地被植物(グランドカバープランツ)とは、草丈がそこまで高くならず、横へと広がる性質がある等して、地表面を覆うのに適している植物の総称です。
地被植物は、一般的に美観を高める目的で使われる事が多いですが、雑草を抑制したり、熱を吸収しないため体感温度を下げたり、砂埃や泥はねが起こりにくくなり汚れにくなったりする効果なども期待することができます。
ここでは、地被植物の働きから導入するメリット、地被植物を選ぶ時に何を基準に選んだらいいのか、地被植物の種類と特徴などを紹介しています。紹介の欄には植物の種類や育て方のリンクもつけているため、もっと知りたい方はそちらもご活用ください。
地被植物の働き
地被植物は一般的に剥き出しの地表面を植物で覆い、美観を向上させる目的で利用されますが、その他にも「泥はね・砂埃の抑制」「土壌の侵食の抑制」「体感温度の低下」「雑草の抑制」等の効果が期待出来ます。
地被植物は地表面を覆うのに適した植物の総称のため、植物の種類によって働きや効果等は違ってきますが、メリットを知ることで地被植物の導入のきっかけとなったり、植物を選ぶ際の参考になったりするでしょう。
美観の向上:土やコンクリート等が剥き出しになっている地表面を、植物で覆う事で美観が向上します。
例えば、開花する植物を利用する事でお庭の中に花絨毯を作ってみたり、またお庭のテーマに合わせてカラーリーフプランツを利用して黒色なら格式高く、白色ならウェディングガーデンのような明るさと潔癖さを演出してみたり、その他にもお庭の中に計画的に植栽する事で植物で川の流れやハートの形をつくることが出来たりします。
泥はね・砂埃の抑制:土や砂は剥き出しになっていると、風雨によって土や砂が飛び散り、周囲を汚すことがあります。
例えば、降雨が地面に直接当たることで泥水が勢いよく飛び跳ねるため、ステップや壁面を広範に汚したり、また植物が泥で汚れたり、泥水と一緒に病原菌が植物について病気の原因となったりします。
地被植物を植える事で、植物が雨と土の間の緩衝材となります。そのため、泥水でお庭が汚れにくくなったり、植物の病気を気持ち抑制する効果等が期待できます。
土壌の侵食の抑制:土壌は降雨や風の影響で流出する事があります。特に斜面などで起こりやすく、地面の形が変形したり、斜面の下に土砂が流れ込み影響を受けたりします。
地被植物を植える事で、植物の根が地面奥深くまで入り込み、土壌の保水能力を高めて、土壌流亡を抑制することができます。
体感温度の低下:コンクリートやアスファルトなどで覆われた地面は、熱の吸収率が高いため、土や植物で覆われた場所よりも高温になりやすく、輻射熱などで部屋の中にも暑さの悪影響を及ぼすことがあります。
地被植物を植える事で、直射日光による熱の吸収率を下げて、輻射熱を起こしにくくすることができます。
雑草の抑制:土壌を地被植物を覆う事で、雑草の発生を抑制することが出来ます。※ただし、地被植物に使う植物によって抑制効果はマチマチです。
地被植物の中にはアレロパシーを放出しているタイプ(ヘデラ・ツルニチニチソウ等)もあり、他の植物の生育や繁殖能力などを抑制する効果があります。またアレロパシーがなくても地被植物が地表面を覆う事で、種子の発芽やその後の成長を抑制することが出来るため雑草の繁殖を抑制する効果が期待できます。
泥の付着の抑制:地被植物で地面を覆う事で、靴に泥が付着しにくくなります。靴が汚れると、玄関なども汚してしまうため、土が剥き出しのお庭になっている場合は、地被植物を検討してみると良いでしょう。
ただし、地被植物は踏圧に強い植物と踏圧に弱い植物があります。踏圧に強い植物の代表には、芝などがありますが、踏圧に弱い植物も多いため、植物の上を歩く事を前提に地被植物を選ぶ際は注意が必要です。
地被植物(グランドカバープランツ)を選ぶ際に気をつける点
地被植物とは、地表面を覆うのに適した植物の総称のです。そのため、植物によって適した環境や強みが違ってきます。特に植物を選ぶ際に注意しておきたい点が「常緑性」「強健植物」「日照時間」「繁殖力」「耐踏性」の五点になります。
常緑性:冬季や乾季などに葉を落とさない植物です。一年を通して地面が覆われている事を大切にする場合は、常緑性の植物を選ぶようにしましょう。
強健植物:強健植物とは、とにかく丈夫な植物です。暑さ・寒さ・乾燥などの環境による変化に強く、病気や害虫の影響も受けにくい植物になります。植物選びで失敗したくない場合は強健植物を選ぶのもひとつです。
日当たり:日当たりは直射日光があたる時間です。
植物によって必要な日当たりが違います。また暗い場所であれば耐陰性の高い植物を植える必要があり、直射日光が常に当たるような場所であれば強光や熱に耐性がある植物を植えなければなりません。
植物を健康に育てるためには、植える場所の日当たりを調べてから、地被植物を選ぶことが最も重要になるでしょう。
繁殖力:繁殖力とは植物が増えていく力です。植物が増える程に、被覆する範囲が広がるため、苗をたくさん用意する事が難しい場合は繁殖力が高い植物を選ぶ事も大切です。
繁殖の方法は植物によって違います。例えば、アジュガであれば地面上でランナーを伸ばして子株を増やしていきます。またドクダミであれば地面下で地下茎が縦横無尽に伸びて株を増やしていきます。またムスカリであれば子球をたくさんつくり、子株がどんどん増えていきます。
繁殖力の高い植物は、植えてはいけない植物にランキングされる事も多いです。気付いたらどんどん増えてしまい、制御が難しくなったり、逸出してしまうことがあります。導入する際はしっかり調べてから選びましょう。
耐踏性:耐踏性とは、植物が踏まれて、押しつぶされたり、摩擦されたりした時の耐久性の高さをあらわしています。
地被植物を植える場所は「人が頻繁に通る場所」「人が頻繁に通るけど踏み石がある場所」「人があまり通らない場所」「人が通らない場所」に分類することができます。
人が頻繁に通る場所には耐踏性が高い植物を植えてあげる必要があります。それ以外の場所であれば他の地被植物を選択肢にいれても良いでしょう。
地表面の被覆方法
地被植物が地表面を被覆する方法は「匍匐茎(ツル性含む)」「ランナー(走出枝)」「地下茎」「その他」等があります。植物の広がり方の特徴を知る事で、必要な株の数なども計算しやすくなります。
匍匐性(ツル性含む)
匍匐性(ツル性含む)とは、茎が地面の上を匍匐するように横に広がる茎です。※茎が匍匐と直立の両方ある場合もあります。
匍匐性(ツル性含む)の地被植物は、地表面を覆う能力がとても高く、株を沢山揃えなくても勝手に広がっていく所が魅力です。また植物によってはアスファルトやコンクリート等の地表面または斜面も被覆することができます。
ただし、往々にして繁殖力が高いため予想を超える範囲に広がることもあるため、しっかり制御してあげましょう。
ランナー(走出枝)
ランナー(走出枝)とは、親株から伸びた細長い茎と先端につく子株の部分です。
親株と子株がはっきりと分かれているため、株分けもしやすいです。
地下茎
地下茎とは、地中の中にある茎です。地下茎は「根茎」「塊茎」「球茎」「鱗茎」の四種類に分類されています。その中で、地被植物の中でとくに多いのが根茎または塊茎になります。
根茎とは、塊茎・球茎・鱗茎のように特殊な形状をしていない、根のような見た目をしている茎です。根茎は広範に広がりやすく、植物によって地面の下を横方向に伸びたり、下方向に伸びたりします。そのため、群生をつくり、地表面を密に覆ったり、また予想外の場所から株が出てくることもあります。
根茎は少しでも残ると、そこから新しい植物体が生まれる可能性があります。そのため、根茎をもっている植物は他の植物と比べて、除草が大変になる傾向にあります。
地被植物として根茎植物を導入する場合は、植物ごとに違う根茎の伸び方や繁殖力の強さ、逸出させない対策など、しっかりと計画を立てて導入した方がよいでしょう。
その他
その他は、上記に分類されない地被植物です。
例えば、ギボウシのように葉がロゼット状に広がるタイプや、ムスカリのように球根で増えるタイプなどがあります。
地被植物に使える植物の種類
匍匐性(ツル性含む)系の地被植物
- アメリカンブルー
- アプテニア
- アラビス
- アリッサム
- イソトマ
- イベリス
- エリゲロン
- オトギリソウ
- オドリコソウ
- オレガノ
- カスミソウ
- カキドオシ
- カモミール
- カランコエ
- カリブラコア
- カンパニュラ
- キャットテール
- クラッスラ
- クローバー
- ゲラニウム
- ゲンゲ
- コンボルブルス
- サポナリア
- サンビタリア
- シバ
- ジャノヒゲ
- シレネ
- ジンチョウゲ
- スタキス
- セダム
- ダールベルグデージー
- ダイアンサス
- タイム
- ダイコンドラ
- ツタバウンラン
- ツルニチニチソウ
- テイカカズラ
- トレニア
- ニチニチソウ
- ノウゼンハレン
- バーベナ
- バコパ
- ビデンス
- ビャクシン
- ネモフィラ
- ブルーファンフラワー
- フロックス
- ペチュニア
- ヘデラ
- ベロニカ
- ポーチュラカ
- ポリゴナム
- ミント
- ムラサキツユクサ
- ムラサキナズナ
- ユーフォルビア
- リシマキア
- ローズマリー
- ワイヤープランツ
名称:アメリカンブルー
分類:多年草
開花時期:5月~11月
花色:青・紫・白
葉色:緑
草丈:約10~20cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アメリカンブルーの特徴は、草姿がほふく性で、地面の上をマット状に広がる所、茎には白色の長い毛が密生する所、花の形が朝顔に似ていて、朝顔と比べて花が小さい所、青花が落ち着いた雰囲気をつくる所等にあります。そのため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされる事が多い植物です。
名称:アプテニア(ハナツルソウ)
分類:多年草
開花時期:5月~10月
花色:赤・桃
葉色:緑・白
草丈:約15cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アプテニア(ハナツルソウ)の特徴は、草姿がツル性で、茎が横に移動したり下垂したりするため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされる所、葉は多肉質でぷにぷにとしており可愛らしい印象を感じさせる所、葉の表面に光沢があり、光が反射して輝いているように見える所、開花期間が長いところ、花は腋生で葉腋に疎らに咲く所、花は夜になると閉じて昼に開く性質がある所などにあります。
園芸では、地面を覆うように広がる性質があり、乾燥に強い事から、岩肌を覆う地被植物として利用されたり、鉢植えやハンギングバスケットなどに植えられてハンギング仕立てで楽しまれます。
名称:アラビス
分類:多年草
開花時期:3月~6月
花色:桃・白
葉色:緑・黄・桃・紫・白
草丈:約5~20cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アラビスの特徴は、草姿がほふく性で地面をカーペットのように広がる所、茎が下垂する性質もあるため優雅に枝垂れる草姿も楽しめる所、葉が密につきロゼットを形成するため地面を上手く被覆する所、葉の色が緑色の他にも黄色・桃色・紫色・白色とあるためカラーリーフにもなる所、花数が多く多花性のため、開花期になると株を覆うように沢山の花が咲き花絨毯のような美しい景観をつくることが出来る所等にあります。
アラビスは、地面を覆うように広がる性質がある事から、地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされたり、また寄せ植えなどに利用されることもあります。自生地が岩場などにあり、排水性が高い土壌を好むことからロックガーデンなどでよく利用されます。
名称:アリッサム
分類:多年草
開花時期:3月~6月・9月~11月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・橙・黄・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~30cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:開花期間長い/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アリッサムの特徴は、草姿がほふく性で地面をカーペットのように広がる所、茎が下垂する性質もあるため優雅に枝垂れる草姿も楽しめる所、花数が多く多花性のため、開花期になると株を覆うように沢山の花が咲き花絨毯のような美しい景観をつくることが出来る所等にあります。
園芸では、地面を覆うように広がる性質があることから、ロックガーデン等の地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされたり、また寄せ植えなどに利用されます。また花壇などに大量植栽をすると、開花期には絨毯を敷いたような美しい景観を見る事ができます。
名称:イソトマ(フルヴィアティリス)
開花時期:5月~10月(夏場は休む)
花色:青・紫・白
葉色:緑
草丈:約10~15cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性
