の根も容器を突き破って成長するため、花壇の中にそのまま移植出来る所が強みです。そのため、根を傷付けて生育不良になる心配が減ります。
種まきの方法
不織布育苗ポットとは、生分解性の不織布を使った育苗ポットです。
不織布育苗ポットは、通気性と排水性に優れているため、発芽後に根腐れを引き起こしにくいです。また根は不織布を突き破り、自然と空気根切りされるため根鉢をつくらず、移植後に生育が悪くなる心配が少なくなります。不織布は微生物の働きで水と二酸化炭素に分解されるため、そのまま花壇やプランターに定植する事が出来ます。
種まきの方法
ポリポットとは、主に育苗に利用されるビニール製のポットです。安価で丈夫なため、使い勝手がよく、苗を沢山作りたい時に重宝する園芸資材です。
ポリポットを種まきで使う場合は2号(直径6cm)~3号(直径9cm)のサイズがよく利用されます。種は、中くらいの種から大きな種の育苗に向いており、また育苗箱から小苗を移植する際にポリポットが利用される事もあります。
種まきの方法
温床装置は、ヒートマットや保温マットなど様々な名称で呼ばれている、マット状の電気ヒーターです。
温床装置は、ヒーターで倍土の温度を上げる事が出来るため、一般的な「まきどき」よりも早くから種を撒く事が出来ます。そのため、花を早くからたのしむ事が出来るようになります。
※温床装置の消費電力はメーカーや装置の面積、加熱温度で変わりますが、凡そ約20w~です。1kwhあたりの電気代を31円と過程して、1日に12時間、1ヵ月利用すると電気代は月に約223円になります。
温床装置の種類
ヒートマット(MARUNDA)は、MARUNDAから出る温床装置です。
温度は5度から42度まで設定範囲があり、サーモスタットを土中に差し込んで使うことで、ヒートマットの温度が制御がなされ土中の温度を一定に保つことが出来ます。
ヒートマットは、hyindoor gardenから出る中国製の温床装置です。
ヒートマットのサイズはタイプは二タイプあり型番で細かいサイズが違いますが概ね【25cm前後×50cm前後】と【50cm前後×50cm前後】です。また最新版では5~45度の温度設定が出来るようになっています。
種まきの方法は「直播き」と「移植栽培」のふたつに分ける事ができます。基本的に、交配が繰り返された園芸品種は病害虫の耐性がなくなっている事が多いため、移植栽培で幼苗の時期を手厚く管理されながら育てられる事が普通です。ただし移植が苦手な植物や野生などは畑花壇・プランターなどに直播きされることも多いです。
それぞれ利点・欠点を見て植物に合った栽培をすると良いでしょう。
直播きとは、移植を行わない栽培方法です。畑・花壇・プランターなどに直接種を撒いて、その後は移植せずに育てる方法です。
直播きは、一般的に移植が苦手な直根性の根を持っている植物や、病害虫への耐性が高い強健な野生種の種などで行われる種まき方法です。
直播きのメリット
直播きのデメリット
移植栽培とは、種を育苗箱やポットなどで一旦育てて、その後に本来育てる場所に移植(定植)して育てる方法です。
移植栽培は、品種改良により強健さが失われた多くの園芸品種で行われる種まき方法です。
移植栽培のメリット
移植栽培のデメリット
種袋には植物の特徴を初めとして、種のまきどきや注意点などが記載されています。そのため、種を撒く前に必ず見るようにしましょう。
種の大きさ:中・大
撒き方:一定の間隔または一区画の中に、種を1~5粒まく方法です。
種まき手順
種の大きさ:小・中
撒き方:培土の中に直線状の深さ数mm~1cm程度の溝を作り、約1cmの間隔で種を撒いていきます。
種まき手順
種の大きさ:微細・小
撒き方:培土の中で概ね均一に広がるように、種をパラパラと撒きます。種を撒いたら、ふるい等を使って上から薄く土を被せます。
種まき手順
※鎮圧とは、種を撒いた後に手・足・鎮圧ローラーなどを利用して、種の上から軽く加圧を加えて、種と土の密着度を上げる事です。鎮圧を行う事で土の中の水分が種に吸収されやすくなり、発芽率が格段に向上します。
名称:アガスターシェ
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:赤・桃・黄・橙・青・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約90~150cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき
発芽適温:約20度
備考:低温湿層処理
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/背が高い花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アガスターシェの特徴は、小さな花が沢山集まり棒状に咲く所、花は蜜源として花蜂がとても好むため、昆虫を呼ぶお庭をつくりたい場合おすすめな所、茎は節間が長いため葉が密にならず鬱蒼とした見た目にならないところ、草丈が90~150cmと高くなるためお庭の中で高さや立体感を出すのにおすすめなところ等にあります。
園芸では、美しい青花が心を落ち着かせることからヒーリングガーデン等に利用されたり、高さがある事から花壇の中で立体感をつくる目的で利用されたり、また蜜源として可愛らしい花蜂を招くために利用されたりします。
名称:アキレア
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:赤・桃・黄・橙・白
葉色:緑
草丈:約20~100cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20~25度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アキレアの特徴は、小さな花が茎の上部に半球状に集まるため、ボリューミーで丸みを帯びた可愛らしい見た目をしてる所、花の大きさと比較して茎が細くて華奢なためアンバランスで洗練された見た目をしている所、花の色が豊富にあるためお庭の雰囲気に合わせて品種が選べる所、葉の縁部分が羽状に裂けていて鋸のような見た目をしている所、地面下に根茎があり茎を何本も伸ばすため群生する所等にあります。
園芸では、花の形が丸みを帯びていて、花の色が赤色や桃色等があるため、ロマンチックな雰囲気のお庭などによくあいます。
名称:アゲラタム
分類:一年草
開花時期:5月~10月(霜が降りるまで)
花色:赤・桃・青・紫・白
葉色:緑
草丈:約15cm~100cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき
発芽適温:約20~25度
備考:好光性種子
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アゲラタムの特徴は、開花期間がとても長いためお庭の中を長く彩れる所、花の形はアザミに似ていて、沢山の花が茎の上部に集まるためボリュームのよい花姿をつくる所、花から長い雄蕊が突出するため見た目がふんわりとした優しい雰囲気をしている所、青花が心を落ち着けるためヒーリングガーデンなどにおすすめな所、草丈に幅があり、背が高い品種は切り花や花壇の背景として利用したり、背が低い花は花壇の縁どりや寄せ植えに使える所等にあります。
名称:アスチルベ
分類:多年草
開花時期:5月~9月
花色:赤・桃・橙・紫・白
葉色:緑・黄・黒
草丈:約30~90cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アスチルベは綿菓子を想像させるようなふわふわした花が魅力的な植物です。
特徴は、花穂は長さ15~30cm程度ととても大きく豪華で、また小さな花が沢山集まっているため、綿菓子のようなふわふわとした見た目をしている所、 葉の形がユニークで一個の葉が分裂して小葉が羽状に集まり優雅に広がる所等にあります。
園芸では、ふんわりとした見た目をしている事から、愛をテーマにしたロマンチックなお庭やお菓子をテーマにしたスイーツガーデン等によくあいます。また花は収穫して切り花として楽しむ事も可能です。
名称:アマランサス
分類:一年草
開花時期:8月~11月
花色:赤・黄
葉色:緑・黄・桃・赤・紫・黒
草丈:約60~120cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20~25度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アマランサスは属の中に約103種があり、幾つかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、ハゲイトウは葉の色が緑色・黄色・赤色の三色で構成されているため、カラフルな印象を感じさせるカラーリーフとして楽しまれており、また食用にも出来ることがあるから炒め物にして食べられる事があります。ヒモゲイトウは、優美に垂れ下がる花姿が魅力の植物で、花後に出来る種はスーパーフードとして食べられています。
また上記の他にもアマランサス属の中には、たくさんの種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
名称:アリッサム
分類:多年草
開花時期:3月~6月・9月~11月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・橙・黄・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~30cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アリッサムの特徴は、草姿がほふく性で地面をカーペットのように広がる所、茎が下垂する性質もあるため優雅に枝垂れる草姿も楽しめる所、花数が多く多花性のため、開花期になると株を覆うように沢山の花が咲き花絨毯のような美しい景観をつくることが出来る所等にあります。
園芸では、地面を覆うように広がる性質があることから、ロックガーデン等の地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされたり、また寄せ植えなどに利用されます。また花壇などに大量植栽をすると、開花期には絨毯を敷いたような美しい景観を見る事ができます。
名称:アルケミラモリス
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:黄
葉色:緑・黄
草丈:約30~45cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき
発芽適温:約20度
備考:低温湿層処理
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アルケミラモリスは、錬金術師達が降水後に葉に残る水玉を「ダイヤ」や「水銀」等に例えて、卑金属を金に変換する錬金術に使用していたという逸話が残る植物です。
特徴は、葉の表面に白色の毛が生えているため、降雨の後には沢山の水玉が葉の上に残る所、葉の上に残る水玉は「ダイヤ」や「水銀」等に例えられており、葉の中でとても美しい模様となる所、葉の表面の白色の毛がふんわりとした柔らかな見た目をつくる所、葉の形が丸みを帯びて、縁部分が波打つためお洒落で可愛らしい印象を与える所、草姿がドーム状に盛り上がるため地面を覆う地被植物にもなる所等にあります。
園芸では主に地被植物として利用されています。また錬金術がこの植物を利用したという逸話があることから、魔女や錬金術をテーマにしたお庭などにピッタリな植物になります。
名称:アルメリア
分類:多年草
開花時期:3月~5月
花色:桃・白
葉色:緑
草丈:約30cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:好光性種子・直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アルメリアは簪に例えられる可愛らしい花を咲かせることで知られている植物です。
特徴は、花の形が綺麗な球状になり、簪(カンザシ)を想像させるような可愛らしい見た目をしている所、草姿が叢生で地面から沢山の茎がでる所、葉の形は糸状で地面を覆うように広がるところ等にあります。
園芸では、可愛らしい花を咲かせることから愛をテーマにしたロマンチックガーデン等におすすめです。
名称:アンゲロニア
分類:多年草
開花時期:5月~11月
花色:赤・桃・青・紫・白
葉色:緑
草丈:約30~60cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき
発芽適温:約15~25度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アンゲロニアは、サルビアに続く夏を代表する花として期待されている非常に魅力的な植物です。
アンゲロニアの特徴は、開花期間が春から秋の終わりまであり、基本的に休まずに花が咲き続ける所、花が終わると自分で落ちる自浄作用があることから基本的に花がら摘みがいらず管理が楽な所、花の形がユニークで大きく口を開いているように見える所、草姿が直立していて無秩序に分枝して横に広がらないため洗練された印象を感じさせやすいところ等にあります。
アンゲロニアは行儀よく成長する習慣がある事から、上品さや優雅さをテーマにするエレガントなお庭等によくあいます。また他の植物と組み合わせる寄せ植え等にも使いやすいでしょう。
名称:イソトマ
分類:多年草
開花時期:5月~10月(夏場は休む)
花色:桃・紫・青・白
葉色:緑
草丈:約20~50cm
種の大きさ:微細
種まき時期:春まき
発芽適温:約15~25度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:イソトマは属の中に約13種があり、幾つかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、アクシラリス種は草姿がほふく性または直立で草丈が20~50cm程度になり、繊細な細い茎の上に星の形を想像させるような青花を咲かせます。またフルヴィアティリス種は草姿がほふく性または直立で草丈が10~15cm程度にならず、地面の上をマット状に広がり上品な青花または白花を咲かせます。
