カラーリーフ(color leaf plants)とは、一般的に葉の色が美しい植物の総称です。普通の植物の葉とは違う色を持っているため、多様な色彩効果を生み出して、お庭を美しく装飾することができます。
このページでは、カラーリーフを紹介する時に使う用語や、カラーリーフとして使える植物を多数紹介しています。紹介している植物は主に属ごとの紹介となるため、気にいった植物があれば別途に用意している種類のリンクから、その植物の種や品種をご覧下さい。
※カラーリーフ植物の種類は2ページに分けて紹介しています。本ページでは「あ行~た行」までを紹介しており、次のページで「な行~わ行」までの紹介をしています。そのため、両方のページを参考にご覧下さい。
■カラーリーフの分類
カラーリーフには、色の入り方で単色または二色以上の班入り(複色)で分類されており、それぞれの色や班の入り方で細かく分類されて、様々な名称がつけられています。
●単色









単色とは、葉の色が緑色や黄色などの1色で構成されている植物です。一般的に葉の色が単色の場合は、色の名前とリーフが組み合わさる名称でひとつに分類されます。例えば、イエローリーフやブラックリーフ等です。
単色は、班入り(複色)の植物と比べると個性は少ないですが、色の統一感が出しやすかったり、色を組み合わせた際立つ色彩効果が出しやすい等のメリットがあります。
●班入り(複色)








- 覆輪:葉の縁部分に班が入る
- 中班:葉の中央部に班が入る
- 星班(点班):葉全体に点状の班が入る
- ごま班:ゴマ粒程の小さな斑点が入る
- 砂子班:極小さな小斑点が入る
- 切班:葉の中に境界をつくるように直線的な班が入る
- 縞班・条班:葉の中に縦筋(縞状)の班が入る
- 爪班:葉の先端部にのみ班が入る
- 脈班・網班:葉の葉脈に班が入る
- 刷毛込み班・掃け込み班:葉の中央脈から葉縁部分にかけて刷毛込み状の班が入る
- 散班:葉の中に点状・刷毛込み状・縞状の班が不規則に入る
- 虎班:葉に不規則な見た目の横班が入る
- 表裏で色が違う
■カラーリーフ植物を種類
☆あ行~わ行の目次
●あ行
●か行
●さ行
●た行
●な行
- ナンテン属
- ニシキギ属(ユオニマス属)
- ニワトコ属
- ネペタ属
●は行
- バイカウツギ属
- ハイビスカス属(フヨウ属)
- パキラ属
- ハナミョウガ属
- バコパ属
- ヒノキ属
- ヒポエステス属
- ビャクシン属
- ヒューケラ属
- ヒヨドリバナ属(ユーパトリウム属)
- ピラカンサ属(トキワサンザシ属)
- ピレア属(ミズ属)
- ブーゲンビリア属
- フィカス属(イチジク属)
- フィットニア属
- フィロデンドロン属
- ブッドレア属
- プラチーナ(カロケファルス属)
- ブルーデージー(フェリシア属)
- プルモナリア属(ヒメムラサキ属)
- ブルンネラ属
- プロスタンテラ属
- フロックス属
- ヘーベ属
- ベゴニア属
- ペチュニア属
- ヘデラ属
- ペトレア属
- ヘリクリサム属(ムギワラギク属)
- ベロニカ属
- ベンケイソウ(ムラサキベンケイソウ属)
- ペンステモン属(イワブクロ属)
- ヘンルーダ属(ルタ属)
- ポーチュラカ属
- ポーチュラカリア属
- ホップ(カラハナソウ属)
- ボケ属
- ポトス(ハブカズラ属)
- ホヤ属(サクララン属)
- ポリゴナム(イヌタデ属)
- ポリシャス属
●ま行
- マツ属
- ミズキ属
- ミヤコグサ属(ロータス属)
- ミント属(ハッカ属)
- ムラサキツユクサ属(トラデスカンチア属)
- ムラサキナズナ属(オーブリエチア属)
- メギ属
- メシダ属(アシリウム属)
- モクセイ属
- モチノキ属(イレックス属)
- モンステラ属
●や・ら・わ行
- ヤブラン属
- ヤマブキ属
- ユーカリ属
- ユーフォルビア属
- ユッカ属(イトラン属)
- ユリ属
- ユリオプス属
- ヨモギ属(アルテミシア属)
- ヨモギギク属
- ライラック(シリンガ属)
- ラベンダー(ラヴァンドラ属)
- ランタナ属
- リシマキア属(オカトラノオ属)
- リュウカデンドロン属
- ルイヨウショウマ属(アクタエア属)
- レウコフィルム属
- ワイヤープランツ(ミューレンベッキア属)
●品種(葉色)が豊富
※リンクが無い【な行~わ行の植物の紹介】は2ページ目にあります。
カラーリーフ植物の紹介2ページ目
●あ行
アオキ属

学名:Aucuba
生活形:常緑低木
開花:3月~5月
花色:赤・紫
葉色:緑・黄
樹高:約50~300cm
主な原種:アオキ
用途:カラーリーフ/生垣/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アオキは葉を鑑賞する目的、敷地の目隠しとして生垣に利用する目的等で栽培される事の多い植物です。葉は光沢があり光を反射するため宝飾のような美しさがあり、また葉の中に黄色の班が入ります。そのため、お庭で栽培すると葉色の黄色が空間全体を明るい雰囲気へと変化させます。また冬になると赤色の果実をつけるため、ウィンターガーデンにワンポイント入るのも魅力です。
アカシア属



学名: Acacia
生活形:常緑高木
開花:2月~4月※一部の種と品種は四季咲き
花色:黄色
葉色:緑・白緑・青緑・紫・白
樹高:単幹・株立ち
樹高:約300~1600cm※種によって変わる
主な原種:ギンヨウアカシア/フサアカシア/アカシア・デアネイ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/生垣/枝垂れる植物/切り花/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アカシアは種や品種で魅力的な部分や用途が変わりますが、一般的には、豪華な花や美しい葉を観賞したり、切り花などの花材として利用するために栽培される植物です。アカシアの花は球形の頭花が円錐状に高密度に集まるためボリュームよく豪華な花房になります。そのため、開花期に見られる花姿は非常に豪華で、また収穫後に花が乾燥しても型崩れや色褪せが殆どないためフラワーアレンジメントに重宝されます。また葉は羽状に細かく分裂しているため、レース模様をみてるような繊細なお洒落さがあり、幾つかの品種では白色・紫色の葉色があるためカラーリーフとして楽しむ事ができます。葉は花と同様に乾燥しても型崩れや色褪せがほとんどありません。そのため、葉をメインにするアカシアでもフラワーアレンジメントに利用する事が出来ます。
アガスターシェ属



学名:Agastache
生活形:多年草
開花:6月~10月
花色:桃色・橙色・黄色・青色・紫色・白色
葉色:緑色
草丈:30~120cm
草姿:直立型・分枝型
主な原種:ルゴサ/フォニキュラム/オーランティアカ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/背が高い花/切り花/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アガスターシェは、スラッと上に伸びるボリュームのよい花穂と、直立して行儀よく成長する草姿が、洗練された魅力を感じさせる植物です。一般的に花を鑑賞する目的で栽培されており、品種により変わりますが青色や紫色の花が上品さと気品を感じさせます。また品種を選べば葉の色が黄色をしているため、カラーリーフにもなり、葉を潰すとアニスを思わせる心地よい香りがあるため、香りを楽しむ植物としても栽培できます。
アガパンサス属



学名:Agapanthus
生活形:多年草
開花:5月~8月
花色:青・紫・白
葉色:緑・白
草丈:30~100cm
草姿:叢生型・ロゼット型
主な原種:ムラサキクンシラン/プラエコクス 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/切り花/球根植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アガパンサスは花が球形に集まり、大きさが約15cmの巨大な花房をつくります。そのため、遠くから見ても強い存在感があり、見る人を魅了させる豪華さがあります。 また剣のような概形をした葉にも魅力があり、葉は直立した後に湾曲して広がるため、優雅さを演出したり、また幾つかの品種では葉の色が白色をしてるため明るさと上品さを感じさせるカラーリーフとして楽しめたりします。アガパンサスは球根植物で、球根が増えると群生をつくります。そのため、地被植物として利用する事も可能です。
アガベ属



学名:Agave
生活形:多年草
開花:生涯に一度咲く
花色:緑・黄・赤・紫
葉色:緑・黄・赤・青・紫・白
草丈:15~200cm
草姿:ロゼット型
主な原種:アオノリュウゼツラン/ポタトルム/笹の雪/アテナータ/パリー 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/多肉植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アガベは種や品種が非常に豊富で形態も様々ですが、一般的には、美しい葉を観賞したり、乾燥に強い性質を利用してゼリスケープやロックガーデン等で楽しむ目的で栽培されます。アガベの葉は短い茎に葉を束生させて、薔薇の花を想像させるようなロゼットを形成します。そのため、お庭で栽培すると空間に優雅な雰囲気を添えることが出来ます。また葉の色が緑・黄・赤・青・紫・白と多彩なため、カラーリーフとして楽しめる所も魅力です。
アグラオネマ属

学名:Aglaonema
生活形:多年草
開花:春・夏
花色:緑・黄・白
葉色:緑・黄・赤・桃・白
草丈:約30~100cm
主な原種:ピクタム/ニティドゥーム等
用途:カラーリーフ/観葉植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アグラオネマは観葉植物の中でも耐陰性が高い事から屋内でも育てやすく、また葉色が豊富で葉の中に個性的な模様が入る事からカラーリーフとして楽しめる植物です。アグラオネマの主な種や園芸品種については種類からご覧ください。
アジサイ属(ハイドランジア属)





学名:Hydrangea
生活形:落葉低木/落葉ツル性木本
開花:5月~8月※四季咲き品種は5月~10月
花色:赤・桃・青・紫・緑・白・黒
葉色:緑・黄・赤・桃・紫・白・黒
樹高:約100~200cm
樹形:分枝型・ツル型(付着根)
主な原種:ホンアジサイ/ノリウツギ/ツルアジサイ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/枝垂れる植物/生垣/ツル植物/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー/コニファー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アジサイは種や品種で生活形や形態が変わりますが、一般的には、豪華な花を観賞するために栽培される事が多い植物です。アジサイは種と品種で違いますが直径30cmに達する巨大な花房をつくる事があります。そのため、遠くから見ても強い存在感があり、見る人を魅了させる豪華さがあります。 また花の色が非常に多様である所も魅力であり、土壌のPHを調節する事で青・紫・桃・赤と変化させる事もできます。アジサイの樹形はふつう分枝型でブッシュ状になるため生垣などに利用される事も多いですが、一部の種と品種ではツル型になるため壁面に這わせることも出来ます。花を収穫すれば切り花・フラワーアレンジメントなどに利用する事も出来て、アレンジメントの中では、そのボリューム感からメインの花として存在感を発揮します。
アジュガ属(キランソウ属)



学名:Ajuga
生活形:多年草
開花:4月~6月
花色:桃・青・紫・白
葉色:緑・黄・赤・桃・橙・紫・白・黒・銀
草丈:10~30cm
草姿:匍匐型
主な原種:レプタンス
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アジュガは一般的に地面を覆う地被植物として栽培される事が多い植物です。株は匍匐茎で広がり、常緑で地面を覆うように葉をつけ、葉の色は多彩なため、品種を選べば美しいカラーの植物絨毯をつくることができます。耐陰性も優れているため、日陰のお庭の地面を明るく彩る事ができるでしょう。また開花期には花茎を垂直に伸ばし、ボリューム感のある花穂をつけます。青色や紫色の花は上品な雰囲気があり、桃色の花は可愛らしさがあります。そのため、お庭の雰囲気に合わせて花の色で品種を選ぶのもよいでしょう。
アスチルベ属



学名:astilbe
生活形:多年草
開花:5月~9月
花色:赤・桃・橙・紫・白
葉色:緑・黄・黒
草丈:約30~90cm
草姿:叢生型
主な原種:アレンジー/シネンシス/ヒトツバショウマ 等
用途:カラーリーフ/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アスチルベは綿菓子を思わせるふわふわとした花が魅力的な植物です。そのため、基本的にお庭の中で花を鑑賞したり、花を収穫して切り花やフラワーアレンジメントとして利用する目的地で栽培されます。アスチルベの草姿は叢生型で地面下にある根茎で緩やかに広がり、地上に茎を何本も伸ばして群生をつくります。地上茎は90cm程度まで真っ直ぐ上に伸びて高さを出すため、お庭の中に立体感などを出すこともできるでしょう。また耐陰性もあるため、植物が育ちにくい日陰のお庭を花で彩る事が出来る所も魅力となります。
アストランティア属



学名:Astrantia
生活形:多年草
開花:5月~9月
花色:赤・桃・紫・緑・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約60~90cm
草姿:叢生型
主な原種:マヨール/マキシマ
用途:カラーリーフ/グランドカバー/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アストランティアは、宝飾品を想像させるような美しい花と、楓の葉を思わせる美しい葉が魅力的な植物です。草姿は叢生型で地面下にある根茎で緩やかに広がり、地上に茎を何本も伸ばして群生をつくります。茎は直立茎で垂直に伸び、下部に葉が集まる傾向があります。そのため、地面を覆うように葉が広がって地被植物としての役割を果たし、また上部では葉が殆どなくなるため、花の美しさを際立たせることが出来ます。アストランティアの花は、ブローチを思わせる見た目をしており、中央に集まる小さな花が、光で輝き宝石のように見えることがあります。そのため、お庭で栽培すると高級感あるラグジュアリーな雰囲気を空間に添えることが出来たり、また花を収穫してお部屋に飾れば宝石を見てるような気分にさせてれるでしょう。※アストランティアの切り花は上手な水揚げを行わないと直ぐに茎や花が萎れてしまうため、水揚げを手順通りしっかり行いましょう。
アプテニア属



学名:Aptenia
生活形:匍匐型
開花:5月~10月
花色:赤・桃・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約10~15cm
草姿:匍匐型
主な原種:ハナツルソウ
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/多肉植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アプテニアは草姿が匍匐型になり、茎が地面を覆うように横に広がったり下垂したりします。そのため、花壇やロックガーデンなどで地被植物として利用されたり、また植木鉢などに植えてハンギング仕立てにして鑑賞されたりします。花は高密度には咲きませんが、開花期は5月~10月頃と長く楽しめます。葉は多肉質で可愛らしい外観をしており、幾つかの品種では白・黄の班が入るためカラーリーフとしても楽しめます。また葉は水分・養分を蓄えているため、乾燥にとても強いため岩の隙間などに偽着生させて育てる事も可能です。
アブラナ属



学名:Brassica
生活形:一年草/多年草
開花:3月~5月
花色:黄
葉色:緑・黄・赤・桃・紫・青・白・黒・灰
草丈:約30~200cm
草姿:直立型・ロゼット型
主な原種:ハボタン/カラシナ/アブラナ 等
用途:カラーリーフ/切り花/種から育てる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アブラナ属は約30種を含む属であり、形態の異なる様々な種と品種が栽培されていますが、園芸では一般的に美しい葉を鑑賞する目的でハボタン(Brassica oleracea var. acephala f. tricolor)が栽培されています。ハボタンは、冬を代表する植物の一つになり、バラの花を思わせるような優雅な葉姿や、多彩な葉色を鑑賞する目的で栽培されます。ハボタンはコンパクトに成長して、多彩な葉色があるため、寄せ植えに活用されたり、毛氈花壇に活用されており、また茎が長く伸びる品種では切り花にして楽しまれることもあります。
アベリア属