用途:開花期間長い/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:イソトマは属の中に約13種があり、幾つかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、アクシラリス種は草姿がほふく性または直立で草丈が20~50cm程度になり、繊細な細い茎の上に星の形を想像させるような青花を咲かせます。またフルヴィアティリス種は草姿がほふく性または直立で草丈が10~15cm程度にならず、地面の上をマット状に広がり上品な青花または白花を咲かせます。
イソトマ(フルヴィアティリス)では、温暖な地域の、地被植物として利用されることが多いです。ロックガーデンや敷石の間などによく利用されます。
名称:イベリス
分類:多年草
開花時期:3月~6月
花色:桃・白
葉色:緑
草丈:約15~30cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物・日照時間・繁殖力・耐踏性
用途:グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:イベリスの特徴は、草姿がほふく性で地面をカーペットのように広がる所、常緑性で冬も葉が落ちない所、花の形が上品で小花が集まる姿がレースの編み物を想像させる所、花に甘い花の香りがあるところ等にあります。
イベリスは、地面を覆うように広がる性質がある事から、地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされたり、また寄せ植えなどに利用されることもあります。自生地が砂質の場所などにあり、排水性が高い土壌を好むことからロックガーデンなどでよく利用されます。また花はレースの編み物のような見た目をしているため上品さのあるエレガントガーデン等によくあいます。
名称:エリゲロン
分類:多年草
開花時期:4月~12月
花色:桃・黄・白
葉色:緑
草丈:約20~40cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物・繁殖力
用途:開花期間長い/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:エリゲロンは、日本各地の様々な場所で帰化しており、石垣の間や道路脇などでよく自生しており、コンクリートジャングルを花で彩りながら、雑草のように見かける事が多い植物です。
エリゲロンの特徴は、開花期間が春から初冬あたりまであり、開花と小休止を挟みながら長く花が楽しめる所、花数がとても多く株を覆うように花が咲くため、株が大きくなると美しい景観をつくり出す所、花の色が白色から桃色へと変化するため、株の中に白・桃・黄の三色の花が入り交じる所、草姿がドーム状で横にも広がるため花壇の縁どりなどに使える所等にあります。
エリゲロンは花の色が桃色・黄色・白色の三色あるため、カラフルな印象を与えたり、子供っぽく元気な印象を与えたり、可愛らしさを感じさせたりします。そのため、ポップで元気のでる雰囲気のお庭を作りたい時や、愛をテーマにしたロマンチックなお庭をつくりたい時などにおすすめの植物です。
名称:オトギリソウ(セイヨウキンシバイ)
分類:半常緑低木
開花時期:5月~7月
花色:黄
葉色:緑
草丈:約30~50cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:グランドカバー/生垣/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:オトギリソウは属の中に238種があり、幾つかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、セイヨウキンシバイは樹形がほふく性に広がるため地被植物として使われる事もあり、茎頂に1~3個の黄花を咲かせます。また、タイリンキンシバイは花径が7cmに達する事もあり強い存在感と華やかさがあり、また多花性のため株を覆うように沢山の花が咲きます。樹形はブッシュ状になるため自然風の生垣で使われることが多いようです。
上記の他にも、オトギリソウ属の中にはキンシバイやイノドルム等の多数の種や品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:オドリコソウ(ラミウム)
分類:多年草
開花時期:3月~6月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約10~80cm
日照時間:半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:耐踏性△
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:オドリコソウ(ラミウム)は属の中に25~50種あり、園芸では幾つかの種と園芸品種が親しまれています。
例えば、マクラツム種は草姿がほふく性で地面を覆うように広がることから地被植物として利用されており、シルバーの葉が上品で気品のある雰囲気を演出します。またヒメオドリコソウはピンク色の花と紫色の苞葉が可愛らしさと上品さを感じさせる所が魅力です。
名称:オレガノ
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄
草丈:約15~60cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:オレガノは、葉っぱに刺激的な風味がある料理用のハーブとして一般的に知られている植物です。
草姿は地面を匍匐するように茎が広がり、地際から何本も直立する茎を伸ばします。葉には苦味と辛味の刺激的な風味があるため、料理のスパイスとして利用されています。花は薄い桃色または薄い紫色の小さな花が、円錐状に集まりボリュームのある花を咲かせます。ただし、観賞用を除いて多くの場合は、花が葉の風味を落とすため、開花前に花は落とされるようです。
名称:カキドオシ
分類:多年草
開花時期:4月~5月
花色:桃・紫
葉色:緑・桃・黄・白
草丈:約10~20cm
日照時間:半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カキドオシの特徴は、草姿が直立または匍匐性に広がる性質があるため、地被植物として利用出来る所、葉の形は丸みを帯びるハート形をしており可愛らしい見た目をしている所、葉の色は緑色の他にも白色や桃色があるため品種を選べばカラーリーフとして楽しめる所、葉は潰すとミントの香りがある所、花はシソ科でよく見られる唇形花で、花蜂などの蜜源になる所などにあります。
名称:カスミソウ(ヌカイトナデシコ)
分類:一年草
開花時期:6月~9月(暖地4月~6月)
花色:桃・紫・白
葉色:緑
草丈:約5~20cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:グランドカバー/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カスミソウは属の中に約151種があり、幾つかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、宿根カスミソウは多年草タイプのカスミソウで、ふんわりとした花姿をしており、切り花や花束などの花材として抜群の人気を誇ります。またヌカイトナデシコは、茎の分枝がとても多く地面を這うように広がる事から地被植物として利用されています。
名称:カモミール(ローマンカモミール)
分類:多年草
開花時期:5月~6月
花色:黄・白
葉色:緑
草丈:約15cm
日照時間:日向・半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・アレロパシー
用途:グランドカバー/切り花/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カモミールは、伝統的に薬用ハーブとして利用されてきており、現在も果物のように甘い香りがある花を摘み取り、花をお湯に蒸らして薬用ハーブティーとして飲まれている植物です。そのため、ハーブガーデン等に植えられて楽しまれることが多いです。また花には果物にも似た香りがあり、香りは気分を落ち着けてリラックスする効果を生み出すため、ガーデンファーニチャーの近くに置いて花の香りが楽しまれたりもしています。
地被植物として利用する場合はカモミール属の中のローマンカモミールがおすすめです。ローマンカモミールは芝の代用品として使われる事もあり、地面をマット状に覆うことができます。ただし、踏圧にはそこまで強くないため、人通りが最小限になるように、飛び石の間などに植栽してあげた方がよいでしょう。葉は擦れたり踏まれたりするとリンゴを思わせるような甘い香りがします。
名称:カランコエ(プミラ)
分類:亜低木
開花時期:1月~5月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・白・灰
草丈:約15~30cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性
用途:開花期間長い/グランドカバー/カラーリーフ/枝垂れる植物/観葉植物/球根植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カランコエは多肉質な葉や華やかな花を鑑賞する目的で育てられる事が多い植物です。
カランコエは属の中に約73種があり、園芸でも幾つかの種が親しまれています。例えば、プミラ種は草姿がほふく性で地面をマット状に広がる性質がある事から、温暖な地域ではロックガーデン等の地被植物として利用されており、また美しいシルバーリーフと紫花がラグジュアリーな高級感を感じさせたりします。またベニベンケイは開花期間の長さや華やかな花姿から花を楽しむ目的で育てられます。
上記の他にも、カランコエ属の中にはトメントーサやマンギニー等の多数の種や品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:カリブラコラ
分類:多年草
開花時期:4月~11月
花色:赤・桃・黄・橙・青・紫・緑・黒・白
葉色:緑
草丈:約10~25cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カリブラコアは、元々はペチュニア属にあった事からも分かる通り、ペチュニアと非常に似た外観をしています。
カリブラコアの特徴は、ペチュニアと比べて花径が2~3cm程度と小さく可愛らしい外観をしている所、ペチュニアと比べて雨による花弁の傷みが少なく風雨の当たる環境でも育てやすい所、開花期間がとても長いためお庭の中を長く彩れる所、花数がとても多く、株を覆うように沢山の花が咲き誇る所、草姿がドーム状になる所等にあります。
園芸では、花壇に並べて縁どりとして利用されたり、また鉢植えの中で寄せ植え素材として利用されたりしています。
名称:カンパニュラ(オトメギキョウ)
分類:多年草
開花時期:4月~6月
花色:桃・紫・青・白
葉色:緑
草丈:約10~15cm
日照時間:日向から日陰
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性
用途:グランドカバー/枝垂れる植物/背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カンパニュラは属の中に約425種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、オトメギキョウは草姿がほふく性で、茎が地面を這ったり下垂する性質があり、美しい青花を咲かせます。そのため、ロックガーデン等の地被植物としてよく利用されており、上品な雰囲気を演出することができます。またフウリンソウは風鈴のように膨らむ可愛らしい花の形と、真っ直ぐ伸びる茎に連なり咲く花姿が、可愛らしさと豪華さを演出するため可愛いお庭などによく合います。
上記の他にも、カンパニュラには様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。
名称:キャットテール
分類:多年草
開花時期:4月~11月(理想的な環境では周年)
花色:赤
葉色:緑・黄・白
草丈:約15~30cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:キャットテールは、猫の尻尾という名前からも分かる通り、ふわふわした尻尾を想像させるような花房が魅力的な植物です。
キャットテールの特徴は、開花期間がとても長くて、温暖な環境では一年を通して花を咲かせる能力がある所、花が尻尾のようにふさふさとしているため、可愛らしさを感じさせる所、花の色が赤色をしているため花の形とも合間り可愛さや愛情を感じさせる所、草姿がほふく性で、茎は横に移動したり下垂したりするため、地被植物やハンギング仕立てにできる所等にあります。
キャットテールは、その可愛らしい見た目から、可愛いをテーマにするお庭や、愛をテーマにするロマンチックなお庭によくあいます。草姿がほふく性のため、地被植物やハンギング仕立てで利用すると良いでしょう。ただし、キャットテールは基本的に寒さに弱く、また花は泥や雨水で汚れやすいため、地被植物として利用する場合は工夫が必要です。
名称:クラッスラ
分類:常緑低木・多年草
開花時期:原種や品種で変わる
花色:赤・桃・黄・紫・白
葉色:緑・黄・橙・桃・赤・紫・茶・白
草丈:約5~100cm
日照時間:日向から明るい日陰
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
