枝垂れる植物とは、茎や葉が柔軟で湾曲する性質があったり、下垂する性質のある植物です。枝垂れる植物は、茎や葉が自由に広がり垂れ下がるため、優雅な印象を感じさせたり、また構造物を覆い隠すため荒廃していくような印象を感じさせることができます。
ここでは、枝垂れる植物の仕立て方の例や、枝垂れる植物の種類等を紹介しています。枝垂れる植物は属ごとの紹介になり、種と品種は省いています。そのため、更に詳しい品種などを知りたい場合は、植物の紹介の欄にある種類のリンクからご覧下さい。
枝垂れる植物の仕立て方の例

ハンギング仕立て
ヘデラは、葉の形がシャープでカッコよく、お洒落な雰囲気を感じさせる事から、ハンギング仕立てにして枝垂れさせると優雅さやエレガントさを感じさせることができます。そのため、エレガントなお庭などにピッタリな仕立て方です。

ハンギング仕立て②
ペチュニアやカリブラコアは品種によって草姿が違いますが、ほふく性またはカスケードする品種を選べば枝垂れるように成長します。
ペチュニアやカリブラコアのハンギング仕立ては、沢山の花が咲くため華やかな雰囲気を演出する事ができます。そのため、豪華でラグジュアリーなお庭や、ロマンチックなお庭などにピッタリです。

ハンギング仕立て③
ツタやツルニチニチソウは野趣に溢れた見た目をしているため、ハンギング仕立てにして枝垂れさせると自然と人工物が一体化していくような雰囲気を感じさせます。そのため、自然の雰囲気を演出したい時や、荒廃していく様子を演出したい時におすすめです。

地被植物
ツルコザクラやムラサキナズナなどは、乾燥に強いためロックガーデンの傾斜などの地被植物におすすめです。開花期には沢山の花も咲かせるため、剥き出しの岩を華やかに彩ってくれます。
枝垂れる植物の種類を紹介

名称:アジアンタム(ホウライシダ)
分類:多年草
開花時期:
花色:
葉色:緑
草丈:約30~50cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アジアンタムは属の中に約170~250種があり、園芸でも幾つかの種が親しまれています。
例えば、クジャクシダは葉の形が孔雀の尾羽に例えられる事もあり、羽状に分裂した葉が扇状に横に広がるため、非常に優雅な雰囲気をつくり、地面を覆います。そのため、地被植物として利用される事が多い植物です。またコバホウライシダは小葉が扇のような見た目をしており、小葉が羽状に連なる事でお洒落な見た目をしています。また葉は湾曲しながら優雅に枝垂れるため、ハンギング仕立てで楽しめる植物にもなります。
上記の他にも、アジアンタム属にはこの他にも魅力的な種や園芸品種があるため、詳しくは種類のリンクからご覧ください。

名称:アプテニア(ハナツルソウ)
分類:多年草
開花時期:5月~10月
花色:赤・桃
葉色:緑・白
草丈:約15cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アプテニア(ハナツルソウ)の特徴は、草姿がツル性で、茎が横に移動したり下垂したりするため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされる所、葉は多肉質でぷにぷにとしており可愛らしい印象を感じさせる所、葉の表面に光沢があり、光が反射して輝いているように見える所、開花期間が長いところ、花は腋生で葉腋に疎らに咲く所、花は夜になると閉じて昼に開く性質がある所などにあります。
園芸では、地面を覆うように広がる性質があり、乾燥に強い事から、岩肌を覆う地被植物として利用されたり、鉢植えやハンギングバスケットなどに植えられてハンギング仕立てで楽しまれます。

名称:アブチロン
分類:常緑低木
開花時期:4月~11月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃
葉色:緑・黄・白
草丈:約200~500cm
用途:開花期間長い/枝垂れる植物/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アブチロンの特徴は、開花期間がとて長くて理想的な温暖な環境では1年を通して花が咲く所、花は提灯に見立てられる事もあり、袋状の萼と黄色の花弁がカラフルな印象を与える所、茎は柔軟なためツル植物として扱われる事もあり、新鞘(シュート)を他の植物や構造物の上にかけるようにして成長する所などにあります。
アブチロンは茎が柔軟で湾曲しながら広がる傾向がある事から、トレリスや壁面などにエスパリエ状に誘引して楽しむと良いかもしれません。

名称:アラビス
分類:多年草
開花時期:3月~6月
花色:桃・白
葉色:緑・黄・桃・紫・白
草丈:約5~20cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アラビスの特徴は、草姿がほふく性で地面をカーペットのように広がる所、茎が下垂する性質もあるため優雅に枝垂れる草姿も楽しめる所、葉が密につきロゼットを形成するため地面を上手く被覆する所、葉の色が緑色の他にも黄色・桃色・紫色・白色とあるためカラーリーフにもなる所、花数が多く多花性のため、開花期になると株を覆うように沢山の花が咲き花絨毯のような美しい景観をつくることが出来る所等にあります。
アラビスは、地面を覆うように広がる性質がある事から、地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされたり、また寄せ植えなどに利用されることもあります。自生地が岩場などにあり、排水性が高い土壌を好むことからロックガーデンなどでよく利用されます。

