ユーフォルビア(トウダイグサ)は属の中に約5000種があり、園芸でも様々な種と品種が親しまれています。このページでは40の原種と、46の園芸品種等を紹介しています。
上記の他にも、このページでは育て方へのリンクや購入方法のリンクなども用意しているため、そちらもよければご活用下さい。
■目次
- ユーフォルビア(トウダイグサ)の簡易比較
- ユーフォルビア(トウダイグサ)の主な種と園芸品種の紹介
- 主な原種
- その他の品種
- おすすめの原種や品種
■ユーフォルビア(トウダイグサ)の簡易比較
名称 | 花房の形状 | 葉(茎)の色 | 備考 |
---|---|---|---|
アビシニカ | 側面の稜に沿う | 緑 | ・株の見た目が燭台に例えられる。 茎には目立つ稜(角)がある。 |
アミグロダイデス | 円筒型 | 緑・赤・紫・黒 | ・地面の下に根茎があり、成長するに従い侵略的に広がる場合がある。 ・葉の色が多彩で魅力的です。 ・耐寒性が高いため屋外でも楽しみやすい。 |
イネルミス | 緑 | ・株の見た目がメデューサのアタマを想像させる。 ・地下面・地表面に球形の大きな塊根がある。 | |
エノプラ | 側面の稜に沿う | 緑・黄緑 | ・株の見た目がサボテンと瓜二つです。 ・鋭い棘は6cmに達する事もあり、色は赤色から赤紫色をしていて目立ちます。 |
オベサ | 側面の稜に沿う | 緑・暗緑・赤紫・橙 | ・茎は多肉質で風船のように膨らんでおり海外では野球ボールに例えられるユニークな形状をしている。 ・茎の中に濃い緑と緑の模様があり、強光などのストレスで赤紫や橙に変化する事がある。 |
カラキアス | 円筒型 | 緑・青緑・黄・白 | ・樹高は最大180cmに達する事もあり、庭園等の広い空間でも強い存在感がある。 ・葉の色が青緑色をしていて、南国を思わせる雰囲気をつくる。 ・花房が巨大で豪華です。 ・耐寒性が高いため屋外でも楽しみやすい。 |
キパリッシアス | 半球状 | 黄・黄緑・青緑・紫 | ・地面の下に根茎があり、成長するに従い侵略的に広がる場合がある。 ・耐寒性が高いため屋外でも楽しみやすい。 |
ギラウミニアナ | 淡褐色・灰白色 | ・茎は多肉質で下部が細い円柱形をしている。 ・分枝は多く、扇のような外観になりやすい。 茎の色が灰白色で上品な見た目をしている。 | |
キリンドリフォリア | 緑・赤紫 | ・株の見た目がタコの足やメデューサのアタマを想像させる。 ・地下面・地表面に球形の大きな塊根がある。 ・葉の側面が内側に湾曲して筒状になる。 | |
クンチー | 稜の突起 | 緑 | ・地面下・地表面に分枝しながら蛇行して伸びる太い塊根がある。 ・茎の長さは最大100cmまで伸び、直立したり横に広がったりする。 |
ゴルゴニス | 緑 | ・株の見た目がゴルゴン三姉妹のメデューサのアタマに例えられる。 ・地下面・地表面に球形の大きな塊根がある。 | |
サブマミラリス | 側面の稜に沿う | 緑・白・桃 | ・茎は多肉質でトウモロコシに例えられるユニークな形状をしている。 ・茎の側面の稜の部分には棘と分枝があり、分枝は太く腕のような見た目をしている。 ・開花期に咲く赤紫色の花は華やかで美しい。 |
スザンナエ | 突起と突起の間 | 緑 | ・円柱形の茎が叢生する。 ・茎には円錐型の突起がある。 |
ソテツキリン | 茎の上部に集まる | 緑/淡褐色・灰白色 | ・茎は多肉質でパイナップルに例えられるユニークな形状をしておりトロピカルな雰囲気を感じさせる。 |
デカリー | 茎の上部に集まる | 緑・紫・茶 | ・草姿がほふく性のため地被植物として利用できる。 ・葉が茎の上部に密に集まりロゼットをつくる。 ・葉の縁部分が強く波打ちフリンジする。 |
トゥレアレンシス | 茎の上部 | 緑・赤紫・暗紫 | ・地面下・地表面に球形または不定形の塊根があり上部から円柱形の茎が出る。 ・葉は茎の上部でロゼットをつくり、葉は縁部分が縮緬状に強く波打つ。 |
バイオエンシス | 側面の稜に沿う | 緑 | ・樹形は叢生して地際から複数の子株が伸びて群生をつくる。 ・茎の見た目がサボテンに瓜二つ。 |
パキポディオイデス | 茎の上部で集まる | 緑・赤紫 | ・株の見た目がパキポディウムに似ている。 |
初雪草 | ロゼット | 緑・白 | ・一年草 ・総苞の色が緑色と白色の二色で構成されていて、植物の上に雪が積もっているかのように見える。 |
ハナキリン | 半球状 | 緑・黄 | ・樹形が直立または途中で倒れて横に広がり、茎はくねくねとしたシルエットを作りやすい。 ・葉は古くなると脱落して棘状の托葉を残すため、上部だけ葉が残り下部では棘が密生している。 ・開花は春から夏ですが温度と日照が十分であれば一年を通して花が咲く。 |
フォスフォーリア | 緑 | ・茎は多肉質で直立に伸びて行儀の良いシルエットをつくる。 ・茎には目立つ節と稜がある。 | |
プラティクラダ | 茎の上部に集まる | 灰白色・赤紫・赤褐色・薄橙・桃・褐色・暗緑 | ・株が枯れ木のような見た目をしており、ゾンビに例えられる。 ・節間のサイズや形状が不規則です。 ・枝の色が多彩です。 |
フランコイシー | 緑・紫・桃・黄 | ・地面下・地表面に不定形の塊根があり上部から円柱形の茎が出る。 ・葉の色が多彩 | |
プリムリフォリア | 緑/灰白色・淡褐色 | ・地面下・地表面に球形または不定形の塊根がある。 | |
ポインセチア | ロゼット | 淡い緑・赤・桃・橙・黄・白 | ・総苞が大きく存在感があり、色が多彩です。 ・開花がクリスマスシーズンにあり、クリスマスの装飾として利用される。 ・花の腺体が唇のようなユニークな見た目をしている。 |
ポリクロマ | ロゼット | 緑・青緑・黄・赤・紫 | ・草姿は開帳してクッションのような見た目になる。 ・花の総苞は楕円形をしていて、花弁のように広がる。 ・耐寒性が高いため屋外でも楽しみやすい。 |
ポリゴナ | 側面の稜に沿う | 緑・白緑・灰白 | ・樹形は叢生して地際から複数の子株が伸びて群生をつくる。 ・茎の見た目がサボテンに瓜二つ。 ・鋭い棘が稜に沿ってついており、1~3本束生する。 |
ホリダ | 側面の稜に沿う | 緑・白緑・灰白 | ・樹形は叢生して地際から複数の子株が伸びて群生をつくる。 ・茎の見た目がサボテンに瓜二つ。 ・鋭い棘が稜に沿ってついており、1~4本束生する。 |
マティーニ | 円筒型 | 緑・青緑・赤・紫・黄 | ・草姿がブッシュでありながら、茎が直立するため行儀よい見た目をしている。 ・葉が螺旋状に密に付いており、葉の色が多彩で魅力的です。 ・耐寒性が高いため屋外でも楽しみやすい。 |
ミルシニテス | 散形状 | 灰緑・青緑 | ・草姿がほふく性のため地被植物として利用できる。 ・葉の色が灰緑色から白色を帯びる青緑色をしているためシルバーリーフとして楽しめる。 |
ミルクブッシュ | 半球形 | 緑・黄・赤 | ・葉が早期に脱落するため茎の頂部にしか殆ど葉が残らず茎のシルエットが強調される。 ・茎のシルエットは珊瑚などに例えられる。 ・茎の色は日差しや低温により黄色や赤色に変化する。 ・観葉植物として楽しむことが出来る。 |
メロフォルミス | 橙・黄・緑 | ・茎は多肉質で風船のように膨らんでおり海外ではメロンに例えられるユニークな形状をしている。 ・稜の部分には花後に花軸の乾いたものが残りサボテンの棘のようにも見える。 | |
雪華草 | 腋生・集散 | 緑 | ・株は分枝が多く、ふんわりとドーム状に広がるため地被植物として利用されたりする。 ・開花期間が春から晩秋ととても長い。 ・花姿がカスミソウのようにふんわりした見た目をしているため名脇役として利用できる。 |
ラクテア | 茎の角に沿って | 緑・白・灰褐色・淡褐色 | ・茎の見た目が燭台(candelabra)や龍の骨(dragon bones)などに例えられる。 ・茎の形は角が飛び出る三角柱または四角柱をしており、一部の品種は帯化して扇のような見た目をしている |
リギダ | 半球状 | 白緑色 | ・草姿がブッシュでありながら、茎が直立するため行儀よい見た目をしている。 ・葉の色が白緑色のため、シルバーリーフとしても楽しめる。 ・耐寒性が高いため屋外でも楽しみやすい。 |
レネウトニー | 緑 | ・草姿が叢生して多肉質な茎がつくるシルエットが魅力的なる。 ・茎は節部分が円錐状に突起してボコボコとしており、突起部分に鋭い棘が二本ある。 | |
ワリンギアエ | 集散 | 緑・紫 | ・地面下・地表面に扁球形または球形の塊根があり上部から多肉質な白色っぽい茎が出る。 |
■ユーフォルビア(トウダイグサ)の主な種と園芸品種の紹介
主な原種
- ユーフォルビア・アビシニカ
- 同義語
- ユーフォルビア・アクルレンシス
- ユーフォルビア・大雲閣(ダイウンカク)
- ユーフォルビア・巒岳(ランガク)
- ユーフォルビア・アミグロダイデス
- 変種
- ユーフォルビア・ロビアエ
- 品種
- ルビーグロー
- パープレア
- ブラックバード
- ポンポン
- ゴールデングローリー
- フロステッドフレーム
- ユーフォルビア・イネルミス
- ユーフォルビア・エノプラ
- 同義語
- ユーフォルビア・紅彩閣(コウサイカク)
- 品種
- クリスタータ・モンストローサ