原種:キャピテラ・オルビキュラリス・サルメントーサ等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/日陰植物/多肉植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:クラッスラは属の中に約200種があり、園芸でも様々な種類の原種や品種が親しまれています。
クラッスラの特徴は、多肉植物のため葉がぷにぷにとして可愛らしい所、多肉部分には貯水組織があるため乾燥に強い所、樹形が多彩で直立したり匍匐する性質がある所、葉の形状が多様で選択肢が豊富な所、葉の色が豊富にあり、また強光や低温などの環境ストレスで色が変化する所、寒さに弱いため冬の管理には注意が必要な所などにあります。
クラッスラは多彩な成長習慣・肉厚で可愛い葉・多彩な葉の色・華やかな花を鑑賞する目的で栽培されており、温暖な地域では屋外のロックガーデンで楽しまれたり、観葉植物として屋内で楽しまれたりしています。
名称:クローバー
分類:多年草
開花時期:4月~6月
花色:白
葉色:緑・赤・桃・紫・灰・黒・白
草丈:約5~15cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物・繁殖力・耐踏性
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:クローバーは、空き地や公園などで地面を被覆している植物として知られており、昔から幸運を呼ぶ四葉のクローバー探しなどで親しみが持たれている植物です。
特徴は、草姿がほふく性で、節から不定根を出して際限なく地面を広がる所、葉の形がユニークで一個の葉が分裂して三個の小葉が放射状に広がりお洒落な見た目をしている所、小葉は丸いため可愛いらしい印象を与える所、葉が上向きにつく所、葉の色はふつう複色で、葉の中に模様が出来るためカラーリーフとして楽しめる所等にあります。
クローバーは、踏圧にも強い事から人通りの多い地面の地被植物として利用されることが多いです。葉の色が豊富にある事から、好みの色のクローバーの絨毯をつくることが出来ます。またクローバーは日本原産の植物ではないですが、蝶々や蜜蜂などの蜜源ともなっており、葉はモンキチョウ等の食草として利用されます。そのため、ビオトープに利用される事もあります。
名称:ゲラニウム(サングイネウム)
分類:多年草
開花時期:5月~9月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・赤・紫・黒
草丈:約30~50cm
日照時間:日向から日陰
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:強健植物
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ゲラニウムは属の中に約420種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、ゲラニウム・ロザンネは開花期間がとても長い所や丈夫で育てやすい所が魅力です。また、プラテンセ種は他の多くのゲラニウムと比べて葉の葉縁部分の切れ込みが深いためシャープな見た目をしており品種によっては葉の色が銅葉などがあるためカラーリーフとしても楽しめる所が魅力になります。
また上記の他にもゲラニウム属の中には様々な種と品種があります。詳しくはリンクの種類からご覧ください。
名称:ゲンゲ
分類:一年草・多年草
開花時期:4月~6月
花色:桃・紫・白
葉色:緑
草丈:約10~25cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物・日照時間・繁殖力・耐踏性
用途:グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ゲンゲは、古くから草食動物のための食草として利用されてきており、また中国の伝統医学でも抗炎症作用や抗アレルギー作用等がある植物として知られています。
特徴は、花の形が美しくレンゲの花を想像させる所、ゲンゲは根粒菌と呼ばれる共生菌と共生している事から栄養の少ない荒れた土地でも成長出来る所、栄養の乏しい土壌でも茎葉にタンパク質をためるため草食動物食草として利用される所等にあります。
名称:コンボルブルス(ブルーカーペット)
分類:多年草
開花時期:5月~9月
花色:青・紫
葉色:緑
草丈:約10~20cm
日照時間:日向
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:コンボルブルスは属の中に約203種があり、クネオルム・サバティウス・トリカラー等の幾つかの種と品種が親しまれています。
例えば、コンボルブルス・クネオルムは茎・葉に絹のような毛が密生しているためシルクのような色合いと光沢がありシルバーリーフとして楽しむことが出来たり低木として成長するため生垣として利用できたりします。またコンボルブルス・サバティウスやコンボルブルス・トリカラーはツル性に成長する習慣があるため地被植物やハンギング仕立てとして楽しむことが出来たりする植物です。
名称:サポナリア(ツルコザクラ)
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:赤・桃・白
葉色:緑
草丈:約15~30cm
日照時間:日向
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:サポナリア(ツルコザクラ)の特徴は、草姿がほふく性で地面をカーペットのように広がる所、茎が下垂する性質もあるため優雅に枝垂れる草姿も楽しめる所、花の形はナデシコ科でよく見られる高杯形をしている所、花数が多く多花性のため、開花期になると株を覆うように沢山の花が咲き花絨毯のような美しい景観をつくる所等にあります。
サポナリア(ツルコザクラ)は、地面を覆うように広がる性質がある事から、地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされたりします。自生地が岩場などにあり、排水性が高い土壌を好むことからロックガーデンなどでよく利用されています。
名称:サンビタリア
分類:多年草
開花時期:5月~11月
花色:橙・黄
葉色:緑
草丈:約15~30cm
日照時間:日向
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:サンビタリアの特徴は、開花期間がとても長い所、花数がとても多く、株を覆うように黄花が咲く所、花径は2cm程度と小ぶりで可愛らしい所、草姿がほふく性で、茎は横に移動したり下垂したりするため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされる所等になります。
そのため、園芸では地被植物のようにして黄色の花絨毯が作られたり、またハンギング仕立てにして上から下へと下垂する草姿が楽しまれたりします。
名称:シバ
分類:一年草
開花時期:4月~5月
花色:赤・黄・茶
葉色:緑
草丈:約10~20cm
日照時間:日向
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)・その他(叢生型)
備考:常緑性・強健植物・繁殖力・耐踏性
用途:グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:芝とは、一般的に芝生に使われる特定のイネ科植物の総称です。芝生には、主にシバ属(Zoysia)の植物が使われることが多いですが、その他の属(イチゴツナギ等)の植物も使われています。
芝は、使われる種類により、ほふく茎または叢生型で繁殖して、地面の表面をマット状に広がります。耐踏性が非常に高く、踏み心地もよいため、お庭の中を子供が走って遊ぶ空間をつくりたい時は、真っ先に選択肢にはいる地被植物です。またヨーロッパのガーデンなどでもよく取り入れられている地被植物のため、イングリッシュガーデン等のお洒落なガーデンを作りたい時は芝を取り入れるとよいでしょう。
名称:ジャノヒゲ
分類:多年草
開花時期:7月~8月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・黒・白
草丈:約10~20cm
日照時間:日向から日陰
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物・アレロパシー
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ジャノヒゲは、属の中に約67種があり、園芸でも幾つかの種と品種が親しまれています。
例えば、ジャノヒゲは草丈が10~20cm程度にしかならず、剣状の葉が中央から外側へと放射状に広がるため日本庭園の地被植物として利用される事が多い植物です。またオオバジャノヒゲは、ジャノヒゲと似ていますが、やや大きくなる傾向があり、葉の色が黒色をしている為、よりスタイリッシュで格式高い雰囲気をつくるカラーリーフとしても楽しめる植物になります。
園芸では、地面を覆う地被植物として、花壇の縁どりや飛び石の間などによく利用される植物です。また幾つかの種と品種では葉の色が黒色や白色をしているためカラーリーフとして楽しまれることもあります。
名称:シレネ(ユニフローラ)
分類:多年草
開花時期:5月~6月
花色:桃・白
葉色:緑・白
草丈:約10~30cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:シレネは属の中に約424種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、ユニフローラ種は地面を匍匐するように広がる草姿をしている事からハンギング仕立てによく利用されておりパステル調の青緑色の葉色が柔らかく可愛らしい印象をあたえます。またブルガリス種は草姿が立性で開花期になるとぷっくりと膨らむ風船のような花を多数咲かせます。
上記の他にも、シレネ属には様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。
名称:ジンチョウゲ(クネオルム)
分類:常緑低木
開花時期:4月~6月
花色:桃・白
葉色:緑
草丈:約15~30cm
日照時間:半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性
用途:グランドカバー/枝垂れる植物/生垣/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ジンチョウゲは属の中に約70~95種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、ジンチョウゲは繊細で上質な甘い香りがある事から香りの花として親しまれており、自然と丸みを帯びる樹形になる事から自然風の生垣として利用されたり花木として楽しまれたりします。またクネオルム種は、ほふく性に広がる習慣がある事から地被植物として利用されており、開花期には株を覆うように花が咲く事から花の絨毯のような美しい景観を作り出します。
上記の他にも、ジンチョウゲ属の中にはセイヨウオニシバリやチョウジザクラ等の多数の種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
名称:スタキス(ラムズイヤー)
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:桃・白
葉色:緑・白
草丈:約15~80cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:スタキスは属の中に約374~400種があり、園芸でも幾つかの種や品種が親しまれています。
例えば、ラムズイヤーは茎・葉・花が白色の毛で覆われていて触るとフェルトのような柔らかな質感があり、モコモコとした可愛らしい見た目をしています。また茎は匍匐性または直立するため、マット状に広がり群生を作ります。そのため、園芸ではシルバーリーフが楽しめる地被植物として利用されています。またカッコウチョロギは、草姿が直立する行儀の良い見た目をしており、茎の頂部に小さな紫花が集まる円筒状の花を咲かせる所が魅力の植物です。上記の他にも、
スタキス属の中には様々な種と園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧ください。
名称:セダム
分類:多年草
開花時期:5月~7月(6月~9月)
花色:黄・白・桃
葉色:緑・黄・桃・赤・橙・紫・茶・黒・白
草丈:約5~30cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/多肉植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:セダムは属の中に約460種があり、園芸でも様々な種類の原種や品種が親しまれています。
セダムの特徴は、葉が多肉質なためぷにぷにとした質感で可愛らしさがあり貯水組織があるため乾燥に強い所、草姿はセダムの多くが匍匐性に広がるため地面を覆う地被植物として利用できる所、葉の形状が針形・線形・楕円形・円形・ハート形など多様で選択肢が豊富な所、葉の色が豊富にあり、また強光や低温などの環境ストレスで色が変化する所などにあります。
セダムはぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、多彩な葉の色をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。
名称:ダイアンサス(ヒメナデシコ)
分類:多年草
開花時期:4月~7月
花色:赤・桃・白