そのため、園芸では地被植物として利用されることが多く、ロックガーデンや敷石の間などによく利用されます。
名称:イベリス
分類:多年草
開花時期:3月~6月
花色:桃・白
葉色:緑
草丈:約15~30cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:イベリスの特徴は、草姿がほふく性で地面をカーペットのように広がる所、常緑性で冬も葉が落ちない所、花の形が上品で小花が集まる姿がレースの編み物を想像させる所、花に甘い花の香りがあるところ等にあります。
イベリスは、地面を覆うように広がる性質がある事から、地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされたり、また寄せ植えなどに利用されることもあります。自生地が砂質の場所などにあり、排水性が高い土壌を好むことからロックガーデンなどでよく利用されます。また花はレースの編み物のような見た目をしているため上品さのあるエレガントガーデン等によくあいます。
名称:イポメア(アサガオ)
分類:一年草・多年草
開花時期:7月~9月
花色:赤・桃・青・紫・白
葉色:緑
草丈:約200~500cm
種の大きさ:大
種まき時期:春まき
発芽適温:約20~25度
備考:種皮カット・根が傷むのを嫌います
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:イポメアは属の中に約306種があり、幾つかの種や園芸品種が親しまれています。
例えば、アサガオは夏の花の代表の一つとして知られており、ツルを巻き付けながら壁面や棒を登り、漏斗形の花を所々に咲かせます。またモミジヒルガオ等は開花期間がとても長く理想的な環境では周年花を咲かせることができます。
イポメア属にはこの他にも魅力的な種や園芸品種があるため、詳しくは種類のリンクからご覧ください。
名称:インパチェンス
分類:多年草
開花時期:5月~10月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・橙・紫・白
葉色:緑
草丈:約30~60cm
種の大きさ:中
種まき時期:春まき
発芽適温:約20~25度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:インパチェンスの特徴は、開花期間が長く理想的な環境であれば一年を通して花を咲かせる能力がある所、花の色が豊富で鮮やかなため明るい雰囲気を作れる所、草姿が丸みを帯びたドーム状にまとまるため行儀の良さを感じさせる所、日陰でも育てられる所等にあります。
園芸では、開花期間が長いことからお庭の中を花で長く彩りたい人などに好まれます。また耐陰性がとても高いためシェードガーデンなどで重宝されます。
名称:エキナセア
分類:多年草
開花時期:5月~9月
花色:赤・桃・黄・橙・紫・緑・白
葉色:緑
草丈:約60~90cm
種の大きさ:中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20~25度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:エキナセアは花の中央が盛り上がるユニークな花を咲かせることで知られている植物です。
特徴は、花の形がポンポンのようなユニークな見た目をしており、花中央の筒状花がドーム状に盛り上がり外周の花弁が垂れ下がる所、花の中にある筒状花がとても硬い所、花(一重咲き)は蝶々の蜜源にもなるため、開花期になると花の周りを優雅に飛ぶ蝶々の姿が見られる所等にあります。
園芸では、花を鑑賞する目的で育てられることが多く、比較的に背が高くなるため花壇の中で立体感や高さを出したい時に使えます。また花を収穫して切り花として利用されたりしています。
名称:エキノプス
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:青・紫・白
葉色:緑
草丈:約60~120cm
種の大きさ:中・大
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:背が高い花/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:エキノプスの特徴は、花の形が綺麗な球状をしているため可愛らしさや洗練された印象を与える所、青花が心を落ち着けるためヒーリングガーデン等によく合う所、花は色褪せしにくくドライフラワーにもなる所、茎と花のシルエットがとても上品な所等にあります。また
園芸では、青花が上品な印象を与えることからエレガントガーデンやヒーリングガーデンなどによくあいます。また花は型崩れや色褪せが少ないため切り花やドライフラワーにしても楽しまれます。
名称:エリゲロン
分類:多年草
開花時期:4月~12月
花色:桃・黄・白
葉色:緑
草丈:約20~40cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:好光性種子
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:エリゲロンは、日本各地の様々な場所で帰化しており、石垣の間や道路脇などでよく自生しており、コンクリートジャングルを花で彩りながら、雑草のように見かける事が多い植物です。
エリゲロンの特徴は、開花期間が春から初冬あたりまであり、開花と小休止を挟みながら長く花が楽しめる所、花数がとても多く株を覆うように花が咲くため、株が大きくなると美しい景観をつくり出す所、花の色が白色から桃色へと変化するため、株の中に白・桃・黄の三色の花が入り交じる所、草姿がドーム状で横にも広がるため花壇の縁どりなどに使える所等にあります。
エリゲロンは花の色が桃色・黄色・白色の三色あるため、カラフルな印象を与えたり、子供っぽく元気な印象を与えたり、可愛らしさを感じさせたりします。そのため、ポップで元気のでる雰囲気のお庭を作りたい時や、愛をテーマにしたロマンチックなお庭をつくりたい時などにおすすめの植物です。
名称:オダマキ
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:赤・桃・青・紫・黒・白
葉色:緑
草丈:約30~90cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:低温湿層処理・直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:オダマキは俯きながら咲く可憐な花が多くの人に好まれている植物です。
特徴は、花の向きが下向きに俯くように咲くため可憐な雰囲気をつくる所、花の形が一重咲きから八重咲きまでありお洒落な見た目をしている所、茎が垂直にスっと伸びるため洗練された印象を感じさせる所、葉は一個の葉が分裂して三個の小葉がクローバーのように集まるため、お洒落な印象を与えるファンシーリーフとして楽しめる所、地際から放射状に葉が広がるため地面を覆うお洒落な地被植物としても楽しめる所等にあります。
園芸では、優雅でお洒落な見た目をしていることから、上品さをテーマにするエレガントガーデンによくあいます。また桃色の花を選べば、ロマンチックなお庭にもよくあいます。
名称:オトギリソウ(セイヨウオトギリ)
分類:半常緑低木
開花時期:5月~7月
花色:黄
葉色:緑
草丈:約30~100cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~25度
備考:低温湿層処理
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:グランドカバー/生垣/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:オトギリソウは属の中に238種があり、幾つかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、セイヨウキンシバイは樹形がほふく性に広がるため地被植物として使われる事もあり、茎頂に1~3個の黄花を咲かせます。また、タイリンキンシバイは花径が7cmに達する事もあり強い存在感と華やかさがあり、また多花性のため株を覆うように沢山の花が咲きます。樹形はブッシュ状になるため自然風の生垣で使われることが多いようです。
上記の他にも、オトギリソウ属の中にはキンシバイやイノドルム等の多数の種や品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:オルラヤ
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:白
葉色:緑
草丈:約10~80cm
種の大きさ:中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:オルラヤの特徴は、白花が茎の上部で沢山集まりレース模様のような上品な花姿をつくる所、葉の形が細く繊細な見た目をしており、一個の葉が分裂して小葉が羽状に広がる所、花は収穫して切り花やフラワーアレンジメントの素材として利用できる所等にあります。
名称:オレガノ
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄
草丈:約30~90cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:好光性種子
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:オレガノは、葉っぱに刺激的な風味がある料理用のハーブとして一般的に知られている植物です。
草姿は直立、地面を匍匐するように茎が広がり、地際から何本も直立する茎を伸ばします。葉には苦味と辛味の刺激的な風味があるため、料理のスパイスとして利用されています。
花は薄い桃色または薄い紫色の小さな花が、円錐状に集まりボリュームのある花を咲かせます。ただし、観賞用を除いて多くの場合は、花が葉の風味を落とすため、開花前に花は落とされるようです。
名称:ガーベラ
分類:多年草
開花時期:4月~11月(理想的な環境で周年)
花色:赤・桃・黄・橙・白
葉色:緑
草丈:約15~75cm
種の大きさ:大
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:
撒き方:点まき
用途:開花期間長い/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ガーベラは、切り花としての人気が抜群に高く商業的に広く栽培されている植物です。
特徴は、開花期間が長く理想的な暖かな環境では一年を通して花を咲かせる所、花径は12cmに達する事もあり大きく華やかな印象を与える所、花茎に葉がつかずスっと伸びるため洗練された見た目をしており、切り花にも使いやすい所、花の色が豊富にあるため沢山ある品種の中から好みの色を探せる所等にあります。
園芸では、花壇に植えられたり、鉢植えの中で楽しまれます。ただし花壇植えする場合は、害虫や病気に強い品種を選んだり、過湿を嫌うため通気性・排水性等に気をつけた方が良いでしょう。また花は収穫して切り花としても楽しまれます。
名称:ガイラルディア
分類:多年草
開花時期:5月~10月
花色:赤・桃・黄・橙
葉色:緑
草丈:約20~90cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ガイラルディアの特徴は、開花期間が春から秋と長い所、花の色と質感がネイティブ・アメリカンのブランケットに似ている所、花の大きさが6~10cm程度と大きな所、花中央の筒状花がモコモコと盛り上がり可愛らしい外観をしている所、花の色が全体的に濃い色合いしているためエキゾチックな雰囲気を感じさせる所、果実は長い冠毛を持っており、沢山集まり球状になるため、とても装飾的な見た目をしている所等にあります。
名称:ガザニア
分類:多年草
開花時期:4月~10月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・黄・橙・紫・白・黒
葉色:緑・黄・白
草丈:約15~30cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ガザニアの特徴は、草姿がマット状に広がるため地被植物として利用される所、葉に蜘蛛の巣状の白色の毛が生えるためシルバーリーフとして楽しめる所、開花期間が長く理想的な暖かな環境では一年を通して花を咲かせる所、花径が10cmを越える事もあり大きく華やかな印象を与える所、非常に丈夫で乾燥に強く、肥料も殆ど不要で育てられるため、環境を整えてあげれば育てるのが容易な所などにあります。
園芸では、華やかな花や、シルバーリーフを楽しむ目的で、お庭の中で地被植物として利用されたり、鉢植えの中で楽しまれたりします。
名称:カスミソウ
分類:一年草・多年草
開花時期:5月~8月
花色:赤・桃・白
葉色:緑
草丈:約20~50cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:直根性
撒き方:点まき・ばら撒き・直播き
用途:グランドカバー/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カスミソウは属の中に約151種があり、幾つかの種が園芸でも親しまれています。例えば、宿根カスミソウは多年草タイプのカスミソウで、ふんわりとした花姿をしており、切り花や花束などの花材として抜群の人気を誇ります。またヌカイトナデシコは、茎の分枝がとても多く地面を這うように広がる事から地被植物として利用されています。
名称:カモミール
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:黄・白
葉色:緑
草丈:約30~60cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:好光性種子