- エノプラ錦
- ユーフォルビア・オベサ
- 亜種
- ユーフォルビア・シンメトリカ
- 品種
- モンストローサ
- ユーフォルビア・カラキアス
- 亜種
- ユーフォルビア・ウルフェニー
- 品種
- シルバースワン
- ブラックパール
- ドワーフ
- タスマニアンタイガー
- グレーシャーブルー
- ユーフォルビア・キパリッシアス
- 同義語
- マツバトウダイ
- 品種
- フェンズルビー
- クラリスハワード
- ユーフォルビア・ギラウミニアナ
- ユーフォルビア・キリンドリフォリア
- ユーフォルビア・クンチー
- ユーフォルビア・ゴルゴニス
- ユーフォルビア・サブマミラリス
- 同義語
- ユーフォルビア・姫キリン
- 品種
- ナナ
- 白樺キリン
- ユーフォルビア・スザンナエ
- 同義語
- ユーフォルビア・ドラゴンボール
- ユーフォルビア・瑠璃晃(ルリコウ)
- ユーフォルビア・ソテツキリン
- 同義語
- ユーフォルビア・ブプレウリフォリア
- パイナップルコーン
- ユーフォルビア・鉄甲丸
- 品種
- 班入りパイナップルコーン(ほほえみパイン)
- ユーフォルビア・デカリー
- ユーフォルビア・トゥレアレンシス
- ユーフォルビア・バイオエンシス
- ユーフォルビア・パキポディオイデス
- ユーフォルビア・初雪草
- 品種
- 氷河
- サマーアイシクル
- ユーフォルビア・ハナキリン
- 同義語
- ユーフォルビア・ミリー
- 品種
- 班入りハナキリン
- イエロークリーム
- ユーフォルビア・フォスフォーリア
- ユーフォルビア・プラティクラダ
- 同義語
- ゾンビプラント
- ユーフォルビア・フランコイシー
- ユーフォルビア・プリムリフォリア
- ユーフォルビア・ポインセチア
- 品種
- プリンセチア・シリーズ
- イエロールクス
- ビューティーマーブル
- アラスカピュアホワイト
- クリスマスマウス
- ユーフォルビア・ポリクロマ
- 品種
- ボンファイアー
- バリエガータ
- メジャー
- ユーフォルビア・ポリゴナ
- 品種
- スノーフレーク
- ユーフォルビア・ホリダ
- ユーフォルビア・マティーニ
- 品種
- アスコットレインボー
- ゴールデンレインボー
- ベイビー チャーム
- ユーフォルビア・ミルシニテス
- ユーフォルビア・ミルクブッシュ
- 同義語
- ミドリサンゴ(緑珊瑚)
- アオサンゴ(青珊瑚)
- 品種
- スティック オン ファイヤー
- ユーフォルビア・メロフォルミス
- 品種
- メロフォルミス錦
- ユーフォルビア・雪華草(ユキハナソウ)
- 品種
- ダイヤモンドフロスト
- ユーフォルビア・ラクテア
- 同義語
- ユーフォルビア・帝錦(ミカドニシキ)
- ユーフォルビア・マハラジャ
- 品種
- ホワイトゴースト
- クリスタータ
- ユーフォルビア・リギダ
- ユーフォルビア・レネウトニー
- ユーフォルビア・ワリンギアエ
主な原種
ユーフォルビア・アビシニカ
ユーフォルビア・アビシニカの学名は Euphorbia abyssinica 、 同義語では Euphorbia acrurensis 、別名では「ユーフォルビア・アクルレンシス」「ユーフォルビア・巒岳(ランガク)」「ユーフォルビア・大雲閣(ダイウンカク)」「デザート・キャンドル(desert candle)」「キャンドル・スパージ(candelabra spurge)」等とも呼ばれる低木です。
ユーフォルビア・アビシニカの原産地は東アフリカにあり、自生地は乾燥した低木地や岩や砂の多い丘陵地などにあります。
ユーフォルビア・アビシニカの特徴は、幹・分枝は上に向かって伸びるため株の見た目が燭台などに例えられる所、若い茎には目立つ稜(角)があり古くなると丸みを帯びて木質化する所、茎は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉は早期に脱落して棘状の托葉を二つ残す所、開花は春から夏頃にあり、茎の角に沿って緑色・黄緑色の花が房状に集まりボリュームある花姿をつくる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・アビシニカは、燭台のように並ぶ多肉質な茎の姿・ボリュームある花を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。※原産地では観賞用以外にも木質化した部分を屋根材・家具・薪などに利用している。
ユーフォルビア・アビシニカの園芸品種の紹介
ユーフォルビア・アクルレンシス
ユーフォルビア・アクルレンシスの学名は Euphorbia abyssinica 、 同義語では Euphorbia acrurensis 、別名では「ユーフォルビア・アビシニカ」「ユーフォルビア・巒岳(ランガク)」「ユーフォルビア・大雲閣(ダイウンカク)」「デザート・キャンドル(desert candle)」「キャンドル・スパージ(candelabra spurge)」等とも呼ばれる低木です。
ユーフォルビア・大雲閣(ダイウンカク)
ユーフォルビア・大雲閣(ダイウンカク)の学名は Euphorbia abyssinica 、 同義語では Euphorbia acrurensis 、別名では「ユーフォルビア・アクルレンシス」「ユーフォルビア・巒岳(ランガク)」「ユーフォルビア・アビシニカ」「デザート・キャンドル(desert candle)」「キャンドル・スパージ(candelabra spurge)」等とも呼ばれる低木です。
ユーフォルビア・アミグロダイデス
ユーフォルビア・アミグロダイデスの学名は Euphorbia amygdaloides 、別名では「ウッド・スパージ(wood spurge)」等とも呼ばれる多年草です。
ユーフォルビア・アミグロダイデスの原産地はヨーロッパ・北アフリカ・西アジアにあり、自生地は森林地帯などの乾燥気味の木陰などにあります。
ユーフォルビア・アミグロダイデスの特徴は、地面の下に根茎があるため成長するに従って群生をつくり地被植物となる所、茎は基本的に分枝せずに真っ直ぐと伸びるため行儀がよい見た目をしている所、茎の色はアントシアニンの影響で赤色や赤紫色になる事もある所、葉が茎の上部に密に集まる傾向がありロゼットをつくる所、葉の色が多彩で園芸品種の中にはシックな印象を与える黒葉もある所、開花は春から初夏頃で二年目の茎で花が咲く所、花はトウダイグサ特有の杯状花序が円筒型に集まり豪華な花房を楽しめる所、茎を切断すると白色の樹液がでる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・アミグロダイデスは、根茎で広がる草姿・多彩な葉の色・円筒型の花房を鑑賞する目的で栽培されており、木の下の地被植物として利用されたり、乾燥に強いためロックガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・アミグロダイデスの園芸品種の紹介
ロビアエ
学名:Euphorbia amygdaloides var. robbiae
花(総苞)の色:黄緑色
花(腺体)の色: 黄緑色
葉の形:倒披針形・長楕円形
葉の色:緑色・濃い緑色
樹高:約50cm
備考:ユーフォルビア・ロビアエはユーフォルビア・アミグロダイデスの変種です。葉が茎の上部で密にロゼットをつくり、お洒落な見た目をしています。
パープレア
学名:Euphorbia amygdaloides ‘purpurea’
花(総苞)の色:黄色・黄緑色
花(腺体)の色: 黄色・黄緑色
葉の形:倒披針形・長楕円形
葉の色:暗緑色・暗紫色
樹高:約30~50cm
備考:葉の色が明度の低い暗紫色をしているため、重厚的で落ち着いた雰囲気のあるカラーリーフとして楽しめます。また開花期になると黄色の花が咲いて、暗色の葉と強い対比を生み出す所も魅力になります。
ポンポン
学名:Euphorbia amygdaloides ver.robbiae’ponpon’
花(総苞)の色:黄緑色
花(腺体)の色: 黄緑色
葉の形:倒披針形・長楕円形
葉の色:緑色・濃い緑色
樹高:約20~40cm
備考:株は比較的に矮性でコンパクトに収まります。葉が茎の上部で密にロゼットをつくるため、品種名が示す通りポンポンのような可愛らしい見た目をしています。
ユーフォルビア・イネルミス
ユーフォルビア・イネルミスの学名は Euphorbia Inermis 、別名では「ユーフォルビア・九頭竜」とも呼ばれる南アフリカが原産の低木です。
ユーフォルビア・イネルミスの特徴は、株の見た目がメデューサの頭を想像させる所、地面下・地表面に球状の大きな塊根がある所、樹形は叢生して塊根から沢山の茎が伸びる所、茎の形状は円柱形で比較的に真っ直ぐ伸びる所、茎には目立つ菱形の節がある所、開花は春・夏頃にあり、茎の上部で黄色の花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・イネルミスは、メデューサの頭を想像させるユニークな株姿を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
ユーフォルビア・エノプラ