葉色:緑
草丈:約15~45cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・アレロパシー
用途:開花期間長い/グランドカバー/切り花/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ダイアンサスは属の中に約300種があり、様々な種が園芸で親しまれています。
例えば、ヒメナデシコは草姿がほふく性で地面をマット状に広がるため、園芸では地被植物としてよく利用されています。また開花期になると花数が多いため、桃色や白色の花絨毯をつくる所が魅力になります。またチェダーピンクは草姿がほふく性または直立して、マット状に広がり、細い葉が芝のような見た目をつくります。開花期になると花数が多いため、桃色や白色の花絨毯をつくりだします。
上記の他にもダイアンサス属には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:ダールベルグデージー
分類:一年草/短命の多年草
開花時期:5月~11月
花色:黄・橙
葉色:緑
草丈:約15~30cm
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ダールベルグデージーの特徴は、開花期間がとても長い所、花数がとても多く、株を覆うように黄花が咲く所、花径は1~2cm程度と小ぶりで可愛らしい所、草姿が半ほふく性で、茎は横に移動して広がる所、葉が羽状に細かく裂けているため繊細な見た目をしている所等になります。園芸では、地面を覆うように広がる性質があり、乾燥に強い事から、岩肌や地面を覆う地被植物として利用されたり、鉢植えやハンギングバスケットなどに植えられてハンギング仕立てで楽しまれたりします。
名称:タイム
分類:常緑多年草・常緑亜低木
開花時期:5月~8月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~10cm
日照時間:日向
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・繁殖力・耐踏性△・アレロパシー
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:タイムは属の中に269種があり、原種や品種により外観や魅力となる所が違う場合もありますが、一般的に、樹形がほふく性で横に広がる性質がある所、葉や花に含まれる精油の中にはチモールやカルバクロールなどが含まれていてオレガノやレモンを想像させる香りがある所、葉がとても小さいため緻密な印象を与える所、開花期には花が株を覆うように咲くため花絨毯のような美しい景観を作り出す所などが魅力となります。
そのため主な用途として、枝葉・花穂を収穫して魚料理や肉料理などの香り漬けまたはハーブティーにして飲用する目的でハーブガーデンで育てられたり、枝葉に含まれるチモールやカルバクロールが独特な香りを周囲に漂わせたり触れて香りが楽しまれたりするため休憩所の傍に植えられたり、地表面を覆うように成長するため地被植物として利用されたり、乾燥地帯に自生しており乾燥にとても強いためロックガーデンなどで利用されたり、鉢植えの中で成長を制御して狭い空間の中で楽しまれたり、蜜蜂がよく遊びに来るため生き物が集まるお庭で利用されたりしています。
名称:ダイコンドラ(アオイゴケ)
分類:多年草
開花時期:5月~8月
花色:緑・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~10cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物・繁殖力・耐踏性・アレロパシー
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ダイコンドラは属の中に約14種があり、いくつかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、アオイゴケは草姿がほふく性で節から不定根を出しながら地表面をマット状に広がるため地被植物として利用されており、丸いハート形の葉が可愛らしい雰囲気を演出します。またアルゲンテア種は草姿がほふく性で、茎は横に移動したり下垂したりするため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされています。また葉の色が銀色をしているためシルバーリーフとして楽しめる所も魅力です。
名称:ツタバウンラン
分類:多年草
開花時期:5月~9月
花色:黄・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~15cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物・アレロパシー
用途:グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ツタバウンランは、南ヨーロッパが原産ですが日本の北海道・本州・四国と広い範囲で帰化しており、石壁の隙間や道端等によく自生しています。
特徴は、草姿がツル性で地表面を覆うように広がる所、茎は壁面の隙間に不定根を伸ばして定着しながら登る能力がある所、葉の形はヘデラのように縁部分が裂けているためお洒落な見た目をしており、小さくて可愛い所、花は中央部が膨らんでいて金魚草の花のような見た目をしている所等にあります。
園芸では、地面を覆うように広がる性質があることから地被植物として利用される事が多いです。また強健で岩壁の隙間を登る性質があるため、壁面の隙間などに誘導して人工物が自然と同化して荒廃していく様を演出するのに利用されることもあります。
名称:ツルニチニチソウ
分類:多年草
開花時期:3月~6月
花色:青・紫・白
葉色:緑
草丈:約15~50cm
日照時間:日向から日陰
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物・繁殖力・アレロパシー
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ツルニチニチソウの特徴は、草姿がツル性で、茎が横に移動したり下垂したりするため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされる所、茎の節から不定根が出て無制限に広がる所、葉の色は緑色の他にも品種により黄色や白色もあるためカラーリーフとして楽しむことも出来る所、花の色が紫色をしているため上品さを感じさせる所、耐陰性があり日陰でも育てられる所、アレロパシーがあるため雑草を抑制する効果がある所などにあります。
名称:テイカカズラ(ハツユキカズラ)
分類:常緑ツル性木本
開花時期:5月~6月
花色:桃・黄・白
葉色:緑・桃・赤・橙・黄・白
長さ:約30~600cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物・繁殖力
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:テイカカズラは、属の中に約11種ありますが、一般的に白色・桃色・赤色の美しい新葉を持っている、園芸品種のハツユキカズラでよく知られている植物です。
特徴は、草姿がツル性で巻き付き茎と気根を使いながら、他の植物や構造物を支えにして成長する習慣がある所、茎を支える物がない場合は横に移動したり下垂したりする所、花の形がプロペラのような見た目をしている所、花にはジャスミンを思わせるよう香りがある所、葉の色が緑色の他にも品種を選べば様々な葉色が楽しめる所などにあります。
園芸では草姿がツル性のため、地被植物やハンギング仕立て、壁面などに誘引される事が多いです。幾つかの品種では葉の色が白色や桃色などをしているためカラーリーフとしても楽しめます。
名称:トレニア
分類:多年草・一年草
開花時期:4月~11月
花色:赤・桃・黄・青・紫・白
葉色:緑・黄
草丈:約15~40cm
日照時間:半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:トレニアは口を大きく開けたようなユニークな花を沢山咲かせる事で知られている植物です。
特徴は、開花期間の長い所、花の形がユニークで花中央部が口のように大きく開いている所、草姿がドーム状またはほふく性に広がる性質がある所等にあります。
園芸では、コンパクトな草姿をしている事から花壇に並べて育てられたり、寄せ植えで利用されたりしています。開花期間が長いため、お庭の中で長く花を楽しみたい人などに向いている植物でもあります。
名称:ネモフィラ
分類:一年草
開花時期:4月~6月
花色:青色・紫色・白色・黒色
葉色:緑
草丈:約10~15cm
用途:グランドカバー/種から育てる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ネモフィラは、丘陵地などの斜面で株いっぱいの花を咲かせて美しい花絨毯の景観を作り出す事で知られる植物です。
ネモフィラの特徴は、草姿がほふく性で地面を覆うように広がる所、葉は羽状に縁部分が裂けているためレース飾りのようなお洒落な見た目をしている所、開花期になると株を覆うよう青色・白色の花を咲かせて爽やかな雰囲気をつくる所などにあります。
名称:ノウゼンハレン(ナスタチウム)
分類:一年草・多年草
開花時期:4月~10月(7月に最も開花する)
花色:赤・黄・橙・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~240cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ノウゼンハレン(ナスタチウム)は、トロピカルな印象を与える色鮮やかな花と、蓮の葉を想像させるような丸く可愛らしい葉が魅力的な植物です。
特徴は、花の色がとても色鮮やかなため南国を想像させる所、葉の形が丸い盾形をしているため可愛らしい印象を与える所、葉は蓮と同様にロータス効果があり降水後は葉の上で水玉がコロコロと転がる所、草姿がツル性で、茎は匍匐したり、壁面を下垂したり、壁面を登る事もある所などにあります。
名称:バーベナ(タピアン)
分類:多年草
開花時期:4月~11月
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑
草丈:約10~20cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:強健植物・繁殖力・アレロパシー
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:バーベナは属の中に約124種があり、園芸でも幾つかの種が親しまれています。
例えば、ボナリエンシス種は、アゲハ蝶に非常に好まれるため、バタフライガーデンでは欠かせない花の一つとして必ずランキングされており、初夏頃から晩秋まで殆ど休みなく紫色の花を咲かせます。またタピアンは、草姿がほふく性で、地面を絨毯のように広がる性質があるため地被植物として利用されており、また開花期間が春から晩秋までと長いためお庭の中で長く花を楽しみたい人に好まれています。花数がとても多くて株を覆うように沢山の花が咲くため、計画的にタピアンを植えることでお庭の中に花絨毯をつくる事もできます。
上記の他にもバーベナ属には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:ビャクシン(ニイタカビャクシン)
分類:常緑低木
開花時期:4月~5月
花色:黄・緑
葉色:緑・黄・青・白
草丈:約30~1000cm
日照時間:日向
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・アレロパシー
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/生垣/コニファー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ビャクシンは属の中に75種があり、幾つかの種と品種が園芸で親しまれています。
例えば、ハイネズは這うように広がる樹形から一般的に地被植物として利用されており、園芸品種の中には青白色や黄色の葉色があるためカラーリーフとしても楽しまれます。また、イブキビャクシンは成長が抑制されたコンパクトな品種が多いため小さな庭でも育てやすく、円錐状に成長する習慣がある事から洗練された雰囲気があり、青白色の葉色などがある事からカラーリーフとしても楽しめる植物です。
上記の他にも、ビャクシン属の中にはネズやアメリカビャクシン等の多くの種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
名称:フロックス(芝桜)
分類:多年草
開花時期:5月~6月
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑
草丈:約10~15cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・繁殖力
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:フロックスは属の中に約67種があり、地被植物としても幾つかの種が親しまれています。
例えば、芝桜は草姿がほふく性で芝のように広がり、春になると株一面に花が咲くため花絨毯のような美しい景観をつくる所が魅力です。またツルハナシノブも芝桜と同様にほふく性の茎をもっており、マット状に広がる性質があり、開花期には直立する茎を伸ばして頂部に沢山の紫花が集まりボリュームのよい花姿が楽しめます。