名称:アリッサム
分類:多年草
開花時期:3月~6月・9月~11月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・橙・黄・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~30cm
用途:開花期間長い/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:アリッサムの特徴は、草姿がほふく性で地面をカーペットのように広がる所、茎が下垂する性質もあるため優雅に枝垂れる草姿も楽しめる所、花数が多く多花性のため、開花期になると株を覆うように沢山の花が咲き花絨毯のような美しい景観をつくることが出来る所等にあります。
園芸では、地面を覆うように広がる性質があることから、ロックガーデン等の地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされたり、また寄せ植えなどに利用されます。また花壇などに大量植栽をすると、開花期には絨毯を敷いたような美しい景観を見る事ができます。

名称:イベリス
分類:多年草
開花時期:3月~6月
花色:桃・白
葉色:緑
草丈:約15~30cm
用途:グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:イベリスの特徴は、草姿がほふく性で地面をカーペットのように広がる所、常緑性で冬も葉が落ちない所、花の形が上品で小花が集まる姿がレースの編み物を想像させる所、花に甘い花の香りがあるところ等にあります。
イベリスは、地面を覆うように広がる性質がある事から、地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされたり、また寄せ植えなどに利用されることもあります。自生地が砂質の場所などにあり、排水性が高い土壌を好むことからロックガーデンなどでよく利用されます。また花はレースの編み物のような見た目をしているため上品さのあるエレガントガーデン等によくあいます。

名称:エピスシア
分類:多年草
開花時期:4月~10月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・橙・黄
葉色:緑・桃・紫・茶・白
草丈:約15~30cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:エピスシアの特徴は、親株からランナーを伸ばして可愛らしい子株をつくる所、ランナーは地面を匍匐して広がったり、下垂する性質がある所、葉の中に凹凸と毛深さがある事で独特なテクスチャがある所、葉の色が緑色の他にも複数あるためカラーリーフとしても楽しめる所、開花は理想的な環境では一年を通してあり、葉腋から筒状の橙花を腋生させる所などにあります。
エピスシアはランナーを長く伸ばして子株をつくる事から、ハンギング仕立てにされてランナーと子株が垂れ下がる姿を鑑賞する目的で育てらることがおおいです。また温暖な地域であれば花壇に植えて地被植物として利用されることもあります。葉の色がとても美しい事から、トロピカルな雰囲気をつくるカラーリーフとして楽しまれます。

名称:エリゲロン
分類:多年草
開花時期:4月~12月
花色:桃・黄・白
葉色:緑
草丈:約20~40cm
用途:開花期間長い/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:エリゲロンは、日本各地の様々な場所で帰化しており、石垣の間や道路脇などでよく自生しており、コンクリートジャングルを花で彩りながら、雑草のように見かける事が多い植物です。
エリゲロンの特徴は、開花期間が春から初冬あたりまであり、開花と小休止を挟みながら長く花が楽しめる所、花数がとても多く株を覆うように花が咲くため、株が大きくなると美しい景観をつくり出す所、花の色が白色から桃色へと変化するため、株の中に白・桃・黄の三色の花が入り交じる所、草姿がドーム状で横にも広がるため花壇の縁どりなどに使える所等にあります。
エリゲロンは花の色が桃色・黄色・白色の三色あるため、カラフルな印象を与えたり、子供っぽく元気な印象を与えたり、可愛らしさを感じさせたりします。そのため、ポップで元気のでる雰囲気のお庭を作りたい時や、愛をテーマにしたロマンチックなお庭をつくりたい時などにおすすめの植物です。

名称:オリヅルラン
分類:多年草
開花時期:6月~9月
花色:白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~60cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:オリヅルランは、ランナーの先に折り鶴を想像させるような可愛らしい子株をつくる事で知られている植物です。
特徴は、親株からランナーを伸ばして可愛らしい子株をつくる所、草姿が叢生で、葉が中央から外側へと優雅に広がる所、葉の形が剣のように細長くシャープなためカッコ良さを感じさせる所、葉の色が緑色の他にも黄色や白色もあるため品種をえらべばカラーリーフとしても楽しめる所などにあります。
オリヅルランはランナーを伸ばして子株をつくる姿が魅力的な事から、ハンギング仕立てにされてランナーと子株が垂れ下がる姿を鑑賞する目的で育てらることがおおいです。また温暖な地域であれば花壇に植えて地被植物として利用されることもあります。

名称:カランコエ
分類:多年草
開花時期:11月~5月(短日処理を行うことで周年)
花色:赤・桃・橙・黄・緑・白
葉色:緑
草丈:約15~50cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/枝垂れる植物/観葉植物/球根植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カランコエは属の中に約73種がありますが、枝垂れる植物として楽しめる植物はプミラ種です。
プミラ種は草姿がほふく性で地面をマット状に広がる性質がある事から、温暖な地域ではロックガーデン等の地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされたりします。また美しいシルバーリーフと桃花がラグジュアリーな高級感を感じさせる事から、エレガントな雰囲気を演出することができます。

名称:カリシア
分類:多年草
開花時期:6月~8月
花色:白
葉色:緑・黄・桃・紫・白
草丈:約10cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カリシアは属の中に約20種があり、園芸でも幾つかの種類さと品種が親しまれています。
例えば、レペンス種は葉が小さいため緻密で可愛らしい印象を与えたり、沢山の葉色があるためカラーリーフとして楽しめます。また多くのカリシアと同様に草姿が匍匐性で、茎が横に移動したり下垂したりするため温暖な地域では地被植物になり、通常はハンギング仕立てで楽しまれます。フラグランス種は花の香りが良く、葉は長さ楕円形と大きめでワックスを塗られたような光沢があります。また多くのカリシアと同様に草姿が匍匐性で、通常はハンギング仕立てで楽しまれます。