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:グランドカバー/切り花/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カモミールは、伝統的に薬用ハーブとして利用されてきており、現在も果物のように甘い香りがある花を摘み取り、花をお湯に蒸らして薬用ハーブティーとして飲まれている植物です。そのため、ハーブガーデン等に植えられて楽しまれることが多いです。また花には果物にも似た香りがあり、香りは気分を落ち着けてリラックスする効果を生み出すため、ガーデンファーニチャーの近くに置いて花の香りが楽しまれたりもしています。
名称:カンパニュラ(フウリンソウ)
分類:一年草/多年草
開花時期:4月~7月
花色:桃・紫・青・白
葉色:緑
草丈:約30~90cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき
発芽適温:約15~20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・すじまき(条まき)・ばら撒き・直播き
用途:グランドカバー/枝垂れる植物/背が高い花/切り花/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カンパニュラは属の中に約425種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、フウリンソウは風鈴のように膨らむ可愛らしい花の形と、真っ直ぐ伸びる茎に連なり咲く花姿が、可愛らしさと豪華さを演出するため可愛いお庭などによく合います。また、オトメギキョウは匍匐するように茎が広がり岩の隙間等にも自生するため地被植物やロックガーデン等にも利用されており、星のように広がる青紫色の花弁が上品な雰囲気を作ります。
上記の他にも、カンパニュラには様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。
名称:キダチルリソウ(ヘリオトロープ)
分類:多年草
開花時期:5月~11月
花色:青・紫・白
葉色:緑
草丈:約30~120cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:キダチルリソウ(ヘリオトロープ)は、以前は香水の原料としても利用されている事からも分かる通り、開花期は数メートル先までバニラの甘い香りが漂う所が魅力です。
特徴は、開花期間がとても長い所、花房は直径15cmに達する事もあり、半球状のボリュームのよい花姿をつくるところ、花の色が濃い青色(青紫色)をしているため、上品で格式高い雰囲気をつくる所、花にバニラを想像させる甘い香りがある所等にあります。
園芸では、濃い青花が格式高い雰囲気をつくることから、エレガントガーデンやラグジュアリーなお庭などによくあいます。また開花期は数メートル先までバニラの甘い香りを漂わせるため、人通りが多い小道の脇の花壇に植えてみたり、ガーデンファニチャーの近くに植えてあげたりすると良いかもしれません。
名称:キャットミント
分類:多年草
開花時期:4月~9月
花色:青・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~90cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき
発芽適温:約20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:キャットミントは、植物にネペタラクトンと呼ばれる猫を陶酔させる物質を含んでいる事で知られており、猫はキャットミントを見ると噛んだり、体を擦り付けたりして、マタタビを与えた時のような仕草をする事があります。そのため猫を愛する家庭で、植えられる事が多い植物です。
特徴は、春と秋に花が二度楽しめる所、青花が穂状に並びボリュームのよい花姿をつくり、上品さと豪華さを感じさせる所、草姿は直立で殆ど分枝せずにスッと上に伸びるため、洗練された印象を感じさせる所、葉の表面には白色の毛が生えているため柔らかな印象を感じさせる所、葉には甘く心地よい香りがあるところ等にあります。
園芸では、青花が上品で落ち着いた雰囲気をつくるため、エレガントガーデンや心を癒すヒーリングガーデン等によくあいます。また花には蜜蜂などの花蜂がよくくる事から蜜源として利用される事もあります。
名称:キンギョソウ
分類:多年草(短命)
開花時期:4月~9月(5月~6月に最も開花)
花色:赤・桃・黄・橙・紫・白
葉色:緑・黒
草丈:約20~100cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:好光性種子・直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:キンギョソウの特徴は、花の形が金魚や龍の口に例えられる個性的な見た目をしている所、花が穂状に並んで咲くためボリュームのよい豪華な花姿をつくる所、花の色が豊富にあるため好みに合わせて色を選べる所、茎が垂直にスっと伸びるため洗練された印象を感じさせる所等にあります。
園芸では、比較的に高さがあることから花壇の中で立体感をだしたり、寄せ植え素材として利用されたりしています。また花は収穫して切り花として楽しまれたりもします。
名称:キンセンカ
分類:一年草・多年草(短命)
開花時期:12月~6月
花色:桃・黄・橙・黄・白
葉色:緑
草丈:約30~80cm
種の大きさ:中・大
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/切り花/香りが良り
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:キンセンカの特徴は、開花期間が長く夏に種を撒けば初冬頃から花が楽しめる所、花の色が鮮やかで温もりを感じさせる色合いをしており冬花壇を華やかに彩ることが出来る所、花はエディブルフラワーとしてサラダなどに入れられて食用にも出来る所、花にはスパイシーな香りがある所、花は収穫して切り花としても楽しめる所などにあります。
名称:クナウティア
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:赤・桃・紫
葉色:緑・黄・白
草丈:約
種の大きさ:中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/カラーリーフ
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:クナウティアの特徴は、花の形がスカビオサに似ておりふんわりしたクッションのような花姿をしている所、花軸と花柄が長いためくねくねと好きな方向を花が向いて遊び心ある外観をしている所、葉が下部に密に集まる所、葉の色が緑色の他にも黄色や白色とあるためカラーリーフとしても楽しめる所などにあります。
名称:クラスペディア
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:黄
葉色:緑
草丈:約60~120cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:背が高い花/切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:クラスペディアは、行儀よく真っ直ぐと伸びる草姿と、可愛らしい印象を与えるボール状の花姿、乾燥しても殆ど色褪せと型くずれすることなく残り続ける花が魅力的な植物です。乾燥しても色褪せ型くずれがない事から、ドライフラワーにしてフラワーアレンジメント等でよく利用されています。
名称:クリスマスローズ
分類:多年草
開花時期:2月~4月(雑種)
花色:桃・橙・黄・緑・白・黒
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~45cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:とりまき(乾燥すると休眠に入る)
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/グランドカバー/切り花/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:クリスマスローズは、薔薇を想像させるような華やかな花を咲かせる冬を代表する植物のひとつです。
特徴は、花の形が薔薇の花を想像させるため華やかな印象を感じさせる所、花が下を向き俯きながら咲くため可憐な雰囲気をつくる所、花は開花後も1ヶ月以上綺麗な外観を保つためお手入れの手間が少ないところ、葉の形がユニークで、一個の葉が分裂して掌状に小葉が放射状に広がりお洒落な見た目をしている所、中央から外側に向かい葉が放射状に優雅に広がるため地被植物として利用出来る所、耐陰性がとても高いため日陰でも育てられる所等にあります。
園芸では、薔薇を思わせるような上品な花を咲かせることから優雅さなどをテーマにするエレガントガーデンや、高級感をテーマにするラグジュアリーガーデン等に人気です。また花は収穫した後も長い日持ちがあることから、切り花として楽しまれる事もあります。
名称:クローバー
分類:多年草
開花時期:4月~6月
花色:白
葉色:緑・赤・桃・紫・灰・黒・白
草丈:約5~15cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:クローバーは、空き地や公園などで地面を被覆している植物として知られており、昔から幸運を呼ぶ四葉のクローバー探しなどで親しみが持たれている植物です。
特徴は、草姿がほふく性で、節から不定根を出して際限なく地面を広がる所、葉の形がユニークで一個の葉が分裂して三個の小葉が放射状に広がりお洒落な見た目をしている所、小葉は丸いため可愛いらしい印象を与える所、葉が上向きにつく所、葉の色はふつう複色で、葉の中に模様が出来るためカラーリーフとして楽しめる所等にあります。園芸では、踏圧にも強い事から人通りの多い地面の地被植物として利用されることが多いです。
葉の色が豊富にある事から、好みの色のクローバーの絨毯をつくることが出来ます。またクローバーは日本原産の植物ではないですが、蝶々や蜜蜂などの蜜源ともなっており、葉はモンキチョウ等の食草として利用されます。そのため、ビオトープに利用される事もあります。
名称:ケイトウ
分類:一年草/多年草(短命)
開花時期:6月~11月
花色:赤・桃・黄・橙・紫・白
葉色:緑・赤・紫・黒
草丈:約30~100cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ケイトウは花の形が三種類あり、花の形によって「トサカケイトウ」「フサゲイトウ」「ヤリゲイトウ」に分類されています。
トサカケイトウは鶏の鶏冠に例えられるクネクネしたユニークな花姿をしており、切り花やフラワーアレンジメントとして楽しまれる事が多いケイトウです。
フサゲイトウは花穂が炎のように立ち上がり円錐状に集まるため、ふさふさとボリュームある花姿をつくる所が特徴です。
ヤリゲイトウは細長い円筒形の花の形をしている所が特徴で、他のケイトウと比べると花姿は地味ですが、沢山の花を咲かせ開花期間も長くなる傾向があります。そのため、地味ですがお庭で育てるケイトウとしては一番おすすめのケイトウで。
詳しくは種類の方からご覧ください。
名称:ゲラニウム
分類:多年草
開花時期:5月~11月
花色:桃・紫・青・白
葉色:緑・赤・紫・黒
草丈:約30~60cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ゲラニウムは属の中に約420種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、ゲラニウム・ロザンネは開花期間がとても長い所や丈夫で育てやすい所が魅力です。また、プラテンセ種は他の多くのゲラニウムと比べて葉の葉縁部分の切れ込みが深いためシャープな見た目をしており品種によっては葉の色が銅葉などがあるためカラーリーフとしても楽しめる所が魅力になります。
また上記の他にもゲラニウム属の中には様々な種と品種があります。詳しくはリンクの種類からご覧ください。
名称:ゲンゲ
分類:一年草・多年草
開花時期:4月~6月
花色:桃・紫・白
葉色:緑
草丈:約10~25cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:秋まき
発芽適温:約20度
備考:事前吸水
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ゲンゲは、古くから草食動物のための食草として利用されてきており、また中国の伝統医学でも抗炎症作用や抗アレルギー作用等がある植物として知られています。
特徴は、花の形が美しくレンゲの花を想像させる所、ゲンゲは根粒菌と呼ばれる共生菌と共生している事から栄養の少ない荒れた土地でも成長出来る所、栄養の乏しい土壌でも茎葉にタンパク質をためるため草食動物食草として利用される所等にあります。
名称:コスモス
分類:一年草
開花時期:早咲きコスモス(6月~10月)・秋咲きコスモス(9月~10月)
花色:赤・桃・橙・黄・白
葉色:緑
草丈:約30~200cm
種の大きさ:大
種まき時期:春まき・夏まき
発芽適温:約15~25度
備考:好光性種子・直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:コスモスは、属の中に約42種があり、園芸でも幾つかの種が親しまれています。
例えば、コスモス(オオハルシャギク)は、花の大きさが5~10cm程度ありますが、茎葉がとても細く華奢なため、アンバランスで繊細な雰囲があります。そのため、可憐な雰囲気のあるロマンチックなお庭などによくあいます。またチョコレートコスモスは、花の色が赤黒色をしているため上品さがあり、花にはほんのりとチョコレートの香りを完治させます。そのため、格式高い雰囲気のお庭やエレガントなお庭などによくあう植物です。