上記の他にもフロックス属の中には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧ください。
名称:ペチュニア
分類:多年草(一年草扱い)
開花時期:4月~11月
花色:赤・桃・黄・橙・青・紫・緑・黒・白
葉色:緑
草丈:約15~45cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ペチュニアは、開花期間の長さや、価格の安さ、育てやすさ等から人気の高い園芸植物の一つです。
特徴は、開花期間が春から晩秋まで続き、お庭の中を長く彩れる所、花の形は一般的に漏斗形をしていますが、より華やかな印象を与える八重咲き品種も選べる所、花の色が豊富にある所、花は雨に濡れるとやや傷みやすいという弱点がある所、草姿はコンパクトなドーム状または、匍匐性に広がる傾向があり品種によって変わる所、葉には白色の腺毛が生えているため触るとベトベトしている所などにあります。
園芸では、花壇に並べて利用されたり、ハンギング仕立てにされたり、また寄せ植え素材として利用されたりしています。
名称:ヘデラ
分類:多年草
開花時期:8月~11月
花色:黄・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約100~3000cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物・繁殖力・アレロパシー
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/切り花/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヘデラは、お洒落さや優雅さを演出する観葉植物として人気の高い植物の一つです。
特徴は、葉の形が掌状に深く裂けていて、シャープでカッコイイ見た目をしている所、葉の色が緑色の他にも白色や黄色があるためカラーリーフとしても楽しめる所、樹形がツル性で気根を使いながら、他の植物や構造物を支えにして成長する習慣がある所、茎を支える物がない場合は横に移動したり下垂したりする所、花は目立たず装飾性はないですが、花蜜や花粉を求めて蜜蜂が集まったり、花後の果実を食べに鳥が集まったりするため、お庭の中に生き物を呼べる所などにあります。
園芸では、樹形がツル性のため、地被植物やハンギング仕立て、壁面などに誘引される事が多いです。壁面に誘引した場合は、人工物が植物に覆われて荒廃していく様を演出することが出来るでしょう。また基本的に葉の形がお洒落なため、ファンシーリーフとして楽しまれます。幾つかの品種では葉の中に白色や黄色の班が入るため、カラーリーフとしても楽しめるでしょう。
名称:ベロニカ(カラフトヒヨクソウ)
分類:多年草
開花時期:4月~7月
花色:青・紫・白
葉色:緑・白・黄
草丈:約10~50cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ベロニカは、属の中に約198種があり、いくつかの種が被覆植物としても親しまれています。
例えば、ペドゥンクラリス種は草姿がほふく性で、地面を覆うように広がり、青花を咲かせます。そのため、開花期になると青色の花絨毯をつくることが出来ます。またカラフトヒヨクソウも草姿がほふく性で、地表面をマット状に広がり、美しい青花を咲かせます。また品種の中には葉の色が白色や黄色もあるためカラーリーフとして楽しめる所も魅力です。
上記の他にも、ベロニカ属の中には他にも色々な種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
名称:ポーチュラカ
分類:一年草/短命の多年草
開花時期:5月~10月
花色:赤・桃・黄・橙・白
葉色:緑・桃・黄・白
草丈:約5~25cm
日照時間:日向
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ポーチュラカの特徴は、草姿がほふく性で、茎が横に移動したり下垂したりする所、開花期間が長いため、お庭の中を長く彩ることが出来る所、花径は1~3cm程度とかなり小さいですが、花数が多く株を覆うように沢山咲くため花絨毯のような見た目になる所、葉がぷにぷにと多肉質で可愛いらしい見た目をしている所などにあります。そのため、園芸では、地被植物として利用して花絨毯のように仕立てられたり、またハンギング仕立てにして上から下へと下垂する優雅な草姿と花が楽しまれたりします。
名称:ポリゴナム
分類:多年草
開花時期:4月~12月(夏は途切れる)
花色:桃・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~20cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物・繁殖力・耐踏性
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ポリゴナムは、絨毯のように地面を広がる草姿と、金平糖のような可愛らしい花を咲かせる所が魅力の植物です。
特徴は、草姿がほふく性で、茎が横に移動したり下垂したりする所、開花期間がとても長い所、花の形が球形で金平糖を想像させるような可愛らしい見た目をしている所、花数がとても多く株を覆うように桃色の花が咲くため桃色の絨毯のような美しい景観をつくる事ができる所、乾燥に強く丈夫で育てやすい所などにあります。
園芸では、お庭の中や斜面などを覆う地被植物として利用されます。開花期間中はピンクの絨毯を敷いたような美しい景観を作り出すため、ロマンチックなお庭などによく合うでしょう。
名称:マツ(ヨーロッパアカマツ)
分類:常緑低木
開花時期:6月~7月
花色:赤・桃・黄・緑
葉色:緑・青
草丈:約100~500cm
リンク:種類・育て方・楽天で購入
用途:カラーリーフ/グランドカバー/コニファー
特徴:マツは属の中に約122種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。例えば、黒松は日本庭園や盆栽など、日本文化の中で欠かせない植物のひとつであり、幹や枝が曲がったり水平に広がる事で独特の美しい樹形をつくり、針形の葉をもっています。またハイマツは、その名前からも分かる通り樹形が這う所が特徴です。園芸では地被植物として利用されたり、盆栽として利用されたりしています。上記の他にも、マツ属の中には他にも色々な種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
名称:ミント
分類:多年草
開花時期:7月~9月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~90cm
日照時間:半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)・地下茎
備考:常緑性・強健植物・繁殖力
用途:カラーリーフ/グランドカバー/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ミントは、葉っぱをデザートやドリンクなどに乗せて香り付けとして利用される事が多い植物です。
特徴は、葉にメントールのような爽やかな香りや、甘くフルーティーな香りがある所、葉は食用として利用する事が出来て、デザートなどの香り付けに使われる所、花は蜜蜂などの花蜂の蜜源となる所、地上の匍匐茎または地面の浅い部分を根茎で広がり、しばしば逸出する事から植えてはイケナイと言われている所などにあります。
園芸では、ハーブとして利用されるのが一般的なため、ハーブガーデンでよく育てられます。花壇などに地植えしてしまうと侵襲的に広がるため、鉢植えで育てるのがおすすめですが、根茎は浅く除去しやすいため、あまり気にしなくてもよいかもしれません。
名称:ムラサキツユクサ(シマムラサキツユクサ)
分類:多年草
開花時期:周年(散発的)
花色:紫・白
葉色:緑・紫・灰・白
草丈:約15~20cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ムラサキツユクサは、属の中に約75種があり、いくつかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、トキワツユクサやシマムラサキツユクサは草姿がほふく性で、茎が横に移動したり下垂したりするためプランターや斜面から枝垂れる優美な草姿が楽しめる他、葉の色が緑色の他に紫色・桃色・灰色・白色とあるため、カラーリーフとして楽しめる植物です。またムラサキオモトはロゼット状に葉が広がるため優雅で行儀の良い見た目をしており、葉の色が 表裏で緑色と紫色で変わります。そのため、ムラサキオモトは上品さを演出するお庭などによくあう植物です。
上記の他にもムラサキツユクサ属には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:ムラサキナズナ
分類:多年草
開花時期:4月~5月
花色:桃・紫
葉色:緑・黄・白
草丈:約10~20cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性
用途:グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ムラサキナズナの特徴は、草姿がほふく性で、茎が横に移動したり下垂したりするため、地面を絨毯のように広がる所、花数がとても多いため開花期には花が株を覆い花絨毯がつくられる所、乾燥に強いところなどにあります。
園芸では、主にロックガーデンで利用されることが多く、地面や岩場を被覆するのに利用されます。
名称:ユーフォルビア
分類:多年草・低木
開花時期:原種や品種で違う
花色:緑・赤・桃・黄・橙・紫・橙・白
葉色:緑・青・黄・橙・赤・桃・紫・黒・白
草丈:約
原種:アミグロダイデス・キパリッシアス・ミルシニテス・ポリクロマ・雪華草など
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/背が高い花/カラーリーフ/切り花/多肉植物/観葉植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ユーフォルビアは非常に多様なため、多肉植物として茎・葉を鑑賞する目的で栽培されたり、美しい色の葉をカラーリーフとして楽しむ目的で栽培されたり、華やかな花を鑑賞する目的で栽培されたりしますが、一部の原種と品種は根茎・匍匐茎などにより地被植物として利用出来る植物があります。
例えば、アミグロダイデスは地面下に根茎があるため、成長するに従い広がる性質があり、またミルシニテスは匍匐茎で広がる性質があります。※植物の特徴について詳しくは種類からご覧下さい。
名称:リシマキア(コバンコナスビ)
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:黄
葉色:緑・黄
草丈:約5~15cm
日照時間:半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:リシマキアは属の中に約193種があり、園芸でも幾つかの種や品種が親しまれています。
例えば、コバンコナスビは草姿がほふく性で、茎は横に移動したり下垂したりします。そのため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされています。また葉の色が緑色の他にも黄色があるためカラーリーフとして楽しめる所も魅力です。
プンクタータは、草姿は直立して根茎で広がりながら群生をつくり、黄花が穂状に集まりボリュームのよい花姿をつくる所が魅力です。葉の色が緑色の他にも黄色や白色とあるため品種を選べばカラーリーフとして楽しめる所も魅力です。
名称:ローズマリー
分類:常緑低木
開花時期:3月~11月(温暖な気候で周年)
花色:桃・青・紫・白
葉色:緑・白
草丈:約30~200cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性・強健植物
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/生垣/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ローズマリーは、葉に針葉樹や薬品を想像させるねっとりした香りがあり、枝葉が肉料理や魚料理の香り漬けに使用される事もある植物です。
特徴は、開花期間がとても長く理想的な環境では一年を通して花を咲かせる所、花はまばらに咲く傾向がある所、花は蜜蜂の蜜源として利用されている所、茎葉には腺毛があり、腺毛には液体(精油)が多く含まれている所、精油にはシネオール・樟脳・α-ピネン・リモネン等が含まれており薬品や針葉樹を思わせる香りがある所、樹形は品種により「立性」「匍匐性」「半匍匐性」の三種類に分類されている所などにあります。
立性:茎が真っ直ぐ上に伸びるため洗練された印象を与えます。
匍匐性:茎が地面を匍匐するため地被植物になり、また崖等があると枝垂れるため優雅な雰囲気を作ることが出来ます。
半匍匐性:上記2つの性質があり、生垣などをつくる時に便利な性質です。
名称:ワイヤープランツ(ミューレンベッキア)
分類:落葉ツル性木本/落葉低木
開花時期:6月~7月
花色:緑・白
葉色:緑・黄・桃・白
草丈:約100~600cm
日照時間:日向から日陰