名称:カリブラコア
分類:多年草
開花時期:4月~11月
花色:赤・桃・黄・橙・青・紫・緑・黒・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約10~25cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カリブラコアは、元々はペチュニア属にあった事からも分かる通り、ペチュニアと非常に似た外観をしています。
カリブラコアの特徴は、ペチュニアと比べて花径が2~3cm程度と小さく可愛らしい外観をしている所、ペチュニアと比べて雨による花弁の傷みが少なく風雨の当たる環境でも育てやすい所、開花期間がとても長いためお庭の中を長く彩れる所、花数がとても多く、株を覆うように沢山の花が咲き誇る所、草姿がドーム状になる所等にあります。
園芸では、花壇に並べて縁どりとして利用されたり、また鉢植えの中で寄せ植え素材として利用されたりしています。

名称:カンパニュラ(オトメギキョウ)
分類:多年草
開花時期:4月~6月
花色:桃・紫・青・白
葉色:緑
草丈:約10~15cm
用途:グランドカバー/枝垂れる植物/背が高い花/切り花/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:カンパニュラは属の中に約425種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、オトメギキョウは草姿がほふく性で、茎が地面を這ったり下垂する性質があり、美しい青花を咲かせます。そのため、ロックガーデン等の地被植物としてよく利用されており、上品な雰囲気を演出することができます。またホシギキョウは草姿がほふく性で、茎が地面を這ったり下垂する性質があり、花は星のような形をしており、美しい青色をしているため上品な雰囲気をつくります。
上記の他にも、カンパニュラには様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。

名称:キャットテール
分類:多年草
開花時期:4月~11月(理想的な環境では周年)
花色:赤
葉色:緑・黄・白
草丈:約15~30cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:キャットテールは、猫の尻尾という名前からも分かる通り、ふわふわした尻尾を想像させるような花房が魅力的な植物です。
キャットテールの特徴は、開花期間がとても長くて、温暖な環境では一年を通して花を咲かせる能力がある所、花が尻尾のようにふさふさとしているため、可愛らしさを感じさせる所、花の色が赤色をしているため花の形とも合間り可愛さや愛情を感じさせる所、草姿がほふく性で、茎は横に移動したり下垂したりするため、地被植物やハンギング仕立てにできる所等にあります。
キャットテールは、その可愛らしい見た目から、可愛いをテーマにするお庭や、愛をテーマにするロマンチックなお庭によくあいます。草姿がほふく性のため、地被植物やハンギング仕立てで利用すると良いでしょう。ただし、花は泥や雨水で汚れやすいため、鉢植えの中でハンギング仕立てにしてあげるのが無難です。

名称:コンボルブルス(ブルーカーペット)
分類:多年草
開花時期:5月~9月
花色:青・紫
葉色:緑
草丈:約10~20cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:コンボルブルスは属の中に約203種があり、クネオルム・サバティウス・トリカラー等の幾つかの種と品種が親しまれています。
例えば、コンボルブルス・クネオルムは茎・葉に絹のような毛が密生しているためシルクのような色合いと光沢がありシルバーリーフとして楽しむことが出来たり低木として成長するため生垣として利用できたりします。またコンボルブルス・サバティウスやコンボルブルス・トリカラーはツル性に成長する習慣があるため地被植物やハンギング仕立てとして楽しむことが出来たりする植物です。

名称:サポナリア(ツルコザクラ)
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:赤・桃・白
葉色:緑
草丈:約15~30cm
用途:グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:サポナリア(ツルコザクラ)の特徴は、草姿がほふく性で地面をカーペットのように広がる所、茎が下垂する性質もあるため優雅に枝垂れる草姿も楽しめる所、花の形はナデシコ科でよく見られる高杯形をしている所、花数が多く多花性のため、開花期になると株を覆うように沢山の花が咲き花絨毯のような美しい景観をつくる所等にあります。
サポナリア(ツルコザクラ)は、地面を覆うように広がる性質がある事から、地被植物として利用されたり、ハンギング仕立てにされたりします。自生地が岩場などにあり、排水性が高い土壌を好むことからロックガーデンなどでよく利用されています。

名称:サンビタリア
分類:多年草
開花時期:5月~11月
花色:橙・黄
葉色:緑
草丈:約15~30cm
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:サンビタリアの特徴は、開花期間がとても長い所、花数がとても多く、株を覆うように黄花が咲く所、花径は2cm程度と小ぶりで可愛らしい所、草姿がほふく性で、茎は横に移動したり下垂したりするため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされる所等になります。
そのため、園芸では地被植物のようにして黄色の花絨毯が作られたり、またハンギング仕立てにして上から下へと下垂する草姿が楽しまれたりします。

名称:ジャスミン
分類:落葉ツル性木本
開花時期:5月~10月
花色:桃・白
葉色:緑・黄
草丈:約400~800cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/ツル植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ジャスミンは香りの花として知られている植物です。香りは「バラ」「スズラン」と並んで、三大フローラルと呼ばれおり、人気の高い香りの1つです。
特徴は、もちろん花の香りが非常に強い所にあり、開花期には数メートル先まで香りが届く所、香りは官能的で刺激的な蜂蜜のような甘い香りがあり、催淫作用や気分の高揚などの効果があるとされている所、茎はツル性で、茎先端が旋回するように動き、茎を固定しながら登る性質がある所、葉の形がユニークで一個の葉が分裂して三個の小葉が放射状に広がりお洒落な見た目をしている所、葉の色が緑色の他にも、品種を選べば黄色もあるため、明るく元気になるようなカラーリーフとしても楽しめる所等にあります。
園芸では、ツルがとても長く、構造物を覆う能力が高い事から壁面やトレリス等に誘引して楽しまれる事が多いです。