また上記の他にもコスモスの中には様々な種と品種があります。詳しくはリンクの種類からご覧ください。
名称:コンボルブルス(ブルーカーペット)
分類:多年草
開花時期:4月~7月
花色:青・紫
葉色:緑
草丈:約15~20cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき
発芽適温:約20度
備考:事前吸水・直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:コンボルブルスは属の中に約201種があり、幾つかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、ブルーカーペットと呼ばれるコンボルブルス・サバティウスは、草姿がツル性で、茎が横に移動したり下垂したりする性質があり、朝顔のような青花を咲かせます。そのため、地被植物にされたり、ハンギング仕立てにされることが多いです。またトリカラー種は花の形が漏斗形をしていて、花の色が青・黄・白の三色で構成されているため、カラフルで元気な印象を感じさせる植物です。
また上記の他にもコンボルブルスの中には様々な種と品種があります。詳しくはリンクの種類からご覧ください。
名称:サポナリア
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:赤・桃・白
葉色:緑
草丈:約15~30cm
種まき時期:春まき・夏まき
発芽適温:約20度
備考:低温湿層処理・移植を嫌う
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:サポナリア(ツルコザクラ)の特徴は、草姿がほふく性で地面をカーペットのように広がる所、茎が下垂する性質もあるため優雅に枝垂れる草姿も楽しめる所、花の形はナデシコ科でよく見られる高杯形をしている所、花数が多く多花性のため、開花期になると株を覆うように沢山の花が咲き花絨毯のような美しい景観をつくる所等にあります。
サポナリア(ツルコザクラ)は、地面を覆うように広がる性質がある事から、地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされたりします。自生地が岩場などにあり、排水性が高い土壌を好むことからロックガーデンなどでよく利用されています。
名称:サルビア(スプレンデンス)
分類:多年草・常緑低木
開花時期:5月~11月
花色:赤・桃・橙・黄・紫・白
葉色:緑
草丈:約30~60cm
種の大きさ:微細・小・中
種まき時期:春まき・夏まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:好光性種子
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:サルビアは属の中に約1000種近くあり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、スプレンデンス種は開花期間の長さや大きく華やかな花姿、コンパクトな草姿が魅力の植物で、花壇に並べて楽しまれる事が多い植物になります。またネモローサは草姿が直立で行儀の良い見た目をしており、青花が上品で落ち着いた雰囲気をつくる事から、エレガントなお庭等によく合う植物となります。
上記の他にも、サルビア属の中には多数の種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
名称:サンビタリア
分類:多年草
開花時期:5月~11月
花色:橙・黄
葉色:緑
草丈:約15~30cm
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:サンビタリアの特徴は、開花期間がとても長い所、花数がとても多く、株を覆うように黄花が咲く所、花径は2cm程度と小ぶりで可愛らしい所、草姿がほふく性で、茎は横に移動したり下垂したりするため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされる所等になります。
そのため、園芸では地被植物のようにして黄色の花絨毯が作られたり、またハンギング仕立てにして上から下へと下垂する草姿が楽しまれたりします。
名称:ジギタリス
分類:一年草/多年草(短命)
開花時期:5月~6月
花色:桃・黄・橙・紫・茶・白
葉色:緑
草丈:約90~150cm
種の大きさ:微細
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:好光性種子
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:背が高い花/切り花/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ジギタリスは、草丈が150cmに達する事があり背が高くなる所、花穂の中には沢山の花が密につく事もありボリュームのある豪華な花姿を楽しめる所、花の形はユニークで、扁平な漏斗形をしており、幾つかの種では下の裂片が舌のように長く伸びる所、花の色が豊富にあるため沢山ある品種の中から好みの色を探せる所等にあります。
園芸では、花が非常に大きく目立つことから、庭園等の広い空間の中でフォーカルポイントとして活用される事が多いです。お庭や花壇の中で高さと立体感を出す目的で利用されたり、豪華な花を収穫して切り花として利用されることもあります。
名称:ジニア
分類:一年草
開花時期:5月~11月(6月~9月に最も開花)
花色:赤・桃・黄・橙・紫・白
葉色:緑
草丈:約15~90cm
種の大きさ:中・大
種まき時期:春まき・夏まき
発芽適温:約20~25度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ジニアは、種子から簡単にそだてる事が出来て、苗も安価なため手ごろに楽しみやすく、また丈夫で春から夏にかけて長く花が咲くことから人気の高い園芸植物です。
園芸では、花壇の中に並べて楽しまれたり、寄せ植えで楽しまれたり、また花を収穫して切り花にされて楽しまれたりします。花は形や色も豊富にあるため、お庭の雰囲気に合わせて品種選びが出来る所も魅力です。
名称:スイートピー
分類:一年草(多年草)
開花時期:4月~6月(春撒き6月~7月)
花色:赤・桃・青・紫・白
葉色:緑
草丈:約50cm~240cm
種の大きさ:中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:種皮カット・直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:ツル植物/切り花/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:スイートピーの特徴は、花の形が蝶々を想像させるような優美な見た目をしている所、花に甘く繊細な香りがある所、草姿がツル性で、まきヒゲを使いながら他の植物や構造物を支えにして成長する習慣があるところなどにあります。
園芸では、優美な花を鑑賞する目的で育てられる事が多く、また花を収穫して切り花に利用される事もあります。育てる際は茎がツル性のため、支柱やネット等に誘引して育てましょう。
名称:スカビオサ(コルムバリア)
分類:多年草
開花時期:4月~9月
花色:青・紫・桃・白
葉色:緑
草丈:約30~90cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:スカビオサは花の形がクッションのような見た目をしている所が特徴の植物です。スカビオサは属の中に約62種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、コーカシカ種は他のスカビオサと比べて花径が8cmに達する事もあり、非常に大きく豪華な見た目をしており、外周の花弁が大きく広がり優雅にフリルします。そのため、優雅さをテーマにしたエレガントなお庭等によくあいます。またアトロプルプレア種は他のスカビオサと比べて園芸品種が多く、花の色に幅があり、赤黒色や黒色等の珍しい花色があります。そのため、お庭の雰囲気に合わせて花色が選べる所が魅力です。
スカビオサは上記の他にも様々な種と園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:スターチス
分類:多年草(短命)
開花時期:5月~7月
花色:桃・黄・青・紫・白
葉色:緑
草丈:約30~70cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:スターチスの特徴は、花の形がブラシのような見た目をしており、花序の部分が横に緩やかに倒れ、花が上片側に寄りながら、上向きに咲く所、花と見られている部分は萼(苞)で構成されている所、萼は乾燥しても色褪せや型崩れが少ないため花材として重宝されている所、茎の上部には葉がないため茎と花のシャープなシルエットが楽しめる所、茎には薄い翼があり、翼は葉と同様の機能を果たす所等にあります。
名称:スタキス(ラムズイヤー)
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:桃・白
葉色:緑・白
草丈:約15~80cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:スタキスは属の中に約374~400種があり、園芸でも幾つかの種や品種が親しまれています。
例えば、ラムズイヤーは茎・葉・花が白色の毛で覆われていて触るとフェルトのような柔らかな質感があり、モコモコとした可愛らしい見た目をしています。また茎は匍匐性または直立するため、マット状に広がり群生を作ります。そのため、園芸ではシルバーリーフが楽しめる地被植物として利用されています。またカッコウチョロギは、草姿が直立する行儀の良い見た目をしており、茎の頂部に小さな紫花が集まる円筒状の花を咲かせる所が魅力の植物です。
上記の他にも、スタキス属の中には様々な種と園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧ください。
名称:ストック
分類:一年草/多年草(短命)
開花時期:5月~7月(春撒き)・11月~1月(夏撒き)・2月~4月(秋撒き)
花色:赤・桃・黄・紫・白
葉色:緑
草丈:約15~75cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・夏まき・秋まき
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ストックの特徴は、草姿が直立で行儀よく成長する所や、花が密に集まり咲くためボリュームの良い豪華な花姿をしている所、茎や葉に白色の毛が生えているため白緑色の柔らかな雰囲気をつくる所、種から育てられるため安価でお庭の中を彩りやすい所などにあります。
そのため、園芸では、草丈がある事から花壇の中に立体感を出す目的で利用されたり、行儀よく成長することから花壇に並べて利用されたり、寄せ植え素材として利用されたり、また開花した花を収穫して切り花として利用されたりする事があります。
名称:スミレ(ビオラ)
分類:一年草・多年草
開花時期:10月~5月
花色:赤・桃・黄・橙・紫・青・黒・白
葉色:緑・黒
草丈:約10cm~20cm
種の大きさ:小
種まき時期:夏まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:屋内など涼しい環境であれば夏まきすることが出来ます。
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:スミレ(ビオラ)の特徴は、スミレ形花冠とも呼ばれるユニークな花の形や、 地面の傍でひっそりと咲くコンパクトな草姿等にあります。
スミレ(ビオラ)は属の中に約265種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。例えば、パンジー・ビオラは冬の花の代表として知られており、開花期間の長さや花の形・色の豊富さが魅力になっています。またラブラドリカは落ち着いた印象を与える黒葉と上品な印象を与える紫花の相性が抜群な事からエレガントなお庭などによく合い、また丈夫な多年草で育てやすく日陰などでも管理出来る事からビオラ・パンジーに次いで人気があります。
上記の他にもスミレ属には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:ゼニアオイ
分類:多年草
開花時期:4月~10月(5月~7月が最も開花)
花色:桃・紫
葉色:緑
草丈:約60~120cm
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ゼニアオイは属の中に約26種があり、幾つかの種が園芸で親しまれています。
例えば、ジャコウアオイは開花期間が晩春から秋までと長い所や、花に麝香のような心地よい香りがある所が魅力の植物です。また、ウスベニアオイは地面から垂直に伸びる行儀の良い草姿と、開花期間がとても長さ、上品な印象を与える薄い紫色または桃色の花を咲かせる所が魅力的な植物になります。
上記の他にも、ゼニアオイ属の中にはマルバアオイやモクアオイ等の種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
名称:ゼラニウム(ゾナル系)
分類:多年草・低木
開花時期:3月~12月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・紫・橙・黄・白
葉色:緑・赤・桃・黄・橙・茶・白・黒
草丈:約30~100cm
種の大きさ:中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/枝垂れる植物/生垣/香りが良い/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ゼラニウムは属の中に約57種があり、園芸では一般的に「ゾナル系」「アイビーゼラニウム系」「センテッド系」「リーガル系」の四系統が育てられています。