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)
備考:常緑性
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/切り花/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ワイヤープランツ(ミューレンベッキア)の特徴は、樹形がツル性で、茎はワイヤーを思わせるような質感があり、クネクネとしながら横に移動したり下垂したりする所、葉の形が殆ど円形をしているため可愛らしい見た目をしている所、葉の色が緑色の他にも黄・桃・白とあるため、カラーリーフとしても楽しめる所などにあります。
園芸では、地面や斜面を覆う地被植物として利用されたり、またハンギング仕立てにされて、端から枝垂れる優美な草姿を鑑賞出来るように仕立てられる事が多いです。
ランナー(走出枝)系の地被植物
名称:アークセトカ(ワタゲハナグルマ)
分類:多年草
開花時期:3月~7月
花色:黄・黒
葉色:緑
草丈:約10~30cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:ランナー(走出枝)
備考:常緑性・アレロパシー
用途:グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アークセトカ(ワタゲハナグルマ)の特徴は、葉がロゼット状に拡がり地面を覆う所、葉の縁部分に深い切れ込みが入るためタンポポの葉のような見た目をしている所、親株からランナー(走出枝)を伸ばして子株をどんどんつくる所、花は地際から花茎を伸ばして頂部に一個の花を咲かせる所、花は太陽のような見た目をしていて明るく元気な雰囲気を感じさせる所等にあります。
アークセトカ(ワタゲハナグルマ)は、地面を被覆する能力があることから地被植物によく利用されます。ただし、寒さにはそこまで強くないため、温暖な地域で利用されることが多いです。自生地等では、土壌流亡を防ぐために斜面に植えたりする事もあるようです。
名称:アジュガ
分類:多年草
開花時期:4月~6月
花色:青色・紫色・桃色・白色
葉色:緑色・赤色・桃色・黄色・橙色・紫色・白色・灰色
草丈:約15~35cm
日照時間:日向から日影
被覆方法: ランナー(走出枝)
備考:常緑性・強健植物・繁殖力・耐踏性
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方
特徴:アジュガは耐陰性が高く、踏圧にも比較的に強い地被植物として知られている植物です。
特徴は、株がランナーで広範に広がり沢山の子株をつくる所、株からはロゼット状に葉が広がり地面を覆う所、葉の色が豊富にあるためお庭の雰囲気に合わせて色を選びカラーリーフとしても楽しめる所、開花期には茎が垂直に伸びて青色や桃色等のボリュームのよい花が楽しめる所、耐陰性がとても高いため日陰でも育てられる所等にあります。
アジュガは、地面を覆うように広がる成長習慣があり、常緑性・強健・耐陰性・耐踏性が揃っている事から、地被植物として高い人気があります。また葉の色がとても豊富な事から、花のない時期もカラーリーフとして楽しめる所も魅力です。
名称:オリヅルラン
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~60cm
日照時間:日向から日陰
被覆方法:ランナー(走出枝)
備考:常緑性
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:オリヅルランは、ランナーの先に折り鶴を想像させるような可愛らしい子株をつくる事で知られている植物です。
特徴は、親株からランナーを伸ばして可愛らしい子株をつくる所、草姿が叢生で、葉が中央から外側へと優雅に広がる所、葉の形が剣のように細長くシャープなためカッコ良さを感じさせる所、葉の色が緑色の他にも黄色や白色もあるため品種をえらべばカラーリーフとしても楽しめる所などにあります。
オリヅルランはランナーを伸ばして子株をつくる姿が魅力的な事から、ハンギング仕立てにされてランナーと子株が垂れ下がる姿を鑑賞する目的で育てらることがおおいです。また温暖な地域であれば花壇に植えて地被植物として利用されることもあります。
地下茎系の地被植物
名称:アジアンタム(クジャクシダ)
分類:多年草
開花時期:
花色:
葉色:緑・黄・赤
草丈:約15~45cm
日照時間:日陰
被覆方法:地下茎
備考:
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アジアンタムは属の中に約170~250種があり、園芸でも幾つかの種が親しまれています。例えば、クジャクシダは葉の形が孔雀の尾羽に例えられる事もあり、羽状に分裂した葉が扇状に横に広がるため、非常に優雅な雰囲気をつくり、地面を覆います。そのため、地被植物として利用される事が多い植物です。またコバホウライシダは小葉が扇のような見た目をしており、小葉が羽状に連なる事でお洒落な見た目をしています。また葉は湾曲しながら優雅に枝垂れるため、ハンギング仕立てで楽しめる植物にもなります。上記の他にも、アジアンタム属にはこの他にも魅力的な種や園芸品種があるため、詳しくは種類のリンクからご覧ください。
名称:アネモネ(ヤブイチゲ)
分類:多年草
開花時期:3月~5月
花色:白
葉色:緑
草丈:約15~30cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:地下茎
備考:
用途:開花期間長い/グランドカバー/切り花/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アネモネは属の中に約63~159種があり、園芸でも幾つかの種と園芸品種が親しまれています。
例えば、ヤブイチゲは根茎で広範に広がり、マット状に群生を作りながら、春になると株一面に純白の花を沢山咲かせます。また秋明菊の雑種であるワイルドスワンは、秋明菊と比べて開花期間がとても長い所が魅力で、紫色と白色の上品な花を咲かせます。そのため、お庭の中で長く花を楽しみたい人に人気の高い植物です。
アネモネ属にはこの他にも魅力的な種や園芸品種があるため、詳しくは種類のリンクからご覧ください。
名称:アルケミラモリス
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:黄
葉色:緑・黄
草丈:約30~45cm
日照時間:日向から日陰
被覆方法:地下茎
備考:
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アルケミラモリスは、錬金術師達が降水後に葉に残る水玉を「ダイヤ」や「水銀」等に例えて、卑金属を金に変換する錬金術に使用していたという逸話が残る植物です。
特徴は、葉の表面に白色の毛が生えているため、降雨の後には沢山の水玉が葉の上に残る所、葉の上に残る水玉は「ダイヤ」や「水銀」等に例えられており、葉の中でとても美しい模様となる所、葉の表面の白色の毛がふんわりとした柔らかな見た目をつくる所、葉の形が丸みを帯びて、縁部分が波打つためお洒落で可愛らしい印象を与える所、草姿がドーム状に盛り上がるため地面を覆う地被植物にもなる所等にあります。
園芸では主に地被植物として利用されています。また錬金術がこの植物を利用したという逸話があることから、魔女や錬金術をテーマにしたお庭などにピッタリな植物になります。
名称:イワミツバ
分類:多年草
開花時期:5月~7月(6月に最も開花)
花色:白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~100cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:地下茎
備考:強健植物・繁殖力・アレロパシー
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:イワミツバの特徴は、一個の葉が分裂して三個の小葉が放射状についており、お洒落な見た目をしている所、葉の色が緑色の他に白色の覆輪が入る品種もあるため明るい印象をあたえるカラーリーフとしても楽しめる所、葉は人間の食用として利用されたり、キアゲハの食草に利用されたりする所、開花期になると白花が茎の上部に集まり半球状のボリュームのよい花を咲かせる所、根茎が地面下を這うように広がり群生をつくる所等にあります。
園芸では、地面を根茎で広がり、お洒落な葉が地面を覆うため、地被植物として利用されます。ただし、根茎が想定外の場所まで侵入して雑草化する事も多い事から注意が必要です。またイワミツバはキアゲハの食草にもなるため、ビオトープにおすすめの植物のひとつにもなります。
名称:ウラハグサ
分類:多年草
開花時期:9月~11月
花色:緑・黄
葉色:緑・黄・赤
草丈:約30~70cm
日照時間:
被覆方法:地下茎
備考:強健植物
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ウラハグサの特徴は、草姿が叢生で、葉が放射状に外へと広がり優雅な見た目をしている所、葉の形が竹の葉のように細くシャープなためカッコイイ印象を与えるところ、葉の基部が捻れて表裏が逆になっている所、葉の色が緑色の他にも黄色や赤色があり、カラーリーフとしても楽しめるところ、花はイネ科特有の花が咲き鑑賞目的では重要視されない所等にあります。
園芸では、地面を覆うように優雅に広がる葉を地被植物として利用する目的で育てられることが多いです。また葉色の中には黄色や赤色もあることから、明るく元気な印象や華やかな印象を与えるカラーリーフとして楽しまれたりします。
名称:オキザリス(トリアングラリス)
分類:多年草
開花時期:4月~10月(開花は疎ら)
花色:紫・桃・白
葉色:緑・紫・黒
草丈:約15~50cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:地下茎
備考:常緑性(落葉性)・強健植物・繁殖力・アレロパシー
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/観葉植物/球根植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:オキザリスは属の中に、約500種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、イモカタバミやシボリカタバミは地面をこんもりと覆うため地被植物にもなり、また開花期間が長く可愛らしい花を長期に渡り咲かせます。また、トリアングラリス種は葉(小葉)の形が三角形をしているため、シャープで洗練された見た目をしており、暗紫色の葉色が重厚的でエレガントな雰囲気をつくります。そのため、エレガントガーデンや魔王のお城をテーマにしたようなお庭などによくあいます。
オキザリス属にはこの他にも魅力的な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧ください。
名称:オシダ
分類:多年草
葉色:緑・黄・赤・橙
草丈:約30~75cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)・地下茎
備考:
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:オシダは属の中に約286~328種あり、園芸でも幾つかの種か親しまれています。例えば、ベニシダは若葉の色が赤色をしており、葉の形が羽状に細かく裂けている事から、お洒落で華やかな印象を与えるカラーリーフとして楽しまれています。またセイヨウオシダは、葉の長さが30~150cmと非常に大きくなり、株の中央から外側へとロゼット状に葉が広がるため優雅で存在感のある雰囲気をつくります。また他のオシダと同様に葉の縁部分が細かく裂けて羽状になるためお洒落な見た目をしている所も魅力です。
名称:スミレ(ニオイスミレ)
分類:多年草
開花時期:3月~5月
花色:桃・紫・青・白
葉色:緑
草丈:約10~15cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:匍匐性(ツル性含む)・地下茎
備考:常緑性・強健植物
用途:開花期間長い/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:スミレ(ビオラ)は属の中に約265種があり、地被植物としても幾つかの種が親しまれています。
例えば、ニオイスミレは匍匐茎で地面を広がりながら、ハートの形をした葉が地表面を被覆します。花の色は紫色をしていて、上品な雰囲気があり、ラズベリーやキャンディを想像させる甘い香りがします。またアメリカスミレサイシンは地面下にある太い根茎で広がり、ハート形の葉が地表面を被覆します。
上記の他にもスミレ属には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:プラティア
分類:多年草
開花時期:4月~6月
花色:青・紫・白
葉色:緑
草丈:約10~20cm
日照時間:半日影
被覆方法:地下茎
備考:常緑性・繁殖力・耐踏性△
用途:グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:プラティアの特徴は、地面の下で横に匍匐する地下茎(根茎)をもっており、草姿がマット状になる所、葉や花がとても小さいため緻密で可憐な雰囲気を感じさせる所、青花が上品さを感じさせる所、繁殖能力が高く侵略的で手に負えなくなることもあるため海外では嫌われることもある所等にあります。※オーストラリア原産のプラティアは日本の高温多湿を苦手にしているため、旺盛に成長することはあまりないようです。