名称:シレネ(ユニフローラ)
分類:多年草
開花時期:5月~6月
花色:桃・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約10~30cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:シレネは属の中に約424種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、ユニフローラ種は地面を匍匐するように広がる草姿をしている事からハンギング仕立てによく利用されておりパステル調の青緑色の葉色が柔らかく可愛らしい印象をあたえます。またブルガリス種は草姿が立性で開花期になるとぷっくりと膨らむ風船のような花を多数咲かせます。
上記の他にも、シレネ属には様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。

名称:ストレプトカーパス
分類:多年草
開花時期:理想的な環境では周年
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約10~15cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/枝垂れる植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ストレプトカーパスは属の中に約155種があり、園芸でもいくつかの種や雑種などが親しまれています。
例えば、サクソルムは、有茎種で茎が匍匐したり下垂して広がる性質があるため、主にハンギング仕立てで楽しまれます。開花期間がとても長く理想的な環境では一年を通して花が咲き、長い花柄の先にラベンダー色の花を咲かせます。また無茎種のロゼット系のストレプトカーパスは、茎がなく葉が株元から外側へと放射状に広がります。開花期間がとても長く、理想的な環境では一年草または通して花が咲き、株元から沢山の花柄を出して花を沢山咲かせます。
上記の他にも、ストレプトカーパス属には様々な種と園芸品種があります。良ければ種類のリンクの方からご覧ください。

名称:セダム
分類:多年草
開花時期:5月~7月(6月~9月)
花色:黄・白・桃
葉色:緑・黄・桃・赤・橙・紫・茶・黒・白
草丈:約5~30cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/多肉植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:セダムは属の中に約460種があり、園芸でも様々な種類の原種や品種が親しまれています。
セダムの特徴は、葉が多肉質なためぷにぷにとした質感で可愛らしさがあり貯水組織があるため乾燥に強い所、草姿はセダムの多くが匍匐性に広がるため地面を覆う地被植物として利用できる所、葉の形状が針形・線形・楕円形・円形・ハート形など多様で選択肢が豊富な所、葉の色が豊富にあり、また強光や低温などの環境ストレスで色が変化する所などにあります。
セダムはぷにぷにとした可愛らしい葉を楽しむ目的、多彩な葉の色をカラーリーフとして楽しむ目的、地面を覆う地被植物として目的、乾燥に強いためロックガーデンやドライガーデンなどで利用する目的などで栽培されている植物です。

名称:ゼラニウム(アイビー系)
分類:多年草・低木
開花時期:4月~10月(理想的な環境では周年)
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑・桃・黄・茶・白
草丈:約30~200cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/枝垂れる植物/生垣/香りが良い/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ゼラニウムは属の中に約57種があり、園芸では一般的に「ゾナル系」「アイビーゼラニウム系」「センテッド系」「リーガル系」の四系統が育てられています。
・ゾナル系の特徴は、開花期間が長い所、花が沢山集まりボリュームのよい球状の花姿をつくる所、花色と葉色が豊富な所、葉の形が腎形で丸みをおびる所、葉の中に円環状の暗褐色の班が入る所、草姿がブッシュ状になる所等にあります。
・アイビーゼラニウム系の特徴は、茎が柔軟で湾曲したり下垂したりしやすくハンギング仕立てで楽しまれる事が多い所、葉の形がアイビーに似て掌状に裂けているためシャープでカッコイイ印象を与える所、開花期間の長い所、ゾナル系と比べるとやや花のボリュームが控えめになる傾向があるものの十分ボリューミーで美しい所などが魅力です。
・センテッド系の特徴は、葉に非常に強い香りがある所、香りの種類がとても豊富で細かく分類化されている所、葉の形がシダ植物のように裂けているためファンシーリーフとしても楽しめる所等にあります。
・リーガル系の特徴は、ゾナル系と比べて花の一個一個が大きいため豪華な印象を感じさせやすい所、葉の形が個性的なところ等にあります。

名称:ダールベルグデージー
分類:一年草/短命の多年草
開花時期:5月~11月
花色:黄・橙
葉色:緑
草丈:約15~30cm
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ダールベルグデージーの特徴は、開花期間がとても長い所、花数がとても多く、株を覆うように黄花が咲く所、花径は1~2cm程度と小ぶりで可愛らしい所、草姿が半ほふく性で、茎は横に移動して広がる所、葉が羽状に細かく裂けているため繊細な見た目をしている所等になります。
園芸では、地面を覆うように広がる性質があり、乾燥に強い事から、岩肌や地面を覆う地被植物として利用されたり、鉢植えやハンギングバスケットなどに植えられてハンギング仕立てで楽しまれたりします。

名称:タイム
分類:常緑多年草・常緑亜低木
開花時期:5月~8月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~10cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:タイムは葉に「樟脳」や「薬」のような香りがあり、薬効のあるハーブとして親しまれている植物です。
特徴は、草姿がほふく性で地面を絨毯のように広がる所、花数が多いため開花期には花が株を覆うように咲き花絨毯が作られる所、葉に独特な芳香があり、抗菌・抗真菌・抗炎症・抗酸化作用などが期待できる所等にあります。
そのため、園芸ではハーブティー等に利用する目的でハーブガーデンなどで育てられる事が多いです。また地面をほふくして広がる性質から地被植物として利用されることもあります。※タイムをハーブとして利用する場合は使える種類を調べてから利用しましょう。