ゾナル系の特徴は、開花期間が長い所、花が沢山集まりボリュームのよい球状の花姿をつくる所、花色と葉色が豊富な所、葉の形が腎形で丸みをおびる所、葉の中に円環状の暗褐色の班が入る所、草姿がブッシュ状になる所等にあります。
アイビーゼラニウム系の特徴は、茎が柔軟で湾曲したり下垂したりしやすくハンギング仕立てで楽しまれる事が多い所、葉の形がアイビーに似て掌状に裂けているためシャープでカッコイイ印象を与える所、開花期間の長い所、ゾナル系と比べるとやや花のボリュームが控えめになる傾向があるものの十分ボリューミーで美しい所などが魅力です。
センテッド系の特徴は、葉に非常に強い香りがある所、香りの種類がとても豊富で細かく分類化されている所、葉の形がシダ植物のように裂けているためファンシーリーフとしても楽しめる所等にあります。
リーガル系の特徴は、ゾナル系と比べて花の一個一個が大きいため豪華な印象を感じさせやすい所、葉の形が個性的なところ等にあります。
名称:セントランサス
分類:多年草
開花時期:5月~9月
花色:赤・桃・黄・紫・白
葉色:緑
草丈:約30~90cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:セントランサスの特徴は、草姿が叢生して茎は基本的に分枝することなく直立するため行儀良い見た目をしている所、開花期間が5月~9月頃までと長い所、花が茎の上部に集まり半球状に咲くためボリューム良い花姿が楽しめる所、花には強烈な香りがあり、花蜂や蝶々などを引き寄せる所、こぼれ種から雑草化しやすい注意する必要がある所などにあります。
名称:セントーレア(ヤグルマギク)
分類:一年草
開花時期:4月~7月
花色:赤・桃・青・紫・黒・白
葉色:緑
草丈:約40~90cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:カラーリーフ/切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:セントーレア(ヤグルマギク)は、矢車を想像させるようなユニークな花の形と、植物では珍しい青花が魅力的な植物です。園芸では、垂直にスっと立ち上がり美しい青花を咲かせる事からエレガントな雰囲気のお庭等によくあいます。
また花は収穫して切り花にされたり、食用花(エディブルフラワー)としてサラダ等にいれて食べられることもあります。
名称:センニチコウ
分類:一年草・多年草(プルケラ種)
開花時期:5月~11月
花色:赤・桃・橙・紫・白
葉色:緑
草丈:約30~90cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき
発芽適温:約20~25度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:センニチコウは、切り花やドライフラワーなど花材としてよく利用されており、コロッとした球状の可愛らしい花を咲かせる事で知られている植物です。
センニチコウの特徴は、開花期間が春から秋の終わり頃まであり、基本的に休むことなく花が咲き続ける所、花は乾燥しても色褪せすることなく1ヶ月以上、綺麗な外観を保ち続ける所、花数がとても多いですが、花の一個一個の花持ちがとてもいいため花がら摘みの手間が少ない所、花の形が球形で飴玉のような可愛らしい見た目をしている所、茎の節間が長くて葉が細いため、光と風をよく通し他の植物の成長を邪魔しにくい所、茎のシルエットが目立つため茎が分枝して何度も交差すると乱雑な印象を与えやすい所等にあります。
センニチコウは丸い花がキャンディのようで可愛らしい印象を与えるため、お菓子をテーマにしたスイーツガーデンやロマンチックガーデンなどによくあいます。また花は乾燥しても型崩れせず色褪せも少ないため、花を収穫して切り花として楽しめたり、ドライフラワーにして花材として利用できる所も魅力でしょう。
名称:ダールベルグデージー
分類:一年草/短命の多年草
開花時期:5月~11月
花色:黄・橙
葉色:緑
草丈:約15~30cm
種の大きさ:中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ダールベルグデージーの特徴は、開花期間がとても長い所、花数がとても多く、株を覆うように黄花が咲く所、花径は1~2cm程度と小ぶりで可愛らしい所、草姿が半ほふく性で、茎は横に移動して広がる所、葉が羽状に細かく裂けているため繊細な見た目をしている所等になります。
園芸では、地面を覆うように広がる性質があり、乾燥に強い事から、岩肌や地面を覆う地被植物として利用されたり、鉢植えやハンギングバスケットなどに植えられてハンギング仕立てで楽しまれたりします。
名称:ダイアンサス
分類:多年草
開花時期:4月~10月(4月~6月に最も開花)
花色:桃・赤・黄・橙・紫・青・緑・白・黒
葉色:緑
草丈:約20~90cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/グランドカバー/切り花/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ダイアンサスは属の中に約300種があり、様々な種が園芸で親しまれています。
例えば、カーネーションは母の日に贈る代表的な花として人気のある植物で主に切り花に利用されていますが、花壇の中で楽しめる品種もあり、花には甘い蜂蜜やスパイシーなクローブ(丁子)を想像させるような香りがあります。またアメリカナデシコは、草姿が直立するため洗練された見た目をしており、花が茎の上部で球状に沢山集まるためボリュームのよい花姿が楽しめます。
上記の他にもダイアンサス属には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:タイム
分類:常緑多年草・常緑亜低木
開花時期:5月~8月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~10cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:好光性種子
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:タイムは葉に「樟脳」や「薬」のような香りがあり、薬効のあるハーブとして親しまれている植物です。
特徴は、草姿がほふく性で地面を絨毯のように広がる所、花数が多いため開花期には花が株を覆うように咲き花絨毯が作られる所、葉に独特な芳香があり、抗菌・抗真菌・抗炎症・抗酸化作用などが期待できる所等にあります。そのため、園芸ではハーブティー等に利用する目的でハーブガーデンなどで育てられる事が多いです。また地面をほふくして広がる性質から地被植物として利用されることもあります。※タイムをハーブとして利用する場合は使える種類を調べてから利用しましょう。
名称:タチアオイ
分類:一・二年草/多年草(短命)
開花時期:6月~8月
花色:桃・赤・黄・橙・紫・白・黒
葉色:緑
草丈:約150cm~240cm
種の大きさ:中・大
種まき時期:春まき
発芽適温:約15~20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:タチアオイは、草丈が240cmに達する事があり背が高くなる所、花穂の中には沢山の花が密につく事もありボリュームのある豪華な花姿を楽しめる所、花は品種によっては八重咲きがあるため豪華さをより感じさせる所、花の色が豊富にあるため沢山ある品種の中から好みの色を探せる所、葉が掌状に裂けているためお洒落な見た目をしている所等にあります。
園芸では、花が非常に大きく目立つことから、庭園等の広い空間の中でフォーカルポイントとして活用される事が多いです。お庭や花壇の中で高さと立体感を出す目的で利用されたり、豪華な花を収穫して切り花として利用されることもあります。
名称:ダリア
分類:多年草
開花時期:4月~11月(5月~6月・9月に最も開花)
花色:桃・赤・黄・橙・紫・白・黒
葉色:緑・黒
草丈:約30~160cm
種の大きさ:中・大
種まき時期:春まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ダリアの特徴は、花径が5cm以下の可愛らしいサイズから30cmを越える巨大で存在感あるサイズまである所、花の形が豊富にあり、16種類に分類されるているため好みの花形を選びやすい所、花の色が豊富にあるため沢山ある品種の中から好みの色を探せる所、開花期間が長い所、丈夫で育てやすい所等にあります。
園芸では、豪華で華やかな花をお庭の中で楽しむ目的で育てられたり、また花を収穫して切り花として楽しむ目的で育てられたりしています。
名称:ダンギク
分類:多年草
開花時期:8月~10月(5月~6月)
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約60~90cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:低温湿層処理
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ダンギクの特徴は、花が節を囲うように沢山付いて円盤状の外観となり、節ごとに段々と花が咲くためユニークな花姿をしている所、花はシソ科でよく見られる唇形花で、蜜蜂などの蜜源になる所、葉の色が緑色の他に黄色や白色もあるため品種を選べばカラーリーフとしても楽しめる所などにあります。
名称:デルフィニウム
分類:多年草
開花時期:4月~6月
花色:桃・青・紫・白
葉色:緑
草丈:約100~200cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:嫌光性種子・直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:デルフィニウムの特徴は、草丈が200cmに達する事があり背が高くなる所、花穂の中には100個近くの花が密につく事もありボリュームのある豪華な花姿を楽しめる所、葉が掌状に裂けているためシャープでお洒落な見た目をしている所等にあります。
また園芸では、花が非常に大きく目立つことから、庭園等の広い空間の中でフォーカルポイントとして活用される事が多いです。お庭や花壇の中で高さと立体感を出す目的で利用されたり、豪華な花を収穫して切り花として利用されることもあります。
名称:トリトマ
分類:多年草
開花時期:4月~8月(様々な時期に開花)
花色:赤・桃・橙・黄
葉色:緑
草丈:約90~150cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき
発芽適温:約20~25度
備考:低温湿層処理
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:トリトマの特徴は、花の形が長い筒状で茎に沿って密につくため花姿がブラシのように見える所、花の色が赤色(赤橙色)から黄色へと花色が変化していく所、草姿が直立で、茎が垂直に伸びて高さを出す所などにあります。
園芸では、熱帯を想像させるような濃い花色とユニークな花姿から、異国情緒溢れるエスニックガーデン等によく合う植物になります。
名称:トレニア
分類:多年草・一年草
開花時期:4月~11月
花色:赤・桃・黄・青・紫・白
葉色:緑・黄
草丈:約15~40cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき
発芽適温:約20~25度
備考:好光性種子
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:トレニアは口を大きく開けたようなユニークな花を沢山咲かせる事で知られている植物です。
特徴は、開花期間の長い所、花の形がユニークで花中央部が口のように大きく開いている所、草姿がドーム状またはほふく性に広がる性質がある所等にあります。園芸では、コンパクトな草姿をしている事から花壇に並べて育てられたり、寄せ植えで利用されたりしています。開花期間が長いため、お庭の中で長く花を楽しみたい人などに向いている植物でもあります。
名称:ニゲラ
分類:一年草
開花時期:4月~7月
花色:桃・青・白
葉色:緑
草丈:約30~60cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:嫌光性種子・直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ニゲラの特徴は、花の形がユニークで、花中央にある複合雌しべが突出してクネクネとしている所、花が終わると風船のように膨らんだ果実(蒴果)が出来る所、果実の中にある多数の種は一部の種では、ブラッククミンとも呼ばれておりゴマの代用として使われる所、葉は細く糸状で羽状に広がるため、霞がかったような朧気な雰囲気をつくるところ等にあります。
園芸では、種を収穫する目的でハーブガーデンなどで育てられる事が多いです。ただし、近縁で似た外観をしているクロタネソウの種には有毒なアルカロイドを含んでいるため、食べる目的で育てる場合はきちんとニゲラ属の食べられる種を確認する必要があります。
また鑑賞用として楽しむ場合は、青花と糸状の葉が繊細で上品な雰囲気をつくるためエレガントガーデンなどによく合うでしょう。また花後にできる果実は収穫して、ドライフラワーにする事で花材として利用することが出来ます。
名称:ニチニチソウ
分類:多年草/亜低木
開花時期:5月~11月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・紫・黄・白
葉色:緑
草丈:約15~100cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき
発芽適温:約20~25度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ニチニチソウの特徴は、開花期間が長く理想的な環境では周年花が咲く所、花の寿命が短い事から日々草と呼ばれていますが、多花性で次々と沢山の花を咲かせる所、葉の表面に強い光沢があるため光が反射してキラキラしてる所、草姿が直立や匍匐する性質がある所などにあります。