ユーフォルビア・エノプラの学名は Euphorbia enopla 、別名では「ユーフォルビア・紅彩閣(コウサイカク)」「ピンクッション・ユーフォルビア(Pincushion Euphorbia)」等とも呼ばれる低木です。
ユーフォルビア・エノプラの原産地は南アフリカ、自生地は岩や砂の多い乾燥地帯などにあります。
ユーフォルビア・エノプラの特徴は、見た目がサボテンに瓜二つな所、茎の形状は円柱形をしており、側面の稜から腕のような分枝や鋭い棘を出す所、棘の長さは約1~6cm、色は赤色・赤紫色をしているため非常に目立つ所、開花は春から夏頃にあり、茎の頂部の稜に沿って花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・エノプラは、サボテンを想像させる多肉質な茎・危険な雰囲気のある鋭い棘を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
ユーフォルビア・エノプラの園芸品種の紹介
ユーフォルビア・紅彩閣(コウサイカク)
ユーフォルビア・紅彩閣(コウサイカク)の学名は Euphorbia enopla 、別名では「ユーフォルビア・エノプラ」「ピンクッション・ユーフォルビア(Pincushion Euphorbia)」等とも呼ばれる低木です。
ユーフォルビア・オベサ
ユーフォルビア・オベサの学名は Euphorbia obesa 、別名では「ベースボール・プラント(baseball plant)」「バスケットボール・プラント」等とも呼ばれる多年草です。
ユーフォルビア・オベサの原産地は南アフリカのケープ州、自生地は砂の多い岩の隙間などにあります。
ユーフォルビア・オベサの特徴は、茎の形状が多肉質で風船のように膨らんでおり海外では野球ボールに例えられるユニークな外観をしている所、茎の側面に稜があり花軸痕が縫目のような模様をつくる所、茎の中に緑色・濃い緑色の横縞模様が出来る所、強光などの環境ストレスで茎の色が赤紫色から橙色をおびる所、開花は春から夏頃にあり、茎側面の稜から花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・オベサは、野球ボールのような多肉質な茎を鑑賞する目的で栽培されており、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・オベサの園芸品種の紹介
ユーフォルビア・カラキアス
ユーフォルビア・カラキアスの学名は Euphorbia characias 、別名では「ユーフォルビア・カラシアス」「メディタレーニアン・スパージ(Mediterranean spurge)」「アラビアン・スパージ(Albanian spurge)」等とも呼ばれる常緑低木です。
ユーフォルビア・カラキアスの原産地は地中海沿岸にあり、自生地は開けた丘陵地や低木地帯、岩や砂の多い乾燥気味の場所等にあります。
ユーフォルビア・カラキアスの特徴は、樹高が最大120cmまで成長して大型になるため庭園等の広い空間でも高い存在感がある所、樹形はブッシュ状、茎は基本的に分枝せずに真っ直ぐと伸びるため行儀がよい見た目をしている所、葉は茎の周りに密に螺旋のようについており、古くなると葉は落ちるため茎の下部は剥き出しになる傾向がある所、葉の色は青緑色をしているためトロピカルな見た目をしている所、開花は春から初夏頃で二年目の茎で花が咲く所、花はトウダイグサ特有の杯状花序が円筒型に集まりボリュームの良い豪華な花房を楽しめる所、茎を切断すると白色の樹液がでる所、樹液は抽出され広範に研究もされていますが基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・カラキアスは、ボリューミーな樹形・トロピカルな葉の色・円筒型の豪華な花房を鑑賞する目的で栽培されており、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・カラキアスの園芸品種の紹介
ウルフェニー
学名:Euphorbia characias ssp. wulfenii
花(総苞)の色:黄色・黄緑色
花(腺体)の色:黄色
葉の形:線形・狭楕円形
葉の色:青緑色
樹高:最大180cm
備考:ユーフォルビア・カラキアスはユーフォルビア・カラキアスの亜種です。株の高さは最大180cmに達する事があるため、庭園の中などでも強い存在感を示します。また花の中の腺体の色が黄色をしているため、明るく爽やかな花色が楽しめます。
タスマニアンタイガー
学名:Euphorbia characias ‘tasmanian tiger’
花(総苞)の色:クリーム色・緑色(中班)
花(腺体)の色: 黄色
葉の形:線形・狭楕円形
葉の色:薄い青緑色・淡いクリーム色~白色(覆輪)
樹高:約50~100cm
備考:葉の色が全体的にパステル調で縁部分に淡いクリーム色または白色の覆輪が入るため、柔らかで優しい印象を与えるカラーリーフとして楽しめる。花もクリーム色のため、女性的な優しさがあり、メルヘンチックなお庭や可愛いをテーマにするお庭などによく合う。
ユーフォルビア・キパリッシアス
ユーフォルビア・キパリッシアスの学名は Euphorbia cyparissias 、別名では「マツバトウダイ」「サイプレス・スパージ(cypress spurge)」等とも呼ばれる多年草です。
ユーフォルビア・キパリッシアスの原産地はヨーロッパ・西アジアにあり、自生地は草原・岩の多い斜面・荒れ地などにあります。
ユーフォルビア・キパリッシアスの特徴は、地面の下に根茎があるため成長するに従って群生をつくり地被植物となる所、茎は基本的に分枝せずに真っ直ぐと伸びるため行儀がよい見た目をしている所、葉の形状が線形で細長い所、開花は春から初夏頃、花はトウダイグサ特有の杯状花序が半球形に集まり豪華な花房を楽しめる所、茎を切断すると白色の樹液がでる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・キパリッシアスは、根茎で広がる草姿・半球形の黄色の花房を鑑賞する目的で栽培されています。主な用途として、乾燥に強いためロックガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・キパリッシアスの園芸品種の紹介
マツバトウダイ
マツバトウダイの学名は Euphorbia cyparissias 、別名では「ユーフォルビア・キパリッシアス」「サイプレス・スパージ(cypress spurge)」等とも呼ばれる多年草です。
ユーフォルビア・ギラウミニアナ
ユーフォルビア・ギラウミニアナの学名は Euphorbia guillauminiana 、別名では「ユーフォルビア・鬼棲閣」等とも呼ばれるマダガスカルが原産の多年草です。
ユーフォルビア・ギラウミニアナの特徴は、幹の形状が多肉質で下部が細くなる円柱形をしている所、幹の側面から出る分枝も幹と同様の形状をしているため子株のような見た目をしている所、分枝が多く扇状に広がる傾向がある所、茎の色が灰白色をしている所、葉は枝先端にロゼット状に集まり古くなると脱落して棘状の托葉を茎の側面に残す所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・ギラウミニアナは、多肉質で寸胴な茎・茎の側面から生える腕のような分枝、灰白色の上品な茎の色を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
ユーフォルビア・キリンドリフォリア
ユーフォルビア・キリンドリフォリアの学名は Euphorbia cylindrifolia 、別名では「筒葉ちび花麒麟」等とも呼ばれるマダガスカルが原産の多年草です。
ユーフォルビア・キリンドリフォリアの原産地はマダガスカルにあり、自生地は乾燥した潅木地などにあります。
ユーフォルビア・キリンドリフォリアの特徴は、株の見た目がタコの足やメデューサの頭を想像させる所、地面下・地表面に球状の大きな塊根がある所、塊根は上部に多肉質な茎が叢生して、茎は蛇行しながら絡み合いやすい所、葉は側面が内側に湾曲して筒のようになる所、開花は夏頃にあり、茎の上部で黄色・サーモンピンクの花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・キリンドリフォリアは、タコの足を想像させるユニークな株姿・球状の塊根を鑑賞する目的で栽培されており、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・クンチー
ユーフォルビア・クンチーの学名は Euphorbia knuthii 、別名では「狗奴子キリン」とも呼ばれる南アフリカとモザンビークが原産の多年草です。
ユーフォルビア・クンチーの特徴は、地面下・地表面に分枝しながら蛇行して伸びる太い塊根がある所、塊根の上部に多肉質な茎があり、茎は直立したり横に伸びたりしてユニークな外観をつくる所、茎の形状は三角柱または四角柱で稜の所々で三角形の突起がある所、突起の先端には二つの棘がある所、開花は春・夏にあり、緑色・黄色の花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・クンチーは、地表面に出てくる蛇行する塊根・多肉質でギザギザとした茎を鑑賞する目的で栽培されています。主な用途として、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・ゴルゴニス