名称:ダイコンドラ
分類:多年草
開花時期:5月~8月
花色:緑・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~10cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ダイコンドラは属の中に約14種があり、いくつかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、アオイゴケは草姿がほふく性で節から不定根を出しながら地表面をマット状に広がるため地被植物として利用されており、丸いハート形の葉が可愛らしい雰囲気を演出します。またアルゲンテア種は草姿がほふく性で、茎は横に移動したり下垂したりするため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされています。また葉の色が銀色をしているためシルバーリーフとして楽しめる所も魅力です。

名称:ツタ
分類:落葉ツル性木本
開花時期:6月~7月
花色:緑
葉色:緑・黄・橙・赤・桃・紫
草丈:約800~3000cm
用途:カラーリーフ/枝垂れる植物/ツル植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ツタは、古い家の外壁や橋などに、よく張り付き、構造物を覆うように成長している事が多い植物です。
特徴は、草姿がツル性で、茎の吸盤を他の他の植物や構造物に張り付けて支えにしながら成長する所、茎がとても長く非常に生育旺盛なため、広範な範囲を覆う能力がある所、葉の形がシャープで葉の縁部分が掌状に裂けているためカッコ良さを感じさせる所、四季折々に春から夏は歯の色は青々とした緑色をしていて、秋に赤く紅葉して、冬になると葉が落ちてツルのテクスチャーが楽しめる所などにあります。
園芸では、自然な雰囲気を演出したり、人工物が植物に覆われて荒廃していく様を演出したりする目的で利用されることがあります。またツタは日本原産の植物で、花は蜜蜂の蜜源となり、茎葉は昆虫や小動物の隠れ家となり、秋から冬にかけては実が野鳥の食源として利用される事から、ビオトープに取り入れたい植物のひとつとなります。

名称:ツルニチニチソウ
分類:多年草
開花時期:3月~6月
花色:青・紫・白
葉色:緑
草丈:約15~50cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ツルニチニチソウの特徴は、草姿がツル性で、茎が横に移動したり下垂したりするため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされる所、茎の節から不定根が出て無制限に広がる所、葉の色は緑色の他にも品種により黄色や白色もあるためカラーリーフとして楽しむことも出来る所、花の色が紫色をしているため上品さを感じさせる所、耐陰性があり日陰でも育てられる所、アレロパシーがあるため雑草を抑制する効果がある所などにあります。

名称:テイカカズラ(ハツユキカズラ)
分類:常緑ツル性木本
開花時期:5月~6月
花色:桃・黄・白
葉色:緑・桃・赤・橙・黄・白
長さ:約30~600cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:テイカカズラは、属の中に約11種ありますが、一般的に白色・桃色・赤色の美しい新葉を持っている、園芸品種のハツユキカズラでよく知られている植物です。
特徴は、草姿がツル性で巻き付き茎と気根を使いながら、他の植物や構造物を支えにして成長する習慣がある所、茎を支える物がない場合は横に移動したり下垂したりする所、花の形がプロペラのような見た目をしている所、花にはジャスミンを思わせるよう香りがある所、葉の色が緑色の他にも品種を選べば様々な葉色が楽しめる所などにあります。
園芸では草姿がツル性のため、地被植物やハンギング仕立て、壁面などに誘引される事が多いです。幾つかの品種では葉の色が白色や桃色などをしているためカラーリーフとしても楽しめます。

名称:デュランタ
分類:常緑低木/常緑小高木
開花時期:5月~10月(理想的な環境では周年)
花色:紫・青紫・赤紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約200~600cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:デュランタの特徴は、若い茎が柔軟で半ツル性の性質があり湾曲したり垂れ下がる傾向があるため優雅に枝垂れた樹形となりやすい所、開花期間は一般的に晩春頃から秋頃までですが温暖な地域では一年を通して花が咲く所、花穂が高い場所から下向きに下垂しながら咲くため海外ではスカイフラワープラント(skyflower plant)とも呼ばれている所などにあります。
デュランタは、優雅に広がる樹形・枝垂れる美しい花穂・カラーリーフを鑑賞する目的で栽培されています。用途としては、優雅に枝垂れる樹形や花穂が優雅なイメージをつくる事からエレガントなお庭に利用されたり、青紫色の花色が鎮静効果をもたらすためヒーリングガーデンなどで利用されたり、庭園などの広いお庭などでフォーカルポイントとして利用されたりして楽しまれます。

名称:ディスキディア
分類:多年草
開花時期:春・夏
花色:赤・桃・黄・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約
主な種:ペクテノイデス・メジャー・ルスキフォリアなど
用途:カラーリーフ/枝垂れる植物/ツル植物/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ディスキディアは樹木などに着生して成長しており、幾つかの種は樹上のアリと共生している珍しい植物です。ディスキディアの特徴は、葉の中が空洞で風船のように膨らんでいる所、葉の中に根が収納されておりアリの排泄物などを栄養として取り込める所、ツル性の成長習慣などにあります。そのため、風船のように膨らむ個性的な葉を鑑賞する目的や上から下へと下垂する優雅な草姿を鑑賞する目的等で栽培される事が多いです。