名称:ネメシア
分類:一年草・多年草
開花時期:秋・冬・春
花色:赤・桃・黄・橙・青・紫・白
葉色:緑
草丈:約15~60cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:好光性種子
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ネメシアは、金魚草の花を思わせるような個性的な花が茎頂に集まるように咲く花姿が魅力的な植物です。
名称:ノウゼンハレン(ナスタチウム)
分類:一年草・多年草
開花時期:4月~10月(7月に最も開花する)
花色:赤・黄・橙・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~240cm
種の大きさ:大
種まき時期:春まき
発芽適温:約20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ノウゼンハレン(ナスタチウム)は、トロピカルな印象を与える色鮮やかな花と、蓮の葉を想像させるような丸く可愛らしい葉が魅力的な植物です。特徴は、花の色がとても色鮮やかなため南国を想像させる所、葉の形が丸い盾形をしているため可愛らしい印象を与える所、葉は蓮と同様にロータス効果があり降水後は葉の上で水玉がコロコロと転がる所、草姿がツル性で、茎は匍匐したり、壁面を下垂したり、壁面を登る事もある所などにあります。
名称:バーベナ
分類:多年草
開花時期:4月~11月
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑
草丈:約10~20cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:バーベナは属の中に約124種があり、園芸でも幾つかの種が親しまれています。
例えば、ボナリエンシス種は、アゲハ蝶に非常に好まれるため、バタフライガーデンでは欠かせない花の一つとして必ずランキングされており、初夏頃から晩秋まで殆ど休みなく紫色の花を咲かせます。またタピアンは、草姿がほふく性で、地面を絨毯のように広がる性質があるため地被植物として利用されており、また開花期間が春から晩秋までと長いためお庭の中で長く花を楽しみたい人に好まれています。花数がとても多くて株を覆うように沢山の花が咲くため、計画的にタピアンを植えることでお庭の中に花絨毯をつくる事もできます。
上記の他にもバーベナ属には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:ハナビシソウ
分類:多年草・一年草
開花時期:5月~7月
花色:赤・桃・黄・橙・白
葉色:緑
草丈:約30~45cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ハナビシソウの特徴は、花の形がカップ状になるため可愛らしい見た目をしている所、花の色が豊富にあるため好みの色が選べる所、葉はとても細く羽状に広がるため柔らかな雰囲気をつくる所等にあります。
名称:葉牡丹(アブラナ属)
分類:多年草(園芸では一年草扱い)
開花時期:3月~5月
花色:黄
葉色:緑・黄・赤・桃・紫・青・白・黒・灰
草丈:約30~200cm
種の大きさ:小
種まき時期:夏まき
発芽適温:約20~25度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:葉牡丹の特徴は、葉がロゼット状に集まる姿が牡丹の花や薔薇の花を想像させる所、葉の色が花の色のように美しい所、植物では珍しい青葉やシルバーの葉色がある所、成長が緩やかで長く楽しめる所、種から育てられるため安価でお庭の中を彩りやすい所などにあります。
園芸では、冬の花壇を長く彩る代表的な植物として利用されており、花壇に並べて植えられたり、寄せ植え素材として利用されたり、切り花として利用されたり、幅広く活用されています。
名称:バコパ
分類:短命の多年草
開花時期:3月~11月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約10~30cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき
発芽適温:約20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:特徴は、草姿がほふく性で、茎が横に移動したり下垂したりする所、開花期間が長いため、お庭の中を長く彩ることが出来る所、花径は2~3cm程度とかなり小さいですが、花数が多く株を覆うように沢山咲くため花絨毯のような見た目になる所などにあります。
園芸では、地被植物として利用して花絨毯のように仕立てられたり、またハンギング仕立てにして上から下へと下垂する優雅な草姿と花が楽しまれたりします。
名称:ヒマワリ
分類:一年草
開花時期:7月~9月
花色:赤・橙・黄・茶
葉色:緑
草丈:約100~400cm(ギネスでは917cm)
種の大きさ:大
種まき時期:春まき
発芽適温:約20~25度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヒマワリは、夏を代表する花のひとつとして知られており、人の背丈以上に成長して、太陽を想像させるような大きな花を咲かせる植物です。
特徴は草丈が100cmを超えて人の背丈を越える所、茎は殆ど枝分かれすることなく垂直に伸びる所、花径は40cmに達することもあり巨大で強い存在感を感じさせる所、花の形はキク科でよく見られる頭花で太陽を想像させるような見た目をしている所、花は太陽に向かって動く性質がある事から向日葵と呼ばれている所、花後に出来る種は収穫されてスナック感覚で食べられたり小動物や鳥の餌として利用できる所などにあります。
園芸では、お庭の中に高さと立体感を出す目的で育てられたり、小学生の夏休みの課題で育てられたりします。また花は収穫して切り花にされたり、花後に出来る種を収穫して、生または調理して食べられることもあります。
名称:フウセントウワタ
分類:常緑低木
開花時期:6月~10月
果実時期:8月~11月
花色:桃・紫・白
葉色:緑
草丈:約50~200cm
種の大きさ:中・大
種まき時期:春まき
発芽適温:約20~25度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)
用途:切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:フウセントウワタの特徴は、花の後に出来る果実(袋果)が風船を想像させる所、花は垂れ下がるように咲き、しばしば蜜を滴らせ、バニラの香りがある所、茎葉は傷つけられると白色の樹液を出す所、草姿が直立して高さ200cmまで成長する事がある所などにあります。フウセントウワタは、風船を想像させる袋果を鑑賞する目的で育てられます。袋果が出来たら、収穫されて花材に利用されます。茎は傷つけると樹液(乳液)を出し、樹液は触ると炎症を引き起こすこともあるため注意が必要です。
名称:フランスギク(ノースポール)
分類:多年草/一年草
開花時期:12月~7月
花色:白・黄
葉色:緑
草丈:約15~25cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:好光性種子
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/グランドカバー/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:フランスギクは、属の中に約70種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、ノースポールは冬から春にかけて開花し続けるため冬花壇を彩る代表的な植物として知られており、一株でボリュームよくドーム状の草姿をつくり沢山の白色の花を咲かせるため、華やかな地被植物として利用することが出来ます。またシャスタデイジーは、花が5~8cm程度と大きめな所や、根茎を介して広がり直立する茎が何本も伸びて群生をつくる所などが特徴になります。そのため、花壇の中で高さとボリューム感を出すことができる植物です。
上記の他にも、フランスギク属の中にはフランスギクやマキシマム種等の多数の種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
名称:プリムラ(マラコイデス)
分類:多年草
開花時期:11月~4月
花色:赤・桃・黄・橙・青・紫・緑・白
葉色:緑・
草丈:約20~40cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:好光性種子
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:プリムラの特徴は、開花期間が冬から春にかけてあり、長く花を楽しめる所や、沢山の花が咲くためボリュームのよい花姿をつくる所、花が傷みにくいため開花後何週間も綺麗な見た目を保つ所、花の色が豊富にあるためお庭の雰囲気に合わせて品種が選べる所、草姿がロゼット状で株が暴れにくいためお庭の中や鉢の中での管理が楽な所等にあります。
園芸では、冬の花壇を長く彩る代表的な植物として利用されており、花壇に並べて植えられたり、寄せ植え素材として利用されたり、幅広く活用されています。
名称:フロックス(キキョウナデシコ)
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑
草丈:約15~45cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:フロックスは属の中に約67種があり、園芸でも幾つかの種が親しまれています。
例えば、芝桜は草姿がほふく性で芝のように広がり、春になると株一面に花が咲くため花絨毯のような美しい景観をつくる所が魅力です。そのため、グランドカバーとして利用される植物です。またクサキョウチクトウは、草姿が直立で高さ60~120cm程度まで成長するため、お庭の中に高さと立体感を出す効果があり、花が茎の上部で円錐状に集まるためボリュームのよい花姿を楽しむことが出来ます。
上記の他にもフロックス属の中には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧ください。
名称:ベゴニア
分類:多年草
開花時期:4月~11月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・白
葉色:緑・黒
草丈:約15~30cm
種の大きさ:微細
種まき時期:春まき
発芽適温:約20度
備考:好光性種子
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/枝垂れる植物/観葉植物/球根植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ベゴニアは属の中に約1521種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。例えば、センパフローレンス種は屋外の花壇などで親しまれる事が多く、耐陰性が強く花が四季咲きするため日陰などで花を長く楽しみたい人などに好まれます。またレックスベゴニアは観葉植物として親しまれており、ユニークな葉の形と豊富な葉色から高い人気を誇ります。上記の他にも、ベゴニア属の中には球根ベゴニアやマクラータ種等の多数の種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
名称:ペチュニア
分類:多年草
開花時期:4月~11月
花色:赤・桃・黄・橙・青・紫・緑・黒・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約15~45cm
種の大きさ:微細
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20~25度
備考:好光性種子
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ペチュニアは、開花期間の長さや、価格の安さ、育てやすさ等から人気の高い園芸植物の一つです。特徴は、開花期間が春から晩秋まで続き、お庭の中を長く彩れる所、花の形は一般的に漏斗形をしていますが、より華やかな印象を与える八重咲き品種も選べる所、花の色が豊富にある所、花は雨に濡れるとやや傷みやすいという弱点がある所、草姿はコンパクトなドーム状または、匍匐性に広がる傾向があり品種によって変わる所、葉には白色の腺毛が生えているため触るとベトベトしている所などにあります。園芸では、花壇に並べて利用されたり、ハンギング仕立てにされたり、また寄せ植え素材として利用されたりしています。
名称:ヘリクリサム(ムギワラギク)
分類:多年草・一年草
開花時期:5月~7月(秋撒き)7月~10月(春撒き)
花色:赤・桃・橙・黄・白
葉色:緑
草丈:約30~90cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20~25度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヘリクリサムは属の中に500種があり、幾つかの種と品種が園芸で親しまれています。
例えば、カレープラントは、その名前からもわかる通り茎や葉にカレーの様な香りがある所や、また別名では「イモーテル(不滅)」とも呼ばれており、乾燥しても花の色褪せが殆どないためドライフラワーとして使われる事が多い植物です。またムギワラギクは花の形が麦わら帽子にも似ていて、花弁(苞)は紙質でパサパサとしています。花は乾燥しても色褪せがほとんどないためドライフラワーにして花材として利用されたりします。
上記の他にも、ヘリクリサム属の中には他にも色々な種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