学名:Abelia
生活形:半常緑低木
開花:6月~10月
花色:桃・白
葉色:緑・黄・桃・赤・橙・白
樹高:30~240cm
樹形:分枝型
主な原種:グランディフローラ/シネンシス
用途:開花期間長い/カラーリーフ/生垣
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アベリアは、可愛い花や美しいカラーリーフ、強健で剪定に強いことから生垣や花木として広く栽培されている植物です。樹形は分枝型で、側枝が多くブッシュ状になり萌芽がよいため、剪定で好みの概形に整えて、整形式の生垣として利用されたり、花を楽しみながら自然風の生垣として栽培されることもあり、また強健で栽培しやすいため公共の生垣にもよく利用されます。花は初夏から晩秋頃まで長く咲くため、花を長く楽しみたい人にも好まれます。また蝶々などが蜜源としてよく利用するため、生き物との共生を意識したお庭などに取り入れるのもよいかもしれません。アベリアは品種を選べば葉の色が緑・黄・桃・赤・橙・白と多彩です。そのため、カラーリーフとしての人気も高い植物になります。
アマドコロ属



学名:Polygonatum
生活形:多年草
開花:4月~5月
花色:緑・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~90cm
草姿:叢生型
主な原種:ナルコラン/ナルコユリ
用途:カラーリーフ/切り花/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アマドコロは、一般的にすずらんを思わせる花を楽しむ目的、根茎・若芽を食用として利用する目的、また幾つかの品種では葉の中に白色・黄色の班が入るため、カラーリーフとしてたのしむ目的で栽培されています。
アマランサス属



学名:Amaranthus
生活形:一年草
開花:7月~10月
花色:赤・黄
葉色:緑・黄・桃・赤・紫・黒
草丈:約30~250cm
草姿:直立型
主な原種:スギモリケイトウ/ハゲイトウ/ヒモゲイトウ
用途:背が高い花/カラーリーフ/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー/種から育てる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アマランサスは種や品種で形態が変わる事がありますが、一般的には、美しい花や葉を観賞する目的、または茎・葉・種子を食用として利用する目的で栽培される植物です。例えば、ハゲイトウは夏の終わり頃から葉の色が緑色・紫色・黄色・赤色・桃色といった鮮やかな色に変化するため、カラフルなカラーリーフとして楽しめます。一方でスギモリケイトウやヒモゲイトウなどは花をメインに楽しまれる事が多く、花を収穫してフラワーアレンジメントなどでも楽しむことができます。
アラビス属



学名:Arabis
生活形:多年草
開花:3月~6月
花色:桃・白
葉色:緑・黄・桃・紫・白
草丈:約5~20cm
草姿:匍匐型・叢生型
主な原種:フェルディナンディ・コブルギ/ニワハタザオ/プロクレンス 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アラビスは種や品種で形態が変わる事がありますが、一般的には、草姿が匍匐型で地面を覆うように茎が横に広がったり下垂したりする種や品種が栽培されています。そのため、花壇やロックガーデンなどで地被植物として利用されたり、また植木鉢などに植えてハンギング仕立てにして鑑賞されたりする事が多いです。花は比較的に多花性で、開花期には地面を覆うように花が咲いて、美しい花絨毯をつくります。また葉の中に班が入る品種もあるため、品種を選べばカラーリーフとして楽しむことも可能です。
アリッサム属



学名:
生活形:多年草
開花:周年※一般的な開花は3月~6月・9月~11月になる
花色:赤・桃・橙・黄・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~30cm
草姿:匍匐型
主な原種:
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/香りが良い/プリザーブドフラワー/種から育てる植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アリッサムは草姿が匍匐型になり、茎が地面を覆うように横に広がったり下垂したりします。そのため、花壇やロックガーデンなどで地被植物として利用されたり、また植木鉢などに植えてハンギング仕立てにして鑑賞されたりします。開花は周年咲く能力がありますが、一般的には3月~6月と9月~11月が見頃です。花は非常に多花性で、株を覆うように高密度に咲くため、開花期は美しい花絨毯となり、お庭や斜面などの広い面積をアリッサムで埋めることが出来れば美しい景観をつくることもできます。また花は甘い香りがあるため、アリッサムの花に囲まれると、心地よい香りで心が満たされます。アリッサムの葉は、基本的に緑色ですが、いくつかの品種は葉の中に班がはいります。そのため、品種を選べばカラーリーフとして楽しむことも可能です。
アルケミラ属(ハゴロモグサ属)



学名:Alchemilla
生活形:多年草
開花:5月~7月
花色:黄
葉色:緑・黄
草丈:約10~60cm
草姿:叢生型
主な原種:モリス/エリスロポダ/ブルカリス
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アルケミラは、錬金術師達が降雨の後に葉の上に残る水を集めて、卑金属を金に変換するために利用されたと言われています。そのため、錬金術と関連の深い植物になります。園芸においても、降雨後に葉の上に残る、水玉の模様を鑑賞する目的で育てられる事もあり、また草姿が叢生して葉が地面を覆うように広がるため、地被植物として利用されたりします。また錬金術と関連が深い植物となるため、異世界や錬金術などをテーマにしたようなお庭などにもよくあうでしょう。
アルテルナンテラ属



学名:Alternanthera
生活形:多年草
開花:10月~11月
花色:白・黄緑・赤紫・桃
葉色:緑・赤・紫・桃・黒
草丈:30~100cm
草姿:叢生型
主な原種:アカバセンニチコウ/フィコイデア/ポリゲンス
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:アルテルナンテラは、一般的に多彩な葉の色や、千日紅を小さくしたような可愛い花を鑑賞する目的で栽培される植物です。葉の色は種・品種で変わりますが緑・赤・紫・桃・黒などがあり非常に多彩です。そのため、お庭の雰囲気や好みに合わせて葉の色が選べます。また千日紅を小さくしたような花も、よく咲いて魅力的なため、花をメインに品種を選ぶのもよいでしょう。花壇の中では地被植物として利用されたり、また寄せ植え素材として利用されることもあります。
イカリソウ属



学名:Epimedium
生活形:多年草
開花:4月~5月
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約20~50cm
草姿:叢生型
主な原種:三枝九葉草/トキワイカリソウ/キバナイカリソウ
用途:カラーリーフ/グランドカバー/ロックガーデン/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:イカリソウは、種や品種で形態が変わりますが、一般的には、花の見た目が船の錨に見える事で知られる植物です。そのため、ちょっと変わった植物が好きな人などに好まれます。草姿は叢生型で地面下にある根茎で広がり、地上に茎を何本も伸ばして群生をつくります。そのため、ロックガーデンなどの地被植物として利用されたりします。葉の色はふつう緑色ですが、いくつかの品種は黄色・白色をしていることもあります。そのため、品種を選べばカラーリーフとして楽しむことも可能です。
イトスギ属



学名:Cupressus
生活形:常緑高木
開花:4月~5月
花色:黄・緑
葉色:緑・青・白
樹高:500~3500cm
樹形:単幹(直立型)
主な原種:ホソイトスギ/アリゾナイトスギ/シダレイトスギ 等
用途:カラーリーフ/生垣/コニファー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:イトスギは、円錐形または円柱形に成長する美しい樹形と、羽状に広がる枝に鱗片葉が集まり美しい葉が魅力的な植物です。イトスギは円錐形に美しく成長する姿から、気品を感じさせるようなエレガントなお庭によくあいます。また株を等間隔に並べて生垣にしたり、並木にしたりするのもよいでしょう。葉は鱗片葉ですが、羽状に広がる末端の小枝に密生してるため、レース模様のようなお洒落な見た目をしています。また葉の色はふつう緑色ですが、一部の品種は青緑色・青白色・黄色をしてるため、品種を選ぶことでカラーリーフとして楽しむことも可能です。
イボタノキ属(リグストルム属)



学名:Ligustrum
生活形:落葉低木/落葉小高木
開花:5月~6月
花色:黄・白
葉色:緑・黄・白
樹高:約200~700cm
樹形:分枝型・叢生型
主な原種:オオバイボタ/コミノネズミモチ/ヨウシュイボタ 等
用途:カラーリーフ/生垣/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:イボタノキは、強健で剪定に強いことから生垣などで広く栽培されている植物です。樹形は叢生型または分枝型で、側枝が多くブッシュ状になり萌芽がよいため、剪定で好みの概形に整えて、整形式の生垣やトピアリー仕立てで栽培される事が多いです。葉のサイズは大きめのため緻密さはありませんが、葉には光沢があり美しく、また幾つかの品種では黄色・白色をしてるためカラーリーフとして楽しめたりします。また開花期には白花が円錐状に集まることでボリュームよく咲き誇り、花には強い香りがあります。香りの印象は不快と感じる人もいて評価がわかれます。花は蜜源として蜜蜂がよく遊びにくるようになります。生き物との共生を意識したお庭などに取り入れるのもよいかもしれませんが、生垣として利用する場合は歩行者に怖い思いをさせる事があるかもしれないため注意が必要になります。
イワナンテン属



学名:leucothoe
生活形:常緑低木
開花:4月~5月
花色:桃・黄・白
葉色:緑・赤・桃・黄・白
樹高:約60~150cm
樹形:叢生型(株立ち)
主な原種:セイヨウイワナンテン/アメリカイワナンテン 等
用途:カラーリーフ/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:イワナンテンは種や品種で形態が変わりますが、一般的には、枝が湾曲しながら広がる優雅な樹形と、スズランを思わせる壺形のかわいい花、多彩な葉の色を鑑賞する目的で栽培される植物です。
ウエストリンギア属

学名:Westringia
生活形:常緑低木
開花:周年※一般的な開花時期な4月~11月になる
花色:白・桃・紫
葉色:緑・黄・白緑・白
樹高:約100~150cm
樹形:分枝型
主な原種:フルティコサ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/生垣/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ウエストリンギアは、ローズマリーを思わせるような見た目をしている事から別名でオーストラリアン・ローズマリーとも呼ばれている植物です。ローズマリーと比べるとウエストリンギアは花の数が控えめのため鑑賞価値はやや劣りますが、葉の色が緑・黄・白緑・白と多彩なためカラーリーフとして楽しむことができます。樹形は分枝型になり細い側枝が茂りドームを形成しながら成長する傾向があります。そのため、温暖な地域では自然風の生垣として利用される事も多いです。また耐乾性も高いため、ロックガーデンなどに活用されることもあります。
ウツギ属



学名:Deutzia
生活形:落葉低木
開花:4月~6月
花色:桃・白
葉色:緑・黄
樹高:約50~300cm
樹形:叢生型(株立ち)
主な原種:ウツギ/ヒメウツギ/マルバウツギ 等
用途:カラーリーフ/生垣
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ウツギは、枝が湾曲しながら優雅に広がる樹形や、開花期に見られる多数の花で彩られる豪華な花姿が魅力的な植物となります。樹形は叢生型(株立ち)になり、地面から何本も枝が伸びて、枝は成長に伴い途中で湾曲しながら優雅に広がります。そのため、樹冠は優雅な印象または奔放な印象を与える外観となります。また開花期になると、花が円錐状に集まりボリュームのよい花姿が見られるため、一般的に花を鑑賞する目的で栽培されており、庭木として育てられたり、また自然風の生垣として活用されたりしています。
ウラハグサ属



学名:Hakonechloa
生活形:多年草
開花:9月~11月
花色:緑・黄
葉色:緑・黄
草丈:約30~70cm
草姿:叢生型
主な原種:フウチソウ 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ウラハグサは、種や品種で形態に差異が見られますが、一般的には地面を覆うように優雅に広がる草姿が魅力の植物となります。草姿は叢生型で、根茎・匍匐茎で緩やかに広がりながら、地上茎が放射状に伸びて、茎と葉で低いドームを形成します。そのため、優雅な印象を感じさせる地被植物として活用される事が多いです。また品種の中には葉の色が黄色のものもあるため、品種を選び明るさを感じさせるカラーリーフとして楽しむ事もできます。
エピスシア属



学名:Episcia
生活形:多年草
開花:周年※一般的な開花は4月~10月
花色:赤・桃・橙・黄
葉色:緑・桃・紫・茶・白
草丈:約15~30cm
草姿:匍匐型
主な原種:リラキナ/クプレアタ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:エピスシアは、種や品種で形態に差異が見られる事がありますが、一般的には優雅に枝垂れる草姿と多様な色をもっている葉を鑑賞する目的で栽培される植物です。一般的に草姿は匍匐型で、茎が地面を覆うように横に広がったり、また茎は柔軟なため下垂します。そのため、 温暖な地域では地被植物として利用されたり、その他に植木鉢などに植えてハンギング仕立てで優雅に枝垂れる草姿が鑑賞されたりします。開花期間は周年ですが、花は疎らに咲くため、あまり重要視されません。基本的に葉の色が緑・桃・紫・茶・白と多彩であり、葉の中に入る模様も独特なためカラーリーフとしての価値が高い植物です。
エリカ属



学名:Erica
生活形:常緑低木/常緑小高木
開花:11月~4月(淡雪エリカ)
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑・黄・茶
樹高:約50~100cm(淡雪エリカ)
樹形:分枝型
主な原種:淡雪エリカ
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/切り花/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:エリカは、種や品種で形態に差異が見られる事がありますが、一般的にはウィンターガーデンを彩る数少ない花の一つとして活用され、スズランを想像させるような壺形の可愛い花を咲かせる事で知られる植物です。開花期間も冬から春頃まで、長く咲くものが多いため、長期間楽しめる所も魅力の一つになるでしょう。樹形は分枝型になり、基部付近での分枝が多く、側枝は直立に伸びる傾向があります。そのため、整然とした行儀良い見た目になりやすく、寄せ植え素材として利用されることもあります。またいくつかの品種では葉の色が黄色をしてることもあるため、カラーリーフとして楽しまれることもあるようです。
エリンジウム属



学名:Eryngium
生活形:多年草
開花:6月~8月
花色:緑・黄・青・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~100cm
草姿:分枝型
主な原種:マツカサアザミ/ザベリー/ギガンテウム 等
用途:カラーリーフ/背が高い花/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー/種から育てる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:エリンジウムは、ヨーロッパの貴族が首元に巻いていた襞襟を想像させるような、お洒落な花を咲かせる植物です。開花した花は、そのまま植物上で楽しまれる他、収穫して切り花やフラワーアレンジメントなどに利用されることもあります。
オキザリス属(カタバミ属)



学名:Oxalis
生活形:多年草
開花:10月~4月※オキザリス・グラブラの開花
花色:赤・桃・黄・紫・白
葉色:緑・黄・橙・紫・桃・黒
草丈:約5~30cm
草姿:叢生型
主な原種:トリアングラリス/フヨウカタバミ/グラブラ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/観葉植物/球根植物/日陰植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:オキザリスは、種や品種で形態に差異が見られる事があり、園芸でも形態の異なる様々な種と品種が親しまれています。例えば、オキザリス・トリアングラリスは葉を構成している小葉が三角形をしているためスタイリッシュでカッコイイ印象を与えます。また葉の色が紫色(黒色)をしてるため、貴族を想像させるような高貴な雰囲気を醸し出すカラーリーフとして楽しめるでしょう。草姿は叢生型で、根茎で広がるためお庭の中では地被植物として利用できます。一方で、オキザリス・グラブラは冬秋から春にかけて、株を覆うように高密度に咲く桃色の花が魅力的な植物になります。草姿は叢生型で、鱗茎が成長に伴い広がり地面を覆うため、開花期には桃色の可愛らしい花絨毯が楽しめるでしょう。
オシダ属