ユーフォルビア・ゴルゴニスの学名は Euphorbia gorgonis 、別名では「ユーフォルビア・蛸物」「ユーフォルビア・金輪際」等とも呼ばれる南アフリカが原産の多年草です。
ユーフォルビア・ゴルゴニスの特徴は、株の見た目がゴルゴン三姉妹のメデューサのアタマに例えられる所、地面下・地表面に球形の大きな塊根がある所、塊根は上部に多肉質な茎があり、茎は横に這った後に立ち上がるため蛇のような見た目になる所、開花は春・夏にあり、茎の上部で黄色・緑色の花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・ゴルゴニスは、メデューサを想像させるユニークな株姿を鑑賞する目的で栽培されており、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・サブマミラリス
ユーフォルビア・サブマミラリスの学名は Euphorbia submammillaris 、別名では「ユーフォルビア・姫キリン」等とも呼ばれる南アフリカが原産の多年草です。
ユーフォルビア・サブマミラリスの特徴は、株が矮性で高さ20cm程度にしかならない所、茎の形状が多肉質で円柱形をしており、側面に8~10本の稜があり、トウモロコシのような見た目をしている所、稜に沿って鋭い棘が並ぶ所、茎の側面から出る分枝も多肉質な円柱形をしており腕を思わせるような見た目をしている所、開花は晩冬から春頃にあり、茎側面の稜に沿って赤紫色の花を沢山咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・サブマミラリスは、多肉質な寸胴な茎・稜に沿って咲く赤紫色の花を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
ユーフォルビア・サブマミラリスの園芸品種の紹介
ユーフォルビア・姫キリン
ユーフォルビア・姫キリンの学名は Euphorbia submammillaris 、別名では「ユーフォルビア・サブマミラリス」等とも呼ばれる南アフリカが原産の多年草です。
白樺キリン
学名:Euphorbia mammillaris ‘variegata’
茎の色:緑色・白色・桃色
草丈:約10~20cm
備考:茎の形状は円柱形でトウモロコシのようなユニークな見た目をしている。茎の色は緑色・白色・桃色の三色で構成されているため、可愛らしさを感じさせる園芸品種です。
ユーフォルビア・スザンナエ
ユーフォルビア・スザンナエの学名は Euphorbia susannae 、別名では「ユーフォルビア・ドラゴンボール」「ユーフォルビア・瑠璃晃(ルリコウ)」「スーザンズ・スパージ(Suzanne’s Spurge)」等とも呼ばれる低木です。
ユーフォルビア・スザンナエの原産地は南アフリカ、自生地は砂利の多い乾燥地帯などにあります。
ユーフォルビア・スザンナエの特徴は、株元からボコボコと何本も多肉質な茎が出てきて叢生する所、茎の側面には円錐型の突起があり、突起の先端には早期に落ちる葉または葉の朽ちた糸がある所、茎は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、開花は晩冬から初夏頃にあり、円錐型の突起と突起の間から花を咲かせる所、花後には紫色の果実をつくる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・スザンナエは、叢生する多肉質な茎を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
ユーフォルビア・スザンナエの園芸品種の紹介
ユーフォルビア・蘇鉄キリン
ユーフォルビア・蘇鉄キリン(ソテツキリン)の学名は Euphorbia bupleurifolia 、別名では「ユーフォルビア・ブプレウリフォリア」「パイナップルコーン(pine cone plant)」「ユーフォルビア・鉄甲丸」「蘇鉄大戟(ソテツダイゲキ)」「サイキャド・スパージ(cycad spurge)」等とも呼ばれる多年草です。
ユーフォルビア・蘇鉄キリン(ソテツキリン)の原産地は南アフリカにあり、自生地は玄武岩の隣の砂地や、高地の草原の斜面などにあります。
ユーフォルビア・蘇鉄キリン(ソテツキリン)の特徴は、株の見た目がパイナップルや松ぼっくりなどに例えられる所、幹の形状は多肉質で球形または円柱形をしており、側面に菱形の葉痕が残る所、茎の側面から出る分枝も幹と同じ形をしており子株のように見える所、葉は茎の頂部に密に集まりロゼットをつくる所、開花は晩冬から初夏頃にあり、茎の頂部に黄緑色の花を房状に咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・蘇鉄キリン(ソテツキリン)は、パイナップルを想像させる多肉質な茎を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、果物のパイナップルを想像させることからトロピカルなお庭の装飾に利用されたり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
ユーフォルビア・蘇鉄キリンの園芸品種の紹介
ユーフォルビア・ブプレウリフォリア
ユーフォルビア・ブプレウリフォリアの学名は Euphorbia bupleurifolia 、別名では「ユーフォルビア・蘇鉄キリン(ソテツキリン)」「パイナップルコーン(pine cone plant)」「ユーフォルビア・鉄甲丸」「蘇鉄大戟(ソテツダイゲキ)」「サイキャド・スパージ(cycad spurge)」等とも呼ばれる多年草です。
ユーフォルビア・鉄甲丸
ユーフォルビア・鉄甲丸の学名は Euphorbia bupleurifolia 、別名では「ユーフォルビア・蘇鉄キリン(ソテツキリン)」「ユーフォルビア・ブプレウリフォリア」「パイナップルコーン」「蘇鉄大戟(ソテツダイゲキ)」「サイキャド・スパージ(cycad spurge)」等とも呼ばれる多年草です。
ユーフォルビア・デカリー
ユーフォルビア・デカリーの学名は Euphorbia decaryi 、別名では「ユーフォルビア・ちび花キリン」等とも呼ばれるマダガスカルが原産の多年草です。
ユーフォルビア・デカリーの特徴は、草姿がほふく性で地面下の地下茎と匍匐する地上茎で地表を広がる所、茎の形状が多肉質で円柱形をしており葉痕が残る所、葉は茎の頂部にロゼット状に集まる所、葉縁部分が強く波打ちフリンジする所、葉の色は強光などの環境ストレスで紫色・茶色に変化する傾向がある所、開花は春から夏頃にあり、茎の頂部に花が集まり咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・デカリーは、ほふく性に広がる草姿・多肉質でユニークな茎・お洒落な葉の形を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、草姿が匍匐して広がるため地被植物として利用されたり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
ユーフォルビア・トゥレアレンシス
ユーフォルビア・トゥレアレンシスの学名は Euphorbia tulearensis 、原産地はマダガスカルにあり、自生地は崖地や岩場ある多年草です。
ユーフォルビア・トゥレアレンシスの特徴は地面下・地表面に太くてコルク質の塊根がある所、塊根は上部に多肉質な茎があり、茎は不規則に伸びてユニークな外観をつくる所、葉は茎の頂部にロゼットをつくり、葉は縁部分が強く波打ちお洒落な見た目をしている所、葉の色は環境ストレスで赤紫色や暗紫色に変化する所、開花は春・夏にあり、茎の上部で黄色・緑色・赤紫色の花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・トゥレアレンシスは、ユニークな株姿を鑑賞する目的で栽培されており、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・バイオエンシス
ユーフォルビア・バイオエンシスの学名は Euphorbia baioensis 、原産地はケニア、自生地は岩や砂の多い乾燥地などにある低木です。
ユーフォルビア・バイオエンシスの特徴は、樹形は叢生して地際から複数の子株が伸びて群生をつくる所、茎の見た目がサボテンに瓜二つな所、茎の形状は円柱形で基本的に分枝せずに最大30cmまで成長する所、茎には僅かに盛り上がる稜が8~10本あり、稜から棘が2本でる所、棘の色は赤褐色・灰白色をしているため目立つ所、開花は春・夏頃にあり、茎の稜に沿って黄色の花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・バイオエンシスは、サボテンを想像させる多肉質な茎が叢生する姿・危険な雰囲気のある鋭い棘・黄色の明るく元気な花を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
ユーフォルビア・パキポディオイデス