プラティアは、地面を覆うように広がる性質がある事から、基本的に地被植物として利用されます。ただし、適度に踏まれることは耐えますが、踏圧にそこまで強くない事から、飛び石の間等に利用される事が多いようです。
名称:ブルンネラ
分類:多年草
開花時期:4月~6月
花色:青・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~45cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:地下茎
備考:
用途:カラーリーフ/グランドカバー/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ブルンネラの特徴は、葉の大きさが15cmに達する事もあり、巨大で強い存在感がある所、葉の色が基本的に複色で、白色や黄色の班が入るためカラーリーフとして楽しめる所、青花が上品で心を落ち着かせる効果がある所などにあります。
園芸では、葉が優雅に広がり地面を覆う事からコンパクトな地被植物として利用される事があります。ホワイトリーフと青花の組み合わせは、明るく上品で爽やかな印象を感じさせるため、エレガントなお庭などによく合うでしょう。
名称:メシダ(イヌワラビ)
分類:多年草
開花時期:
花色:
葉色:緑・赤・紫・黄・灰・白
草丈:約30~80cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:メシダは属の中に約216種あり、園芸でも幾つかの種か親しまれています。
例えば、イヌワラビは葉の形が羽状に細かく裂けているためお洒落な見た目をしており、地下茎で広がりながら地表面を覆うように葉が広がります。そのため、園芸では地被植物として使えたりします。また葉の色が緑色以外にも豊富にあるため、カラーリーフとして利用できる所も魅力です。またセイヨウメシダは、葉の長さが約20~90cmと非常に大きくなり、株の中央から外側へとロゼット状に葉が広がるため優雅で存在感のある雰囲気をつくります。また他のメシダと同様に葉の縁部分が細かく裂けて羽状になるためお洒落な見た目をしている所も魅力です。
名称:ヤエムグラ(クルマバソウ)
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:白
葉色:緑
草丈:約30~50cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:地下茎
備考:アレロパシー
用途:グランドカバー/ドライフラワー/香りが良い/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヤエムグラ(クルマバソウ)の特徴は、葉や花にバニラやココナッツを想像させるような甘い香りがある所、葉に含まれるクマリンは乾燥すると増加するためドライフラワーにすると香りが強くなる所、葉の形がユニークで、一個の葉が分裂して小葉が掌状に広がる所、茎の上部に白花が集まり花房を作るため豪華さと上品さを感じさせる所、地下茎(根茎)が地面下を横に這って広がるため群生をつくる所等にあります。
ヤエムグラ(クルマバソウ)は、葉や花に含まれるクマリンの香りを楽しむ目的で育てられる事が多いです。乾燥すると香りの成分であるクマリンが増加する事から、ポプリにされたり、また以前はマットレスの詰物等にされていたようです。またクマリンはラットやマウス等の実験では有毒であるとされましたが、人体への影響は不明のためビール等のアルコール飲料の香り付けとしても利用されているようです。
名称:ヤブラン
分類:多年草
開花時期:7月~10月
花色:紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~60cm
日照時間:日向から日陰
被覆方法:地下茎
備考:常緑性・強健植物・アレロパシー
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヤブランの特徴は、草姿が叢生して根茎をもっている所、葉が中央から外側へと優雅に広がり地表面を覆う所、葉の形が剣のようにシャープでカッコ良さを感じさせる所、葉の色が緑色の他にも品種により黄色や白色もあるためカラーリーフとしても楽しめる所、紫花が穂状に並んで咲くため豪華さと上品さを感じさせる所等にあります。
ヤブランは葉が優美に広がり、上品な紫花を咲かせる事から、エレガントガーデン等によくあいます。また一般的に葉が地表面を広く覆う事から、地被植物として利用されることが多いです。
名称:ヨモギ(アルテミシア)
分類:多年草
開花時期:8月~10月
花色:黄
葉色:緑・白
草丈:約15~60cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:地下茎・その他
備考:常緑性・強健植物・アレロパシー
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヨモギは属の中に約400種以上があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、シロヨモギは小動物の指を思わせるような可愛らしい葉の形と真っ白な葉色が特徴です。そのため、園芸では上品さと可愛らしさを演出するシルバーリーフとして親しまれています。またアサギリソウの特徴は、草姿がドーム状になり柔らかなクッションを想像させるような見た目をしている所や、葉が細く糸状で羽状に広がるため、霞がかったようなふんわりした雰囲気をつくる所、葉の色がシルバーグリーンで光沢がある所などにあります。
上記の他にも、ヨモギ属の中には様々な種と園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧ください。
その他の地被植物
- アストランティア
- アベリア
- アルテルナンテラ
- インパチェンス
- エリカ
- カレックス
- ギボウシ
- キャットミント
- クリスマスローズ
- シクラメン
- シモツケ
- 葉牡丹(アブラナ)
- ハナニラ
- ヒューケラ
- ブラキカム
- フランスギク
- ベゴニア
- ベゴニア
- ムスカリ
- ユーフォルビア
名称:アストランティア
分類:多年草
開花時期:5月~9月
花色:赤・桃・紫・緑・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約60~90cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:その他
備考:
用途:カラーリーフ/グランドカバー/切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アストランティアは宝石のような美しい花を咲かせることで知られる植物です。
特徴は、花の形がお洒落で宝石のブローチのような見た目をしており、小さな花がしばしば輝いているように見える所、花はまち針のような見た目をしていて、花中央でドーム状に集まるため海外では「ピンクッション(針山)」とも呼ばれている所、葉の形は掌状で縁部分が大きく裂けているためお洒落な見た目をしている所、地際から放射状に葉が広がるため地面を覆うお洒落な地被植物としても楽しめる所等にあります。
園芸では、ラグジュアリーな花とお洒落な葉が魅力的なことから、エレガントガーデンやロマンチックガーデンなどによくあいます。また花は収穫して切り花として楽しむ事も出来ます。
名称:アベリア
分類:半常緑低木
開花時期:6月~10月
花色:桃・白
葉色:緑・黄・桃・赤・橙・白
草丈:約30~240cm
日照時間:日向~半日影
被覆方法:その他
備考:強健植物
用途:開花期間長い/カラーリーフ/生垣
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アベリアは、公共施設や歩道などの生垣によく利用されていることで知られている植物です。
特徴は、開花期間がとても長く夏の間も花が咲く所、花が落ちてもプロペラのような桃色の萼が残るため装飾性が長く保たれる所、花は蝶々や花蜂の蜜源にもなるため、開花期になると花の周りを優雅に飛ぶ蝶々の姿が見られる所、葉の色が緑色以外にも豊富にあり、品種を選べばカラーリーフとしても楽しめる所、丈夫でとても育てやすく放ったらかしでも問題ない所等にあります。
地被植物として利用する場合は草丈があまり高くならない品種を選ぶと良いでしょう。
名称:アルテルナンテラ
分類:多年草
開花時期:10月~11月
花色:黄・白
葉色:赤・紫・白
草丈:約30~90cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:その他
備考:
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アルテルナンテラは属の中に約137種があり、幾つかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、アカバセンニチコウは上品さを感じさせる赤葉と千日紅を想像させるような花が魅力的な植物です。そのため、主にカラーリーフとして楽しまれており、盛り上がりながら広がる性質があるため地被植物として利用されることもあります。また、千日小坊は千日紅の花を更に小さくしたような可愛らしい花を咲かせる所が魅力になります。
アルテルナンテラ属にはこの他にも魅力的な種や園芸品種があるため、詳しくは種類のリンクからご覧ください。
名称:インパチェンス
分類:多年草
開花時期:5月~10月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・橙・紫・白
葉色:緑
草丈:約30~60cm
日照時間:日向から日陰
被覆方法:その他
備考:
用途:開花期間長い/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:インパチェンスの特徴は、開花期間が長く理想的な環境であれば一年を通して花を咲かせる能力がある所、花の色が豊富で鮮やかなため明るい雰囲気を作れる所、草姿が丸みを帯びたドーム状にまとまるため行儀の良さを感じさせる所、日陰でも育てられる所等にあります。
園芸では、開花期間が長いことからお庭の中を花で長く彩りたい人などに好まれます。また耐陰性がとても高いためシェードガーデンなどで重宝されます。
名称:エリカ(カルネア)
分類:常緑低木
開花時期:12月~4月
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑・黄
草丈:約10~25cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:その他
備考:常緑性
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:エリカの特徴は、花の形が風船のように膨らんでいる種が多いため可愛らしい花が楽しめる所や、花序に変化があり穂状に咲く種や枝先に束生する種などがある所、多くの種が冬に花を咲かせるためウィンターガーデンを華やかに彩る所、樹形がブッシュ状になりふさふさとした見た目をしている所などにあります。
園芸では、主に花を鑑賞する目的で育てられますが、幾つかの品種はカラーリーフとして楽しまれたり、グランドカバーとして利用されたりします。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。
名称:カレックス
分類:多年草
開花時期:6月~7月
花色:茶
葉色:緑・赤・紫・茶・白
草丈:約30~60cm
日照時間:日向~半日影
被覆方法:その他
備考:常緑性・強健植物
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カレックスは、草姿が叢生で、葉が中央から外側へと優雅に広がる所、葉の形が髪の毛のように非常に細くて繊細な見た目をしているところ、葉の色が赤褐色をしていて海外ではブロンドヘアーに例えられている所等にあります。
園芸では、一般的に地面を覆う地被植物として利用されており、葉の色が褐色から赤褐色をしているためアンティークガーデンのような落ち着いた雰囲気のお庭などによくあいます。
名称:ギボウシ
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・青・白
草丈:約15~120cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:その他
備考:
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物・アレロパシー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ギボウシの特徴は、草姿がロゼット状で中心から外側に向かい優雅に葉を広げる所、葉の長さが70cmを超える事もあり巨大で強い存在感を感じさせる所、葉の色が緑色の他にも黄色・白色・青色とあるため、品種を選べばカラーリーフにもなる所、花の形がユリの花を思わせるような上品な見た目をしている所等にあります。
園芸では、優雅に広がる草姿と美しい葉を鑑賞する目的で育てられることが多く、地面を覆う地被植物として利用されたりします。また幾つかの種では、新芽をウルイと呼び食用にされる事もあります。
名称:キャットミント
分類:多年草