学名:Dryopteris
生活形:多年生植物
開花:-
花色:-
葉色:緑・黄・赤・橙
草丈:約30~150cm
草姿:叢生型
主な原種:セイヨウオシダ/ベニシダ
用途:カラーリーフ/グランドカバー/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:オシダは種や品種で形態に差異が見られる事がありますが、一般的には、鳥の羽根のような美しい葉を観賞する目的で栽培されます。葉は羽状に細かくわかれているため、レース模様をみているような上品な雰囲気があり、草姿は叢生して根茎で広がりながら、地面から沢山の葉が出て優雅に広がるため、空間をお洒落に彩るリーフとして楽しむことが出来ます。またオシダの多くの種は耐陰性が高いため、屋外のシェードガーデンで活用しやすく、葉の色が緑色の他に黄色・赤色・橙色などがあるため、カラーリーフとしても楽しめる所も魅力です。また形態の似ているメシダ属の植物と比べて、一般的にオシダ属の植物は全体的に角張った見た目をしてる傾向があり、男性的で力強い雰囲気がありカッコイイ見た目をしてます。
オドリコソウ属(ラミウム属)



学名:Lamium
生活形:
開花:3月~6月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約15~80cm
草姿:匍匐型・叢生型
主な原種:マクラツム/ツルオドリコソウ 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:オドリコソウ(ラミウム)は、種や品種で形態に差異が見られる事があり、幾つかの種と品種が園芸でも親しまれています。特にラミウム・マクラツムは、草姿が匍匐型になり地面を覆うように広がるため地被植物として活用することが出来ます。また葉の色が銀色にも見える光沢のある白色をしてるため、宝飾品を想像させるようなラグジュアリーな雰囲気があるカラーリーフとしても楽しめる植物です。オドリコソウは比較的に耐陰性があるため、日陰の庭で楽しめる所も魅力となります。
オリヅルラン属



学名:Chlorophytum
生活形:多年草
開花:6月~9月
花色:白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~60cm
草姿:叢生型・ロゼット型
主な原種:オリヅルラン
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:オリヅルランは、葉を放射状に流れるように伸ばしロゼットを形成する優雅な草姿と、匍匐茎を伸ばしてかわいい子株をつくる姿が魅力的な植物です。草姿は叢生型またはロゼット型になり、根茎または匍匐茎を伸ばし株を増やし群生をつくります。そのため、温暖な地域では地面を覆う地被植物として利用されることもあります。個々の株はロゼットを形成して、葉が中心から外側に向かって放射状に広がります。葉の概形は細長い線形で、途中で湾曲しながら横へと広がるため、シャープさと優雅さを兼ね備える外観となります。また葉の色は緑色の他、白色や黄色があるため、カラーリーフとして楽しまれることも多いです。オリヅルランは耐陰性が高いため、インドアグリーンとして屋内で楽しまれる事が多い植物です。NASAが行った実験では空気中のホルムアルデヒド・キシレン・トルエン等の有害物質を葉で吸着する効果が確認されているため、インドアグリーンとして育てると、部屋の空気を清浄に保つ効果が期待できます。
オレアリア属

学名:Olearia
生活形:常緑低木
開花:8月~10月
花色:黄色
葉色:緑色・白色
樹形:100~300cm
樹形:分枝型
主な原種:アキシラリス/アフィン
用途:カラーリーフ/生垣/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:オレアリアは、種や品種で形態に差異が見られる事があり、幾つかの種と品種が園芸でも親しまれています。特に、オレアリア・アキシラリスは、枝葉に白色の綿毛が密生してるため、株全体の色は殆ど白色です。そのため、明るさや清潔感を感じさせるカラーリーフとして楽しめます。また樹形は分枝型になり細い側枝が茂りドームを形成しながら成長する傾向があります。そのため、温暖な地域では自然風の生垣として利用される事も多いです。また耐乾性も高いため、ロックガーデンなどに活用されることもあります。
オレガノ属



学名:Origanum
生活形:多年草
開花:5月~9月※ロツンディフォリウムの開花
花色:緑・黄緑・クリーム・赤紫・白
葉色:緑色・白緑色
草丈:約10~30cm※ロツンディフォリウムの草丈
草姿:叢生型
主な原種:ロツンディフォリウム/マジョラム/ブルガリ
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー/香りが良い/種から育てる植物
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備考:オレガノは、種や品種で形態に差異が見られる事があり、園芸でも形態の異なる様々な種と品種が親しまれています。例えば、オレガノ・ロツンディフォリウムは花を鑑賞する目的で栽培されており、ホップの花を思わせるようなピンクの苞が重なる花姿が魅力の植物となります。また枝は湾曲しながら枝垂れるためハンギング仕立てにして、優雅な草姿が楽しまれます。その他、オレガノ・マジョラムやオレガノ・ブルガリ等は葉を収穫して調味料として利用する目的で栽培されています。そのため、ハーブガーデンなどで栽培される事が多いです。
●か行
ガウラ属



学名:oenothera/gaura
生活形:多年草
開花:5月~11月
花色:赤・桃・白
葉色:緑・黄・赤・桃・紫・白
草丈:約50~150cm
草姿:叢生型
主な原種:リンドハイメリ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ
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備考:ガウラは、蝶々に似ている可愛らしい花と、華奢な茎が風で揺られて蝶々がひらひらと舞うように見せる可憐な花姿が魅力の植物となります。草姿は叢生型で地面下にある根茎で緩やかに広がり、地上に茎を何本も伸ばして群生をつくります。茎は華奢でやや柔軟なため、風で揺れたり、やや倒伏しやすかったりします。開花期間が春から晩秋頃まであり、総状花序に上に向かい花を咲かせ続けます。花数はやや少なめのため、豪華さはないですが可憐で楚々とした印象を与えます。花冠は4枚の花弁が上側に扇状に並ぶため、蝶々のような見た目をしてる所が特徴となります。また葉の色は、緑色の他、品種により黄・赤・桃・紫・白があるため、カラーリーフとして楽しむこともできます。
カキドオシ属(グレゴマ属)



学名:Glechoma
生活形:多年草
開花:4月~5月
花色:桃・紫
葉色:緑・桃・黄・白
草丈:約5~20cm
草姿:匍匐型・叢生型
主な原種:カキドオシ 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/日陰植物
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備考:カキドオシは属の中に約7種があり種や品種で形態に差異がありますが、園芸では一般的にカキドオシ(Glechoma hederacea subsp. grandis)の班入り品種をカラーリーフとして利用されたり、また若い茎葉を収穫して食用に利用されたりしています。草姿は匍匐型または叢生型、茎は柔軟で地面を覆うように横に広がったり下垂したりします。そのため、花壇で地被植物として利用されたり、また植木鉢などに植えてハンギング仕立てにして優雅に枝垂れる姿が鑑賞されたりします。葉の色はふつう緑色ですが、いくつかの品種は白・桃・黄の班が入ります。そのため、品種を選べばカラーリーフとして楽しむ事もできます。
ガザニア属

学名:Gazania
生活形:多年草
開花:周年※一般的な開花時期な4月~10月になる
花色:赤・桃・橙・黄・紫・黒・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約15~30cm
草姿:叢生型・匍匐型
主な原種:リゲンス/リネアリス 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/種から育てる植物/ロックガーデン
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備考:ガザニアは属の中に約19種があり種や品種により形態に差異がありますが、園芸では一般的に地面を覆うように広がりながら咲く、太陽を思わせるような美しい花を鑑賞する目的で栽培されています。草姿は叢生型または匍匐型になり、地際に台木状の木質化した茎があり、そこから複数の茎がでて匍匐しながら広がります。そのため、地面を覆う地被植物として利用される事が多いです。開花期間は温暖な地域では一年を通して咲くこともあり、花はサイズが約5~10cmと大きくて、形や色も多様です。そのため、遠くから見ても強い存在感があり、見る人を魅了させる魅力をもってます。また、葉の色はふつう緑色ですが、毛が多い種や品種では殆ど白色をしています。そのため、品種を選べば上品な印象を与えるカラーリーフとして楽しむ事も可能です。
カナメモチ属



学名:Photinia
生活形:常緑小高木
開花:5月~6月
花色:白
葉色:緑・黄・赤・桃・橙
樹高:約300~900cm
樹形:分枝型
主な原種:セイヨウカナメモチ/グラブラ/オオカナメモチ
用途:カラーリーフ/生垣
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備考:カナメモチは種や品種により形態に差異が見られますが、一般的には、強健で剪定に強いことから生垣などで広く栽培されていて、若葉で見られる美しい赤色の葉が魅力的な植物となります。樹形は分枝型で、側枝が多くブッシュ状になり萌芽がよいため、剪定で好みの概形に整えて、整形式の生垣として利用されたり、またトピアリー仕立てで栽培される事もあります。葉のサイズは大きめのため緻密さはありませんが、葉には光沢があり美しく、また若葉が赤色となるため華やかな印象を与えるカラーリーフとして楽しめたりします。また初夏の開花期には白花が円錐状に集まることでボリュームよい花姿が楽しめます。ただ、花には強い香りがあり、香りの印象が不快と感じる人もいるため剪定で取り除かれる事もあるようです。
カラジューム属



学名:Caladium
生活形:多年草
開花:殆どない
花色:黄・白
葉色:緑・赤・桃・橙・黄・白
草丈:約30~75cm
草姿:叢生型・ロゼット型
主な原種:バイカラー/リンデニー 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/観葉植物/球根植物/日陰植物
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備考:カラジュームは、葉のサイズが巨大で強い存在感を感じさせる点や、葉の概形がユニークで”天使の翼”や”象の耳”に例えられる点、葉の色が多彩でカラーリーフとして楽しめる点などが魅力の植物となります。草姿はロゼット型で、地面下にある塊茎が成長に伴って少しずつ増殖しながら、休眠後の春に沢山の葉を伸ばして叢生をします。葉はサイズが15cm~40cmほどと巨大なため遠くから見ても目立つ強い存在感があり、見る人を魅了させる豪華さがあります。また葉の形状はハート形または矢尻形をしており、可愛らしさとシャープなカッコ良さを兼ね備える見た目をしています。そのため、お洒落でユニークな葉として楽しめます。さらに、カラジュームは葉の色が非常に多彩なため、かわいい雰囲気が好きならピンクやクリーム色を選んだり、派手さや華やかさが好きなら赤色や橙色を選んだりできる所も魅力となります。また耐陰性が高いため、屋外のシェードガーデンで楽しんだり、インドアグリーンとして屋内で楽しんだりできる点も魅力の一つとなります。
カラテア属



学名:Calathea
生活形:多年草
開花:夏
花色:白
葉色:緑・黄・桃・紫・白
草丈:約30~80cm
草姿:叢生型・ロゼット型
主な原種:オルビフォリア/マコヤナ/オルタナ/ランキフォリア 等
用途:カラーリーフ/観葉植物/日陰植物
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備考:カラテアは属の中に約59種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、美しい葉を鑑賞する目的で栽培されています。草姿は叢生型で地面下にある根茎で緩やかに広がり、地上に葉を何本も伸ばして群生をつくります。葉はサイズが15cm~40cmほどと巨大なため遠くから見ても目立つ強い存在感があり、見る人を魅了させる豪華さがあります。また葉の色も緑・黄・桃・紫・白と多彩であり、葉の中に入る模様も独特なためカラーリーフとしての価値も高い植物です。カラテアは耐陰性が高いため、温暖な地域では屋外のシェードガーデンで楽しまれたりします。ただし基本的に寒さに弱いためインドアグリーンとして屋内で楽しまれる事が多いです。
カラミンサ属



学名:Calamintha
生活形:多年草/低木
開花:6月~10月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約10~50cm
草姿:叢生型
主な原種:ネペタ/グランディフローラ
用途:開花期間長い/カラーリーフ
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備考:カラミンサは、属の中に約192種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的には美しい花を鑑賞する目的で栽培されています。草姿は叢生型、地上に茎を何本も伸ばして群生をつくります。地上茎は基本的に直立に伸びるため、整然とした行儀の良い見た目となります。花序はシソ科でよく見られる輪散花序、節ごとに集散花序が配置される複合花序になり、小さく可愛い花をを多数つけます。また葉の色はふつう緑色ですが、いくつかの品種では黄色・白色があるためカラーリーフとして楽しむ事も可能です。
カランコエ属



学名:Kalanchoe
生活形:多年草
開花:11月~5月※ベニベンケイの開花時
花色:赤・桃・橙・黄・白
葉色:緑・赤・紫・茶・銀・白・黒
草丈:約15~50cm(ベニベンケイ)
草姿:分枝型・匍匐型
主な原種:ベニベンケイ/プミラ/コダカラベンケイ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物/多肉植物/日陰植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:カランコエは、属の中に約175種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。例えば、ベニベンケイは美しい花を鑑賞する目的で栽培されますが、開花期が晩秋頃から春までと長くて、また短日処理を行えば一年を通して何時でも花が見られるため長く花を楽しみたい人に好まれます。またカランコエ・プミラは草姿が匍匐型になり地面を覆うように広がるためロックガーデンなどで地被植物として利用されたり、また植木鉢などに植えてハンギング仕立てにして鑑賞されたりします。さらに葉の色が殆ど銀色をしているため宝飾品を見てるような美しいシルバーリーフとして楽しめる所も魅力です。その他にも、多肉植物として魅力的な種がコダカラベンケイや月兎耳など数多くカランコエにはあります。詳しくは種類のリンクから飛んでご覧下さい。
カリシア属



学名:Callisia
生活形:多年草
開花:6月~8月
花色:白
葉色:緑・紫・桃・黄・白
草丈:約10cm
草姿:匍匐型
主な原種:レペンス/フラグランス
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物/日陰植物
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備考:カリシアは属の中に約19種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的には観葉植物として美しい葉や枝垂れる草姿などを鑑賞する目的で栽培されています。例えばカリシア・レペンスは草姿が匍匐型になり地面を覆うように広がるため温暖な地域では地被植物として利用される事もあり、また植木鉢などに植えて育てればハンギング仕立てになり茎葉が下垂する優雅な姿が鑑賞できます。また葉のサイズが小振りで丸みを帯びることから緻密で可愛らしい見た目となり、葉の色が緑色の他に桃色やクリームなどもあるため可愛らしいカラーリーフとして飾ることも出来ます。
カリブラコア属



学名:Calibrachoa
生活形:多年草
開花:4月~11月
花色:赤・桃・黄・橙・青・紫・緑・黒・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~80cm
草姿:分枝型・匍匐型
主な原種:
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/種から育てる植物
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備考:カリブラコアは、人気の高いペチュニアと非常によく似ている事で知られている植物です。近年の研究でカリブラコアの染色体が18本に対してペチュニアの染色体が14本である事が判明するまでは、同属とするべきという考えもありました。カリブラコアは一般的なペチュニアと比べて、花のサイズが2~3cm前後と小ぶりで可愛らしい見た目をしており、多花性で雨による傷みが少ないです。そのため、ペチュニアよりもカリブラコアを選んで育てる人も多いです。開花期間は春から秋、理想的な環境下では周年花が咲くため、植え替えなどをせずに、手軽にお庭を長く彩っていたい人に大変好まれています。花のサイズは前述の通り小さいため、可愛らしさがあり、花弁は雨に強く丈夫なため、汚れることなく清潔感のある外観を長く保つ事ができます。花の色は赤・桃・黄・橙・青・紫・緑・黒・白と非常に多彩です。そのため、お庭の雰囲気を可愛らしく彩りたい場合は桃色の品種を選んだり、貴族のお庭のような高貴な雰囲気で彩りたい場合は紫色を選んだりするとよいでしょう。草姿は分枝型または匍匐型になり、茎がこんもりと盛り上がるようにしながら横に広がります。そのため、花壇の縁どりとして利用されたり、また植木鉢などに植えてハンギング仕立てで優雅に枝垂れる姿が鑑賞されたりします。さらに、いくつかの品種は葉の色が白色またはクリーム色をしているため、品種を選べばカラーリーフとして楽しんだり出来る点も魅力のひとつとして数える事が出来るでしょう。
カルーナ属