名称:ノウゼンハレン(ナスタチウム)
分類:一年草・多年草
開花時期:4月~10月(7月に最も開花する)
花色:赤・黄・橙・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~240cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ノウゼンハレン(ナスタチウム)は、トロピカルな印象を与える色鮮やかな花と、蓮の葉を想像させるような丸く可愛らしい葉が魅力的な植物です。特徴は、花の色がとても色鮮やかなため南国を想像させる所、葉の形が丸い盾形をしているため可愛らしい印象を与える所、葉は蓮と同様にロータス効果があり降水後は葉の上で水玉がコロコロと転がる所、草姿がツル性で、茎は匍匐したり、壁面を下垂したり、壁面を登る事もある所などにあります。

名称:バーベナ
分類:多年草
開花時期:4月~11月
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑
草丈:約10~20cm
用途:開花期間長い/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:バーベナは属の中に約124種があり、園芸でも幾つかの種が親しまれています。
例えば、ボナリエンシス種は、アゲハ蝶に非常に好まれるため、バタフライガーデンでは欠かせない花の一つとして必ずランキングされており、初夏頃から晩秋まで殆ど休みなく紫色の花を咲かせます。またタピアンは、草姿がほふく性で、地面を絨毯のように広がる性質があるため地被植物として利用されており、また開花期間が春から晩秋までと長いためお庭の中で長く花を楽しみたい人に好まれています。花数がとても多くて株を覆うように沢山の花が咲くため、計画的にタピアンを植えることでお庭の中に花絨毯をつくる事もできます。
上記の他にもバーベナ属には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。

名称:ブーゲンビリア
分類:常緑ツル性木本
開花時期:4月~6月・9月~11月
花色:赤・桃・黄・橙・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約100~1200cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/生垣/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ブーゲンビリアは、開花期になると桜の花のように沢山の花をつけ、紙吹雪を想像させるような美しい景観をつくる事で知られている植物です。
特徴は、樹形がツル性で、茎は湾曲して広がりながら他の植物や構造物などを支えにして成長する傾向がある所、花芽が蕾になり損ねた時に枝には鋭い棘ができる所、開花は温暖であれば周年咲く能力がありますが、基本的に休息を挟み2回咲く所、花と見られている部分は葉が変化した苞になり、紙のような見ためをしている所、花数がとても多いため開花期には花吹雪が舞ったかのような美しい景観が見られる所などにあります。
園芸では、樹形が優雅に広がり、桜の花を想像させるような圧巻の花を咲かせる事から、幻想をテーマにしたロマンチックなお庭などによくあいます。

名称:フィカス(プミラ)
分類:常緑ツル性木本
開花時期:5月~8月
花色:緑・黄
葉色:緑・黄・白
草丈:約300~1200cm
用途:カラーリーフ/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:フィカスは、属の中に約830種があり、園芸でも幾つかの種が親しまれています。
例えば、ガジュマルは、園芸センターなどでもよく見かける植物で、幹からでる太い気根が足のようになって、地上に立っている独特な姿で売られています。本来は樹高が最大2500cmに達する事があり、幹や枝から地上に向けて気根を垂らす独特な外観をつくる樹木です。またプミラは樹形がツル性で気根を使いながら、他の植物や構造物を支えにして成長する習慣があります。葉の色は緑色の他にも黄色や白色があるため、品種を選んでカラーリーフとして楽しめる所も魅力になります。
この他にもフィカス属には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。

名称:ベゴニア(ボリビエンシス)
分類:多年草
開花時期:4月~11月
花色:赤・橙・白
葉色:緑
草丈:約30~50cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/枝垂れる植物/観葉植物/球根植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ベゴニアは属の中に約1521種があり、枝垂れる植物も幾つかの種があります。
例えば、ボリビエンシス種は開花期間が長い所、茎が柔軟で匍匐したり下垂する性質がある所等にあり、ハンギング仕立てにすると優雅に枝垂れる姿が楽しめます。またペアルケイ種も枝垂れる植物として楽しめます。

名称:ペチュニア
分類:多年草
開花時期:4月~11月
花色:赤・桃・黄・橙・青・紫・緑・黒・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約15~45cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ペチュニアは、開花期間の長さや、価格の安さ、育てやすさ等から人気の高い園芸植物の一つです。
特徴は、開花期間が春から晩秋まで続き、お庭の中を長く彩れる所、花の形は一般的に漏斗形をしていますが、より華やかな印象を与える八重咲き品種も選べる所、花の色が豊富にある所、花は雨に濡れるとやや傷みやすいという弱点がある所、草姿はコンパクトなドーム状または、匍匐性に広がる傾向があり品種によって変わる所、葉には白色の腺毛が生えているため触るとベトベトしている所などにあります。
園芸では、花壇に並べて利用されたり、ハンギング仕立てにされたり、また寄せ植え素材として利用されたりしています。

名称:ヘデラ
分類:多年草
開花時期:8月~11月
花色:黄・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約100~3000cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/切り花/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ヘデラは、お洒落さや優雅さを演出する観葉植物として人気の高い植物の一つです。
特徴は、葉の形が掌状に深く裂けていて、シャープでカッコイイ見た目をしている所、葉の色が緑色の他にも白色や黄色があるためカラーリーフとしても楽しめる所、樹形がツル性で気根を使いながら、他の植物や構造物を支えにして成長する習慣がある所、茎を支える物がない場合は横に移動したり下垂したりする所、花は目立たず装飾性はないですが、花蜜や花粉を求めて蜜蜂が集まったり、花後の果実を食べに鳥が集まったりするため、お庭の中に生き物を呼べる所などにあります。
園芸では、樹形がツル性のため、地被植物やハンギング仕立て、壁面などに誘引される事が多いです。壁面に誘引した場合は、人工物が植物に覆われて荒廃していく様を演出することが出来るでしょう。また基本的に葉の形がお洒落なため、ファンシーリーフとして楽しまれます。幾つかの品種では葉の中に白色や黄色の班が入るため、カラーリーフとしても楽しめるでしょう。