ユーフォルビア・パキポディオイデスの学名は Euphorbia pachypodioides 、原産地はマダガスカルにあり、自生地は岩場などにある低木です。
ユーフォルビア・パキポディオイデスの特徴は、株の見た目がパキポディウムに似ている所、茎は多肉質で円柱状に直立して成長する所、茎の側面には目立つ葉痕と棘状の托葉が残る所、茎は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉は茎の頂部にロゼット状に集まる所、葉の色は緑色と赤紫色で上品さと華やかさを感じさせる所、開花は春から夏頃にあり、茎の上部で長く花軸を伸ばした後に赤紫色の花を複数咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・パキポディオイデスは、多肉質な円柱形の茎・赤紫色と緑色の葉を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
初雪草(ハツユキソウ)
初雪草(ハツユキソウ)の学名は Euphorbia marginata 、別名では「ユーフォルビア・マルギナータ」「スノーオンザマウンテン(snow-on-the-mountain)」「バリエガータ・スパージ(variegated spurge)」「ホワイトマージン・スパージ(whitemargined spurge)」等とも呼ばれる一年草です。
初雪草(ハツユキソウ)の原産地はカナダとアメリカ合衆国にあり、自生地は草原・牧草地・森の開けた場所等にあります。
初雪草(ハツユキソウ)の特徴は、一年草のため春に種を撒いて夏から秋に花が咲いたら冬に枯れる所、草姿は直立で茎の途中で分枝がおこり斜上に広がる所、開花期になると茎の上部で総苞が対生に密につき花弁のように広がる所、総苞の色は緑色と白色の複色で、植物の上に雪が積もっているような見た目になる所、花はトウダイグサ特有の杯状花序で頂部に散形に集まり平面的な円形の花房をつくる所、花の中にある緑色の腺体には花弁状の白色の付属物がついている所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
初雪草(ハツユキソウ)は、行儀よく直立して成長する草姿・明るく上品な総苞の色を鑑賞する目的で栽培されています。そのため、花壇に並べて利用されたり、行儀よく成長する事から寄せ植えの中で高さを出す目的で利用されたり、乾燥に強いためロックガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、開花後に収穫して切り花として利用されたりしています。
初雪草(ハツユキソウ)の園芸品種の紹介
ハナキリン
ハナキリンの学名は Euphorbia milii 、別名では「茨の冠(crown of thorns)」「キリスト・プラント(Christ plant)」「キリストズ・ソーン(Christ’s thorn)」等とも呼ばれる常緑低木です。
ハナキリンの原産地はマダガスカルにあり、自生地は岩石の多い丘陵地や低木の多い場所等にあります。
ハナキリンの特徴は、樹形が半ツル性で茎は自立して直立したり途中で倒伏して横に広がったりするためクネクネとした見た目になりやすい所、葉は古くなると脱落して棘状の托葉を残すため、上部だけ葉が残り下部では棘が密生している所、開花は春から夏ですが温度と日照が十分であれば一年を通して花が咲く所、花はトウダイグサ特有の杯状花序が茎の頂部付近で集散に集まり半球状の花房をつくる所、花(総苞)の色は鮮やかなため鑑賞価値が高い所、茎を切断すると白色の樹液がでる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ハナキリンは、クネクネとする独特な茎の姿・刺々しい危険な見た目・華やかな色の花を鑑賞する目的で栽培されたり、またイエス・キリストの茨の冠として知られているため伝承をテーマにするお庭で楽しまれたり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ハナキリンの園芸品種の紹介
ユーフォルビア・フォスフォーリア
ユーフォルビア・フォスフォーリアの学名は Euphorbia phosphorea 、別名では「ユーフォルビア・夜光キリン」等とも呼ばれる低木または小高木です。
ユーフォルビア・フォスフォーリアの原産地はブラジル、自生地は岩の多い丘陵や平地の岩場や砂地などにあります。
ユーフォルビア・フォスフォーリアの特徴は、幹・分枝が真っ直ぐと直立して伸びて独特なシルエットをつくる所、茎には目立つ節と稜がある所、茎は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉は細くて目立たず、早期に落ちて新枝の頂部にしかないため殆ど目立たない所、開花は春から夏頃にあり、茎頂部に赤紫色の花が集まり少量の花房をつくる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・フォスフォーリアは、幹と枝がつくる独特なシルエットを鑑賞する目的で栽培されています。用途としては乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、屋内で観葉植物として楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・プラティクラダ
ユーフォルビア・プラティクラダの学名は Euphorbia platyclada 、別名では「ゾンビプラント」「デッドプラント(Dead plant)」「デッドウッド・プラント(Dead Wood Plant)」「デッドスティック・プラント(Dead Stick Plant)」等とも呼ばれる常緑低木です。
ユーフォルビア・プラティクラダの原産地はマダガスカル、自生地は落葉樹の生える乾燥した森林の中などにあります。
ユーフォルビア・プラティクラダの特徴は、株の見た目が枯れ木やゾンビなどに例えられている所、樹形が不規則で茎は直立したり匍匐したりする所、節間のサイズは不規則で形状も円柱形・楕円形・台形・不定形などがあるため風化によって外観が崩れたような見た目をつくる所、枝の色は多彩で成熟度や環境により灰白色・赤紫色・赤褐色・薄橙色・桃色・褐色・暗緑色の範囲で変化しており、枝の中に入る暗緑色の模様が腐敗していく様を感じさせる所、開花は一般的に晩夏頃にあり、茎頂部に花が集散に集まる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。※雨量の少ない地域に自生しているため、枯れた見た目をしている事で草食動物から身を守っていると考えられている。
ユーフォルビア・プラティクラダは、枯れ木を思わせる枝・匍匐して広がる樹形を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、魔女や悪魔をテーマにするお庭の装飾として利用されたり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・プラティクラダの園芸品種の紹介
ユーフォルビア・フランコイシー
ユーフォルビア・フランコイシーの学名は Euphorbia francoisii 、原産地はマダガスカル、自生地は乾燥した灌木地帯等にある低木です。
ユーフォルビア・フランコイシーの特徴は、地面下・地表面に太い塊根がある所、塊根の上部に多肉質な茎がある所、茎の上部に葉がロゼット状につく所、品種が豊富にあるため葉の形や色が多彩な所、開花は晩春・初夏にあり、緑色・黄色・赤色の花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・フランコイシーは、地表面に出てくる塊根・多肉質な茎・多彩な色の葉を鑑賞する目的で栽培されています。主な用途として、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・プリムリフォリア
ユーフォルビア・プリムリフォリアの学名は Euphorbia primulifolia 、別名では「地むぐり花キリン」等とも呼ばれる多年草です。
ユーフォルビア・プリムリフォリアの原産地はマダガスカル、自生地は乾燥した低木地帯や砂漠、谷間などにあります。
ユーフォルビア・プリムリフォリアの特徴は、地下面・地表面に球形から不定形の大きな塊根がある所、塊根は上部で円筒型または円錐型の多肉質な茎を出す所、冬季は葉がなく春になると茎の頂部に葉をロゼット状に広げる所、葉には皺がありプリムラの葉に似ている所、開花は晩冬から春頃にあり、通常は葉を展開する前に花が咲く所、花は茎の上部で白花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・プリムリフォリアは、球状の見た目をした多肉質な塊根を鑑賞する目的で栽培されており、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ポインセチア
ポインセチアの学名は Euphorbia pulcherrima 、別名では「ショウジョウボク」「ユーフォルビア・プルケリマ」「クリスマスフラワー(Christmas Flower)」等とも呼ばれる多年草です。