名称:ヘレニウム
分類:多年草
開花時期:8月~10月
花色:赤・桃・黄・橙
葉色:緑
草丈:約50~130cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき
発芽適温:約20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヘレニウムの特徴は、花の形がユニークで、花中央の筒状花が盛り上がり団子のように見た目をしている所、花の色が鮮やかなためカラフルな印象を感じさせる所、草姿は叢生で茎が何本も地際から伸びて、高さ50~130cm程度まで成長するため、花壇の中で立体感や高さを出せる所などにあります。
園芸では、花壇の中で花を楽しんだり、また花を収穫して切り花として利用する目的で育てられたりします。
名称:ペンタス
分類:多年草
開花時期:5月~11月
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑
草丈:約30cm~100cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき
発芽適温:約20~25度
備考:好光性種子
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:開花期間長い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ペンタスの特徴は、開花期間がとても長く春から秋にかけてお庭の中を長く彩れる所、花の形が星のような見た目をしており、茎の上部で沢山の花が集まり半球状の花姿をつくる所、花は蝶々の蜜源として高い評価を受けているため、バタフライガーデンなどによく取り入れられる所などにあります。
名称:ヘンルーダ
分類:多年草
開花時期:6月~7月
花色:黄
葉色:緑・青・黄
草丈:約60~90cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヘンルーダは、毒性が知られる前までは葉に柑橘類のような香りがある料理用のハーブとして利用されていた植物です。
特徴は、葉の形がユニークで、一個の葉が分裂して小葉が羽状に広がる所、葉に柑橘類や山椒を想像させるような香りがある所、葉の香りを猫が嫌うため別名「猫よらず」とも呼ばれている所、葉はナミアゲハの食草になる所、葉の色が青緑色をしているため明るく落ち着いた雰囲気がある所、開花期には黄花が茎の上部に集まり、ふんわりとした花姿をつくるところなどにあります。
名称:ホウキギ
分類:一年草
開花時期:7月~9月
花色:桃・黄
葉色:緑・赤・桃
草丈:約30~90cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき
発芽適温:約20度
備考:好光性種子・直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:カラーリーフ
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ホウキギは、樹形が自然と球形になり、可愛らしい見た目をしている所、細枝と葉がふわふわとした質感を作るため触りたくなるような柔らかさを感じさせる所、秋になると茎葉が紅葉して赤色またはピンク色になり、可愛らしさがより際立つ所等にあります。
名称:マリーゴールド
分類:一年草
開花時期:4月~10月
花色:赤・桃・黄・紫・緑・白
葉色:緑
草丈:約15~50cm
種の大きさ:中・大
種まき時期:春まき
発芽適温:約20~25度
備考:
撒き方:点まき・すじまき(条まき)
用途:開花期間長い/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:マリーゴールドの特徴は、開花期間が春から秋にかけてとても長い所、花の形が一重咲き・半八重咲き・八重咲き・アネモネ咲きとある所、花の色が鮮やかなためカラフルで南国を想像させる所、葉の形がユニークで、一個の葉が分裂して羽状に広がる所、根から分泌されるαターチエニルの働きによりセンチュウを死滅させたり抑制する効果がある所などにあります。
園芸では、苗が安価で大量植栽しやすい事から、花壇に並べられたり、寄せ植え素材として楽しまれたり、また花を収穫して切り花として楽しまれたりしています。マリーゴールドはセンチュウを死滅・抑制する働きがある事から野菜のコンパニオンプランツとして利用される事もあるようです。
名称:モナルダ
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑
草丈:約60~120cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:背が高い花/切り花/ドライフラワー/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:モナルダは、花や葉に柑橘類のアールグレイに似た香りがあり、ハーブティーとして飲まれる事もある植物です。
特徴は、花の形が松明が燃えているようなユニークな見た目をしている所、花や葉に柑橘類のアールグレイを思わせる香りがある所、花は花蜂の蜜源にもなっている所、地下茎で緩やかに広がり群生をつくる所などにあります。
園芸では、比較的に背が高くなり、群生をつくることから、お庭の中で高さと立体感を出したり、ボリューム感を出したりすることができます。花はお庭の中で楽しむことも出来ますが、収穫して切り花にして楽しむ事も可能です。
葉や花は蒸らしてハーブティーとして楽しむ事も出来ますが、微量の青酸カリを含有するとの情報もあります。そのため、ハーブティーとして楽しむ場合も多量の摂取は避けた方が良いでしょう。
名称:ユウギリソウ
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:桃・紫・青・白
葉色:緑
草丈:約30~100cm
種の大きさ:微細・小
種まき時期:春まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ユウギリソウの特徴は、花が茎の上部で半球状に集まりボリュームのよい花姿をつくる所、花から雄蕊が長く突出するため、花がふんわりとした見た目をしている所、花の色が薄い青紫色をしているため上品さや落ち着きを感じさせる所、花は蝶々の蜜源にもなるため開花期には花の周りを優雅に飛び回る蝶々が楽しめる所、乾燥に強いため岩の隙間に自生している姿も観察できる所などにあります。園芸では、上品な花をお庭の中で鑑賞する目的で育てられたり、また花を収穫して切り花として利用する目的で育てられたりしています。
名称:ヨモギギク(タンジー)
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:黄
葉色:緑・黄
草丈:約30~60cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/切り花/ドライフラワー/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヨモギギクは属の中に約160種があり、園芸でも幾つかの種が親しまれています。
例えば、タンジーは花に樟脳やローズマリーを想像させるような香りがあり、毒性がある事が知られる以前は料理などに使われていました。現在は毒性があるため、食べられることはありませんが、香りのある花としてドライフラワーとして楽しまれたりしている植物です。またシルバーレースは、葉が細かく羽状に裂けているためレースの編み物のようなお洒落な見た目をしており、茎・葉・花の色が白色をしているため明るさや清潔感があります。そのため、エレガントなお庭や神聖さを感じさせるようなお庭などにピッタリな植物となります。
名称:ラグラス
分類:多年草
開花時期:4月~8月
花色:黄・緑・白
葉色:緑
草丈:約10~50cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ラグラス(ウサギノオ)は、うさぎの尻尾を想像させるような、ふわふわした小ぶりな花が魅力的な植物です。
花は丸みを帯びコロンとしており可愛らしく、風にそよぎ花が揺れる姿は優美な雰囲気をつくります。花は、花壇の中でそのまま鑑賞もされますが、収穫して切り花にされたり、ドライフラワーやプリザーブドフラワーにして、フラワーアレンジメントで利用される事も多い植物です。
名称:ラベンダー(イングリッシュラベンダー)
分類:常緑低木
開花時期:5月~6月・5月~11月(四季咲き品種)
花色:桃・青・紫・白
葉色:緑・白
草丈:約30~100cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/切り花/ドライフラワー/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ラベンダーは、属の中に約39種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、イングリッシュラベンダーは、他のラベンダーと比べて精油に樟脳を殆ど含んでいないため甘い香りがあり、花の形が全体的に丸く葡萄のような見た目をしていて可愛らしいです。またフレンチラベンダーの特徴は、花の形が兎のような可愛らしい見た目をしていて、花全体が花弁状の苞葉で包まれている所や、葉にほんのり香りがある所等にあります。またレースラベンダーは開花期間の長さや、お洒落な花の形、羽状に広がる葉の上品さなどが魅力的なラベンダーになります。
上記の他にも、ラベンダーの中には様々な種と園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧ください。
名称:ルドベキア
分類:一年草・多年草
開花時期:7月~9月
花色:赤・桃・黄・橙・白
葉色:緑
草丈:約30~100cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:好光性種子
撒き方:すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ルドベキアは属の中に約25種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、アラゲハンゴンソウは園芸品種が多く、直径が7~12cmに達する大きな花と、豊富な花色が魅力です。また、フルギダ種は花は小降りですが、黄色の舌状花と暗色の筒状花の二色の花色が警戒色のように働くため、非常によく目立ちます。
上記の他にも、ルドベキア属の中には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧ください。
名称:ローズマリー
分類:常緑低木
開花時期:3月~11月(温暖な気候で周年)
花色:桃・青・紫・白
葉色:緑・白
草丈:約30~200cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:好光性種子・直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/生垣/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ローズマリーは、葉に針葉樹や薬品を想像させるねっとりした香りがあり、枝葉が肉料理や魚料理の香り漬けに使用される事もある植物です。
特徴は、開花期間がとても長く理想的な環境では一年を通して花を咲かせる所、花はまばらに咲く傾向がある所、花は蜜蜂の蜜源として利用されている所、茎葉には腺毛があり、腺毛には液体(精油)が多く含まれている所、精油にはシネオール・樟脳・α-ピネン・リモネン等が含まれており薬品や針葉樹を思わせる香りがある所、樹形は品種により「立性」「匍匐性」「半匍匐性」の三種類に分類されている所などにあります。
立性:茎が真っ直ぐ上に伸びるため洗練された印象を与えます。
匍匐性:茎が地面を匍匐するため地被植物になり、また崖等があると枝垂れるため優雅な雰囲気を作ることが出来ます。
半匍匐性:上記2つの性質があり、生垣などをつくる時に便利な性質です。
名称:レースフラワー
分類:一年草
開花時期:5月~7月
花色:紫・桃・白
葉色:緑・白
草丈:約30~150cm
種の大きさ:小
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約15~20度
備考:直根性
撒き方:点まき(ジフィーセブン・ピートポット・不織布育苗ポット)・直播き
用途:切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:レースフラワーとは、レースのような上品な花を咲かせる、幾つかの属の植物の総称です。一般的に「アンミ」「オルラヤ」「ノラニンジン」などがレースフラワーと呼ばれています。
特徴は、小さな花が茎の上部に多数集まる事で、レースの編み物を想像させる上品な花姿をしている所、細い茎と大きな花の対比がアンバランスで繊細な印象を与える所などにあります。レースフラワーは、上品な花を咲かせる事からエレガントガーデンなどによくあいます。また花は収穫されて切り花として楽しまれることも多いです。
名称:ワレモコウ
分類:多年草
開花時期:6月~10月
花色:赤・桃・紫・茶・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約60~120cm
種の大きさ:小・中
種まき時期:春まき・秋まき
発芽適温:約20度
備考:低温湿層処理
撒き方:点まき・すじまき(条まき)・ばら撒き
用途:カラーリーフ/背が高い花/切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ワレモコウは、コロンとした丸みを帯びる可愛らしい外観の花と、花と茎が作る美しいシルエットが魅力的な植物です。