学名:Calluna
生活形:常緑低木
開花(普通):5月~10月
開花(秋咲き):9月~11月
開花(冬咲き):12月~3月
花色:赤・桃・黄・紫・緑・白
葉色:緑・黄・赤・橙・白
樹高:約20~50cm
樹形:分枝型
主な原種:ブルガリス
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/ロックガーデン
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備考:カルーナは、属の中に約1種のみがあり、一般的にはコンパクトで行儀のよい樹形の中で美しい花を咲かせる姿や秋頃から見られる紅葉を楽しむ目的で栽培されている植物です。樹形は分枝型になり、基部付近での分枝が多く、側枝は直立に伸びる傾向があります。そのため、整然とした行儀良い見た目になりやすく、寄せ植え素材として利用されることも多くあります。また葉は0.2~0.3cm程度と極小さく、枝に鱗状についているため、葉は殆ど目立たず、枝のシルエットを綺麗にうつしだします。一方で秋から冬になると葉が紅葉するため、株全体が色づいて美しいカラーリーフとして楽しめたりもします。
カレックス属



学名:Carex
生活形:多年草
開花:5月~7月
花色:茶
葉色:緑・赤・紫・茶・白
草丈:約15~60cm
草姿:叢生型
主な原種:オシメンシス/ブキャナニー/コマンス
用途:カラーリーフ/グランドカバー
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備考:カレックスは属の中に約2095種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的には髪の毛のように細く華奢な葉と、枯れたような色合いの葉を鑑賞する目的で栽培されています。草姿は叢生型、地面下に根茎または匍匐茎があり成長に伴い広がりながら、沢山の葉が放射状に外側に広がる事で優雅な姿をつくります。また葉は基本的に細くてしなやかな外観をしており、いくつかの種や品種は茶色をしているため、西洋人のブロンドの髪の毛などに例えられることもあります。また枯れた葉のような外観をしてるため、アンティークな雰囲気のお庭などによく合うと思われます。
カンナ属



学名:Canna
生活形:多年草
開花:6月~10月
花色:赤・桃・橙・黄・紫・白
葉色:緑・黄・赤・橙・紫・白・黒
草丈:約50~300cm
草姿:叢生型
主な原種:ダンドク/グラウカ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/背が高い花/球根植物
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備考:カンナは属の中に約12種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的にはジャングルの中にいる気分にさせるような巨大な葉と豪華な花を鑑賞する目的で栽培されます。開花期は初夏から中秋頃まであり、長く咲くため花を長く楽しみたい人にも好まれます。花序は総状花序または円錐花序、個々の花は大きく豪華なため、遠くからでも目立つ強い存在感と豪華さがあります。また一枚の葉も約20~70cmと視界を塞ぐほどに巨大なため、株が群生になるとジャングルの中にいるような気分にさせられます。また葉の色が緑の他、黄・赤・橙・紫・白・黒と多彩なためカラーリーフとして楽しめる所も魅力の一つとなります。
ギボウシ属(ホスタ属)



学名:Hosta
生活形:多年草
開花:6月~9月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・青・白
草丈:約15~120cm
草姿:叢生型・ロゼット型
主な原種:オオバギボウシ/コバギボウシ/レンゲギボウシ 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/香りが良い/日陰植物
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備考:ギボウシは、一般的に薔薇の花のようにロゼット型に広がる優雅な葉姿や、巨大で強い存在感を感じさせる葉を鑑賞する目的で栽培されている植物です。草姿はロゼット型または叢生型になり、地面下にある根茎で緩やかに広がり、沢山の葉や花(花茎)を出して群生をつくります。葉のサイズは長さ3cm~71cmまで多様にあり、巨大な葉は遠くからでも目立つ強い存在感と豪華さがあります。そのため、広い庭園の中でもフォーカルポイントとして働かせることが可能です。また葉の色は緑色の他、黄色・青緑色・クリーム色・白色と多様です。そのため、品種を選ぶことでカラーリーフとしても楽しめます。開花期は初夏から秋頃、花はユリを想像させるような上品な見た目をしており、一日花のため朝に開花した花は、夕方には萎れます。ただし、花序は総状花序になり、花茎の下から上に向かいエネルギーが続く限り開花し続けるため、花全体としては長く楽しめます。ギボウシは一般的に鑑賞用として栽培されますが、オオバギボウシ等の食味のよい幾つかの種は春の新芽がウルイと呼ばれて山菜として収穫して食べられることもあります。食味は淡白で食べやすく、シャキシャキとした食感と独特なヌメリがあります。
ギヌラ属(サンシチソウ属)



学名:Gynura
生活形:多年草
開花:6月~10月
花色:黄・橙
葉色:緑・紫
草丈:約30~60cm
草姿:直立型・ツル型 等
主な原種:ビロードサンシチ/スイゼンジナ
用途:カラーリーフ/枝垂れる植物/観葉植物/日陰植物
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備考:ギヌラは属の中に約55種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。例えば、ビロードサンシチは茎・葉にビロードのような紫色の毛が密生していて、光の反射で発光しているようにも見えます。そのため、自然界の植物では無く異世界からきたような独特な外観をしているカラーリーフとして楽しめる植物です。その他に、スイゼンジナは葉の色が表面は緑色、裏面は紫色をしているためカラーリーフとして鑑賞用に楽しむ事ができます。さらに鑑賞用としてだけではなく、茎・葉を収穫して炒めものやお浸しとして食べる事もできます。
キャットテール(アカリファ属)



学名:Acalypha
生活形:多年草
開花:周年
花色:赤
葉色:緑・黄・白
草丈:約10~30cm
草姿:匍匐型
主な原種:レプタンス/ベニヒモノキ
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ドライフラワー/プリザーブドフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:キャットテールは、猫の尻尾を思わせる可愛い花を咲かせる事で知られている植物です。開花期間はほぼ周年で、花穂が萎れ枯れるまでの期間も長いため、花を長く楽しみたい人などにおすすめの植物です。花には花弁がなく赤色の雄蕊が突出していて、花が穂状に連なります。そのため、花穂の中にある雄蕊が猫のしっぽの様なふさふさとした柔らかな外観と質感を生み出して愛らしい雰囲気をつくります。また葉の色はふつう緑色ですが、いくつかの品種では白色(クリーム色)の斑がはいります。そのため、品種を選べば明るさや柔らかさを感じさせるカラーリーフとして楽しむこともできる点も魅力です。草姿は匍匐型または半匍匐型になり、地面を覆うように広がります。そのため、温暖な地域では地被植物として利用される事があります。また植木鉢などに植えて育てればハンギング仕立てになり茎葉が下垂する優雅な姿も鑑賞できるでしょう。
ギョリュウバイ属(レプトスペルマム属)



学名:Leptospermum
生活形:常緑低木・常緑高木
開花:4月~6月(スコパリウム)
花色:赤・桃・白
葉色:緑・紫・黒
樹高:約200~500cm
樹形:分枝型
主な原種:スコパリウム/ブラキアンドルム 等
用途:カラーリーフ/生垣/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ギョリュウバイは属の中に約46種を含んでおり、種や品種で形態に差異が見られ、目的に合わせて種・品種を選んで栽培がされています。園芸では、一般的にギョリュウバイ(Leptospermum scoparium)がよく栽培されています。ギョリュウバイの開花期は春から初夏にあり、枝を覆うように沢山の花を咲かせるため美しい景観が見られる所が魅力です。また花は花托のふち部分に沿い花弁が並ぶため、王冠のような豪華さを感じさせる見た目をしており、花は赤色や桃色の花弁をもっています。特徴的なのは花を構成している花托が黒色をしているため、花弁との組み合わせで、赤・黒は高級感を感じさせるコントラストとなり、また桃・黒の組み合わせはゴスロリ系のファッションを見てるような可愛らしいコントラストを生み出す所になります。どちらの色の組み合わせも、魅力的なため、お庭の雰囲気に合わせて品種と色を選ぶと良いでしょう。さらに、葉の色は緑色の他、品種により紫色や黒色もあります。そのため、品種を選べば開花期以外もカラーリーフとしてたのしめます。
クナウティア属



学名:Knautia
生活形:多年草
開花:6月~9月
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑・白
草丈:約30~90cm
草姿:叢生型
主な原種:アカバナマツムシソウ/アーベンシス
用途:カラーリーフ
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:クナウティアの草姿は叢生型、地面から茎を何本も伸ばし、細く長く伸びた茎の先に近縁のスカビオサの花に似た可愛い花を咲かせる植物です。また、いくつかの品種は葉の色に白色の班が入るため、カラーリーフとして楽しむ事ができます。
グミ属



学名:Elaeagnus
生活形:低木/小高木
開花:4月~5月(ナツグミ)
花色:黄・白
葉色:緑・黄・白
樹高:約200~800cm
樹形:分枝型
主な原種:ナツグミ/ナワシログミ
用途:カラーリーフ/生垣
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:グミは属の中に約93種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。例えば、ナツグミやナワシログミは花後に実る楕円形の可愛い果実を収穫して生のまま食べたりジャム等に加工して食べる目的で栽培されています。またグミ・エビンゲイは他のグミと同様に果実が楽しめるのはもちろん、葉の色が緑色の他、黄色や白色もあるためカラーリーフとして楽しむ事が出来たり、また樹形は分枝型になるため生垣として利用されたりもしています。この他にもグミには魅力的な種や品種があります。詳しくは種類のリンクから飛んでご覧下さい。
クラッスラ属



学名:
生活形:多年草/常緑低木
開花:夏~秋※一部を除く
花色:赤・桃・黄・紫・白
葉色:緑・黄・橙・桃・赤・紫・茶・白
草丈:
草姿:直立型・叢生型・匍匐型 等
主な原種:金のなる木・乙女心・スプリングワンダー 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/観葉植物/多肉植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:クラッスラは属の中に約218種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。
クラッスラの主な種
- 金のなる木:新芽に5円硬貨を通して、成長させると、側枝にお金が実っているように見えたため、これが縁起の良い植物として流通していました。また現在でも、縁起のよい植物として新築祝いや開業祝いなどの贈答として利用されたり、観葉植物として屋内で楽しまれたりしています。多肉植物になり、幹・側枝・葉は肉厚でむちむちとしており、可愛らしい外観をしてます。
- クラッスラ・キャピテラ:葉は多肉質で概形に変異が多く、個体により葉の形が三角形・卵形・披針形・長楕円形などになります。葉の色が多彩で緑・赤・黄・橙・紫などがあり、また強光や低温等のストレスでも変化しやすいため、カラーリーフとして楽しまれる事が多い植物です。茎は横臥茎で直立した後に倒れる傾向があるため、地面の上を広がったり、枝垂れたりしやすい傾向にあります。
- その他:クラッスラ・銀揃は葉に白色の毛が密生しているため光の反射により銀色に輝いているように見えます。クラッスラ・ペルシダは匍匐性に広がる性質があるため地被植物やハンギング仕立てで楽しみやすい植物です。この他にも数多くのクラッスラが栽培されています。詳しくは種類のリンクから飛んでご覧下さい。
クリプタンサス属

学名:Cryptanthus
生活形:多年草
開花:あまり咲かない
花色:黄・白
葉色:赤・桃・茶・黒・白
草丈:約10~15cm
草姿:ロゼット型
主な原種:ビビッタツス/トラフヒメアナナス
用途:カラーリーフ/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:クリプタンサスは、属の中に約63種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的には、薔薇の花を見てるような美しいロゼットを形成する葉姿と、多様な葉の色を鑑賞する目的で栽培されている植物です。そのため、観葉植物としてお部屋で栽培すると空間に優雅な雰囲気を添えることが出来ます。また葉の色が赤・桃・茶・黒・白と多彩なため、カラーリーフとして楽しめる所も魅力です。
クローバー(トリフォリウム属)



学名:Trifolium
生活形:多年草
開花:4月~6月
花色:赤・桃・白
葉色:緑・赤・桃・紫・黒・灰・白
草丈:約5~15cm(シロツメクサ)
草姿:匍匐型・叢生型
主な原種:シロツメクサ/ストロベリーキャンドル/ルーベンス 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/種から育てる植物/ドライフラワー/プリザーブドフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:クローバーは属の中に約299種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。園芸では、特にシロツメクサが人気で、よく栽培されています。シロツメクサは草姿が匍匐型になり、地上茎は匍匐茎のみで地面を這うように広がります。そのため、草丈の低い絨毯のような外観になりやすく、人通りの多い場所を含めて様々な場所の地被植物として重宝されます。葉を構成する小葉は3枚または4枚以上ある事もあり、小葉が4枚あるシロツメクサは「四葉のクローバー」とも呼ばれていて幸運を呼ぶ葉になるため、見付けたら収穫してお守りにされる事も多いようです。さらに園芸品種が豊富で、葉の色が緑・赤・桃・紫・黒・灰・白と多彩にあります。そのため、好みに合わせて桃色の葉で可愛らしいクローバー絨毯を作ったり、紫色の葉でエレガントな雰囲気を出すクローバー絨毯を作ったり出来るところも魅力の一つとなるでしょう。
クロトンノキ属



学名:Codiaeum
生活形:常緑低木
開花:春・夏
花色:黄・白
葉色:緑・赤・桃・黄・橙・紫・白
樹高:約100~200cm
樹形:株立ち
主な原種:ヘンヨウボク 等
用途:カラーリーフ/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:クロトンノキは属の中に約17種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的に園芸では、ヘンヨウボクが美しい葉を鑑賞する目的でインドアグリーンでよく栽培されています。樹形は叢生型(株立ち)になり、茎は垂直に伸びます。そのため、鉢植えの中で育てても高さのある観葉植物となりやすいです。葉はサイズが5~30cmほどと変異に富み、巨大なため遠くから見ても目立つ強い存在感があり、見る人を魅了させる豪華さがあります。また葉の色が緑・赤・桃・黄・橙・紫・白と多彩であり、葉の中に入る模様も独特なためカラーリーフとしての価値が高い植物です。
クロベ属