ポインセチアの原産地はメキシコと中央アメリカにあり、自生地は太平洋に面した斜面や峡谷などにあります。
ポインセチアの特徴は、樹形が中央幹の根元付近で分枝してブッシュ状に成長する所、短日植物のため日長が短くなる冬頃に花芽がつく所、開花期になると茎の頂部付近で総苞がロゼット状に広がるため花弁が広がっているように見える所、総苞の色は淡い緑色・赤色・桃色・橙色・黄色・白色と多彩なためお庭やお部屋の雰囲気に合わせて品種選びが出来る所、腺体の形状が唇のような見た目をしており、中から液体が分泌される所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ポインセチアは、多彩でカラフルな葉(総苞)の色を鑑賞する目的・クリスマスをお祝いの装飾として利用する目的で栽培されており、温暖な地域では屋外のエントランスガーデンやクリスマス装飾されたお庭などで楽しまれたり、観葉植物としてお部屋の中で楽しまれたりしています。
ポインセチアの園芸品種の紹介
プリンセチア・シリーズ
プリンセチアは、華やかな印象を感じさせる“プリンセス”と“ポインセチア”を組み合わせて作られた商品名で、ユーフォルビアの新品種になります。
プリンセチアは、従来のポインセチアと比べて分枝が多くコンパクトにまとまるため、良好な草姿を長く保ちます。またコンパクトにまとまるため、開花期間中はブーケのような豪華な花姿が楽しめる所が魅力です。
プリンセチアは、総苞は数が多くて、総苞片は隙間がなく緻密に重なるため、まばらで緩い印象を感じさせにくく、八重花を見てるような豪華な姿が楽しめます。
シリーズの中には総苞の色が赤色・桃色・白色・緑色・複色の多彩な色があるため、お庭やお部屋の雰囲気に合わせて品種選びが出来る。
ジャパンフラワーセレクション受賞品種
プリンセチア(ピンクホワイト):ジャパンフラワーセレクション2009-2010の鉢物部門でフラワー・オブ・ザ・イヤー(最優秀賞)を受賞
プリンセチア(ホットピンク):ジャパンフラワーセレクション2009-2010の鉢物部門でベストフラワー(優秀賞)を受賞
プリンセチア(ルージュ):ジャパンフラワーセレクション2009-2010の鉢物部門でベストフラワー(優秀賞)とニューバリュー特別賞を同時受賞
プリンセチア(ローザ):ジャパンフラワーセレクション2014-2015の鉢物部門で入賞
プリンセチア(オペラ):ジャパンフラワーセレクション2018-2019の鉢物部門でベスト・フラワー(優秀賞)とニュースタイル特別賞を同時受賞
ビューティーマーブル
学名:Euphorbia pulcherrima beauty marble
花(総苞)の色:サーモンピンク・クリーム色(覆輪)
葉の形:楕円形・卵形
葉の色:緑色
樹高:約40~60cm
備考:株は分枝がよく樹形の見た目が「V字型」になるため鉢植えで管理がしやすい。総苞の色はサーモンピンクにクリーム色の覆輪が縁部分に入るため、南国の果物のような甘い見た目をしています。そのため、トロピカルなお庭や、お菓子をテーマにする可愛いスイーツガーデンなどにおすすめです。
ユーフォルビア・ポリクロマ
ユーフォルビア・ポリクロマの学名は Euphorbia polychroma 、または同義語で Euphorbia epithymoides 、別名では「クッション・スパージ(cushion spurge)」等とも呼ばれる多年草です。
ユーフォルビア・ポリクロマの原産地はヨーロッパにあり、自生地は岩石の多い丘陵地や森の開けた場所等にあります。
ユーフォルビア・ポリクロマの特徴は、草姿が開帳してドーム状に広がりふんりとしたクッションのような見た目をしている所、茎は根元で分枝した後は基本的に分枝をせず伸びる所、葉の色は秋になると赤色・橙色・紫色に紅葉して季節の変化を楽しめる所、品種が豊富で多彩なカラーリーフが楽しめる所、開花期になると茎の頂部で黄色に色付いた総苞が花弁のように放射状に広がるため株一面が黄色になる所、総苞の形状が一般的な椀形でなく楕円形をしている所、茎を切断すると白色の樹液がでる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・ポリクロマは、クッションのように広がる草姿・多彩な葉の色・株を覆うように咲く花房を鑑賞する目的で栽培されており、クッションのように広がるため地被植物や花壇の縁どりなどに利用されたり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・ポリクロマの園芸品種の紹介
メジャー
育て方・楽天で購入
学名:Euphorbia polychroma ‘major’
花の色:黄色・黄緑色
葉の形:狭楕円形・倒披針形
葉の色:緑色
樹高:約30~45cm
備考:ユーフォルビア(メジャー)は、従来のユーフォルビア・ポリクロマよりも花の総苞が大きいため、存在感の強い華やかな花姿が楽しめます。
ユーフォルビア・ポリゴナ
ユーフォルビア・ポリゴナの学名は Euphorbia polygona 、別名では「ユーフォルビア・大宝輪」「ユーフォルビア・宝輪玉」「アフリカン・ミルク・バレル(African Milk Barrel)」等とも呼ばれる低木です。
ユーフォルビア・ポリゴナの原産地は南アフリカ、自生地は岩の多い地域などにあります。
ユーフォルビア・ポリゴナの特徴は、樹形は叢生して地際から複数の子株が伸びて群生をつくる所、茎の見た目がサボテンに瓜二つで同属のユーフォルビア・ホリダにも似ている所、茎の形状は円柱形で基本的に分枝せずに最大150cmまで成長する所、茎には三角形に盛り上がる稜が10~20本あり、稜はうねる傾向がある所、稜の節からは棘が1~3本束生する所、開花は春・夏頃にあり、茎の稜に沿って花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・ポリゴナは、サボテンを想像させる多肉質な茎が叢生する姿・危険な雰囲気のある鋭い棘・赤色や赤紫色の華やかで上品な花を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
ユーフォルビア・ポリゴナの園芸品種の紹介
ユーフォルビア・ホリダ
ユーフォルビア・ホリダの学名は Euphorbia horrida 、別名では「ユーフォルビア・魁偉玉(カイイギョク)」「ユーフォルビア・怪偉玉(カイイギョク)」「アフリカン・ミルク・バレル(African Milk Barrel)」等とも呼ばれる低木です。
ユーフォルビア・ホリダの原産地は南アフリカ、自生地は岩や砂の多い丘陵地や崖地などにあります。
ユーフォルビア・ホリダの特徴は、樹形は叢生して地際から複数の子株が伸びて群生をつくる所、茎の見た目がサボテンに瓜二つな所、茎の形状は円柱形で基本的に分枝せずに最大150cmまで成長する所、茎には三角形に盛り上がる稜が10~20本あり、稜から棘が1~4本束生する所、棘の長さは約1~4cm、色は赤褐色・灰白色をしているため非常に目立つ所、開花は夏頃にあり、茎の稜に沿って花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・ホリダは、サボテンを想像させる多肉質な茎が叢生する姿・危険な雰囲気のある鋭い棘・赤紫色の華やかで上品な花を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
ユーフォルビア・マティーニ
ユーフォルビア・マティーニの学名は Euphorbia × martinii 、別名では「マーチンズ・スパージ(Martin’s spurge)」等とも呼ばれる常緑低木です。
ユーフォルビア・マティーニは Euphorbia amygdaloides と Euphorbia characias subsp. characias の自然交雑種になり、南フランスのピレネー山脈で野生化しているものが発見されました。
ユーフォルビア・マティーニの特徴は、樹高が40~60cm程度とコンパクトなため鉢植えやスモールガーデンで楽しみやすい所、樹形はブッシュ状、茎は基本的に上部で分枝しないため行儀よい見た目になる所、葉は茎の周りに非常に密に螺旋状についているため、フサフサした見た目になる所、葉の色が多彩でカラーリーフとして楽しめる所、花はトウダイグサ特有の杯状花序が円筒型に集まりボリュームの良い豪華な花房を楽しめる所、茎を切断すると白色の樹液がでる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・マティーニは、ボリューム感と行儀の良さを感じさせる樹形・多彩でカラフルな葉の色・円筒型の豪華な花房を鑑賞する目的で栽培されており、乾燥に強いためロックガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・マティーニの園芸品種の紹介
ユーフォルビア・ミルシニテス
ユーフォルビア・ミルシニテスの学名は Euphorbia myrsinites 、別名では「ユーフォルビア・ロバの尻尾(Donkeytail Spurge)」「マートル・スパージ(myrtle spurge)/ブルースパージ(blue spurge)」等とも呼ばれる多年草です。
ユーフォルビア・ミルシニテスの原産地は南東ヨーロッパと小アジア、自生地は岩の多い斜面や乾燥した平地などにあります。