花は大部分が赤紫色に色付く萼で構成されています。萼は紙質で水分が少ないため、乾燥しても色褪せしたり型崩れする事が殆どなく、茎の上に残り続けます。そのため、花壇の中で長く花が楽しめる事はもちろん、収穫されてリース等のフラワーアレンジメントの花材としても利用されます。ワレモコウの葉は下部に集まり、上部に殆どありません。そのため、花と茎だけのような洗練されたシルエットが楽しめます。また比較的に背が高くなるため、花壇の中で立体感を出したり、花壇の後方の背景として利用するのにおすすめの植物です。
剪定とは、植物の特定の部位を剪定ハサミ等の道具で切り、不要な部分を取り除く方法です。剪定の目的は植物によって様々ですが、一般的には非生産的な古い成長を取り除いて新しい成長を促す目的であったり、樹形や草姿等を形を整える目的で行われます。詳しくは剪定の目的に書いてあるためそちらをご覧下さい。
このページで剪定のやり方や剪定するべき茎の選び方、その目的や理由などを紹介しています。
剪定のやり方は大きく分けて「切り戻し」「間引き」「刈り込み」の3つあります。剪定のやり方にはそれぞれ目的と理由があり、剪定のやり方によって樹形や草姿がかわったり、また作業効率も変わったりします。
剪定のやり方や目的を知る事で、意味のない剪定を行う事が減ったり、目的の樹形や草姿に効率よく剪定出来たり、また健康な成長を促す事に繋がったりします。
切り戻しとは、伸びすぎた茎を1本1本剪定して取り除き草姿(樹形)を整える方法です。
切り戻し剪定を行う目的は「形を整えるため」「生産性の高い新しい成長を促すため」「多湿環境の改善」等があります。
形を整えるためとは、一般的に植物は頂芽優勢にあるため剪定しない場合は一本の茎がひょろひょろと長く伸びて茎数・葉数・花数が減り見た目が悪くなる傾向があります。そのため植物によっては必要に応じて切り戻しを行い、頂芽優勢を崩し側芽を増やして形が整うように誘導してあげる必要があります。
生産性の高い新しい成長を促すためとは、基本的に茎は古くなると成長が鈍り、花の生産性等も落ちてきます。そのため切り戻し剪定を行い生産性の高い新しい成長を促してあげる必要が出てきます。
多湿環境の改善とは、切り戻し剪定を行い植物の株元に光が通る様にしたり、繁茂した茎を切り戻し風通しをよくする事です。多湿環境を改善する事で病気の原因にもなる真菌(カビ)や害虫の被害が減り、夏越ししやすくなる事があります。
間引き剪定とは、不要となった邪魔な茎を根元から剪定して取り除く方法です。
間引き剪定の目的は不要な茎を取り除く事で、主要な茎もしくは新しい芽にエネルギーを優先的に送ったり、光の通りや風通しをよくしたりする事で健康な成長を促す所にあります。
不要な茎とは一般的に「枯れた茎」「病気の茎」「損傷した茎」「元気な成長が見込めない細く弱々しい茎」「成長が衰えた古い茎」「道等にはみ出した邪魔な茎」や「忌み枝」と呼ばれる茎等あたります。
刈り込み剪定とは、枝葉の表面全体を均一に剪定する方法です。切り戻しと似ていますが、一本一本の茎を選別してきる事がないため作業効率がよく、基本的に表面を撫でる様に切りそえられます。
刈り込み剪定の目的は生垣やトピアリー等の形を整える目的で行われます。また切り戻しと比べて作業効率が良いところも魅力です。
芯止め剪定とは、主に高木等の庭木の高さを抑える目的で、最も高い場所にある茎(幹)の成長点を剪定する事です。一般的に落葉樹では冬の間(12月~2月頃)に芯止め剪定が行われ、常緑樹では暑さや寒さのストレスが少ない春から初夏・初秋から秋頃に行われます。
芯止め剪定を行う事で、頂芽優勢が崩れて上への成長が抑えられます。ただし、恒久的に上への成長が抑えられるわけではないため、必要に応じて定期的に芯止めが必要になる事もあります。
植物の茎葉を剪定する目的は様々ありますが、一般的には「植物の健康な成長を促す」「見た目をよくする」「邪魔になる部分の撤去」等の理由があります。
茎葉を剪定する理由は様々ありますが、植物のどの茎を剪定すればいいのかを何となく知っておけば、不必要な茎を剪定するリスクが減ったり、作業の効率があがったり、植物の健康な成長を促すためにどの茎を切ればいいか何となく分かるようになり、気づいた時にしっかり剪定してあげる事が出来るようになるはずです。
枯れた茎とは植物の細胞が内部まで死に、黒色や褐色になった部分です。枯れた茎は生き返る事なく、芽吹く事もありません。
枯れた茎は、日光を遮り光合成の邪魔をしたり、健康な茎の成長を邪魔したり、枯れて損傷した部分から病気を侵入させるリスク等になります。そのため、枯れた茎は気づいたら根元から間引き剪定されるのが一般的です。
ただし、枯れた茎を残す事で冬の寒さや霜から株が守られる場合があります。その場合は冬の終わり、霜の心配がなくなり芽吹きが始まる辺りで剪定を行うといいでしょう。
病気に感染した茎や葉は「その部位を剪定して取り除きましょう」と言われます。
その理由は、放置すると導管等を通じて植物全体に病気が回り治療不可になったり、カビ(真菌)が原因であればそこから胞子を飛ばして他の株にも病気を広げてしまったりするからです。
病気の原因菌(真菌or細菌orウィルス等)や株に与える影響によって対処方もかわるため、対処の仕方は一概にいえるものではありませんが、病気の部位が一部であるならば早めに切り戻し剪定して取り除く方がいいでしょう。また冬越し後、前年の病気を持ち越さないために強く切り戻される事もあります。
※病気の茎を剪定したハサミは刃の部分に菌がつき汚染されている可能性があります。基本的には使い回すのは避け、必要に応じて消毒(熱・アルコール)を行い他の植物の剪定に利用しましょう。
損傷した茎とは折れたり傷ついたりした茎をさします。基本的には一部分のみが傷ついているだけのため、茎自体が死んでいるわけではありません。ダメージの具合にもよりますが、しばらくするとある程度回復して健康な茎と同等に成長したり、また緩やかに枯れていったりします。そのため絶対に必要な剪定と言うわけではありません。
ただ、損傷した部位が重要な部位でなければ、リスクを避けるために間引き剪定や切り戻し剪定を行い取り除き、新しい茎の成長を促した方が良いです。
忌み枝とは盆栽用語で樹形を乱す不要な枝をさしています。また忌み枝は盆栽の剪定だけにとどまらず低木や高木の剪定で用いられることもあります。忌み枝の種類は【車枝・閂枝・並行・枝立ち枝・逆さ枝・交差枝・落ち枝・幹切り枝・向かい枝】があります。
不要枝とは低木や高木等を剪定する際に用いられる園芸用語で、樹形を乱す不要な枝に用いられます。
不要枝を剪定する目的は「樹形を整え美しい自然樹形をつくる」ためだったり、弱い枝に栄養がいくのを止めて「花や芽のつきをよくする」目的だったり、風通しや日当たりをよくして「病害虫の発生を抑制する」目的だったりします。
不要枝の剪定は一般的に間引き(枝抜き)剪定で取り除かれます。
徒長枝
徒長枝とは、上方に向かって真っ直ぐに長く伸びる茎をさしています。徒長枝は樹形を乱し、花芽がつきにくい等のデメリットがあります。※主枝の代わりに利用するため残される場合もあります。
平行枝
平行枝とは同じ方向に平行に伸びる2つ以上の枝です。単調に見え不自然な印象を与えるため不要とされます。
逆さ枝
逆さ枝とは他の枝とは逆(一般的に内側)に向かって伸びる枝です。不自然な印象を与えやすく、樹形を乱す要因になるため不要な枝です。
絡み枝
絡み枝とは、枝が不自然に伸びて正常に伸びた枝と絡むもしくは交差する枝です。枝葉が混み合い光合成の妨げになる他、樹形を乱します。
下がり枝
下がり枝とは地面に向かって下に伸びる枝です。樹形を乱す要因になるため不要です。
蘖(ヒコバエ)
蘖(ヒコバエ)とは、地際から勢いよく伸びてくる若い枝です。主幹の成長を妨げる場合があるため根元から取り除きます。萌芽剪定する時などは蘖を育てたりもします。
車枝
車枝とは1箇所から何本も枝が出ている状態です。樹形を乱す要因になるため一本を残して残りは剪定します。
胴吹き枝
胴吹き枝とは、幹の途中から勢いよく伸びてくる新しい枝です。新しく伸びる枝にエネルギーが回るため、上部の生育が衰える事があり、また樹形を乱す要因にもなります。
ふところ枝
樹冠付近にある小さく弱い枝です。光を遮り風通しを悪くするため不要です。
花がら摘みとは、花が咲き終わって変色した花を摘む作業です。花がら摘みを行う目的は「種を作らせない」「病気を招かない」「見た目をよくする」の3つです。
植物が種を作ると、株の栄養が大きく取られてしまいます。その結果、株が弱り寿命が短くなったり、花の数が減ったり、開花期間が短くなる等のデメリットがあります。また花が在来種でなければ、種が逸出して在来種に悪影響を与える事態も考えなければいけません。その他にも枯れた花は全体の見た目を損ない、腐敗した細胞を好む病気(灰色カビ病等)を招く要因にもなります。灰色カビ病は初めは腐敗したものに感染しますが、健康な部分にも感染が広がる事があります。多年草が灰色カビ病に感染すると株が枯れてしまう事も多く注意が必要です。
そのため、花がら摘みは自浄作用(自ら花を落とす)のある植物でない限りは、しっかり花がら摘みを行った方が良いでしょう。
花がら摘みのやり方は、一般的に個々の花もしくは花穂を切り戻し剪定するか、花が多い場合は刈り込み剪定で一気に花がら摘みが行われます。
摘芯とは茎の成長点を指やハサミで摘む事で、頂芽の成長を止めてしまい側芽の成長を促す方法です。
摘芯の目的は茎の数を増やして、ふさふさした草姿をつくったり草丈を抑える目的で行われます。摘芯を行うと花の数が増えて個々の花が小さくなる傾向があります。
摘芯は一般的に株が成熟する前の若い時に行われます。
萌芽更新とは高木や低木を地際まで強く切り戻し、根元から新しい茎(蘖)を成長させて株を更新させる方法です。
萌芽更新の目的
萌芽更新は出来る低木・高木は多くはありません。株立ち樹形をつくる場合も一般的にはダメージの少ない1~数年の若木で行われます。
萌芽更新をする場合は2~4月の間で行われます。地際から10cm程度の場所で強く切り戻します。
仕立てとは植物の形を美しく揃える目的で用いられる園芸用語です。
生垣やトピアリー等で、形を乱す突出した部分の枝葉が不要な部分です。
剪定は一般的に刈り込み剪定で表面を一気に剪定されますが、丁寧に仕上げる場合は切り戻し剪定が用いられる場合もあります。
開心自然形は、一般的に果樹において苗木(~幼木)のうちから剪定や誘引を行い、枝の成長を横に向かわせて、杯の様な樹形をつくり、上への成長を抑える剪定方法です。開心自然形は樹高が低く抑えられるため、果実の収穫や剪定等の管理がしやすくなる等のメリットがあります。
開心自然形に剪定の手順
植物の夏越しで大切なポイントは「暑さ対策」「日差し対策」「乾燥対策」「多湿対策」の4ポイントです。またこれらのストレスは複合する事で、植物により致命的な影響を植物に与えるため、一つ一つの対策をしっかり行う事が大切になります。
このページでは植物が夏に枯れる原因や対策を紹介しています。
1.日陰をつくる
植物にとって夏の強い日射しは、葉焼けを引き起こしたり葉を枯れさせたりする事があり、また気温が上がると光合成や呼吸を阻害して正常に成長出来なくなります。
そのため夏に弱い植物等は、直射日光が3~5時間程度あたる半日影もしくは日陰に移動するか、遮光ネット等ひで日差しを遮り対策をとる事が必要です。
2.水やりと灌水システム
夏場は気温が高く、植物がどんどん水を吸収する上に土壌にある水分もどんどん蒸発していくため乾燥しやすく、水やりを忘れるものなら乾燥により葉の萎れや枯れ等を引き起こし、また蒸散によって体温を下げられないため高温による障害も併発しやすくなります。
基本的には普段と同様に土が乾いてから水やりが基本ですが、夏場は土が乾燥しやすく高温で植物が弱りやすくなるため、朝と夕方の2回水やりが必要になる事もあるでしょう。また土壌は熱くなっているため水が少量しか与えられないと熱せられてお湯になり根を傷めることがあります。そのため一度に与える水の量も土壌を冷やして上げる気持ちになりたっぷりと上げる必要があるでしょう。
毎日の水やりが大変で1日10分や20分の時間が取れないと言う場合は、自動灌水装置を庭やプランターに巡らせておけば、自動で毎日水やりをしてくれて負担を減らすことができます。また自動装置は付けずに灌水装置だけを設置して、ホースを繋いで蛇口を捻れば水やりを行うようにしておくだけでも負担は大きく軽減されます。
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雑草があると土壌にある雑草に水分が奪われ乾燥しやすくなります。
雑草を取り除く事で乾燥を防ぐ事ができ、また雑草を取り除いた後にバークチップや腐葉土で株元を覆う事で雑草が生えてくる事を防ぎ、急激な温度変化から根を守り、水分の蒸発を防ぐ事が出来ます。
植物が成長するのに欠かせない肥料ですが、成長時の葉茎は柔らかく病気や害虫、暑さ等に弱くなります。また吸収された肥料も蒸散を通して葉に蓄積して葉枯れ(葉縁ちの枯れ)等を引き起こす原因になります。
そのため夏越しする植物は一般的に1~2ヶ月前程度から肥料を与えずに育てられ、丈夫な状態で夏越しが行える様に調整されます。
何日も続く梅雨の長雨や夏の長雨は、暑さに耐える植物さえ枯れさせる事も多く、根腐れを引き起こしたり斑点病や萎凋病等の様々な病気が引き起こされ、株が弱ったり枯れる原因になります。
そのため病気に弱い植物や多湿に弱い植物は雨に当たらない環境に置くのが確実ですが、それが難しい場合は多湿を防ぐ為に切り戻しを行い株元に太陽光があたる様にしたり、土壌の改善を行い排水性を上げたり、バークチップ等で泥はねを防ぎ病気にならないように対策しましょう。
切り戻しを行う事で、葉(蒸散)と根(吸水)のバランスをとり水不足による枯れや萎れを防ぐ事ができます。ただし真夏に切り戻しを行うと植物は大きなストレスを受けてしまうので注意して下さい。切り戻しの時期は植物に合わせて行いましょう。
1.化成肥料のかわりにミネラルやアミノ酸がたっぷりの有機肥料を普段から与えられた植物は、病気や環境ストレスに対して強くなる事が知られています。
2.プランターは急激な温度変化の影響を受けやすいため、二重にしたり地面に埋めて高温で根が傷むのを防ぎましょう。
3.すのこや花台にプランターを乗せる事で、輻射熱によりプランターが温められるのを防ぎ、高温で根が傷むのを防ぎます。
4.花がら摘みをこまめに行う事で、種子づくりによるエネルギーの損失を防ぎ株が弱るのを防ぎます。