学名:Thuja
生活形:常緑高木
花色:緑・黄・茶
葉色:緑・黄
樹高:1500~2000cm
樹形:単幹(直立型)
主な原種:ニオイヒバ/クロベ 等
用途:カラーリーフ/生垣/香りが良い/コニファー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:クロベは、円錐形に成長する美しい樹形と、羽状に広がる枝に鱗片葉が集まる美しい葉姿が魅力的な植物となります。特に園芸ではニオイヒバの人気が高く、葉にレモンやパイナップルを想像させる爽やかでフルーティーな香りがあります。樹形は多くの針葉樹と同様に円錐形に美しく成長する傾向があります。そのため、株を等間隔に並べて生垣にしたり、並木にしたりすると気品を感じさせる生垣や並木になります。葉は鱗片葉ですが、羽状に広がる末端の小枝に密生してるため、レース模様のようなお洒落な見た目をしています。また葉の色はふつう緑色ですが、一部の品種は黄色をしてるため、品種を選ぶことでカラーリーフとして楽しむことも可能です。また前述したようにニオイヒバにはレモンを思わせる爽やかな香りがある事から、ガゼボやガーデンファニチャーの傍に植物を植えてリラックスしながら香りを楽しみ休憩するのもよいかもしれませんね。
クワズイモ属(アロカシア属)



学名:Alocasia
生活形:多年草
開花:5月~8月
花色:緑・黄・白
葉色:緑・青緑・黄・黒・白
草丈:約50~150cm
草姿:叢生型
主な原種:クワズイモ/シマクワズイモ/インドクワズイモ 等
用途:カラーリーフ/観葉植物/球根植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:クワズイモは属の中に約91種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的に地面から発生する葉が優雅に広がる葉姿や、巨大で強い存在感を感じさせる葉、多彩な葉色をカラーリーフとして鑑賞する目的で栽培されている植物です。草姿は叢生型、地面下にある根茎または球茎が成長に伴って少しずつ増殖しながら、株を増やし群生をつくります。葉のサイズは長さ30cm~130cmと巨大ため遠くからでも目立つ強い存在感と豪華さがあります。また幾つかの品種では、葉の色が黄色・白色・黒色などを呈していたり、表面に強い光沢があるため、カラーリーフとして楽しんだりする事もできます。クワズイモは耐陰性が高いため屋外のシェードガーデンで楽しまれたり、またインドアグリーンとして屋内で楽しまれる事もあります。
ケイトウ属(セロシア属)



学名:Celosia
生活形:一年草
開花:6月~11月
花色:赤・桃・橙・黄・紫・緑・白
葉色:緑・暗紫・赤紫
草丈:約30~100cm
草姿:直立型
主な原種:ノゲイトウ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/背が高い花/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー/種から育てる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ケイトウは属の中に約46種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的に園芸ではケイトウ(Celosia argentea)と、その変種と品種が栽培されています。開花期は種まきの時期で左右されますが、一般的に6月~11月の範囲で長く咲きます。花の形にはトサカケイトウ、フサゲイトウ、ヤリゲイトウの3パターンがある。例えば、トサカケイトウは花の形状が扇状または脳状になって細かく波打っており、花房がしっかりとしているため切り花やアレンジメントで重宝される。またフサゲイトウは花房の形がふさふさとした羽毛状で、炎が燃え上がるようにも見えるためボリューム感のある豪華な花姿をしている。そして、ヤリゲイトウは非常に多花性で次々と槍形の花を咲かせます。また開花した花は、切り花の他、ドライフラワーやフラワーアレンジメントなど様々な用途で利用されておりケイトウは人気の高い植物になります。
ゲラニウム属



学名:Geranium
生活形:多年草
開花:5月~11月(ロザンネ)
花色:桃・紫・青・白
葉色:緑・赤・紫・黒
草丈:約30~100cm
草姿:叢生型
主な原種:プラテンセ/マキュラタム/ヒマライエンセ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ゲラニウムは属の中に約354種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。例えば、ゲラニウム・ロザンネはゲラニウムの中でも特に開花期間が長い事で知られており、強健で育てやすい所が魅力です。草姿は叢生型で、地面下に根茎があり群生をつくり、耐陰性も高いため、薔薇などの下草によく利用されます。また、ゲラニウム・プラテンセは開花期間は5月~9月とロザンネと比べると短くて、花は小振りですが、八重咲き品種があったり、葉の色が緑色の他に紫色・茶色・黒色があるなど、栽培目的に合わせた品種の選択肢が豊富にあります。さらに、ゲラニウム属にはこの他にも多種多様な種と品種が存在します。詳しくは種類のリンクから飛んでご覧下さい。
ケマンソウ属



学名:Lamprocapnos
生活形:多年草
開花:4月~6月
花色:赤・桃・白
葉色:緑・黄
草丈:約60~90cm
草姿:叢生型
主な原種:タイツリソウ 等
用途:カラーリーフ/切り花/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ケマンソウは、茎が途中で弧状にしなやかに湾曲して広がり、ハート型の可愛い花を連ねて咲かせる、非常に可愛い花姿が魅力的な植物です。草姿は叢生型で地面下にある根茎で緩やかに広がり、地上に茎を何本も伸ばして群生をつくります。茎はしなやかに湾曲して広がりながら花を咲かせるため、お庭で栽培すると優雅な雰囲気を空間に添えることができます。花には花弁が4個あり、2枚の外側の花弁が袋状になり、ハートを形づくっています。そのため、この植物は恋心をテーマにするようなロマンチックなお庭にピッタリな植物となります。また、葉の色はふつう緑色ですが、いくつかの品種は黄色をしてるため、品種を選べば開花期以外もカラーリーフとして楽しめる所も魅力の一つとなります。
コウスイハッカ属(メリッサ属)



学名:Melissa
生活形:多年草
開花:6月~8月
花色:白
葉色:緑・黄
草丈:約30~90cm
草姿:叢生型
主な原種:オフィキナリス 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/香りが良い/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:コウスイハッカは属の中に約4種がありますが、一般的に園芸ではレモンバームがよく栽培されています。レモンバームには葉にレモンを想像させる爽やかな香りがあるため、風味を足す目的でスイーツの添えにされたり、またハーブティーとして飲用されたりします。草姿は叢生型で地面下にある根茎で緩やかに広がり、地上に茎を何本も伸ばして群生をつくります。そのため、地被植物として利用されることもあります。また葉はふつう緑色ですが、いくつかの品種では黄色をしてるため、品種を選べばカラーリーフとしても楽しめます。
コキア属(バッシア属)

学名:Bassia
同義語:Kochia
生活形:一年草
開花:7月~9月
花色:桃・黄
葉色:緑・桃・赤
草丈:約30~90cm
草姿:直立型
主な原種:
用途:カラーリーフ/種から育てる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:コキアは、可愛らしさを感じさせる丸みのある姿と、秋の紅葉で株全体が桃色または赤色に染まるロマンチックな色彩が魅力的な植物です。
コリウス属(プレクトランサス属)





学名:Plectranthus
同義語:Coleus
生活形:多年草
開花:8月~11月(モナラベンダー)
花色:桃・紫・白
葉色:緑・赤・桃・紫・黄・橙・茶・白・黒
草丈:約30~150cm
草姿:直立型・分枝型・匍匐型
主な原種:コリウス/アロマティカス/モナラベンダー 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/香りが良い/観葉植物/種から育てる植物/日陰植物
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備考:プレクトランサスは属の中に約83種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。
プレクトランサス属の主な種
- コリウス:葉の色が緑・赤・桃・紫・黄・橙・茶・白・黒と非常に多彩であり、葉の中に入る模様も多様なためカラーリーフとしての人気が抜群に高い植物です。また耐暑性や耐病性などが高くて強健なため初心者でも育てやすく、耐陰性が高いため日陰のお庭などでも楽しめます。
- モナラベンダー:花の色が透き通るような薄い紫色をしいる一方で花軸が殆ど黒色をしているため、重厚感と気品を感じさせる花姿が楽しめます。また葉の色も表面が濃い緑色、裏面が紫色をしてるため、花との相性も抜群によく、格式高い雰囲気を感じさせます。
- その他:上記の他にも、アロマティカスには葉にオレガノに似た香りと風味があるため肉料理などの香り付けに利用されたりします。またミントリーフは匍匐性に広がる性質があるため地被植物やハンギング仕立てで楽しみやすい植物です。この他にも数多くのプレクトランサスが栽培されています。詳しくは種類のリンクから飛んでご覧下さい。
コルジリネ属


学名:Cordyline
生活形:常緑低木/常緑高木
開花:6月~8月(センネンボク)
花色:桃・黄・白
葉色:緑・赤・桃・紫・黒
樹高:約100~450cm(センネンボク)
樹形:直立型(単幹)・株立ち
主な原種:センネンボク/ニオイシュロラン
用途:カラーリーフ/香りが良い/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:コルジリネは属の中に約23種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。例えば、センネンボクは華やかな葉を鑑賞する目的でインドアグリーンとしてよく栽培されています。樹形は単幹または株立ちになり、高さは約100~450cmに成長します。そのため、鉢植えの中で育てても高さのある存在感ある観葉植物となりやすいです。葉はサイズが30~60cmほどと巨大なため遠くから見ても目立つ強い存在感があり、葉は茎下部では葉痕を残して落ちるため上部に集まりヤシの木のような見た目になる傾向があります。さらに葉の色が緑・赤・桃・紫・黒と多彩であるためカラーリーフとしての価値が高い植物です。またニオイシュロランは、開花期に見られる豪華な花房と香りが魅力の植物となります。葉の色はふつう緑色ですが、いくつかの品種では紫色や黒色のものもあるため、品種を選べばカラーリーフとして楽しむこともできます。
コンボルブルス属(セイヨウヒルガオ属)



学名:Convolvulus
生活形:多年草/常緑低木
開花:5月~9月
花色:桃・黄・紫・青・白
葉色:緑・白
草丈:約10~20cm
草姿:ツル型・分枝型
主な原種:サバティウス/クネオルム/トリカラー
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:コンボルブルスは属の中に約203種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。例えば、コンボルブルス・サバティウスは草姿がツル型になり、茎は地面を匍匐したり斜面を垂れ下がったりします。そのため、地面を覆う地被植物として利用されたり植木鉢などで育ててハンギング仕立てにされたりします。花の見た目は朝顔に似ていて、花の色は紫色をしてるため上品な印象を感じさせやすい植物です。また、コンボルブルス・クネオルムは樹形が分枝型で側枝が多いため、温暖な地域では庭木の他、生垣として栽培されたりもしています。茎・葉は白色の毛で覆われていて、光が反射すると輝いているようにも見えるため宝飾品のような美しさがあるシルバーリーフとして楽しめます。また開花期になると白花が咲き、より明るさと華やかさが強調されます。この他にも、コンボルブルス属には多様な種と品種があります。詳しくは種類のリンクから飛んでご覧下さい。
●さ行
サルスベリ属



学名:Lagerstroemia
生活形:落葉小高木
開花:6月~10月
花色:赤・桃・紫・白
葉色:緑・紫・黒
樹高:約100~700cm
樹形:単幹・株立ち・分枝型
主な原種:インディカ/オオバナサルスベリ
用途:開花期間長い/カラーリーフ
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備考:サルスベリは、開花期に枝を覆うように咲き誇る美しい花姿が魅力となる植物です。樹形は仕立て方により単幹・分枝型・株立ちになり、高さ100~700cm程度に成長します。幹や太い側枝は、成熟すると薄い樹皮が剥がれて滑らかな周皮が現れます。その際、樹皮と周皮の色の違いにより美しいまだら模様が見られることがあります。開花期は初夏から秋にあり、枝を覆うように沢山の花を咲かせるため桜を思わせるような美しい景観が見られます。花を構成する花弁が縮れて丸めた紙のようにくしゃくしゃとしている所が特徴となり、沢山の花が密に円錐状に集まる事で円錐花序をつくり、ボリュームのよい花房となります。そのため、遠くから見てもよく目立つ豪華な花姿となります。葉の色は緑色の他、品種により紫色や黒色があります。そのため、品種を選べば開花期以外もカラーリーフとして楽しむことも可能です。
サルビア属





学名:Salvia
生活形:多年草/常緑低木
開花:5月~11月(スプレンデンス)
花色:赤・桃・黄・橙・青・紫・白
葉色:緑・黄・桃・紫・白
草丈:15~90cm(スプレンデンス)
草姿:直立型・分枝型・叢生型・ツル型(スクランブリングシュラブ)
主な原種:スプレンデンス
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/生垣/ツル植物/背が高い花/ドライフラワー/香りが良い/種から育てる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:サルビアは属の中に約1024種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。
おすすめポイントと種
- 開花期間が長い:サルビア・スプレンデンス/サルビア・ファリナセア/チェリーセージ/ローズマリー/ロシアンセージ/サルビア・ガラニチカ/ベニバナサルビア/ボッグセージ/サルビア・ブレファロフィラ
- カラーリーフ:セージ/チェリーセージ/ホワイトセージ/ジャーマンダーセージ/サルビア・ディスカラー/パイナップルセージ/サルビア・パキフィラ/シナロアセージ/ラスティーセージ/
- 生垣:チェリーセージ/ローズマリー/ロシアンセージ/サルビア・レウカンサ/サルビア・クレベランディ/サルビア・カナリエンシス/ラスティーセージ
- 食用:セージ/ローズマリー/パイナップルセージ
シェフレラ属



学名:Schefflera
生活形:常緑低木/常緑高木
開花:7月~9月
花色:黄・緑・赤・桃
葉色:緑・黄・白
草丈:約300~500cm(ヤドリフカノキ)
草姿:直立型
主な原種:ヤドリフカノキ
用途:カラーリーフ/観葉植物/日陰植物
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備考:シェフレラは一般的に掌状に分裂しているお洒落な葉を鑑賞する目的で栽培されている観葉植物です。樹形は直立型になり、茎は垂直に伸びますが、園芸ではワイヤーなどでスパイラル状に曲げて仕立てられる事もあります。そのため、鉢植えの中で育てても高さのある観葉植物となりやすいです。葉は掌状複葉、葉を構成する小葉は大きな楕円形をしていて、表面に光沢があり、葉の色が品種により緑・黄・白とあります。そのため、多様な色合いがある、お洒落なカラーリーフとして楽しめます。シェフレラは耐陰性が高いため、インドアグリーンとして間接光のあたる部屋などで育てることができます。また温暖な地域であればシェードガーデンで栽培する事も可能です。
シクラメン属



学名:Cyclamen
生活形:多年草
開花:10月~5月
花色:赤・桃・黄・橙・紫・青・緑・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約10~30cm
草姿:ロゼット型・叢生型
主な原種:カガリビバナ/ヘデリフォリウム/コウム/グラエクム 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/観葉植物/球根植物/日陰植物/ロックガーデン
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備考:シクラメンは、大理石の模様を想像させる美しい葉や、多数の花茎が並び整然と咲く篝火のような花姿が、気品のある雰囲気を作り出す魅力的な植物です。草姿はロゼット型、地面下にある塊茎が成長に伴って大きく成長しながら、葉や花茎を伸ばし叢生します。多数の葉は薔薇の花のように広がるため、葉姿だけでも優雅で美しい外観をしています。その上で、さらに葉の色は緑色・白色(白緑色)の複色となって、大理石のような模様が出来るため、ラグジュアリーな雰囲気を感じさせるカラーリーフとして楽しめます。開花期間は秋頃から翌春頃まで、植物の選択肢が少ない冬の季節を長く彩る植物のため、冬を代表する花として重宝されています。塊茎からは多数の花茎が伸びて、花弁の反り返ったユニークな花を多数咲かせます。昔の人はその花姿が篝火にも見えたようで、カガリビバナの和名の由来ともなっています。基本的に耐陰性が高いため、シェードガーデンで育てることが出来ます。ただし、一部の種や品種(ガーデンシクラメン等)を除いて耐寒性が低いことから屋外で育てる場合は注意が必要でしょう。シクラメンの多くはインドアグリーンとして間接光のあたる部屋などで育てられています。その美しい外観から、屋内で栽培するとラグジュアリーな雰囲気を添えるインテリアとして働いてくれるでしょう。
シモツケ属