ユーフォルビア・ミルシニテスの特徴は、草姿がほふく性で茎が直立したり地面を這って広がる所、葉の色は灰緑色・白みを帯びた青緑色をしているため上品なシルバーリーフとして楽しめる所、茎や葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、開花は晩冬から初夏頃にあり、茎の頂部に黄色~黄緑色の花が集まりボリュームのある花房をつくる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・ミルシニテスは、ほふく性に広がる草姿・多肉質な可愛い茎や葉・灰緑色の上品な葉の色・お洒落な葉の形を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、草姿が匍匐して広がるため地被植物として利用されたり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
ユーフォルビア・ミルクブッシュ
ユーフォルビア・ミルクブッシュの学名は Euphorbia tirucalli 、別名では「ユーフォルビア・ミドリサンゴ(緑珊瑚)」「ユーフォルビア・アオサンゴ(青珊瑚)」「鉛筆サボテン(pencil cactus)」「ファイヤースティック・プラント(fire stick plant)」等とも呼ばれる常緑低木です。
ユーフォルビア・ミルクブッシュの原産地はアフリカおよびインド、自生地は山岳地帯やサバンナ地帯、岩場などにあります。
ユーフォルビア・ミルクブッシュの特徴は、枝や小枝が交差するシルエットが落葉樹や珊瑚のようなシルエットをつくる所、若い枝は鉛筆程度の太さしかないため英名では「鉛筆サボテン(pencil cactus)」と呼ばれている所、十分に日光の当たる場所では若い枝の色は夏になると黄色に変化して、秋から冬になると赤色(朱色)に変化する所、茎は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、葉は枝のように細くて目立たず、早期に落ちて枝の頂部にしかないため殆ど目立たない所、開花は春から夏頃にあり、茎頂部に花が集まり半球状の目立たない花房をつくる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・ミルクブッシュは、枝がつくる珊瑚のような美しいシルエット・季節などで変化する茎の色を鑑賞する目的で栽培されています。用途としては乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、屋内で観葉植物として楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・ミルクブッシュの園芸品種の紹介
ミドリサンゴ(緑珊瑚)
ユーフォルビア・ミドリサンゴ(緑珊瑚)の学名は Euphorbia tirucalli 、別名では「ユーフォルビア・ミルクブッシュ」「ユーフォルビア・アオサンゴ(青珊瑚)」「鉛筆サボテン(pencil cactus)」「ファイヤースティック・プラント(fire stick plant)」等とも呼ばれる常緑低木です。
ユーフォルビア・メロフォルミス
ユーフォルビア・メロフォルミスの学名は Euphorbia meloformis 、別名では「ユーフォルビア・貴青玉」「メロン・スパージ(melon spurge)」等とも呼ばれる多年草です。
ユーフォルビア・メロフォルミスの原産地は南アフリカ、自生地は砂漠または乾燥地帯にあります。
ユーフォルビア・メロフォルミスの特徴は、茎の形状が多肉質で風船のように膨らんでおり海外ではメロンに例えられるユニークな外観をしている所、茎の側面に稜があり凹凸がある所、稜の部分には花後に花軸の乾いたものが残りサボテンの棘のようにも見える所、開花は晩冬から春頃にあり、茎側面の稜から花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・メロフォルミスは、寸胴で丸みのある多肉質な茎を鑑賞する目的で栽培されており、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・メロフォルミスの園芸品種の紹介
雪華草(ユキハナソウ)
雪華草(ユキハナソウ)の学名は Euphorbia hypericifolia 、別名では「ユーフォルビア・ヒペリキフォリア(Euphorbia hypericifolia)」「グレイスフル・スパージ(graceful spurge)」「ゴールデン・スパージ(golden spurge)」等とも呼ばれる一年草または多年草です。
雪華草(ユキハナソウ)の原産地は熱帯アメリカにあり、自生地は草原や荒れ地等にあります。
雪華草(ユキハナソウ)の特徴は、草姿が開帳しており、茎は細く空間が多く含まれるため、ふんりとしたクッションのような見た目をしている所、葉の見た目がオトギリソウに似ている所、開花期間が春から晩秋まで、または理想的な温度と光量がある環境では周年と長い所、花姿はカスミソウのようにふんわりとした見た目をしているため名脇役として使える所、花はユーフォルビア特有の杯状花序で、主に鑑賞されるのは総苞と呼ばれる特殊化した白色の葉の部分になる所、茎を切断すると白色の樹液がでる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
雪華草(ユキハナソウ)は、ふんわりと広がる草姿・長期間楽しめる花・カスミソウのように咲く花姿を鑑賞する目的で栽培されています。主な用途では、クッションのように広がるため地被植物や花壇の縁どりなどに利用されたり、小さく沢山咲く花が他の植物を引き立てるため寄せ植え素材として利用されたり、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
雪華草(ユキハナソウ)の園芸品種の紹介
ユーフォルビア・ラクテア
ユーフォルビア・ラクテアの学名は Euphorbia lactea 、別名では「帝錦(ミカドニシキ)」「ユーフォルビア・マハラジャ」「ユーフォルビア・大明神(ダイミョウジン)」「モットルド・スパージ(mottled spurge)」「キャンデラブラ・スパージ(candelabra spurge)」「ドラゴンボーンズ・プラント(dragon bones plant)」等とも呼ばれる低木です。
ユーフォルビア・ラクテアの原産地は南アジアにあり、自生地は乾燥した低木地や岩や砂の多い丘陵地などにあります。
ユーフォルビア・ラクテアの特徴は、茎の見た目が燭台(candelabra)や龍の骨(dragon bones)などに例えられる所、茎の形は角が飛び出る三角柱または四角柱をしており、一部の品種は帯化して扇のような見た目をしている所、茎は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、茎の色が緑色・白緑色・白色をしているためシルバーリーフのように楽しめる所、葉は早期に脱落して棘状の托葉を残す所、開花は春から夏頃にあり、茎の角に沿って緑色・黄緑色の花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・ラクテアは、燭台やドラゴンの骨を想像させる多肉質な茎・美しいシルバーリーフを鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりします。
ユーフォルビア・ラクテアの園芸品種の紹介
ユーフォルビア・帝錦(ミカドニシキ)
ユーフォルビア・帝錦(ミカドニシキ)の学名は Euphorbia lactea 、別名では「ユーフォルビア・ラクテア」「ユーフォルビア・マハラジャ」「ユーフォルビア・大明神(ダイミョウジン)」「モットルド・スパージ(mottled spurge)」「キャンデラブラ・スパージ(candelabra spurge)」「ドラゴンボーンズ・プラント(dragon bones plant)」等とも呼ばれる低木です。
ユーフォルビア・リギダ
ユーフォルビア・リギダの学名は Euphorbia rigida 、別名では「アップライト・マートルスパージ(upright myrtle spurge)」等とも呼ばれる多年草です。
ユーフォルビア・リギダの原産地は地中海沿岸にあり、自生地は岩や砂の多い斜面などにあります。
ユーフォルビア・リギダの特徴は、樹高が30~50cm程度とコンパクトなため鉢植えやスモールガーデンで楽しみやすい所、樹形はブッシュ状ですが基本的に茎は上部で分枝しないため行儀よい見た目になる所、葉は茎の周りに非常に密に螺旋状についているため、フサフサした見た目になる所、葉の色が白緑色をしている傾向があるためシルバーリーフとして楽しめる所、花はトウダイグサ特有の杯状花序が半球形に集まりボリュームの良い花房を楽しめる所、茎を切断すると白色の樹液がでる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・リギダは、ボリューム感と行儀の良さを感じさせる樹形・白緑色の葉の色・半球形の豪華な花房を鑑賞する目的で栽培されており、乾燥に強いためロックガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・レネウトニー