名称:ベンケイソウ(ミセバヤ)
分類:多年草
開花時期:10月~11月
花色:桃・
葉色:緑・黄・白
草丈:約10cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ベンケイソウは属の中に約17~33種があり、園芸でも様々な種が親しまれています。
例えば、オオベンケイソウは、茎葉が多肉質でプラスチックのような質感があるため、子供の玩具を想像させるような可愛らしい見た目をしており、また開花期には花が茎の上部に集まり、直径15cmにも達する事もある巨大な花房を作ります。そのため、可愛らしさを演出するようなお庭等によくあいます。またミセバヤは、草姿がほふく性のため茎が横に移動したり下垂したりする性質があり、葉は丸くて多肉質でぷにぷにとしているため、可愛らしい印象を与えます。ミセバヤは、可愛らしい葉を鑑賞したり、優雅に枝垂れる草姿を鑑賞する目的で育てられる事が多いです。
上記の他にも、ベンケイソウの中には他にも色々な種や品種があります。詳しくは種類の方のリンクからご覧下さい。

名称:ポーチュラカ
分類:一年草/短命の多年草
開花時期:5月~10月
花色:赤・桃・黄・橙・白
葉色:緑・桃・黄・白
草丈:約5~25cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ポーチュラカの特徴は、草姿がほふく性で、茎が横に移動したり下垂したりする所、開花期間が長いため、お庭の中を長く彩ることが出来る所、花径は1~3cm程度とかなり小さいですが、花数が多く株を覆うように沢山咲くため花絨毯のような見た目になる所、葉がぷにぷにと多肉質で可愛いらしい見た目をしている所などにあります。
そのため、園芸では、地被植物として利用して花絨毯のように仕立てられたり、またハンギング仕立てにして上から下へと下垂する優雅な草姿と花が楽しまれたりします。

名称:ポトス
分類:多年草
開花時期:自然開花は稀
花色:黄・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約300~2000cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ポトスは、優雅に垂れ下がる茎や、光沢のある美しい葉が魅力的な観葉植物です。
特徴は、草姿がツル性で気根を使いながら、他の植物や構造物を支えにして登る能力がある所、茎を支える物がない場合は横に移動したり下垂したりする所、葉の表面には濡れたような強い光沢がある所、葉の色は緑色の他にも黄色や白色があるため、カラーリーフとして楽しめる所などにあります。
園芸では、一般的に屋内の観葉植物として楽しまれます。基本的にプランターの端から枝垂れる優美な草姿を鑑賞出来るように仕立てられる事が多いですが、気根が付着しやすいヘゴ支柱などに誘引して育てられる事もあるようです。

名称:ポリゴナム
分類:多年草
開花時期:4月~12月(夏は途切れる)
花色:桃・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約20cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ポリゴナムは、絨毯のように地面を広がる草姿と、金平糖のような可愛らしい花を咲かせる所が魅力の植物です。
特徴は、草姿がほふく性で、茎が横に移動したり下垂したりする所、開花期間がとても長い所、花の形が球形で金平糖を想像させるような可愛らしい見た目をしている所、花数がとても多く株を覆うように桃色の花が咲くため桃色の絨毯のような美しい景観をつくる事ができる所、乾燥に強く丈夫で育てやすい所などにあります。
園芸では、お庭の中や斜面などを覆う地被植物として利用されます。開花期間中はピンクの絨毯を敷いたような美しい景観を作り出すため、ロマンチックなお庭などによく合うでしょう。
名称:マンガべ
分類:多年草
開花時期:
花色:黄・緑・紫
葉色:緑・黄・赤・紫・灰・黒
草丈:約15~90cm
用途:カラーリーフ/ロックガーデン/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:マンガベ( × Mangave)とは、アガベ(Agave )属とマンフレダ(Manfreda)属の植物を属間交雑して作られた、新しい属またはアガベ属の中の品種として扱われている多年草です。
マンガべの特徴は、交配されるアガベの種の特徴により葉の形・色に変化が富んでいる所、草姿かロゼット状で葉は外側に優雅に広がる傾向がある所、葉の形状は剣のように細長くなる傾向があり、葉の途中で弧状に湾曲する事が多い所、葉の縁部分や先端に棘がある所、茎・葉は多肉質で貯水組織があるため乾燥に非常に強い所、株は成長するとしばしば根本付近に子株をつくる所などにあります。
マンガべは、ロゼット状に緻密に並ぶ葉を鑑賞する目的、カラーリーフとして楽しむ目的、アメリカの荒野の美しい景観を再現する目的、乾燥に強いためロックガーデン・ドライガーデン・ゼリスケープで利用する目的などで栽培されている植物です。

名称:ミヤコグサ
分類:常緑亜低木
開花時期:3月~5月
花色:橙・黄
葉色:緑
草丈:約10~20cm
用途:グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ミヤコグサは属の中に約140種があり、幾つかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、ベルテロティー種の特徴は、樹形がほふく性で、茎が横に移動したり下垂したりする性質がある所や、花の形がオウムの嘴のようなユニークな見た目をしており、花の色が橙色をしていてトロピカルな雰囲気を感じさせる所にあります。そのため、南国を想像させるような明るいお庭などにピッタリな植物です。またヒルスタス種は、葉の表面に白色の毛が密に生えているため、光の反射でシルバーリーフのように見える事があり、また園芸品種の中には黄色の葉などもあるため、カラーリーフとしても楽しめる植物です。