学名:Spiraea
生活形:落葉低木/半常緑低木
開花:5月~7月
花色:赤・桃・白
葉色:緑・黄・橙
樹高:約100~200cm
樹形:叢生型
主な原種:シモツケ/コデマリ/ユキヤナギ 等
用途:カラーリーフ/枝垂れる植物/生垣/切り花
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:シモツケは属の中に約110種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。例えば、シモツケ(Spiraea japonica)は小さな花が半球状に高密度に集まりボリューム感のある花が咲きます。また花の色も他のシモツケ属の種と比べて赤・桃・白と多様です。葉の色も緑の他に、赤や黄などもあるためカラーリーフとして楽しめたり、樹形は叢生型で分枝が多いため花木の他、自然風の生垣として活用されることがあります。またユキヤナギ(Spiraea thunbergii)は樹形が叢生型で、枝が途中でしなやかに湾曲しながら外側へと広がるため優雅な外観となります。さらに開花期になると、枝を覆うように白花が咲き誇り株を覆い尽くすため、美しい景観として楽しめます。この他にも、シモツケ属には多様な種と品種があります。詳しくは種類のリンクから飛んでご覧下さい。
ジャスミン属



学名:Jasminum
生活形:落葉ツル性木本/常緑ツル性木本
開花:5月~10月※一般的な開花は3月~5月にある(ソケイ)
花色:白・桃・黄
葉色:緑・黄・白
樹高:約400~800cm
樹形:ツル型(巻き付き茎)
主な原種:ソケイ/ハゴロモジャスミン/マツリカ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/ツル植物/香りが良い/プリザーブドフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ジャスミンは、花の香りが非常に強いことから三大フローラルの一つとして数えられている植物です。樹形はツル型、他物に自らの茎を絡めさせて支えを得ながら上に成長します。そのため、一般的にトレリスやアーチなどの誘引資材に誘引して栽培されます。開花期間はジャスミン属の種で差異があり、例えばソケイであれば開花期が5月~10月、一般的に3月~5月頃に開花します。花は多花性で枝を覆うように咲き誇るため、ジャスミンの枝で広範を覆っておけば美しい景観が見られます。また開花すると数メートル先まで官能的で蜂蜜を思わせるような強烈な香りを漂わせるため、香りの花として楽しむのもよいでしょう。例えば、ガーデンファニチャーやガゼボなどの傍にジャスミンを植栽しておけば、休憩しながら香りを楽しめます。またいくつかの品種では、葉の色が緑色の他、黄色や白色もあるため、カラーリーフとしてたのしむ事も可能です。
ジャノヒゲ属



学名:Ophiopogon
生活形:多年草
開花:6月~8月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・黄・黒・白
草丈:約10~30cm(オオバジャノヒゲ)
草姿:叢生型・ロゼット型
主な原種:ジャノヒゲ/オオバジャノヒゲ 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/日陰植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ジャノヒゲ(Ophiopogon)は属の中に約85種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。例えば、ジャノヒゲ(Ophiopogon japonicus)は日本庭園などで下草としてよく利用される植物です。草丈は10~20cm程度、草姿は叢生型またはロゼット型、匍匐茎で広がりながら株が増えます。株は葉が外側へと放射状に広がる事でロゼットを形成して、葉が線形で細長いためシャープな外観を呈します。花が咲いた後の秋にはメタリックブルーの美しい実がなる。また、オオバジャノヒゲ(Ophiopogon planiscapus)もジャノヒゲと同様に地被植物としてよく利用されます。ただし、ジャノヒゲと比べると株どうしの間隔が疎らになる傾向があり、葉がやや大きめです。また葉の色が緑色の他、黒色の品種がある所も特徴となります。この他にも、ジャノヒゲ属には多様な種と品種があります。詳しくは種類のリンクから飛んでご覧下さい。
シレネ属



学名:Silene
生活形:多年草
開花:5月~8月(スイセンノウ)
花色:赤・桃・橙・茶・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~90cm(スイセンノウ)
草姿:分枝型・匍匐型・叢生型
主な原種:ユニフローラ/スイセンノウ
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/切り花/ドライフラワー/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:シレネ属は約907種を含む多様な属であり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。例えば、シレネ・ユニフローラ(Silene uniflora)は草姿が匍匐型になり地面を覆うように広がるため地被植物や、ハンギング仕立てに利用出来ます。また葉が多肉質で「ぷにっ」としてるため可愛らしさがあり、いくつかの品種は葉の色が緑色の他に、白色やクリーム色の葉色をもつ品種もあるため、カラーリーフとしてお庭の中に柔らかさや明るさを添えることが出来ます。一方で、スイセンノウ(silene coronaria)は草姿が分枝型になり高さ30~90cmに成長します。茎や葉は白色の毛が密生してるため、見た目は殆ど白色です。光がこの毛に反射すると輝いて見えるため、シルバーの宝飾品を見てるような美しさを感じさせます。また、これらの茎の色は、赤・桃・白の花との組み合わせにより、一層魅力が引き立ちます。例えば、桃花であればシルバーの宝飾品の中にピンクダイヤモンドが煌めいてるようなラグジュアリー感と可愛らしさがあり、また赤花であればシルバーとルビーが織り成すような派手で豪華なラグジュアリー感を演出できます。この他にも、シレネ属には多様な種と品種があります。詳しくは種類のリンクから飛んでご覧下さい。
シロタエギク(ヤコバエア属)

学名:Jacobaea
生活形:多年草/低木
開花:6月~8月
花色:黄
葉色:緑・白
草丈:約50~100cm
草姿:分枝型 等
主な原種:シロタエギク 等
用途:カラーリーフ/ドライフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ヤコバエア属は約67種を含んでおり、種や品種で形態に差異がありますが、その形態の異なる様々な種と品種が目的に合わせて栽培されています。園芸では、特にシロタエギクが人気で、よく栽培されています。シロタエギクは葉が羽状にわかれているため、レース模様をみているような上品な雰囲気があり、また茎や葉には白色の毛が高密度に密生してるため、見た目は殆ど白色になりシルバーリーフとして楽しめます。また光がこの毛に反射すると輝いて見えるため、シロタエギクはシルバーの宝飾品を見てるような美しさも感じさせます。
シンゴニウム属

学名:Syngonium
生活形:多年草
開花:夏頃
花色:緑・黄・白
葉色:緑・黄・赤・桃・紫・白
草丈:約100~1000cm
草姿:ツル型
主な原種:ポドフィルム/エリスロフィルム 等
用途:カラーリーフ/枝垂れる植物/ツル植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:シンゴニウム属は約41種を含み、種や品種で形態に差異がありますが、一般的に美しい葉を鑑賞する目的で栽培されている観葉植物です。草姿はツル型で他物に気根を付着させて自らの茎を支えながら上に成長します。そのため、園芸ではヘゴ支柱などの誘引資材に誘引して栽培されたり、ハンギング仕立てでツルを枝垂れさせて優雅な草姿を鑑賞しながら育てられたり、剪定で株をコンパクトに保ったりしながら栽培されます。葉は矢尻形またはハート形をしていて、見る人によってシャープな印象や可愛らしい印象を感じさせます。葉の色も緑・黄・黄緑・赤・桃・紫・白と多彩なため、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶとよいでしょう。例えば、桃色の葉であれば可愛らしい雰囲気を演出出来ますし、白色の葉であれば明るさや清楚さを演出することができます。シンゴニウムは耐陰性が高いため、温暖な地域では屋外のシェードガーデンで楽しまれたりします。ただし基本的に寒さに弱いためインドアグリーンとして屋内で楽しまれる事が多いです。
スイカズラ属(ロニセラ属)



学名:Lonicera
生活形:半常緑ツル性低木/落葉ツル性木本/常緑低木
開花:5月~7月
花色:赤・桃・黄・橙・白
葉色:緑・黄・紫・白
樹高:
樹形:叢生型・ツル型(巻き付き茎) 等
主な原種:スイカズラ/ニオイニンドウ/ニティダ 等
用途:カラーリーフ/生垣/ツル植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:スイカズラ属(ロニセラ属)は約159種を含む属であり、園芸でも形態の異なる様々な種と品種が栽培されています。
スイカズラ属の主な種
- スイカズラ(Lonicera japonica):花の色が成熟するにつれて白色から黄色に変化するため、別名で「キンギンカ」とも呼ばれています。また花に強い芳香があり、開花期には数メートル先までアニスに似た甘い香りを漂わせる事でしられています。草姿は叢生型またはツル型、根茎で広がりながら多数のツルを出します。ツルは他物に巻き付き茎を絡めて自ら支えながら成長します。そのため、園芸ではトレリスなどの誘引資材を準備して育てられるのが一般的です。
- ニオイニンドウ(Lonicera periclymenum):唇形花が放射状に束生する事で王冠のような豪華な花姿が見られます。そのため、この花を鑑賞する目的で栽培される植物です。また花には強い香りがあり、数メートル先まで芳香が漂います。草姿はツル型、ツルは他物に巻き付き茎を絡めて自ら支えながら成長します。そのため、園芸ではトレリスなどの誘引資材を準備して育てられるのが一般的です。
- ロニセラ・ニティダ(Lonicera nitida):園芸では、一般的に生垣やトピアリーに仕立てて活用されます。樹形は叢生型、側枝が多くブッシュ壌土になる。葉のサイズが非常に小さいため、剪定後の概形が緻密で洗練された見た目になりやすく、葉に光沢があり非常に美しいです。また葉の色は緑色の他に、品種によって白色や黄色もあります。そのため、品種を選べばカラーリーフとしても楽しめます。
スタキス属(イヌゴマ属)



学名:Stachys
生活形:多年草
開花:5月~7月
花色:桃・紫・白
葉色:緑・白
草丈:約15~80cm
草姿:叢生型
主な原種:ラムズイヤー/カッコウチョロギ/マクランサ 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:スタキス属は約372種を含む多様な属であり、美しい花や葉を鑑賞したり、地被植物として利用したりする目的で栽培される植物です。例えば、ラムズイヤー(Stachys byzantina)は、草姿が叢生型になり匍匐茎で広がりながら直立茎を出します。そのため、草丈が低い品種では地被植物として利用されることが多いです。また茎や葉は質感が柔らかな白色の絨毛が密生してるため、ふわふわとした可愛らしい雰囲気を感じさせたり、明るさや上品さを感じさせたります。さらに花もモコモコとしていて柔らかな雰囲気があるため、開花期にはラムズイヤーの可愛らしさが一層際立ってきます。一方で、カッコウチョロギは草姿は叢生型、根茎で広がりながら直立茎を伸ばします。開花期になると細い茎の先に、桃花が高密度に集まる輪散花序が咲き、華やかな花姿が楽しめます。この他にも、スタキス属には多様な種と品種があります。より詳しい情報は種類のリンクの先でも紹介してるため是非ご覧下さい。
ストロビランテス属(イセハナビ属)

学名:Strobilanthes
生活形:多年草
開花:11月~3月
花色:紫
葉色:緑・紫・桃・銀
草丈:約30~150cm
草姿:直立型・分枝型
主な原種:ディエリアヌス 等
用途:カラーリーフ/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ストロビランテス属は約463種を含む多様な属であり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的には、ストロビランテス・ディエリアヌス(Strobilanthes dyerianus)が観葉植物として広く栽培されています。ストロビランテス・ディエリアヌスは葉の表面に強い光沢があり、光の反射により光っても見えるため、金属や宝飾品を思わせる見た目をしています。また葉の色も緑・紫・桃・銀と多彩で葉の中に独特な模様が入るため、ラグジュアリーな印象を添えるカラーリーフとして楽しめる植物です。耐陰性が高いため、温暖な地域では屋外のシェードガーデンで楽しまれたりします。ただし基本的に寒さに弱いためインドアグリーンとして屋内で楽しまれる事が多くなります。
スミレ属(ビオラ属)



学名:Viola
生活形:一年草/多年草
開花:10月~5月(パンジー)
花色:赤・桃・黄・橙・紫・青・黒・白
葉色:緑・黒
草丈:約15~25cm
草姿:分枝型・叢生型
主な原種:パンジー/ラブラドリカ/ニオイスミレ/スミレ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/グランドカバー/ドライフラワー/香りが良い/種から育てる植物/日陰植物/
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:スミレ属は約690種を含み、生活形や形態の異なる種や品種が多数あります。代表的な種にはパンジー(Viola × wittrockiana)またはビオラがあり、これは冬を代表する花として知られています。草姿は分枝型で、基部付近からよく分枝して沢山の茎を叢生するように伸ばします。茎の向きにより株の見た目は横に広がったり、行儀よく直立して成長したりするため、用途に合わせて選択するとよいでしょう。主な用途としては花壇の縁どりや、寄せ植え素材などがあります。開花期間は10月~5月頃まで、植物の選択肢が少ない冬の季節を長く彩る植物のため、冬を代表する花として重宝されています。花の形はスミレ形花冠と呼ばれるユニークな形状をしており、また花の中に入るブロッチ(斑)と組み合わさる事で、動物の表情を見てるような独特な感じさせます。また花は非常に多花性で株を覆うように次々と咲き誇るため、彩りの少ない冬の花壇を豪華にしてくれるでしょう。花の色は赤・桃・黄・橙・紫・青・黒・白等があり、非常に多彩なため自分好みの色を見つけやすくなっています。また上記で紹介しているパンジー以外にも、スミレ属には、黒葉と紫色の花が重厚的な雰囲気をつくるビオラ・ラブラドリカ(Viola labradorica)や、花や葉にキャンディを思わせる香りがあるニオイスミレ(Viola odorata)等の多様な種があります。詳しい情報は種類のリンクの先でも紹介してるため是非ご覧下さい。
スモークツリー(ハグマノキ属)



学名:Cotinus
生活形:落葉低木
開花:5月~8月
花色:赤・桃・紫・黄・白
葉色:緑・赤・黄・橙・紫・黒
樹高:約200~700cm
樹形:直立型(単幹)・分枝型・叢生型(株立ち)
主な原種:
用途:開花期間長い/カラーリーフ/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:スモークツリーは名前が示すとおり、開花期に見られる花姿がまるでモクモクと漂う煙を想像させるような植物です。樹形は直立型(単幹)・分枝型・叢生型(株立ち)になり、剪定や萌芽更新などの仕立て方で変化します。開花期は晩春から晩夏になり、雌株の花の結実しなかった雌蕊が長く伸びることでスモーク状の花姿になります。そのため、雄株の花は雌株のようにスモーク状にはなりません。巨大でふわふわとした柔らかな見た目をした花房は多花性で、視界を覆うように咲き誇るため幻想的な雰囲気をお庭の中に添えることができるでしょう。また開花後の花は収穫して切り花やアレンジメントに利用することもできます。またこの他に、葉の色が品種により赤・黄・橙・紫・黒をしてることがあります。そのため、これらの品種を選ぶことでカラーリーフとして利用する事もできます。
スモモ属(サクラ属)