開花時期:4月~9月
花色:青・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~90cm
日照時間:日向~半日影
被覆方法:その他
備考:強健植物
用途:開花期間長い/カラーリーフ/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:キャットミントは、植物にネペタラクトンと呼ばれる猫を陶酔させる物質を含んでいる事で知られており、猫はキャットミントを見ると噛んだり、体を擦り付けたりして、マタタビを与えた時のような仕草をする事があります。そのため猫を愛する家庭で、植えられる事が多い植物です。
特徴は、春と秋に花が二度楽しめる所、青花が穂状に並びボリュームのよい花姿をつくり、上品さと豪華さを感じさせる所、草姿は直立で殆ど分枝せずにスッと上に伸びるため、洗練された印象を感じさせる所、葉の表面には白色の毛が生えているため柔らかな印象を感じさせる所、葉には甘く心地よい香りがあるところ等にあります。
園芸では、青花が上品で落ち着いた雰囲気をつくるため、エレガントガーデンや心を癒すヒーリングガーデン等によくあいます。また花には蜜蜂などの花蜂がよくくる事から蜜源として利用される事もあります。
名称:クリスマスローズ
分類:多年草
開花時期:2月~4月(雑種)
花色:桃・橙・黄・緑・白・黒
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~45cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:その他
備考:常緑性
用途:カラーリーフ/グランドカバー/切り花/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:クリスマスローズは、薔薇を想像させるような華やかな花を咲かせる冬を代表する植物のひとつです。
特徴は、花の形が薔薇の花を想像させるため華やかな印象を感じさせる所、花が下を向き俯きながら咲くため可憐な雰囲気をつくる所、花は開花後も1ヶ月以上綺麗な外観を保つためお手入れの手間が少ないところ、葉の形がユニークで、一個の葉が分裂して掌状に小葉が放射状に広がりお洒落な見た目をしている所、中央から外側に向かい葉が放射状に優雅に広がるため地被植物として利用出来る所、耐陰性がとても高いため日陰でも育てられる所等にあります。
園芸では、薔薇を思わせるような上品な花を咲かせることから優雅さなどをテーマにするエレガントガーデンや、高級感をテーマにするラグジュアリーガーデン等に人気です。また花は収穫した後も長い日持ちがあることから、切り花として楽しまれる事もあります。
名称:シクラメン(コウム)
分類:多年草
開花時期:12月~4月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・白
草丈:約10~15cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:その他
備考:
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:シクラメンは、塊茎からロゼットのように放射状に葉を広げる優雅な草姿や、ハート形の可愛らしい葉っぱ、大理石を想像させるような美しい葉模様、開花期間の長さと、かがり火を想像させるような華やかな花姿などが魅力的な植物です。そのため、葉がラグジュアリーで高級感を感じさせたり、また花束のように咲く花が華やかな雰囲気を演出します。
園芸では、一般的に屋内で楽しまれる事が多いですが、耐寒性の高い原種や原種との交配で耐寒性が高いガーデンシクラメンなどは屋外の花壇等で楽しまれたりもします。
名称:シモツケ
分類:落葉低木
開花時期:5月~7月
花色:赤・桃・白
葉色:緑・橙・黄
草丈:約30~200cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:その他
備考:強健植物
用途:カラーリーフ/生垣/切り花・アレロパシー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:シモツケは、属の中に約80種があり、園芸でもコデマリやシモツケ等の幾つかの種や品種が親しまれています。
地被植物としてシモツケを利用する場合は、基本的に全体的に樹高が高いため、樹高が低い矮性品種を選ぶ必要があります。
例えば、シモツケ・マジックカーペットは樹高が30~50cm程度にしかならず、株幅は100cm程度まで広がるため、こんもり盛り上がる地被植物として使えます。またマジックカーペットは葉の色が季節により橙色・黄色・赤色へと変化するため、カラーリーフとしても楽しめる所も魅力です。
この他にも、シモツケには地被植物として使える品種があります。詳しくは種類からご覧下さい。
名称:葉牡丹(アブラナ属)
分類:多年草(園芸では一年草扱い)
開花時期:3月~5月
花色:黄
葉色:緑・黄・赤・桃・紫・青・白・黒・灰
草丈:約30~200cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:その他
備考:
用途:カラーリーフ/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:葉牡丹の特徴は、葉がロゼット状に集まる姿が牡丹の花や薔薇の花を想像させる所、葉の色が花の色のように美しい所、植物では珍しい青葉やシルバーの葉色がある所、成長が緩やかで長く楽しめる所、種から育てられるため安価でお庭の中を彩りやすい所などにあります。
園芸では、冬の花壇を長く彩る代表的な植物として利用されており、花壇に並べて植えられたり、寄せ植え素材として利用されたり、切り花として利用されたり、幅広く活用されています。
名称:ハナニラ
分類:多年草
開花時期:3月~5月
花色:桃・紫・青・白
葉色:緑
草丈:約10~20cm
日照時間:日向から日陰
被覆方法:その他
備考:
用途:グランドカバー/球根植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ハナニラの特徴は、花の形が星形で薄い紫色の上品な見た目をしている所、葉が長く地面に倒れ広がる所、茎葉は傷つけるとニラを思わせる香りを放つ所、球根(鱗茎)は丈夫なため植えっぱなしでも問題なく、自然分球でどんどん増えていき群生をつくる所などにあります。ハナニラは一般的に上品な花を鑑賞する目的で育てられますが、自然分球でどんどん増えて、葉を横に広げるため地被植物として利用されたりもします。
名称:ヒューケラ
分類:多年草
開花時期:5月~7月(9月)
花色:赤・桃・黄・白
葉色:緑・赤・桃・黄・橙・紫・茶・白・黒
草丈:約15cm~60cm
日照時間:日向から日陰
被覆方法:その他
備考:常緑性
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヒューケラの特徴は、葉の色が非常に豊富にあるため沢山ある品種の中から好みの色を探せる所、葉の形が腎形で掌状に縁部分が浅く裂けているためお洒落な見た目をしている所、葉が中心から外側に向かい優雅に広がるため地面を被覆する能力が高い所、親株の周りに子株を作り叢生する所などにあります。
園芸では、葉が地面を覆うように広がる事から地被植物として利用されています。葉の色が非常に豊富にあるため、お庭の雰囲気に合わせて可愛いお庭を作りたい時は桃色の品種を選んだり、優雅さをテーマにしたエレガントなお庭を作りたい時は紫色の品種を選んだり出来る所も魅力でしょう。
名称:ブラキカム
分類:多年草
開花時期:4月~11月
花色:桃・青・紫・黄・白
葉色:緑
草丈:約10~30cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ブラキカムの特徴は、開花期間が春から秋までと長い所、花の数がとても多く散房状に株表面を覆うように花が咲く所、茎が匍匐して立ち上がる性質があるため地被植物として利用出来る所、葉が他のブラキカムと比べて幅広い傾向にある所などにあります。
園芸では、草丈が低くて匍匐するように広がる性質があるため、苗を等間隔に並べて、地被植物として利用されることがあります。地被植物にすると、花が株一面に咲くため、花の絨毯のような美しい景観をつくることができます。また開花期間が長い事から、寄せ植え植物としても重宝されます。
名称:フランスギク(ノースポール)
分類:多年草/一年草
開花時期:12月~7月
花色:白・黄
葉色:緑
草丈:約15~25cm
用途:開花期間長い/グランドカバー/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:フランスギクは、属の中に約70種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、ノースポールは冬から春にかけて開花し続けるため冬花壇を彩る代表的な植物として知られており、一株でボリュームよくドーム状の草姿をつくり沢山の白色の花を咲かせるため、華やかな地被植物として利用することが出来ます。またシャスタデイジーは、花が5~8cm程度と大きめな所や、根茎を介して広がり直立する茎が何本も伸びて群生をつくる所などが特徴になります。そのため、花壇の中で高さとボリューム感を出すことができる植物です。
上記の他にも、フランスギク属の中にはフランスギクやマキシマム種等の多数の種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
名称:ベゴニア(センパフローレンス)
分類:多年草
開花時期:4月~11月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・白
葉色:緑・黒
草丈:約15~30cm
日照時間:半日影から日陰
被覆方法:その他
備考:常緑性・強健植物・日照時間・繁殖力・耐踏性・アレロパシー
用途:開花期間長い/カラーリーフ/枝垂れる植物/観葉植物/球根植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ベゴニアは属の中に約1521種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、センパフローレンス種は屋外の花壇などで親しまれる事が多く、耐陰性が強く花が四季咲きするため日陰などで花を長く楽しみたい人などに好まれます。またレックスベゴニアは観葉植物として親しまれており、ユニークな葉の形と豊富な葉色から高い人気を誇ります。
上記の他にも、ベゴニア属の中には球根ベゴニアやマクラータ種等の多数の種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
名称:ムスカリ
分類:多年草
開花時期:3月~5月
花色:桃・青・紫・白
葉色:緑
草丈:約15~20cm
日照時間:日向から半日影
被覆方法:その他
備考:強健植物
用途:グランドカバー/切り花/球根植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ムスカリの特徴は、花姿が葡萄を思わせるような可愛らしい見た目をしており、壷形の小さな花が密に穂状に連なる所、とても丈夫なため植えっぱなしでも問題なく毎年花を咲かせる所、球根は増えやすく、群生させて川の流れなどを表現すると美しい景観となる所等にあります。
園芸では、花壇の中で縁どりとして使われたり、ハート形や川の流れの形等に大量植栽されたり、寄せ植えに利用されたり、花を収穫して切り花として楽しまれたりしています。
名称:ユーフォルビア
分類:落葉小高木
開花時期:4月~6月
花色:黄・緑
葉色:緑・青・黄・白
草丈:約60~120cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/背が高い花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ユーフォルビアは属の中に2000種以上があり、園芸でも幾つかの種が親しまれています。
例えば、カラキアスは高さが120cmに達する大株に育つ事もあり、強い存在感でお庭の中のフォーカルポイントとして働く事ができます。葉の色も青緑色や黄色や白色と複数あるため、品種を選べばカラーリーフにもなり、また他のユーフォルビアと同様にボリュームのよい花姿を楽しめます。ポリクロマは草姿がこんもりとしたドーム状になり整った見た目をしている所が特徴です。開花期に苞が黄色に美しく染まり、秋には赤色や紫色へと紅葉する事から、季節に合わせた色合いが楽しめる所も魅力のひとつとなります。
上記の他にも、ユーフォルビアの中には様々な種と品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。
地被植物のお洒落な植栽方法
イミテーション植栽
川が流れる様子や、インク壺から零れるインクの様子など、何かの形を真似して植栽される方法です。テーマを作って、お庭をデザインする時におすすめの植栽手法です。
テーマ植栽
お庭のテーマに沿って、植物をテーマに由来する形に植栽する方法です。例えば、アリスガーデンならトランプの形に植物を植えたり、ラブガーデンやロマンチックガーデンならハートの形に植物を植えたりします。
スリット植栽
コンクリートやタイルが張ってある地面の隙間に、踏圧に強い植物または軽い踏圧になら耐えられるを植物を植える植栽方法です。無機質な空間の中に植物が入る事で、柔らかな雰囲気を感じさせたり、また荒廃していく様子なども演出できます。