名称:ムラサキツユクサ(シマムラサキツユクサ)
分類:多年草
開花時期:周年(散発的)
花色:紫・白
葉色:緑・紫・灰・白
草丈:約15~20cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ムラサキツユクサは、属の中に約75種があり、いくつかの種が園芸でも親しまれています。
例えば、トキワツユクサやシマムラサキツユクサは草姿がほふく性で、茎が横に移動したり下垂したりするためプランターや斜面から枝垂れる優美な草姿が楽しめる他、葉の色が緑色の他に紫色・桃色・灰色・白色とあるため、カラーリーフとして楽しめる植物です。またムラサキオモトはロゼット状に葉が広がるため優雅で行儀の良い見た目をしており、葉の色が 表裏で緑色と紫色で変わります。そのため、ムラサキオモトは上品さを演出するお庭などによくあう植物です。
上記の他にもムラサキツユクサ属には様々な種や園芸品種があります。詳しくは種類のリンクからご覧下さい。

名称:ムラサキナズナ
分類:常緑多年草
開花時期:4月~5月
花色:桃・紫
葉色:緑・黄・白
草丈:約10~20cm
用途:グランドカバー/枝垂れる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ムラサキナズナの特徴は、草姿がほふく性で、茎が横に移動したり下垂したりするため、地面を絨毯のように広がる所、花数がとても多いため開花期には花が株を覆い花絨毯がつくられる所、乾燥に強いところなどにあります。園芸では、主にロックガーデンで利用されることが多く、地面や岩場を被覆するのに利用されます。

名称:リシマキア(コバンコナスビ)
分類:多年草
開花時期:5月~7月
花色:黄
葉色:緑・黄
草丈:約5~15cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/背が高い花/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:リシマキアは属の中に約193種があり、園芸でも幾つかの種や品種が親しまれています。
例えば、コバンコナスビは草姿がほふく性で、茎は横に移動したり下垂したりします。そのため、園芸では地被植物やハンギング仕立てにされています。また葉の色が緑色の他にも黄色があるためカラーリーフとして楽しめる所も魅力です。プンクタータは、草姿は直立して根茎で広がりながら群生をつくり、黄花が穂状に集まりボリュームのよい花姿をつくる所が魅力です。葉の色が緑色の他にも黄色や白色とあるため品種を選べばカラーリーフとして楽しめる所も魅力です。

名称:ルリマツリ
分類:常緑低木/常緑ツル性木本
開花時期:5月~11月(理想的な環境では周年)
花色:青・紫・白
葉色:緑
草丈:約100~600cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/枝垂れる植物/生垣/ツル植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ルリマツリの特徴は、開花期間がとても長く、理想的な環境であれば一年を通して花を咲かせる能力がある所、花は半球状に集まるためボリュームのよい花姿をつくる所、青花が心を落ち着かせるためヒーリングガーデンなどによく合う所、樹形がツル性で、茎は湾曲して広がりながら他の植物や構造物などを支えにして成長する傾向がある所等にあります。
ルリマツリは、開花期間がとても長いことからお庭の中で長く花を楽しみたい人などに好まれます。茎は柔軟で湾曲しながら広がる傾向があり、仕立て方次第でハンギング仕立てにされたり、またツル植物として育てられたりします。その他にも、温暖な地域では生垣として利用される事もあるようです。

名称:ローズマリー
分類:常緑低木
開花時期:3月~11月(温暖な気候で周年)
花色:桃・青・紫・白
葉色:緑・白
草丈:約30~200cm
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/生垣/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ローズマリーは、葉に針葉樹や薬品を想像させるねっとりした香りがあり、枝葉が肉料理や魚料理の香り漬けに使用される事もある植物です。
特徴は、開花期間がとても長く理想的な環境では一年を通して花を咲かせる所、花はまばらに咲く傾向がある所、花は蜜蜂の蜜源として利用されている所、茎葉には腺毛があり、腺毛には液体(精油)が多く含まれている所、精油にはシネオール・樟脳・α-ピネン・リモネン等が含まれており薬品や針葉樹を思わせる香りがある所、樹形は品種により「立性」「匍匐性」「半匍匐性」の三種類に分類されている所などにあります。
立性:茎が真っ直ぐ上に伸びるため洗練された印象を与えます。
匍匐性:茎が地面を匍匐するため地被植物になり、また崖等があると枝垂れるため優雅な雰囲気を作ることが出来ます。
半匍匐性:上記2つの性質があり、生垣などをつくる時に便利な性質です。

名称:ミューレンベッキア
分類:落葉ツル性木本/落葉低木
開花時期:6月~7月
花色:緑・白
葉色:緑・黄・桃・白
草丈:約100~600cm
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/切り花/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
特徴:ミューレンベッキアは、一般的にワイヤープランツの名前出知られている植物です。
特徴は、樹形がツル性で、茎はワイヤーを思わせるような質感があり、クネクネとしながら横に移動したり下垂したりする所、葉の形が殆ど円形をしているため可愛らしい見た目をしている所、葉の色が緑色の他にも黄・桃・白とあるため、カラーリーフとしても楽しめる所などにあります。
園芸では、地面や斜面を覆う地被植物として利用されたり、またハンギング仕立てにされて、端から枝垂れる優美な草姿を鑑賞出来るように仕立てられる事が多いです。