学名:Prunus
生活形:落葉低木/落葉小高木/落葉高木
開花:3月~4月
花色:桃・白
葉色:緑・黄・赤・橙・紫・黒
樹高:
樹形:直立型(単幹)・分枝型・叢生型(株立ち)
主な原種:ウメ・モモ・アンズ・サクランボ 等
用途:カラーリーフ/生垣/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:スモモ属は約349種を含む多様な属であり、花を鑑賞する目的で栽培されたり、果実を収穫して食用に利用する目的で栽培されている植物です。例えば、ウメ・モモ・アンズ・サクランボなどは果実を収穫して食用に利用する目的で栽培されます。またオヒョウモモ・ベニバナスモモ・ヒマラヤザクラなどは美しい花や葉を鑑賞する目的で栽培されています。
セダム属



学名:Sedum
生活形:多年草
開花:5月~7月
花色:黄・白・桃
葉色:緑・黄・桃・赤・橙・紫・茶・黒・白
草丈:約5~30cm
草姿:匍匐型・叢生型 等
主な原種:スプリングワンダー/エゾノキリンソウ/玉つづり/マツノハマンネングサ等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/多肉植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:セダム属は約483種を含む多様な属であり、ぷにっとした多肉質な葉を鑑賞する目的や、花を鑑賞する目的で栽培されている植物です。例えば、セダム・スプリングワンダー(Sedum versadense)は葉がロゼット状に高密度につくため、株姿が薔薇の花や松ぼっくりを想像させる外観をしており、また葉の色も緑色・赤色・桃色・紫色と多彩なためユニークなカラーリーフとして楽しめます。一方で、エゾノキリンソウ(Sedum kamtschaticum)は多肉質な葉も可愛らしいですが、開花期に株を覆うように咲き誇る黄色の花も魅力的な植物となります。上記の他にもセダム属には、草姿が匍匐型で茎が枝垂れる性質があるためハンギング仕立てにピッタリな玉つづり(Sedum morganianum)や、松の葉のような針形の葉を持っているマツノハマンネングサ(Sedum hakonense)等の多様な種があります。種類のリンク先にはセダム属の41の原種と57の品種を紹介しているためよければご覧下さい。
ゼラニウム属



学名:Pelargonium
生活形:低木/多年草
開花:周年※一般的な開花は3月~12月になる。
花色:赤・桃・紫・橙・黄・白
葉色:緑・赤・桃・黄・橙・茶・白・黒
草丈:約30~100cm
草姿:分枝型・匍匐型・ツル型(スクランブリングシュラブ)
主な原種:ゾナルゼラニウム/アイビーゼラニウム/センテッドゼラニウム 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/枝垂れる植物/生垣/ツル植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ゼラニウム属は約286種を含む多様な属であり、一般的に華やかな花を鑑賞する目的だったり、お洒落な形と多彩な色の葉をカラーリーフとして鑑賞する目的だったり、葉の香りを楽しむ目的などで栽培されている植物です。
ゼラニウムの主な種
- ゾナルゼラニウム:開花期間が理想的な環境では周年、一般的には春から晩秋頃まで長く花が咲きます。個々の花が大きくて、たくさんの花が球状に集まるため、ボリューム感のある豪華な花姿が楽しめる植物です。また葉の概形は殆ど円形をしてるため、可愛らしい見た目をしており、葉の中に帯状の黒色の模様が出来たり、また幾つかの品種では桃・黄・橙・黒・白等の模様がはいるためカラーリーフとして楽しめます。草姿は分枝型になります。
- アイビーゼラニウム:開花期間が理想的な環境では周年、一般的には春から晩秋頃まで長く花が咲きます。花は大きめですが、ゾナル系と比べると花の数が少ないためボリューム感はやや劣ります。葉の形はアイビーのように掌状に裂けているため非常にお洒落な外観をしており、いくつかの品種では黄・桃・白等の班がはいります。草姿はツル型、茎はやや柔軟で垂れ下がる傾向があるためハンギング仕立てにして鑑賞されることが多い植物です。
- その他:センテッド・ゼラニウムは葉にローズやフルーツ系等の強い香りがあるため、芳香の植物として栽培されています。また葉の概形が多様で、色も多彩なためカラーリーフとしても楽しめる植物です。またリーガル・ゼラニウムは個々の花が大きいのはもちろん、花の数が多いため開花期になると株を覆い尽くすように花が咲き誇ります。そのため、豪華な花姿が楽しめる植物です。上記の他にも、数多くのゼラニウムが栽培されています。詳しくは種類のリンクから飛んでご覧下さい。
セントーレア属(ヤグルマギク属)



学名:Centaurea
生活形:一年草/多年草
開花:4月~7月
花色:赤・桃・紫・青・黒・白
葉色:緑・白
草丈:約40~90cm
草姿:直立型・分枝型・叢生型
主な原種:ヤグルマギク/ヤマヤグルマギク/ギムノカルパ 等
用途:カラーリーフ/背が高い花/切り花/種から育てる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:セントーレア(ヤグルマギク)属は約774種を含む多様な属であり、一般的に上品さを感じさせるお洒落な花を鑑賞する目的で栽培されている植物です。例えば、ヤグルマギク(Centaurea cyanus)は、生活形が一年草です。花序は頭花で、花序の外側にある筒状花は大きく発達して横向きに広がり、花序の中央部にある筒状花は小さいため花序の中央は凹んだように見える傾向があります。また他のセントレーア属の花と比べて外側の筒状花の数が多い傾向があるため、花姿にボリューム感があり豪華な見た目をしています。花の色も赤・桃・紫・青・黒・白と多様なため、お庭に可愛らしい雰囲気を添えたい場合は桃花を選んだり、心を落ち着けてヒーリング効果を出したい場合は青花を選んだり出来る所もおすすめポイントとなります。一方で、セントレーア・ギムノカルパ(Centaurea gymnocarpa)は、葉が羽状に分裂してるため、レース模様のようなオシャレな外観をしており、また葉に白色の毛が密生してるため、殆ど白色をしています。そのため、お洒落なシルバーリーフとして楽しめる植物になります。上記の他にも、セントレーア属が多様な種と品種があります。詳しくは種類のリンクから飛んでご覧下さい。
●た行
タイム属



学名:Thymus
生活形:常緑亜低木
開花:5月~8月
花色:紫・桃・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約5~30cm
草姿:叢生型・匍匐型
主な原種:ブルガリス/ヨウシュイブキジャコウソウ/レモンタイム 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/香りが良い/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:タイム属は約269種を含む多様な属であり、一般的に枝葉を収穫して料理の香りづけや、地面を覆う地被植物や、美しい花や葉を鑑賞する目的で栽培される植物です。代表的な種にはタイム・ブルガリスやヨウシュイブキジャコウソウ等があります。例えば、タイム・ブルガリス(Thymus vulgaris)は枝葉や花にオレガノにも含まれるチモールとカルバクロール等の精油が含まれています。そのため、オレガノに似た強い香りがあり、肉料理や魚料理等の香り漬けとしてよく利用されます。草姿は匍匐型または叢生型、茎の種類は直立茎・傾状茎・匍匐茎があり、こんもりと盛り上がるようなマット状に広がります。そのため、地被植物として利用されており、特にクリーピングタイムは踏圧に強く、踏むと心地よい香りが広がるため、タイムの中で最も地被植物に向いています。また開花期になると、株を覆うように沢山の花が咲き誇るため、花絨毯を見てるような美しい景観が楽しめたりもします。一方で、レモンタイム(Thymus citriodorus)は枝葉にレモンを思わせるような爽やかな香りがあります。枝葉は収穫すれば肉料理や魚料理等の香りづけにしたり、ハーブティーに利用されたりします。また葉の色が緑色の他に、品種によっては黄色や白色などもあるため、カラーリーフとして楽しむこともできます。タイム属には上記以外にもヨウシュイブキジャコウソウやウーリータイム等の多様な種と品種があります。より詳しい情報は種類のリンク先でも紹介してるため是非ご覧下さい。
ダイコンドラ属



学名:Dichondra
生活形:多年草
開花:5月~8月
花色:緑・黄・白
葉色:緑・黄・白・銀
草丈:約5~10cm
草姿:匍匐型
主な原種:アルゲンティア
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ロックガーデン
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ダイコンドラは、草姿が匍匐型になり、茎が地面を覆うように横に広がったり下垂したりします。そのため、花壇やロックガーデンなどで地被植物として利用されたり、また植木鉢などに植えてハンギング仕立てで優雅に枝垂れる姿が鑑賞されたりする植物です。特に、ディコンドラ・アルゲンティア(Dichondra argentea)は、茎や葉は白色の毛が密生してるため、見た目は殆ど白色となります。光がこの毛に反射すると輝いて見えるため、この植物はシルバーの宝飾品を見てるような美しさを感じさせて、空間にラグジュアリーな雰囲気を添えることができます。そのため、シルバーリーフとして高い人気のある植物です。
ダリア属





学名:Dahlia
生活形:多年草
開花:4月~11月※夏場は休む傾向がある
花色:赤・桃・橙・黄・紫・白・黒
葉色:緑
草丈:約30~240cm
草姿:叢生型
主な原種:皇帝ダリア 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/背が高い花/切り花/ドライフラワー/プリザーブドフラワー/球根植物/種から育てる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ダリアは品種改良が進んでいて園芸品種が非常に豊富にあります。そのため、花のサイズ・形・色が多種多様にあり、また草丈の高さでも細かく品種が分類されている植物です。草姿は叢生型で、地中にある塊根のクラウンから複数の茎を地上にだします。草丈は矮性(50cm以下)から極高性(150cm以上)に分類されており好みで品種が選べます。一般的な傾向としては矮性品種は分枝が多いため花のサイズが小さめで花数が多くなり開花期間が長くなる傾向があり、花壇などで楽しむのに最適です。一方で高性品種は分枝がやや劣り花数が少ないですが、花のサイズが大きくなり、小さな花壇においては大きくなりすぎて持て余す事もありますが、高さ立体感を演出したり、切り花として利用されることが多いです。開花期は4月~11月で夏場は休む傾向にあり、分枝が多い品種ほど長く咲く傾向があります。花のサイズは極小輪(5cm前後)から超巨大輪(30cm以上)まであり、非常に多様です。ダリアは花のサイズで仕立て方もかわるため、育て方もよければ上のリンクからご活用ください。また花の色も赤・桃・橙・黄・紫・白・黒と非常に多彩で好みで品種を選んだり出来ます。例えば、お庭に可愛らしい雰囲気を添えたい場合は桃色の花を選んだり、植物の花色では珍しい色を楽しみたい場合は黒色の花を選んでみるのも良いかもしれません。種類のリンク先では241種のダリアを花の形で16種類に分類して紹介してます。よければご活用下さい。
ダンギク(カリオプテリス属)



学名:Caryopteris
生活形:低木
開花:8月~10月※5月~6月に咲く事もある
花色:桃・紫・青・白
葉色:緑・黄・白
樹高:約30~150cm
樹形:分枝型
主な原種:インカナ/クランドネンシス/カリガネソウ
用途:カラーリーフ/切り花/種から育てる植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ダンギクは一般的に、花が各節に集散状に密集して円環状となり、花穂全体では段々としたユニークな花姿をつくる植物です。樹形は分枝型になり、基部付近でよく分枝して茎は直立に伸びます。開花は一般的に8月~10月、しばしば環境により5月~6月に花が咲くこともあります。花序は輪散花序で、集散花序が総状に配置されます。ダンギクは集散花序の花が多くて節を完全に囲うように咲き、節間が広いため、他では見られないような段々と連なった独特な花姿が見られます。そのため、変わった花が好きな人などにこのまれる植物です。花の色は品種により青・紫・桃・白と多彩なため、好みで品種を選ぶ事が出来ます。個人的には植物では珍しい青花のダンギクがおすすめです。また葉の色も緑色の他に、品種により白色の覆輪がはいるものがあります。そのため、品種を選べばカラーリーフとして楽しんだりもできます。さらに、ダンギクは在来種であり蜜源として蜜蜂がよく来ます。そのため、ビオトープなどにもおすすめの植物です。
チガヤ属



学名:Imperata
生活形:多年草
開花:5月~6月※秋に咲く事もある
花色:赤・白
葉色:緑・赤・黄
草丈:約30~150cm
草姿:叢生型
主な原種:チガヤ 等
用途:カラーリーフ/ドライフラワー/プリザーブドフラワー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:チガヤは種や品種で形態に差異が見られる事がありますが、一般的に園芸では、線形の細長い葉が叢生して並ぶ優雅な葉姿や美しい葉色を鑑賞する目的、ふわふわした綿のような花をフラワーアレンジメントに利用する目的などで栽培されています。草姿は叢生型で、地面下にある根茎が成長に伴い広がりながら、沢山の葉が垂直または外側に放射状に広がります。そのため、優雅さを感じさせる葉姿を鑑賞する目的で栽培されます。また葉の色が緑・黄・赤とあるため、品種を選べばカラーリーフとして楽しめます。花はイネ科で見られる小穂が円錐状に並んでボリューム感のある花姿となり、絹糸状の毛が密生して絡み合うことで綿のようなふわふわした外観となります。 開花した花はお庭の中でそのまま楽しむことも出来ますが、収穫してドライフラワーにしたりプリザーブドフラワーとしてアレンジメントで楽しむことも可能です。
ツゲ属



学名:Buxus
生活形:常緑低木/常緑小高木
開花:3月~4月
花色:黄・緑
葉色:緑・黄・白
樹高100~900cm
樹形:分枝型
主な原種:ツゲ/セイヨウツゲ
用途:カラーリーフ/生垣
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ツゲ属は約70~104種を含む多様な属であり、一般的に生垣やトピアリーなどに利用する目的で栽培される植物です。樹形は分枝型で、側枝が多くブッシュ状になり萌芽がよいため、剪定で好みの概形に整えて、整形式の生垣として利用されたり、またトピアリー仕立てで栽培されたりします。葉のサイズが非常に小さいため、剪定後の概形が緻密で洗練された見た目になりやすく、葉に光沢があり非常に美しいです。また葉の色は緑色の他に、品種によって白色や黄色もあります。そのため、品種を選べばカラーリーフとしても楽しめます。ツゲの花は緑色や黄緑色をしていて、非常に小さいため、鑑賞価値は殆どありません。ただし、蜜源として蜜蜂などの昆虫がたくさん遊びにくるため、昆虫と共生しながら、お庭の中で蜂が飛び回る姿を観察したい人には好まれるでしょう。ただし、生垣として利用した場合は歩行者に蜂が恐怖を感じさせる場合もあるため注意が必要です。
ツタ属



学名:Parthenocissus
生活形:落葉ツル性木本
開花:6月~7月
花色:緑
葉色:緑・赤・桃・黄・橙・紫・白
樹高:約800~3000cm
樹形:ツル型(吸盤)
主な原種:ツタ/アメリカヅタ/ヘンリーヅタ 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ツタ属は約12種を含む多様な属であり、一般的に壁面などの他物を覆うように成長するツル性の樹形や、美しい葉を鑑賞する目的で栽培される植物です。樹形はツル型で、茎が非常に長く伸びて広範を覆う被覆力があります。ツルのまきヒゲの先端にある吸盤を他物に付着させて自らの支えにしながら成長します。そのため、園芸では壁面等の大きな構造物を覆うのに役立ちます。ただし、吸盤が接着剤のように他物につくため、撤去する時は他物を劣化させたり破壊する可能性があるため利用する場合は注意が必要でしょう。葉は株の中で高密度についているため、薮のような生い茂った印象を与えます。人工的な構造物が葉で覆われていく様はある種の荒廃を想像させるため、自然をテーマにするお庭をつくる場合は重宝するかもしれませんね。一方で、個々の葉は掌状に分裂していてお洒落な見た目をしており、季節により春・夏は若々しい緑色、秋は赤色・橙色に紅葉して、冬になると落葉して這うように広がる茎のシルエットを浮かび上がらせます。そのため、季節の移り変わりを感じさせる植物として楽しめます。花や果実は数が少なくて葉に隠れているため鑑賞価値は殆どありません。ただし、蜜源として蜜蜂などの昆虫がたくさん遊びにきたり、果実を野鳥が食べきたり、ツルと葉の間に生き物がかくれるスペースを作ったりするため、生き物と共生する自然風のお庭を作りたい場合はおすすめの植物のひとつとなるでしょう。
ツルニチニチソウ属(ビンカ属)