ユーフォルビア・レネウトニーの学名は Euphorbia lenewtonii 、原産地はタンザニアにあり、自生地は岩の割れ目などにある多年草です。
ユーフォルビア・レネウトニーの特徴は、草姿が叢生して多肉質な茎がつくるシルエットが魅力的な所、茎は節部分が円錐状に突起してボコボコとしており、突起部分に鋭い棘が二本ある所、茎は多肉質で貯水組織があるため乾燥に強い所、花は無柄で茎頂部付近から黄色の花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・レネウトニーは、多肉質な茎がつくるシルエットを鑑賞する目的で栽培されています。用途としては乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、屋内で観葉植物として楽しまれたりしています。
ユーフォルビア・ワリンギアエ
ユーフォルビア・ワリンギアエの学名は Euphorbia waringiae 、原産地はマダガスカルにあり、自生地は潅木地帯や岩場などにある多年草です。
ユーフォルビア・ワリンギアエの特徴は、地面下・地表面に扁球形または球形をした塊根がある所、塊根の上部に多肉質な茎が伸びてユニークな外観をつくる所、茎の色が白っぽくなる所、葉の色は緑色と赤紫色で上品さと華やかさを感じさせる所、開花は晩春・夏頃にあり、緑色・黄色の花を咲かせる所、樹液は基本的に有毒で触ると炎症を引き起こしたり目に入ると失明するリスクがある所等にあります。
ユーフォルビア・ワリンギアエは、球形の可愛らしい塊根・多肉質で茎・緑色と紫色の上品な葉色を鑑賞する目的で栽培されています。主な用途として、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたりしています。
その他の品種
怪魔玉・カイマギョク
学名:Euphorbia ‘kaimagyoku’
茎の形:円柱形
茎の色:緑色・黄褐色
葉の形:倒線状披針形
葉の色:緑色
備考:ユーフォルビア(怪魔玉・カイマギョク)の学名は Euphorbia ‘kaimagyoku’ 、ソテツキリン(Euphorbia bupleurifolia) と ユーフォルビア・鱗宝(euphorbia mammillaris) の交配品種と考えられています。
備考②:幹の形状は多肉質で円柱形をしており、幹は垂直にグングンと成長して細長くなる。幹は側面に菱形の葉痕が残るため、外観はパイナップルのような見た目になります。
備考③:幹の側面から出る分枝も幹と同じ形をしておりパイナップルが増殖しているように見えます。
備考④:葉は茎の頂部でロゼットを形成します。
備考⑤:茎は多肉質で、多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。ただし、寒さにあまり強くないことから温暖な地域じゃないと屋外で育てるのは難しいかもしれません。
備考⑥:観葉植物として屋内で楽しまれることもあります。ただし、基本的に日当たりを好む植物のため育てる場所には注意が必要です。
峨眉山・ガビザン
学名:Euphorbia ‘Gabizan’
茎の形:球形・円柱形
茎の色:緑色・褐色・灰褐色
花の色:緑色・黄色
葉の形:倒線状披針形
葉の色:緑色
備考:ユーフォルビア(峨眉山・ガビザン)の学名は Euphorbia ‘Gabizan’ 、ソテツキリン(Euphorbia bupleurifolia) と ユーフォルビア・スザンナエ(Euphorbia susannae)の交配品種です。
備考②:幹の形状は多肉質で球形または円柱形をしており、側面に菱形の葉痕が残るため、外観がパイナップルのような見た目をしています。
備考③:幹の側面から出る分枝も幹と同じ形をしており沢山のパイナップルが増殖しているように見えます。
備考④:茎は多肉質で、多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。ただし、寒さにあまり強くないことから温暖な地域じゃないと屋外で育てるのは難しいかもしれません。
備考⑤:観葉植物として屋内で楽しまれることもあります。ただし、基本的に日当たりを好む植物のため育てる場所には注意が必要です。
コプトンアッシュ
学名:Euphorbia ‘Copton Ash’
茎の色:緑色・赤褐色
花の色(総苞):黄色・黄緑色
葉の形:狭楕円形・線状披針形
葉の色:白緑色
樹高:約40cm
備考:ユーフォルビア(コプトンアッシュ)の学名は Euphorbia ‘Copton Ash’ で、Euphorbia nicaeensis と Euphorbia seguieriana の交配品種です。
備考②:樹形は中央幹の根元付近で分枝してブッシュ状になり、茎は直立して基本的に上部では分枝しないため、ボリューム感がありながら行儀の良い見た目になる。
備考③:葉の形状は細くシャープな見た目をしており、葉の色は白緑色から白色を帯びる青緑色をしているため、上品さやスタイリッシュさを感じさせるカラーリーフとして楽しめる。
備考④:花は茎の上部で散形状に咲くため、半球状の黄緑色から黄色の花房をつくります。
備考⑤: 株がコンパクトで行儀よく成長する事から、鉢植えの中に入れて身近な場所で楽しまれたり、また寄せ植えにして楽しまれたりしています。
備考⑤:乾燥に強いことから、岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられることが多い植物です。
備考⑥:耐寒性が高いため屋外の地植えで育てやすい。
ダイヤモンドスノー
学名:Euphorbia ‘Diamond Snow’
花の色:白色
葉の形:楕円形
葉の色:緑色
樹高:約30~45cm
株張り:約30~45cm
備考:草姿はドーム状に広がる傾向があるため、地被植物として利用される事があります。茎は細く華奢で節間が長いため、株内には空気を多く含んだ空間があり、ふんわりとした柔らかな見た目がクッションを想像させます。
備考②:開花期間は春から晩秋までと長いため、お庭の中で長く花を楽しみたい人などに好まれる植物です。
備考③:白色の花(総苞)は小さいですが、ふんわりした株を覆うように沢山咲くため、カスミソウのような優しい花姿が楽しめます。
備考④:草姿がクッションのように広がるため、花壇や植え込みの縁取りや地被植物として利用されたりします。
備考⑤:開花期間の長さ・ふんわりとした花姿・小さな花が他の植物を引き立てる効果がある事から、花壇や鉢植えの中で寄せ植えにして楽しまれる事もおおいです。
備考⑥:乾燥に強いことから、岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられることが多い植物です。
ブルーシャトウ
学名:Euphorbia ‘blue chateau’
茎の形:円柱形
茎の色:緑色
花の色:緑色・黄色
葉の形:線形・倒線状披針形
葉の色:青緑色
備考:草姿は直立、茎は多肉質な円筒型で、側面に突起があり、トウモロコシを思わせるような外観をしている。
備考②:葉は茎の突起の頂部についており、葉の形状は線形・倒線状披針形で、葉の色は青緑色をしている、ただし古くなると葉は落ちるため茎のみが剥き出しになりやすい。
備考③:花は突起と突起の間から花が咲き、花後に棘状の花軸が残ることもある。
備考④:茎は多肉質で、多肉部分には水を貯める貯水組織がある事から、乾燥にとても強く岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられる事も多いです。ただし、寒さにあまり強くないことから温暖な地域じゃないと屋外で育てるのは難しいかもしれません。
備考⑤:観葉植物として屋内で楽しまれることもあります。ただし、基本的に日当たりを好む植物のため育てる場所には注意が必要です。※詳しくは鉢土づくりの日当たりからご覧下さい。
レッドウイング
学名:Euphorbia ‘redwing’
茎の色:赤色・赤紫色
花の色(総苞):黄緑色・黄色・濃い緑色~紫色(成熟後)
葉の形:狭楕円形・倒披針形
葉の色:緑色・青緑色・赤紫色(開花前の上部)
樹高:約40~60cm
備考:ユーフォルビア(レッドウイング)の学名は Euphorbia ‘redwing’ 、ユーフォルビア・アミグロダイデス(Euphorbia amygdaloides)と ユーフォルビア・マティーニ(Euphorbia × martinii)の交配品種です。
備考②:樹形は中央幹の根元で分枝してブッシュ状になり、茎は直立して基本的に上部では分枝しないため、ボリューム感がありながら行儀の良い見た目になる。
備考②:葉の色は濃い緑色から青緑色をしていますが、開花前の上部の葉は赤紫色をしており、華やかなカラーリーフとしても楽しめる。
備考③:花の数がとても多く、ボリュームのある黄緑色から黄色の花房が楽しめる。
備考④: 株がコンパクトで行儀よく成長する事から、鉢植えの中に入れて身近な場所で楽しまれたり、また寄せ植えにして楽しまれたりしています。
備考⑤:乾燥に強いことから、岩や砂の多いロックガーデンや、サボテンや多肉等の乾燥に強い植物を集めたドライガーデンなどで育てられることが多い植物です。
備考⑥:耐寒性が高いため屋外の地植えで育てやすい。