学名:Vinca
生活形:多年草
開花:3月~6月
花色:青・紫・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約15~50cm
草姿:匍匐型・叢生型
主な原種:ツルニチニチソウ/ヒメツルニチニチソウ 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ツルニチニチソウは、一般的に地面を覆うように広がる植物になり、園芸では日陰などの被覆植物として利用され、美しい花や葉を鑑賞する目的で栽培されています。草姿は匍匐型または叢生型で、茎の種類には匍匐茎と直立があります。そのため、花壇や斜面などで地被植物として利用されたり、植木鉢などに植えてハンギング仕立てにして鑑賞されたりします。また地被植物として利用する場合は、根からアレロパシー物質が溶出しているため雑草の発生を抑制する効果が期待できます。開花は3月~6月頃にあり、花の大きさは種により差異がありますが、一般的に花径は2~6cm程度あり、紫色の花が咲きます。そのため、上品な雰囲気を演出します。また葉の色が緑色の他に、黄色や白色があるため、品種を選べばカラーリーフとしても楽しむ事も可能です。さらに、耐陰性が高いため木の下の下草として利用したり、シェードガーデンでに利用する事も可能です。ツルニチニチソウの原種や品種等に関しては種類のリンクの先で詳しく紹介しているため、よければ参考にしてみてください。
ツルバギア属



学名:Tulbaghia
生活形:多年草
開花:5月~10月
花色:紫・桃・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約30~60cm
草姿:叢生型
主な原種:ルリフタモジ/シムレリ 等
用途:開花期間長い/カラーリーフ/切り花/香りが良い/球根植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ツルバギア属は約28種を含む属であり、一般的に可憐に咲く花やその香りを楽しむ目的で栽培される植物です。代表的な種にはルリフタモジやツルバギア・シムレリ等があります。例えば、ルリフタモジは夜になると花から甘く繊細な香りを漂わせることで知られる植物になります。草姿は叢生型、地面下にある根茎で広がりながら球根が成長に伴って少しずつ増殖して、株を増やし群生をつくります。地面から伸びる葉、垂直または放射状に広がるため、優雅な葉姿が楽しめます。また葉の色はふつう緑色ですが、いくつかの品種では黄色や白色もあるため、品種を選べばカラーリーフとして楽しむ事もできます。開花は5月~10月で四季咲き性があるため、長く花を楽しみたい人に好まれます。花冠は筒部が長い高盆形花冠になり、茎頂に複数の紫花が集まり咲きます。そのため、周囲の空間に上品な雰囲気を添えます。また花には甘く繊細な香りがあり、植物を触った場合はニンニクを思わせる匂いが漂います。そのため、香りの花として楽しむのもよいでしょう。ツルバギア属には上記以外にも多様な種と品種があります。より詳しい情報は種類のリンク先でも紹介してるため是非ご覧下さい。
テイカカズラ属



学名:Trachelospermum
生活形:常緑ツル性木本
開花:5月~6月
花色:桃・黄・白
葉色:緑・桃・赤・橙・黄・白
樹高:約30~600cm
樹形:ツル型(巻き付き茎/付着根)
主な原種:テイカカズラ/キョウチクトウ 等
用途:カラーリーフ/グランドカバー/枝垂れる植物/ツル植物/香りが良い
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:テイカカズラ属は約11種を含む属であり、一般的に他物を覆うように成長するツル性の植物で、美しい花や葉を鑑賞する目的で栽培される植物です。代表的な種にはテイカカズラ(Trachelospermum asiaticum)やトウキョウチクトウ(Trachelospermum jasminoides)等があります。たとえば、テイカカズラは、花にジャスミンを思わせる香りがあり、園芸品種のハツユキカズラがよく栽培されています。樹形はツル型で、他物に茎を巻き付けたり、気根を付着させて自らを支えながら上へと成長していきます。ただし、茎を支える物がない場合は地面を這ったり、下に垂れ下がります。そのため、園芸ではトレリスなどに誘引してツル植物として栽培されたり、地面を覆う地被植物として利用されたり、また植木鉢などに植えてハンギング仕立てにして鑑賞されたりします。花は集散状に次々と咲き、株を覆うようにクリーム色の花が咲き誇ります。花にはジャスミンの香りがあるため、芳香性の花としてたのしむのもよいかもしれませんね。また葉の色はふつう緑をしていますが、品種により桃・赤・橙・黄・白等の色があります。そのため、品種を選べばカラーリーフとして楽しむ事もできる所も魅力です。テイカカズラ属には上記以外にも多様な種と品種があります。より詳しい情報は種類のリンク先でも紹介してるため是非ご覧下さい。
ディスキディア属



学名:Dischidia
生活形:多年草
開花:6月~9月
花色:赤・桃・橙・黄・白
葉色:緑・黄・白
草丈:
草姿:ツル型
主な原種:ルスキフォリア/メジャー/ペクテノイデス 等
用途:カラーリーフ/枝垂れる植物/ツル植物/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ディスキディア属は約116種を含む属であり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的に樹木などに着生して、ツル性の茎をよじ登らせたり枝垂れさせながら成長する植物です。代表的な種にはディスキディア・ルスキフォリア(Dischidia ruscifolia)やディスキディア・メジャー(Dischidia major)等があります。例えば、ディスキディア・ルスキフォリアは葉のサイズが非常に小さくて、形がハート形をしています。また多肉質でぷにっとした外観をしてるため、非常に可愛らしい見た目をしており、葉がツル性の茎に連なる姿は、まるでネックレスのような宝飾品にも見えます。草姿がツル型で枝垂れる性質があるため、植木鉢などに植えてハンギング仕立てにして優雅に枝垂れる姿を鑑賞される事が多いです。一方で、ディスキディア・メジャーは別名でアリ植物とも呼ばれており、自生地では葉の中に、アリの隠れ家が作られる事があります。葉はサイズが約6~12cmと巨大で、風船のように膨らんで中が空洞になっており、葉の一部には蟻が出入りできる穴があります。ディスキディア・メジャーと蟻は共生関係にあり、隠れ家を提供する代わりに有害な昆虫から守って貰ったり、蟻の排泄物を葉の中にある根で吸収して栄養としているようです。ディスキディア属には上記以外にも多様な種と品種が存在します。より詳しい情報は種類のリンク先でも紹介してるため是非ご覧下さい。
ディフェンバキア属

学名:Dieffenbachia
生活形:多年草
開花:春・夏
花色:緑・黄・白
葉色:緑・黄・白
草丈:約50~200cm
草姿:叢生型
主な原種:アモエナ/セグイネ 等
用途:カラーリーフ/観葉植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ディフェンバキア属は約56種を含む属であり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的に観葉植物として美しい葉が鑑賞されている植物です。草姿は叢生型で、地表に複数の茎が伸びます。茎は多肉質で太く、直立に伸びたり不規則に湾曲して伸びるため、ユニークなシルエットを作り出します。また葉のサイズが大きいため、観葉植物として育てるとジャングルの中にいるような雰囲気を醸し、葉の色が緑色・黄色・白色と多彩で葉の中に模様が入るため、カラーリーフとして楽しめたりもします。ディフェンバキアは耐陰性が高いため、温暖な地域では屋外のシェードガーデンで楽しまれたりします。ただし基本的に寒さに弱いためインドアグリーンとして屋内で楽しまれる事が多いです。
デュランタ属



学名:Duranta
生活形:
開花:周年※一般的な開花は5月~10月になる。
花色:青・紫・白
葉色:緑・黄・白
樹高:常緑低木/常緑小高木
樹形:直立型(単幹)・分枝型・叢生型(株立ち)
主な原種:
用途:開花期間長い/カラーリーフ
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:デュランタ属は約56種を含む属であり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的に優雅に枝垂れながら咲く美しい花を鑑賞されている植物です。樹高は200~600cm、樹形は直立型(単幹)・分枝型・叢生型(株立ち)になり、仕立て方で変化します。また若い側枝は花の重みなどで湾曲する傾向があり、優雅に広がる傾向があります。開花期間は理想的な環境で周年咲くため、長く花を楽しみたい人に好まれる植物です。花は裂片が丸い合弁花冠になり、総状花序に次々と開花して長い花穂をつくります。花穂は下垂して咲く傾向があるため、空間に優雅な印象を添えます。花の色は青・紫・白があり、落ち着いた雰囲気や気品を感じさせるため、エレガントなお庭によく合う植物となるでしょう。また葉の色が緑色の他に、品種を選べば黄色や白色などもあります。そのため、品種を選べばカラーリーフとして楽しむ事もできます。デュランタ属の種と品種に関しては、種類のリンク先でも詳しく紹介してるため是非ご覧下さい。
トウヒ属





学名:Picea
生活形:常緑高木
開花:4月~6月
花色:赤・桃・黄・紫・緑
葉色:緑・青・黄・白
樹高:500~5000cm
樹形:直立型(単幹)
主な原種:ドイツトウヒ/カナダトウヒ/コロラドトウヒ 等
用途:カラーリーフ/生垣/ドライフラワー/コニファー
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:トウヒ属は約37種を含む属であり、種や品種で形態に差異がありますが、ヨーロッパではクリスマスツリーに使われる主要な樹木であり、また一般的に円錐形に成長する美しい樹形を鑑賞したり、美しい葉やユニークな花を鑑賞する目的で栽培されています。代表的な種にはカナダトウヒ(Picea glauca)やコロラドトウヒ(Picea pungens)等があります。例えば、カナダトウヒは樹形が単幹で端整な円錐形に成長するため、株を等間隔に並べると、お洒落な生垣になったり、エレガントな並木にすることが出来ます。葉の形は針形で枝に密生してるため、緻密で洗練された見た目になります。葉の色は青白色の気孔線が影響して、全体的に白っぽくなる傾向があり、個体や品種により色は緑色・青緑色・青白色・黄色・白色等の多様な色彩を呈します。そのため、カラーリーフとして楽しまれる事も多いです。トウヒ属の種と品種に関しては、種類のリンク先でも詳しく紹介してるため是非ご覧下さい。
トキワマンサク属



学名:Loropetalum
生活形:常緑低木
開花:4月~5月
花色:赤・桃・白
葉色:緑・赤・桃・紫・黒
樹高:約100~300cm
樹高:分枝型
主な原種:トキワマンサク 等
用途:カラーリーフ/生垣
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:トキワマンサク属は約5種を含む属であり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的に優雅に広がる樹形や、紙吹雪のように咲き誇る美しい花、多彩な葉色を鑑賞する目的で栽培されています。代表的な種であるトキワマンサク(Loropetalum chinense)は、樹形が分枝型で、側枝は弧状に湾曲しながら優雅に広がります。開花は4月~5月、花は紐状の花弁が4~5本集まるためヒラヒラとした紙のような見た目をしており、花が総状花序に咲き続けます。また非常に多花性になり、株を覆うように咲き誇るため、開花期は桃色または赤色の紙吹雪のような圧巻の景観を作り出す事ができます。さらに、複数の株を並べて植栽すれば視界を覆うように花が咲き、幻想的な空間を創り出すこともできるでしょう。葉の色はふつう緑色ですが、品種により赤・桃・紫・黒など葉色があります。そのため、品種を選べばカラーリーフとしても楽しめるでしょう。
ドラセナ属(リュウケツジュ属)



学名:Dracaena
生活形:多年草/常緑低木/常緑高木
開花:滅多に咲かない
花色:緑・桃・黄・白
葉色:緑・黄・白・赤
草丈:約150~2000cm
草姿:叢生型
主な原種:サンセベリア/フレグランス 等
用途:カラーリーフ/観葉植物/球根植物/日陰植物
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ドラセナ属は約120種を含む属であり、種や品種で形態に差異がありますが、一般的に観葉植物として美しい葉や樹形を鑑賞されている植物です。代表的な種にはサンセベリア(Dracaena trifasciata)やドラセナ・フレグランス(Dracaena fragrans)などがあります。例えば、サンセベリアは地表面から細長い肉厚の葉が垂直に整然と並ぶため洗練された葉姿をつくります。そのため、お部屋の中で栽培すればエレガントな雰囲気を添えるインテリアとして使う事が出来るでしょう。また葉の色が緑色と黄色または白色の複色となるため、カラーリーフとしても楽しめる観葉植物になります。一方で、ドラセナ・フレグランスは、一般的にヤシの木を想像させるユニークな樹形を鑑賞する目的で栽培されます。樹形は直立型(単幹)または叢生型(株立ち)になり、仕立てない場合は茎の上部での分枝が殆どなく真っ直ぐ伸びます。株は成長が進むと、葉痕を残しながら古い葉が落ちるため、茎の上部だけに葉が集まりヤシの木を想像させるユニークな外観となります。また耐陰性が高いため、温暖な地域では屋外のシェードガーデンで楽しまれたりします。ただし基本的に寒さに弱いためインドアグリーンとして屋内で楽しまれる事が多くなります。NASAが行った実験では空気中のホルムアルデヒド・キシレン・トルエン等の有害物質を葉で吸着する効果が確認されているため、インドアグリーンとして育てると、部屋の空気を清浄に保つ効果が期待できるでしょう。この他にも、ドラセナ属の種と品種に関しては、種類のリンク先でも詳しく紹介してるため是非ご覧下さい。
ドウダンツツジ属



学名:Enkianthus
生活形:落葉低木
開花:4月~5月※ドウダンツツジの開花期
花色:赤・桃・白
葉色:緑・赤・黄・橙
樹高:100~300cm
樹形:分枝型
主な原種:ドウダンツツジ/ホンコンドウダン/ベニドウダン 等
用途:カラーリーフ/生垣
リンク:種類・育て方・楽天で購入
備考:ドウダンツツジ属は約13種を含む属であり、種や品種で形態に差異が見られますが、美しい紅葉や壺形の可愛らしい花を鑑賞する目的で栽培されている植物です。代表的な種にはドウダンツツジ(Enkianthus perulatus)やホンコンドウダン(Enkianthus quinqueflorus)などがあります。例えば、ドウダンツツジは燃え上がる様に紅葉する美しい葉色が特徴となり、大株に成長した木は景観としても働きます。また開花期にはスズランを思わせるような、ぷっくりと膨らむ可愛らしい花を垂れ下げて咲かせるため、可憐な雰囲気をお庭などに添える事もできるでしょう。樹形は分枝型、側枝が多くブッシュ状になります。基本的に萌芽力が強いため、剪定で好みの概形に整えて、整形式の生垣として利用する事もできます。一方で、ホンコンドウダンは花の形が壺形になり、枝から垂れ下がって咲く事で、ベルのような見た目をしています。また花は蝋質で独特な光沢を持っているため、宝飾品をみてるようなラグジュアリーな雰囲気を添える事ができるでしょう。この他にも、ドウダンツツジ属の種と品種に関しては、種類のリンク先でも詳しく紹介してるため是非ご覧下さい。
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